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中華タイマーでCDIをドライブしてみる


  • Posted by: F&F
  • 2019年12月11日 12:10

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太陽光発電電力による自動散水装置、水槽用水流コントロールにも使っている中華タイマーで電気柵用のCDIを動作させる。
中華タイマーの最小設定時間は0.1秒である。

そこで0.1秒をONにして0.9秒をOFFとした。
0.1秒のONでも0.1秒の間火花が飛び続けるわけではなく、0.1秒の立ち上がりでトリガされるだけだ。
電気柵用の電源は1mSの通電時間と999mSの休止時間になっているそうだ。
人間が電気柵に触れたとしても、連続通電ではないので危険な状態にならない。
動物が触れた時も動物が死ぬことはなく、単にショックを感じるだけだ。

イグニションコイルとCDIの組み合わせによる放電時間は負荷によって異なる。
負荷が重いほど放電時間は短くなる。
無負荷時は最も放電時間は長いが、超高圧・超高インピーダンスプローブでもない限り2次側電圧は測れない。
10mmギャップでの放電時間は200μs程度と過去に観測している。

イグニションコイルを使い、CDIを使わない場合は通電時間の問題が出る。
通電時間はコイルのインダクタンスにもよるが、10msから30ms程度が普通だ。
中華タイマーの場合はこれが100msになるので少々コイルが可哀想である。
ただ休止時間が900msもあるので焼け切れることはないと思う。
(単に電力の無駄遣い)
中華タイマーはリレーの接点出力なので、これでそのままイグニションコイルを駆動すると接点の劣化が激しいだろう。
いわゆるポイント式の点火と同じ事だ。
なのでFETやトランジスタでバッファを組んでセミトラ風にしなければいけない。



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