- 2019年12月 8日 13:10
PanasonicのEW1162はかなり古いモデルである。
この在庫品を格安で入手したのだが、超長期在庫品であり電池が劣化して使えなくなっていた。
バッテリーはNi-MHであり、使わなくても劣化が進んでしまう。
充電は出来たが殆ど容量はなく、電動歯ブラシは10秒も動作しない。
そこで電池を交換することにする。
電池の品番はEW1162L2507Nであり、千円前後で販売されている。
電池のサイズは単四であり、単四Ni-MHバッテリーのタブ付きのものがあれば何でも良い。
タブ無しのものでも、電池収納スペースがぴったりに出来ているので詰め物などで電極を接触させれば使えるかも知れない。
+側は基板に直接タブが半田付けされているのでスペースは少ない。
ー側はリード線が半田付けされている。
Ni-MHの電池に電線を半田付けすることも出来るが、防爆弁が壊れたりする可能性があるのでリスクを伴う。
入手性の良さそうなものとしてはコードレス電話用交換電池がある。
寸法は確認する必要があるが、多くはNi-MHバッテリーが2本直列になって熱収縮チューブで固定された構造だ。
分解で最も厄介なのはスリーブから本体を引き抜くところだ。
底面のネジを外すと蓋が取れる。
構造としては、歯ブラシが付く側を押すと底面側に内部が抜けてくる。
抜け止めは2本の爪だけなのだが、これを外すのが少々難しい。
なお底面には非接触充電用のコイルもあるが、これを外す必要は無い。
非接触充電用のコイルに触ってみると、これも爪で嵌合しているのが分かる。
非接触充電用コイルの爪と90度異なった場所にあるのが本体を止めている爪だ。
青が本体スリーブ、赤が爪を表している。
赤矢印の所に先の細いドライバーを入れて爪を起こす。
この爪は180度の位置の2カ所にある。
歯ブラシが付く側から力を加えながら1つめの爪を起こすと爪がロック位置よりも少し飛び出してくる。
その状態を保ちながら反対側の爪も起こせば中身は抜ける。
しかし、たかが電動歯ブラシなのに何故こんなに部品が要るのかと思うくらいパーツが実装されている。
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