- 2019年12月 5日 12:10
電気柵は未だ柵を張る工事にすら手が付けられないでいる。
電源部は相変わらず悩んでいる。
最初は中華スタンガン用と思われる高圧発生部が流用出来ないかと考えた。
しかし無負荷で使うと壊れると情報を頂いた。
柵にはリークが必ずあるので無負荷よりも過負荷で電圧が上がらない可能性もある。
というか、無負荷時と負荷時の電圧が違いすぎるかも知れない。
自動車用イグニションコイルも考えた。
これはそこそこパワーがある。
電圧的には10kV〜20kVとちょうど良い。
電気柵への通電は1秒間の休止と1msの通電というのが一般的だそうなので、毎秒1回放電させれば良い。
そして新たに思いついた?のはネオントランスである。
従来の鉄心型トランスを使ったものは大きく重いが、最近はこれもスイッチング電源化している。
電圧は3kV〜10kVで30mA位の電流が取れる。
まさか30mAものリーク電流は流れないだろう。
出力電圧の立ち上がり特性などはチェックする必要があるが、使えるかも知れない。
スイッチングタイプはこんなやつだ。
ただ入力が110V 550mA = 60.5VAなのに対して出力が 7.5kV 30mA = 225Wと不審だ。
ここで言う出力電流とは短絡電流の事なのだろうか?
入力が60VAで出力電圧が7.5kVだと、出力電流は1mAも取れない事になる。
注意を要するのは入力電圧で、220Vのものが普通に売られている。
鉄心型ネオントランスはリーケージ型トランスが使われている。
溶接機の話でも書いたが、磁路にギャップを設ける事で定電流に近い特性を得ようとするものだ。
これも電気柵には良い特性な気がする。
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