中国の生産能力

マスクの価格は平常時のそれにほぼ戻ったと言える。
50枚で千円以下は普通で、600円位で販売しているところもある。

枚数をまとめて買った場合は1枚あたり8円前後になっている。

アベノマスク配布宣言で転売屋などが焦りを見せ、市場流通量が増えるも価格はさほど下がらなかった。
中国からの輸入再開で入手性が改善されるも、中々正規ルートには回らなかった。
シャープのマスク生産などがニュースとなり、50枚/約3千円のマスクが飛ぶように売れた。
在庫を抱えた業者はドラッグストアなどに売ろうとするも、品質保証や価格の点で受け入れられず、衣料品店や飲食店に売り始めた。
中国からのマスクが大量に届くようになり、ブローカー経由でなくても仕入れが可能になり始める。
この頃からマスクの価格は急落に転じ、正規ルート/正規価格での仕入れが可能になる。
コンビニやドラッグストアでも、正規ルートで正規品の仕入れが再開される。
国内ではどうにもならなかった生産量、中国の生産能力は凄い。
まさに桁違いとはこの事だ。

500mlのエタノールを1万円以上で販売していたショップも、この頃から消え始める。
500mlの除菌スプレーを13,750円で売っていたオフィスONE(株式会社ミタ)は、除菌スプレー販売から撤退してサードパーティ製のインク商売だけに戻った。
TSZショップ楽天市場店はエタノールを17,182円で売っていたが、今は何も売っていない。
転売屋が急遽出店したものの可能性が高い。
元々の業種は不明だが、2018年に法人登記された株式会社UNO(兵庫県)が実体らしい。

同じく転売屋と思われるターニングオンラインショップ(エタノールを16,717円で売っていた)は閉店している。
こちらは個人(兵庫県)なのか？会社名は書かれていない。

次亜塩素酸水製造販売のあっとクリアは評判を落とした。
消毒液不足に便乗して値上げしたことが即座にバレてレビューを汚すことになった。
それでも便乗値上げで儲けただろうから良いのかな。


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