- 2020年6月11日 12:06
持続化給付金の外注騒ぎ、政府のやる事はあんなものである。
サービスデザイン推進協議会が、入札結果が判明する前にドメインを取ってしまったのはマズかったけど。
国には色々な仕組みがあって、許認可事業でも何でも正式に結果が分かる前に内示みたいな通知が来る。
これを嗅ぎつけた孫さんが出来レースじゃないかと怒ったことがあったが、だってそうなんですよ、それが普通の事。
総務省だと周波数の割り当てだとか、規格の制定だとか、それを決めるための会議が開かれる以前に結果が知らされる。
なので、例えば認可事業者は結果が出る前に準備を進められる。
おそらくサービスデザイン推進協議会にしても「選ばれるからね、ちゃんと準備しておいてね」と言われたはずだ。
で、ドメインを取っちゃった。
普通だったら問題にならないわけだが、野党に突っつかれてバレた。
事務所が空っぽだと言われ、慌てて派遣を雇って体裁を作った。
普通は一度視察に来れば当分は来ないはずなので、翌日から又ペーパー会社に戻した。
ら、野党議員が再び押しかけてきてバレちゃった。
強盗キャンペーンにしても同じような仕組みになっている筈だ。
とにかく、あめ玉に寄って来るアリのように、災害バブルに色々な人や団体が引き寄せられてくる。
お前の所は500億か、ウチは今回は300億円しか落として貰えなかったよ、みたいな。
今回はコロナと名が付けばカネを出して貰えるはずだ。
文科省も予算を取ったんだったかな、海外留学生の云々だったっけ、コロナ騒ぎで留学生なんか来ないのに。
外務省はSNSをやるから24億円寄こせで、法務省は海外移民を受け入れるからカネを寄こせ、文科省だったかなコンテンツグローバル需要創出促進事業にカネを寄こせ、経産省は海外事業の云々とかデジタルトランスフォーメーションなんちゃらに数千億円寄こせ、農水省もプロモーションがどうのこうので1400億円だったっけ。
内閣府は沖縄の振興がどうのこうのとか、離島地域の観光がどうしたこうしたでカネをくれとか。
国民や自治体に金を払うのは大嫌いな財務相なので、ジャブジャブと身内にカネを出して予算の消化を頑張る。
3.11の時もそうだったし、アベノミクスのなんじゃらファンドもメチャクチャなことをやっていた。
色々なところで金が使われるから結果として経済が良くなるんだみたいな事を言う、アベノミクス脳の人だって是とは思わないはず。
こうした予算はほんの一部の人の懐が肥えるだけで、経済に何らメリットがないのは平成不況を見れば分かる。
政治家が誰もこれを止めないのは、政治家には関係のない事だからだ。
下手に口を挟んで省庁に睨まれる方がヤバい。
安倍総理の長期政権維持は、自分の意見を言わずに役人に逆らわないことで実現している。
野党が突っつくのも、自民党政権を突っつくためであって国民のためではない。
政治家も各省庁も、関連団体も下請けも孫請けもひ孫請けも、関係者は誰も損をしないばかりか回り回って自分の懐に入ってくる。
国民が損をするって?それは彼らにとってみれば当たり前のことだ。
国民とは役人のためにせっせと働く存在なのだから。
前田泰宏中小企業庁長官も電通と北米旅行を楽しんだようだ。
国内だと周りの目があるので注意を要するが、海外なら接待漬けでも問題ない。
電通ライブなんか事業内容と全然関係ない訳だし、年間売り上げに相当するカネを今回は一気に貰ったりして、やる事が派手だなぁ。
通常は入念な計画の元で実行されるのだが、今回は急遽決まったことで電通側も隠蔽工作が間に合わなかったのか。
パソナにもカネが流れ、竹中平蔵氏も喜んでいるだろう。
これでこそ災害バブルなのだよ、みんなが幸せになれると。
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