- 2020年1月31日 11:11
ジムニーのABSセンサが壊れた話は書いた。
センサが壊れているのでABSは効かない。
先日の雪の時もちゃんとタイヤはロックして制動出来た。
チェーン装着時は静摩擦が大きいのでロックさせても制動距離は伸びない。
ただしステアリングは効きにくくなるので、アームストロングいや、フットストロングABSで制御しなければいけない。
雪の降る時期にはセンサコネクタを外してABSを切るという人もいる。
なお国産車でもスポーツタイプに車のものはそれなりにチューニングされているようで、ABS無しよりもあった方が総合的には良いようだ。
ABSセンサはフロント左側が壊れている。
センサの抵抗値が異様に大きくなっているが、∞Ωではないので断線とは言えない。
いずれにしても正常にセンシングが出来ないのでABSランプが点灯する。
ABSランプが点灯すると車検は通らない。
ABSランプが点灯しないようにランプ自体を外してしまうと、エンジンキーがONでエンジンのかかっていない状態に於いてABSランプが点灯しないので、これも車検には通らない。
そこで一見正常にABSが動作している風にしてみた。
これはあくまでも実験であり、真似しないように。
ブレーキ系なのでイジるな危険である。
左センサが壊れて抵抗値が上昇しているので、これをまずは元に戻す。
センサと並列に1.3kΩ位を入れれば良いが、ちょうど良い抵抗がなかったので2.2kΩと3.3kΩを並列にして入れた。
これでセンサ抵抗値は基準に入るが、抵抗はパルスを出してくれないので走行するとエラーになる。
そこで右前輪のセンサからパルスを貰う。
センサのホット側同士(左右のセンサの白い線同士)を10μF位のノンポーラのコンデンサで接続すれば良い。
(厳密にはコンデンサの両端にかかる電位差は0.5V以下なので、バイポーラ電解コンデンサ(逆耐圧1V程度)でも問題はないと思われる)
これでABS警告灯は消える。
フロント2輪が1つのセンサになったので、昔の3センサABSみたいな感じの制御になる。
もっとも昔の3チャネルはフロント2チャネル+プロペラシャフト回転数だったかな。
ではフロント両輪を1つのセンサで動作させるとどうなるかなのだが、一見普通に動く。
4WDの場合は前後輪が干渉するのでABSは難しい。
極端な話、デフをロックさせる機構がある場合は4輪まとめてロックする。
ジムニーではGセンサを使った制御をしているようだが、お世辞にもちゃんと制御されているとは言えない。
なので多少変な制御になっても乗って分かるほどの変化でも無いとは言いすぎだろうか。
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