- 2019年11月29日 12:12
中央リニアがほんのわずかな区間しか通らない静岡県内、しかし問題は大きい。
JRと静岡県の交渉ではらちがあかず、国交省からも人間が出て来た。
これで解決に向かうのかと思うとそうではなかった。
国交省の役人が県の職員を軽視した発言をした事で県知事が怒る。
一方でJRはこれまで出そうとしなかった資料を、国交省に促されて出すみたいな事もあった。
JRは河川流域の市町村に直接説明を行うも、市町村は県に一任してあると連帯感を見せる。
県知事も個別の交渉は控えていただきたいとJRに言うが、JRは今後も個別に説得・説明を続けるとの意向だ。
問題は水問題である。
リニアのトンネル工事で地下水が流出し、河川の水量が低下する。
多くの産業が河川の水に頼る静岡県で、水量の減少は大きな問題になる。
JRは当初地下水の全量ポンプアップを目標としていたが、後にそれは出来ないと方針を変えた。
これにより静岡県は、それでは工事は認められないとなった訳だ。
静岡県知事はJRに対してカネを寄こせ発言もしたが、これは反感を買った。
カネではない、水量減少が問題なのだと流域各市町村は言う。
静岡県的には、駅も出来ないのにトンネルだけ掘るのは許さないみたいな所もある。
東海道新幹線の駅が沢山あるのだから良いと思うんだけど、下らないプライドで固まっているのだろう。
その東海道新幹線に静岡空港駅を作らせるという、代償も要求したいのだとか。
赤字空港救済のために不要な駅を作らせるとか、自分たちだけのために多くの人が迷惑するだけだ。
JRも掛川駅との距離が近すぎるため、加減速時間が足りないという。
静岡県を迂回してトンネルを掘れば良いのだが、JRは計画変更はカネがかかるから駄目だという。
このまま問題が長引けば開業予定が狂い、駅が作られて経済効果に期待する他の県からも苦情が出る。
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