- 2020年3月23日 11:05
PO4X4をフィルタバッグに入れると共に、フィルタバッグの底に沈殿するPO4X4を攪拌するように水流を当てた。
ペルチェクーラー(ヒーター)に通水している水を使い、フィルタバッグの底面に当てた。
リン酸値は昨日の0.156ppmから0.101ppmに減少した。
鉄系吸着剤の効果は認められるのだが、使用方法は少々難しい。
流動リアクタ的なもので、なおかつ吸着剤が過度に舞わないようなサイクロン式になっているようなものが望ましい。
比重が軽いので水流があればそれに沿って流される。
一方で粒状が細かいので沈殿させると通水性は極端に悪くなる。
NO3:3.5ppm(2ppmと5ppmの中間の濃さ)
PO4:0.101ppm
Ph:8.38
ORP:314
NO3がこの程度で安定してくれればNO3:PO4-Xで制御できていることになる。
NO3:PO4-Xはエタノールが主成分となっていて匂い的には酢酸エチルだ。
いわゆる炭素元素のものであり、最初に使用したときには海藻が溶けた。
現在は30分に約90μlずつ自動添加しており、生体に特段の異常はない。
(海藻は入っていない)
バクトバランスは炭素源とバクテリアの混合物らしいがよく分からない。
バクテリアとその餌の混合物は、一般市販されている園芸用などの土壌バクテリアがある。
炭素源のみ入れた場合で、硝酸塩濃度が下がると炭素源が余剰になる。
バクトバランスは、それ自体に硝酸鉛やリン酸塩が含まれているのでバランスの悪化が防げるというのが謳い文句だ。
バクトバランスは1年近く使ったわけだが、魚が少なければNO3はゼロ近くにコントロールできる。
リン酸塩は吸着剤も使用したが、これもゼロ近くまで減少していた。
しかし魚を増やしたことでNO3/PO4ともに増加に転じ、バクトバランスを約1.3ml/Dayまで増やしたが改善されなかった。
バクトバランスの規定量は水量100リットルあたり0.25ml/Dayl〜1ml/Dayで、当初は0.25ml/Dayから開始し経過1年後には1ml/Dayまで増やせるとある。
従って2.5ml/Day位まで添加量を増やしても良かったとは思うが、NO3濃度の増加が顕著だったのでNO3:PO4-Xを使ったというわけだ。
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