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ソフトバンク株の急降下が凄かった


  • Posted by: F&F
  • 2020年3月20日 12:08

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昨日も書いたのだが、その時には3千円を少し割ったくらいだった。
だが終値は2千円台半ばまで下げた。

6千円以上まで上がるとした自称機関投資家の夢は破れ、2千円台半ばを予想した個人投資家が勝った。
機関投資家としてはみずほ銀行の事もあるので安値予想は出来ないのだろう。
みずほは韓国系企業に多くの資金供給をしており、苦しい事になっている筈だ。

SBG株価はここ1週間ほどで半分まで下がった事になる。
そもそもはウィーカンパニーやウーバーへの投資失敗が引き金になっている。
特にウィーカンパニーは、企業価値15兆円と言わせたものの現時点では8千億円にも満たないのだとか。
それでも孫さんは追加出資を行うと言っていたが、それも中止なのかな。
投資会社が大規模投資に失敗したのだから株価の維持は難しくなる。
株価が下がると孫氏個人に追い証が掛かる。
孫さんの得意技である、含み資産を担保に金を借りる手法がマイナスに働くからだ。
そこで自社株買いに踏み切るのだが、これが下げ幅を拡大する事態になる。

投資先を各企業や分野に分散していれば多少のリスクヘッジは出来たのかも知れない。
Sprint買収は明らかな失敗だったが、ARMに関しても同様だと言われる。
ARMはソフトバンクに買収されて以降EBITDAが急激に下がっている。
ジンクス大好きな投資家は、ソフトバンクが手を付けると業績は悪化するみたいに言い始める。

コロナウイルスによる世界経済の停滞は投資マインドを冷やす。
更には20兆円にもなる有利子負債を抱えるソフトバンクの企業価値が、短気の間に半分にまで減るとなれば誰でも危機感を持つ。
トヨタが何年もかかった利益1兆円を、ソフトバンクは早期に達成したと唾を飛ばしていた頃が懐かしい。
ちなみにトヨタの時価総額は20兆円、ソフトバンクは5.6兆円である。

孫さんは黙って株価下落を眺めるタイプではない。
次は何を仕掛けてくるのか。
だがそれにしても、世界経済の回復が先だ。
新型コロナウイルスの感染シミュレーションがある。
感染者数の爆発的増加を抑制すると、収束までの時間が長くなる。

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