- 2020年3月 2日 12:06
早朝に日経が楽天モバイルが発表するであろう料金プランの一部をリークした。
これを元としてモバイル系ニュースサイトも報じた。
大容量プラン2,980円が本当なのか否かは明日の夕方には判明する。
MIMOなどにより無線区間の伝送コストは下がっている。
速度もある程度は確保できているので、その余剰(といえるかどうかは微妙だが)帯域を安価に提供するのがMNO各社の大容量プランだ。
例えばドコモは60GBを6,980円で提供しているが、では6GBが698円になるかと言えば否である。
各社共にARPU平均値を上げたい訳で、絶対的金額を下げるプランを作りにくい。
これは楽天モバイルにしても同様ではないかと思う。
ただし2,980円のプランのみにする事には難しさもある。
ローミング時に、楽天がKDDIに支払う金額は1GBあたり5百円程度だそうだ。
100GB使われると5万円が飛んでいく。
楽天回線が全国で使えるならともかく、多くの地域でローミングに頼らざるを得ないと考えれば安価な設定は厳しい。
ただでさえも楽天本体は赤字、そして設備投資は今度ますます必要になる。
MVNOの大容量プランは決して安くはない。
というよりも、上に書いたようにMNOの大容量プランが安いので差が付かなくなっている。
20GBで4千円くらいが最安値、50GBだと8千円くらいになる。
こうなると、料金的にも速度的にもMVNO契約のメリットはなくなる。
楽天モバイルが2,980円でサービスを行うとすれば、これは十分に安価だと言える。
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