- 2020年1月 7日 11:14
夜になると鹿が近寄ってくるのだが、電気柵には触れない。
電気柵から少し離れた場所でじっと様子をうかがっている。
鹿の聴力の周波数レンジは100Hz〜40KHzだそうで、多少聴力が下がるが50KHzにも反応を示すそうだ。
電気柵のリークなどによるノイズが聞こえるとすれば、電気柵に振れたショックと合わせて警戒するのかも知れない。
北海道などでは道路に飛び出す鹿対策として音が利用されているそうだ。
ただし鹿に対して音を発したとしても忌避や嫌悪を示す反応はみられなかったという事なので、警戒はするが鹿除け効果は無いと言える。
超音波などで鹿を寄せ付けない的な製品の効果は疑問だ。
音源に対して鹿は警戒行動を取るが、それによって何が起きるわけではないと学習すると音は無視する。
逆に電気柵と超音波発振器をセットで使えば、この音がしているところは危険だと学習するかも知れない。
なお鹿よりも敏感な猪には超音波発振器に効果があるという話もある。
ただし常時音を出していると慣れてしまうので、センサによって猪が近づいたら音を出す、音の周波数やレベルを変えるなどの工夫が必要だそうだ。
超音波発生装置は数十ワットの出力だそうなので、その音が聞こえる動物にとっては相当な大音量となる。
小型のものでも効果はあるようだが、その範囲は数メートル前後に限られるそうだ。
大出力の超音波発生装置は複数のスピーカー(ツイーター)を使っている。
猪は人工物があるだけで警戒するようで、例えば畑にトラックや自転車が置かれているとその周りには来ないらしい。
電気柵によるPCへのノイズは雨の日には少なくなる事が分かった。
乾燥状態になるとチッ・チッとかすかなノイズが入る。
雨の日はリークが増えて電圧も下がるのだろう。
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