気温と降水量の年間比較データです。

【2004年】

2004年の夏は記録的な猛暑であり東京で39.5℃を記録、残暑も9月末まで続いた。12月には数cmの積雪があった。
関東地方の梅雨入りは6月16日ごろで梅雨明けは7月13日ごろだった。

【2005年】

2005年の冬は寒く横浜でも氷点下を記録した一方で夏場は平年並みだった。
関東地方の梅雨入りは6月10日ごろで梅雨明けは7月18日ごろだった。

【2006年】,3月設置場所変更240

2006年の冬は寒暖の差が激しく1月には10cm規模の大雪となった。
夏の台風上陸数が少い割に9月10月は降雨量が多かった。
関東地方の梅雨入りは6月9日ごろで梅雨明けは7月30日ごろだった。

【2007年】

2007年の冬は記録的暖冬、遅い梅雨明けで7月の平均気温は低く8月には埼玉で40.9℃を記録。
関東地方の梅雨入りは6月22日ごろで梅雨明けは8月1日ごろだった。

【2008年】VantageProが風速計測不能になりVantagePro2に交換した。

2008年の冬は寒く横浜でも積雪、大阪は11年ぶり積雪、5月に台風接近8月大雨被害も台風上陸なし。
関東地方の梅雨入りは5月29日ごろで梅雨明けは7月19日ごろだった。

【2009年】

2009年1月豪雨、2月夏日、東北は梅雨明け発表なし、夏の気温は低く10月に大型台風上陸。
関東地方の梅雨入りは6月3日ごろで梅雨明けは7月14日ごろだった。

【2010年】

2010年の冬は暖冬予報に反して寒く、1月は九州で積雪2月は横浜で何度も,3月にも降雪&積雪,4月半ばに関東で積雪
冷夏予報に反し113年の観測史上最暑、各地で猛暑記録を更新、10月まで残暑の予報に変更するも9月半ばには秋、10月には10年ぶりに早い木枯らし1号が吹く
関東地方の梅雨入りは6月13日ごろで梅雨明けは7月17日ごろだった。

【2011年】,2月設置場所変更221

2011年の冬は関西や東北で大雪、関東は2月に積雪、3.11大地震&低温、5月梅雨入り、6月猛暑で電力需要逼迫。
関東地方の梅雨入りは5月27日ごろで梅雨明けは7月9日ごろ、9月に台風15号上陸、木枯らし一号は昨年同日10月26日、寒い冬になると長期予報が出たが10月中過〜11月下旬にも夏日の記録的に暑い秋。
天気予報では毎日「明日は寒さがやってくる」と繰り返した。

【2012年】

2012年の冬は1月&2月末に関東で低温&積雪、日本海側大雪、5月に北関東で竜巻被害、関東地方の梅雨入りは6月9日で梅雨明けは7月17日だった。 6月に台風4号上陸で関東大雨、F&F気象計では600mmを超える雨量を記録したが公式値は200mm程度。7月は九州で大雨被害、8月猛暑と言われるも横浜では猛暑日無し。夏には珍しく富士山が綺麗に何日も見える少雨の夏。9月に首都圏では11年ぶり取水制限&連続真夏日記録更新で記録開始115年でもっとも過酷な残暑に。

【2013年】10月〜工事で雨量計停止

2013年の冬、1月東京・横浜で2006年以来の大雪、8cm/13cm(東京/横浜)の積雪があり交通機関が乱れた。3月11日、観測史上最も早い夏日と砂嵐発生。関東地方の梅雨入りは5月29日で梅雨明けは7月6日だった。7月には記録的猛暑、8月には東京38.3℃,山梨で40.7℃,高知では観測史上初の41.0℃がニュースとなり10月にも真夏日を観測史上初記録するなどしたが、11月には32年ぶりの寒い日が訪れ大阪では24年ぶりに初雪が降る。

【2014年】〜3月工事で雨量計停止

2014年の冬、2月8日に東京で45年ぶりとなる27cm(横浜16cm)の積雪、15日には18cm(横浜26cm)を記録した。6月初旬に東京は3日連続真夏日の記録、関東地方の梅雨入りは6月6日で梅雨明けは7月22日だった。8月下旬に気温が下がって以来残暑もないまま秋になる。10月6日に台風18号上陸、気象計は970hPaを記録し横浜でも土砂災害が出た。12月14日に東京で初雪は平年より20早い。

【2015年】

2015の冬は昨年からの多雪が続き北国では平年の2倍の積雪量、寒い4月に東京でも降雪、春一番は吹かなかった。4月下旬東京で連続夏日は10年ぶり、5月下旬にも東京で11年ぶりの連続真夏日、関東地方の梅雨入りは6月8日で梅雨明けは7月19だった。8月東京8日連続猛暑日は観測史上初だった。

【2016年】6月〜 A.up

2016の冬は暖冬予報、関東では1月に積雪、奄美大島115年ぶりにみぞれを観測した。 その後気象計のデータロガーユニットが壊れ記録出来ていない。

【2017年】,7月横浜市から伊豆市に移転

データロガーユニットを交換した。春先まで低温傾向が続き関東地方の梅雨入りは6月7日頃だが梅雨前線が活発化したのは6月20日過ぎ、7月2日からは東京で連続真夏日13日と記録更新になるも気象庁は梅雨明けを発表せず、19日になり梅雨明けを発表した。東京では8月1日から連続して雨天が続き16日には40年ぶりの連続雨天記録を更新し連続降雨記録は21日、仙台では36日連続降雨で記録を塗り替えた。10月初旬には夏日となるもその後一転して東京では79年ぶりに日中低温となる。超大型で非常に強い台風21号は10月23日未明に上陸し伊豆半島のわずかに北を通過、気圧は962hPaまで下がった。12月31日に無積雪ながら東京で初雪を観測、平年より10日早かった。

【2018年】VantagePro2で温湿度計測が不可能になり、同モデルと交換した。

1月22日に積雪、東京で23cm/横浜18cmは4年ぶり。25日頃には数年に一度と言われる寒波が到来し日本海側で大雪、東京では33年ぶりに低温注意報が出され氷点下4℃は48年ぶり。2月にも積雪・寒波に襲われた日本海側は記録的大雪となる。3月21日にはこの時期30年ぶりとなる積雪を横浜で記録、東京でも雪が舞い伊豆でも積雪となった。4月は気温が上がり各地で夏日/真夏日になるなど記録を更新した。山桜の開花は3月31日-散花は4月7日だった。関東地方の梅雨入りは6月6日、6月28日には東京で13年ぶりとなる連続真夏日記録、梅雨明けは観測史上最も早い6月29日だったが、その後1週間雨が降り続き西日本では記録的豪雨、岡山県倉敷市では屋根まで水につかり大規模災害となった。7月には異例の高温に関する会見が行われ岐阜県多治見市の40.9℃、東京都青梅市の40.8℃、埼玉県熊谷市で41.1℃など各地で記録的高温、観測史上最も暑い7月となった。欧州も暑くポルトガルは45℃を超えた。台風12号は通常とは逆に日本列島を東から西に、三重県に上陸し長崎県から再び海上に出た。8月半ばに気温は下がり北海道大雪山系黒岳では1974年以降最も早い積雪を観測する。9月4日台風21号、"非常に強い"勢力を保ったままの台風が上陸するのは21年ぶり、直撃を受けた大阪は大きな風災を被った。

【2019年】〜1月 A.dn

昨年に比較すると平均気温が高い冬、雨が少なく河川が干上がるなどする。2月9日から11日にかけて都内で少し雪が降るが、伊豆はわずかに雨が降った程度だった。4月10日には寒気の流入と南岸低気圧により、東京都をはじめとする関東や中部地方などで雪が降った。長野県では大雪警報が出された。気温の低い日が続き桜の花が散らず、満開の桜の木に雪が積もった。暖かい冬と寒い春、山桜の開花は昨年より7日遅い4月7日-散花は4月19日だった。4月27日には再び寒気が南下し北海道では積雪、気象計は2.7℃を記録した。5月には各地で記録的大雨、雨が上がると記録的高温となり西日本を中心に34℃超、北海道では39.5℃を記録した。関東地方の梅雨入りは6月7日梅雨明けは7月29日、7月は東京で25℃未満連続8日間は26年ぶり、30℃未満連続15日は33年ぶり、日照時間が19日連続で3時間未満は観測以来の記録となった。9月9日未明台風15号は伊豆半島をかすめ、相模湾、東京湾から千葉市付近に強い勢力を保ったまま上陸し千葉では風速57m以上を観測、各地で被害をもたらし千葉県では発生から復旧までに2週間以上を要する大停電が起きた。関東地方に上陸した台風としては最強クラス。更に10月12日には史上最強クラスと言われた台風19号が伊豆半島に上陸し伊豆市を通過した。気圧は957.6hPaまで下がった。箱根で雨量が900mmに達するなど、これまでに経験したことのない大雨だとして特別警報を発表した。多摩川など河川の氾濫や浸水など大きな被害が出た。暖かい冬、寒い春、長い梅雨、暖かい秋で11月下旬に各地で気温が20℃を超えた。

【2020年】


41都府県で観測史上初の記録的暖冬、南伊豆町では1月にひまわりの花が咲き、沖縄では観測史上初の27℃を記録した。3月14日に東京で桜が開花した。統計開始以来最も早い開花となったが、同日は都心でも雪が舞った。新型コロナウイルスによる休校/外出/集合/花見などの禁止になるも総理夫人は会食花見を決行。昨年同様暖かい冬と寒い春、3月29日にも東京で積雪は32年ぶり、桜の花に雪が積もる。山桜の開花は昨年より6日早い4月1日-散花は12日だった。5月初旬には夏日にもなったが、中旬には寒波に襲われ北海道では観測史上初の-2℃以下が6日続いた。関東地方の梅雨入りは6月11日で梅雨明けは8月1日だった。6月にはシベリアで、観測史上最高気温38℃を記録した。7月は長雨が続き九州や中部・信越地方では豪雨による河川の氾濫などで大きな被害が出た一方で、台風が発生しなかったのは観測史上初。8月半ばは各地で気温が上がり高温記録を更新、静岡県では41.1℃となり歴代最高気温記録と並んだ。東京都他で8月の猛暑日日数記録を更新、日本の南岸海水温が過去最高を記録するなど最も暑い8月となった。冬は寒くなるとの予想に反して気温は下がらず11月18・19日に富山県では最も遅い夏日(26.1℃)を記録、石川県の26.1℃は131年ぶり、兵庫県でも最も遅い夏日となった。

【2021年】7月,温湿度センサ不良で交換


1月強い寒波により日本海側では記録的大雪、北陸各地で数百〜千台の車が立ち往生した。関東地方の春一番は2月4日、桜の開花は3月14日といずれも観測史上最も早かった。私的標本木は昨年より8日早い3月24日に開花した。関西と東海は5月16日に梅雨に入った。関西では史上最も早い梅雨入りだったが、9月になると梅雨入りは6月12日変更され、例年より遅くなった。関東の梅雨入りは6月14日で梅雨明けは7月16日だった。梅雨の末期の長雨&大雨で7月3日に熱海で大規模な土石流が発生した。コロナ感染者が増える中オリンピックが開催される。8月12日には稚内で最低気温が3.4℃となり128年ぶりの低温はオホーツク高気圧の張り出しによるもので、この高気圧からの寒気と太平洋高気圧が前線を作り、関西から九州に大雨を降らせた事で8月13日頃から広い範囲で浸水被害・土砂崩れが発生した。新型コロナウイルスの新規感染者数は8月13日に全国で2万人/日を超え、東京都では5千人/日を超えた。9月に入ると急に涼しくなり、雨や曇りの日が続く。9月4日には3年半ぶりに低温注意報が東京で発表され、8日間連続で20℃を下回るのは108年ぶり。10月初旬から中旬にかけて各地で30℃前後を観測し10月としては観測史上初、異例の熱中症注意が呼びかけられ9月より気温の高い10月、コロナ感染者数は急減して全国合計100人以下/日が続く。

【2022年】


1月東京で10cmの積雪、2月降雪、3月22日にも降雪・低温により電力需要の増加と3月17日の地震の影響での発電所停止で、政府も異例の節電を呼びかけた。3月下旬にかけて暖かい日が続くも4月に入ると低温傾向となり、私的標本木の開花は暖冬だった昨年より13日遅い4月6日だった。4月2週目には東北地方で真夏日を記録するなど高温となり、あっという間に桜は散った。沖縄に次いで関東が梅雨入りは17年ぶり。前線は離れていたが低気圧が曇天をもたらした。6月25日に群馬県伊勢崎市で40.2℃を記録、6月の高温記録となった。関東甲信や東海地方の梅雨明けは6月27日で、東海地方の梅雨の期間は13日と観測史上最も短い梅雨の期間となった。翌28日には近畿・北陸でも梅雨明けとなり、これは観測史上最も早い記録となった。東京では8日連続猛暑日となり2015年の記録に並び連続猛暑日最長となった。7月に入ると雨や曇りの日が3週間近く続いた。南欧では熱波、スペインでは連日40℃を超え中国武漢でも最低気温(最高ではない)が30℃以上と、高温が続いた。9月に入っても残暑は続き、少し秋らしくなったのは10月に入った頃だった。

【2023年】


渡り鳥の飛来が例年になく早く、年明けには鳥インフルエンザが大発生した。太平洋側は雨が少なく各地で火災が相次ぐ。東京の無降水記録は1956年12月10日〜1957年1月1日までの23日間に迫る22日となった。1月中旬には記録的高温で、各地の1月の最高気温を塗り替えた。1月24日〜26日には10年に一度の強烈寒波だと気象庁は注意を呼びかけた。確かに気温は下がったが2018年の-7℃に対して、-6℃でありこの地の最低気温は更新しなかった。ニューヨーク市では雪が降らず、1973年以来の記録を更新した。暖かい冬のため桜の開花は早く、東京の桜は3月14日に開花し2020年と2021年同様の最も早い開花となった。私的標本木は3月24日頃に花を付け、これは2021年同様だった。3月24日東京で夏日は10年ぶり、蒸し暑い花見となった。3月の気温は全国的に高く、東京では観測史上最も暖かくなった。東海地方の梅雨入りは5月28日、梅雨明けは7月20日だった。7月末にはこの地でも33℃を超え、東京都は7月の連続猛暑日記録を更新した。7月の世界平均気温は1880年以降で最も高かった。8月10日には石川県で40℃北海道函館で34℃といずれも観測史上最高気温となった。東京の連続真夏日記録は55日と猛暑日日数記録を更新、8月は1ヶ月間全ての日が真夏日となり記録を作った。9月は各地で"最も時期の遅い猛暑日"の記録を作り9月18日には静岡市で35℃を超える気温となった。10月に入りいったん気温は下がるものの、中旬には再び各地で28℃前後を記録するなどした。11月2日には11月としての最高気温記録を各地で更新、同4日には東京で夏日を記録し2010年の記録を塗り替え141日になり、11月6日には熊本30℃/富山県で29.4℃/大阪27.9℃/東京25.1℃、翌7日には東京でも27.5℃を超えて100年ぶりに11月の最高気温更新、夏日記録も更新し続けた。11月になりいったんは気温が下がったが、12月15日には新潟で26℃,16日には千葉や神奈川で26℃を超えるなど暑い冬になった。

【2024年】


1月1日に能登半島一帯で地震が発生し最大深度は7に達した。暖冬は年が明けても続き、2月には関東地方などで24℃を超え伊勢崎市では夏日となった。群馬県や静岡県で2月の最高気温の記録を更新したが3月は一転して寒い春となった。私的標本木の開花は昨年より13日遅い4月6日だった。5月は1ヶ月間で余り気温が上昇しないなど、涼しい初夏だった。関東甲信越地方の梅雨入りは6月21と史上4番目に遅く、梅雨明けは7月18日と短い梅雨の期間だった。梅雨入りとほぼ同時に各地で大雨が降り、この地でも6月の雨量が400mmを超えてここに引っ越してきて以来最大の雨量となった。梅雨明けから猛暑となる。6月から8月の気象的夏の期間の平均気温は昨年と並び観測史上最高となった。9月になっても暑さは続き9月15日には東京都で猛暑日最遅記録を更新し、その後も猛暑日記録を更新し続けた。また猛暑日日数や熱帯夜日数も関東各地や東海で記録更新、九州では9月19日にも38℃以上、翌20日には静岡県で39℃を超えた。9月20日頃から前線に伴う大雨が能登半島を襲い、死傷者を出した。同日北海道の稚内利尻山では、平年より11日早い初冠雪となった。10月中旬になっても各地で夏日が続出、10月19日には東京で30℃を超えて記録を更新、東北各地でも30℃を超えた。同日稚内では昨年より22日早い初雪を観測した。富士山の初冠雪は10月30日で、観測史上最も遅かった。