- 2019年12月13日 11:10
どの位のものかというのはおかしな言い方だが、従来日本に入ってくる逆浸透膜浄水器の多くは50GPD以下だった。
おそらくコストの関係があったとは思うが、最近では安価な中華ものが入ってきている。
400GPDだと24時間で約1.5t、毎分1リットルの水を作る事が出来る。
ただしこの水量に見合う加圧ポンプは高額になるので、水道直結が現実的だろう。
メンブレンとホルダーのセットでも安価、メンブレンだけならば5千円くらいだ。
ただしメンブレンに入れる前にはセディメントフィルタとカーボンフィルタを通す必要がある。
逆浸透膜に次亜塩素酸(水道水の残留塩素)を通すと劣化が早まる。
塩素濃度0.5ppmでは600時間〜3万時間でRO膜の溶質透過係数が2倍になるそうだ。
この600時間(UTC-70架橋芳香族ポリアミド膜)から3万時間(UTC-60架橋ピペラジンポリアミド膜)は材質の差である。
中華メンブレンはポリアミドと書かれているのだがUTC-70なのかUTC-60なのかは不明だ。
なお酢酸セルロース膜は更に塩素耐性が高い。
セディメントやカーボンフィルターは比較的安価なのだが、フィルタカートリッジがそこそこの値段になる。
メンブレンに通す前にこれらのフィルタを通さなければならないので、そのコストがかかる。
400GPDのメンブレンだとかなり豊富に水が取れるので、20インチフィルタの方が交換時期的に有利だ。
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