- 2020年6月 6日 11:05
500/旧600/700シリーズに対して800シリーズは吸引力5倍を謳う。
しかし清掃能力は50%アップがiRobot社のカタログ数値だ。
吸引力というか風量自体は5倍以上になっていると思う。
昨日書いたように、ノートPCの排気とヘアドライヤー(弱)の風量差くらいはある。
iRobot社が吸引力アップに目覚めた最初のモデルが800シリーズだ。
所がi7では800/900シリーズよりも吸引力を落としている。
これに伴い、綿埃や毛髪などの吸い込みが悪くなったと言われる。
800シリーズ以降では従来のファン形状を変更し、ターボチャージャのインペラーのような形にしている。
ダイソンの掃除機のインペラーも同じような形状だ。
ダイソンのモータ出力は500W前後もあり、吸い込み仕事量100W前後を実現している。
紙パック式掃除機だとモータ出力500Wで吸い込み仕事量200W前後になるので、渦を作るためにモータ出力の5割を使っている事になる。
従来iRobot社は(他社のWi-Fi連携や部屋のマッピング機能などと比較され)「掃除に関係の無い機能は付けない」としていた。
制御アルゴリズムのiAdaptやAWAREも、完成の域に達していて大幅な変更はないと言っていた。
しかしシェアを押され気味になると、カメラ搭載モデルやスマートフォン連携モデルなどを投入した。
制御アルゴリズムもバージョンアップしたよと宣伝している。
S9+(約17万円)に至っては、ゴージャスで飾っておきたくなるような製品を目指したと、もはや掃除に関係の無い部分の宣伝に力を入れるようになった。
ロボット掃除機に価値を認めるならば10万円でも20万円でも払えば良いと思う。
だが使った感じからすると、シリーズごとの清掃能力の差は極端ではない。
勿論進化は認めるし、世代ごとに清掃能力もアップしている。
しかし例えばそれを理由に買い換えるかと言われると、そこまでの差はないと思う。
500/旧600シリーズであればアップグレードキット(米国のペットモデルに使われているもの)を買っても良い。
ロボット掃除機にいくら払えるかと言われると、精々3万円だ。
ウチには猫がいるのでルンバは大活躍だが、それでも、では5万円払うかと言われると微妙である。
この辺りは個々人によって異なるので何とも言えないが、1,500円で落札した780が十分実用になっているのでそれで良い。
というか、ジャンク表記のものがちゃんと動いたので得した感があった。
カーペットなどのめくれ防止にこれを使っている。
めくれてしまうとルンバが乗り上げられなくなってしまうが、このテープで固定しておけば大丈夫だ。
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