ルンバ：ワイヤーガードを開けて、ブラシを清掃してください

古い方のルンバがエラーを出すようになった。
ワイヤーガードを開けて、ブラシを清掃してくださいと音声出力される。

ブラシを清掃しても直らないのでブラシの回転を見てみる事にする。
ルンバはひっくり返すと動作しないので、光センサ部分を覆ってスイッチを入れる。
すると回転ブラシがスムーズに回転していない。
引っかかるような箇所があり、そこでカチカチと音も出ている。
仕方ない、バラすか。
この緑色のユニットを外すためにはモータと超音波センサ的なものを外す必要がある。
緑色のユニット側面のギアボックスを開けると、ご覧の通りの状況だ。
油まみれの埃がぎっしり詰まっている。
ギアを外し、ギアに詰まった埃をピンセットで取る。
ギアケース側はアルカリ洗剤で洗浄する。
このギアはギアケースと接触しながら回っているので、接触部分のプラスチックがささくれている。
何とも雑な設計で、今時はオモチャでも自己潤滑性の樹脂ワッシャくらい挟むだろう。
どこかにテフロンシートがあったのだが、見つからない…

とりあえず動作するようにしたいので、シリコングリスを薄く塗って組み直した。
削れてしまったプラスチック部分は、表面をなめらかに研磨した。

ギアボックス内は負圧になるわけではないが、隙間があるので埃が侵入する。
ベアリングにやメタルシールがあれば密閉性は良くなるのに。


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