マスクがおまけになる時代

利用頻度は低く年に1回か2年に1回程度なのだが、医薬品類の個人輸入をする事がある。
人間用の医薬品を買うこともあるが、動物用の医薬品なども買う。

以前にも書いたことがあるが、腎臓や肝臓が機能せずに瀕死の状態だった猫に、プラセンタを注射した事があった。
人間でも同じなのだが腎機能障害に効く薬は殆ど無い。
というか薬を使う事で腎臓負荷が上がってしまう訳だし、猫は特に弱いらしい。
プラセンタが猫の治療に使われている話は聞いていなかったが、何も手が付けられない、死を待つばかりだと言われたので注射してみた。
水分や栄養分はシリンジで与えるようにした。
脱水防止に生理食塩水を点滴したかったのだが手持ちがなかった。

プラセンタは、最初は少量で、翌日は2.5mlほどを注射した。
猫は徐々に回復し、やがて注射がしにくい(暴れる)ほど元気になった。
プラセンタが効いたのか、たまたまだったのか。
しかしそれは後日分かることになる。
同様に元気を失った別の猫もプラセンタの注射で快復した。
全ての状況に於いて有効かどうかは分からないが、腎臓や肝機能を回復する効果はあると思う。

そんな医薬品を個人輸入するのだが、先日注文したらマスクが50枚オマケで付いてくると言う。
中国製かなと思うのだが、ダブつき気味になっているのだろう。
まあこの時期マスクは余計にあっても困らないので嬉しいことではある。

朝日新聞の調査によれば、81％もの人が「アベノマスクは役に立たなかった」と回答したそうだ。
読売新聞が調査すれば70%位に減るかも。
これに対して官房長官は、マスク配布はフランスやシンガポールでも行っていると反論した。
フランスは布製マスク(ユニクロのデザイン風)でシンガポールは不織布マスクだったかな。
配った事への不満ではなく、配布のスピードや品質を問題視しているのに。
ちなみに全世帯への配布は未だ完了していないようだ。

「厚労省に強く指導するよう厚生労働大臣に指示をした」と言えば済む事なのに、かばわないといけないんだなぁ、自民党は各省庁を。

そんなアベノマスクだが、中国人が記念品として買うらしい。
現地ではそこそこ価格が上がっているそうだ。


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