- 2020年3月10日 13:04
ダイナースクラブカードは日本初のクレジットカードだそうで、その歴史は58年なのだとか。
1950年に米国で誕生し、日本(日本ダイナースクラブはJTBや富士銀行が株主だった)でもサービスを開始した。
日本初はダイナースが言っているだけであり、事実は異なるそうだ。
ダイナース登場以前にもクレジットカードは日本に存在していたという。
ダイナースクラブはシティーグループに身売りし、その後ディスカバー・フィナンシャル・サービシスに売られて行った。
なお米国ではダイナースクラブカードは人気がない。
日本でもシティグループになったダイナースクラブだが、その後三井住友系になったのである。
入会基準は33歳以上で持ち家があり、役職10年以上/自営10年以上/医師や弁護士などの資格を有している人が対象だった。
その後入会基準は27歳以上で年収4百万円以上となり、現在は年収基準は撤廃された。
まあこの辺りを公表してしまうと色々風当たりも強いのだろう。
表向きは、27歳以上で他のクレジットカードを持っていて、1年以内に未払いがなければ良いとある。
そのダイナースが更に若い人を獲得すべく広告を出す。
広告ではキャッシュレスの時代を迎え、再びクレジットカードがステイタスになるみたいな事も書かれていたという。
企画では秘書設定の女性が登場して、楽天カードやヨドバシカードはダサいよね(とは、直接は言っていない)と語るというもの。
この広告が掲載されるとダイナースのイメージが地に落ちたなど批判が殺到、何と1週間も持たずに掲載を中止したという。
他社の動向などは気にせず王道を行くイメージのダイナースが、もはや通販系や家電店系のカードを気にしなければならなくなってしまったわけだ。
ダイナースによると、若い人の視点に立った広告であり企画は(雑誌の)GOETHEから持ち込まれた。
ゲーテから持ち込まれた提案だっため、企画・制作はすべてゲーテに一任した。
秘書たちの発言については実際に座談会で出た議論、当社が誘導や指示等を行ったものではないと三井住友は言い訳をした。
今の若い人はダイナースが何であるかすら知らなかったりして。
ダイナースのページを見ると、ポイント10倍キャンペーンや新規入会キャンペーンなどもあって特別感を感じさせるようなものでも無い。
確かvisaだかMASTERとの提携カードもあったかな。
ダイナースだけでは不便な場面もあるのだろう。
秘書設定の人に、ダイナースはですね、58年の歴史を持つ日本で初めての………みたいな説明をしたとして、女性は「だから何なんですか?」みたいな反応をしそうだ。
で思い出したのが、ソアラ3.0GTリミテッド・エアサス仕様・エレクトロマルチビジョン付きと長ったらしい名前を噛まずに言ったのに、ビジョンがどうした?と言われてガックリ来たという人の話があった。
所詮興味のないことは、その程度なのだ。
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