- 2020年6月15日 13:06
暑苦しく盛り上がるアベノマスク、最近は顕微鏡で見てみるのが流行のようだ。
顕微鏡で見たらゴミや虫が付着していたというアベノマスク反対派に対し、アベノマスク擁護派が群がる。
ゴミが嫌ならクリンルームで生活しろ、自分の顔ダニの方が余程汚い、汚い部屋で開封したからゴミが付いただけ、あら探しのために顕微鏡を用意する行為がキモい、自分の座っている椅子の方が余程汚いなど、いずれも本質とは全く関係のない反論だ。
スーパーで買ってきた肉が腐っていると書いたら、そんなに発酵が嫌なら納豆は食うなと言っているようなものである。
というか、これって反論ではなくゴミ付きアベノマスクを補強しているコメントなのか?
褒め殺しではないが、あえてトンチンカンな反論を書いて、アベノマスクの不良品を目立たせるとか?
どちら向きのコメントかは不明だが、これらの人々がアベノマスクを使っていない事は確かだと言えるだろう。
と言うことで、ウチにもアベノマスクや顕微鏡があるので見てみた。
ちなみにアベノマスクは未開封未分解で、OPP袋を通して反射光で見ている。
ガーゼ一枚にして透過で見ればガーゼの繊維の隙間が見えるが、反射で見ると壁紙のようにしか見えない。
ウチに配達されてきたものにゴミなどは付着していないようだ。
全部をまんべんなく見たわけではないが、少なくとも毛髪や虫の死骸はない。
写真で分かるかどうか、ほんの少しグレーに色が付いている部分が何カ所かあった。
孫さんが輸入したマスクも不良率が高すぎてどうにもならないレベルだったとか。
孫さんはBYD社を世界最大のマスクメーカーだとしているが、元々は自動車メーカかな。
検品の結果ゴミや人毛などの付着があったそうだが、有害物質の付着はなかったとした。
マスク製造企業ではクラス7やクラス8のクリンルームを使っているそうだ。
JIS B9920ではクラス1からクラス8まで規定していて、クラス8は最も清浄度の低い(ゴミの多い)環境である。
一般的に衛生用品の製造工場は異物等の管理がされているし、例えばスマートフォンの組み立て工場もクラス7くらいで管理されている。
液晶面への異物混入などが問題になるからだ。
半導体工場など、より厳しく管理されたクリンルームには鉛筆や紙は持ち込めない。
鉛筆は黒鉛などが舞うし、紙も繊維が舞う。
着衣等も制限を受けたり、着替え或いはオーバーコート的なものを着る必要がある。
喫煙者は喫煙後30分〜1時間はクリンルームに入ることは出来ない。
(肺からタバコの成分が出てくるから)
クラスが一つ下がると空気中の粉塵量が1/10になると思えば良い(厳格ではない)。
アベノマスクに関しては、生産社も生産国の記載がない。
売るものではないからそんなの知らないよと厚労省は言うのだろう。
一般の人が使う分には、例えダニが数匹付着していたとしても気にしなければ良いとも言える。
吸い込んだって、ダニの死骸が肺に入るだけだ。
ただ死骸であってもアレルゲンにはなるので、体質によってはご注意を。
にほんブログ村
- Newer: AI 音声アシスタント
- Older: Webカメラの様子がおかしい
コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。
サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。
登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。