- 2019年12月 7日 13:10
水槽用のサーモコントローラーをバラしてみると、LEDを点灯させるのに大きな抵抗が入っている。
大きいというのは抵抗値ではなく物理的形状、ワット数だ。
LEDのVfつまり順方向電圧が2Vだとすると98Vほどの電圧を落とさなければいけない。
今なら1mAでも十分な明るさに光るLEDもあるが、20年前の製品だから10mA位は流す設計だっただろう。
98Vで10mAを流すには9.8kΩの抵抗が必要であり、その抵抗が消費する電力は0.98Wにもなる。
これが1mAで済むとなれば、たった9.8mWしか消費しなくなる。
最近の設計のものを見ると全て1/8Wと思われるチップ抵抗だが、20年前のものは大きな抵抗が付けられていた。
抵抗ではなくコンデンサのリアクタンスを使う回路も見かける。
コンデンサの場合は周波数が上がるとインピーダンスが下がるので、スパイクノイズなどでLEDに過大電流が流れる可能性がある。
まあ、コンデンサで分圧する的な回路にすれば良いんだけど。
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