動作不良のルンバは直せるのか(4)

秋月からはいつ送られてくるのか、ステータスは発送準備中である。
部品取り用にジャンクのルンバをオークションで探す。

ジャンクではなくても中古は意外に安い。
ジャンクも色々なのだが、本体(ケースとメイン基板)だけだと3台で千円というものがあったので買った。
通電確認済みだけれどジャンク扱いみたいなものが千円〜2千円くらいで、もしかするとバッテリーだけ交換してそのまま動く可能性もある。

購入したジャンクに、ウチの古い方のルンバ570の走行輪などを移植したら780が出来上がるのかな。
ブラシの部分やダストボックスは取り付けが違うようなので新規に買わなければいけないが、使える部分を使えば安く仕上がるかも。
570でも特に不便は感じていないのだが、700シリーズだと前進・後退でゴミを取ってくれるのが良いところだ。

ダストボックスも構造が変わり、ヒダが付けられて表面積の拡大されたフィルタが付いている。
(写真左下)
570は単なる平面のペーパーフィルタなので詰まりやすい。
(写真右下)
800/900シリーズではフィルタの表面積が更に拡大された。
(写真右上)

800シリーズになるとローラーがブラシではなくゴムになる。
iRobotの言う事には、ゴムローラーの方がゴミをかき出す性能が高いのだとか。
ブラシの場合はブラシにゴミが絡まってしまうのが問題だ。
特にウチは猫の毛が沢山取れるので、それが780のブラシにもゴムローラーにも絡まる。
では800シリーズはどうかというと、確かにゴミの絡まりは少ない。
糸くずなども絡まりにくい。
ただ糸くずが絡まると、ゴムブラシが損傷する事が多い。
ゴムブラシは結構柔らかく、ヒダの部分は薄いものなので破損する。

500番台に比較して700番台は吸引力が2倍で、800番台やe5は5倍、900番台が10倍が謳い文句だったかな。
600番台に比較して900番台は吸引力が6倍で、i7が10倍でs9が40倍なのだとか。
今年は昨年に比較して花粉の飛散量が3倍ですみたいな、毎年毎年増えたら凄い量だよなぁ、というあれを想像する。

では571/780/870でどの位吸引力が違うかだが、少なくとも571と780の集塵能力の差はよく分からないというのが本当のところである。
870はダストボックス容量が大きいので沢山ゴミが溜まる点で違いを感じる。
まあ、沢山溜まるのだから沢山ゴミが取れていると言う事になる。
870のゴムローラーはゴミが絡まりにくいので集塵能力が落ちにくいが、カーペットなどからのゴミの掻き出し能力という点では780のブラシの方が良いような気もする。

カーペットの上に猫の毛を置き、そこをルンバに掃除をさせると780では一度の走行で綺麗になる。
ゴムローラーの870は全ての猫の毛を吸い込まないことがある。

なお500/600番台用にアップグレードキットなるものもある。


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