ケータイの価格(2)(12/21)
◆ 昨日の続きである。こうしてN-05Bを14,800円で購入、オマケはドコモダケのストラップと2GBのmicroSDだった。オプション加入は必要ではあったがヨドバシほどの量ではなかった。ヤマダ電機のすぐ先のドコモショップで不要なオプションを解除した。実はヤマダ電機で買う以前にいくつかのケータイ屋に価格を確認したのだが、3万円前後で売っている店には在庫があったが2万円以下を表示している店は在庫切れだった。どの店も今後入荷は期待できないという。
さすがに冬モデル発売後に残っている夏モデルは多くはないと言う事なのだろう。以前であれば在庫処分的な特価販売が行われたものだが、最近では価格がゼロにならないうちに在庫が切れるという感じになっている。
◆ 今回はそれでも新規契約だったから安かったが、機種変更となるとこうは行かない。夏モデルといえども3万円くらいしている訳で、件の本八幡のショップでも同様に3万円以上となっている。機種変更で3万円、新規契約ならゼロ円とするとどちらがお得だろうか。新規で買ってすぐ解約するとロスは約1.3万円だ。毎月のようにこれを繰り返すとドコモに嫌われるが半年に一度くらいなら大丈夫だろう。もう一つは2in1を使う手だ。例えば現状のプランがタイプSだったとする。これは月額1,575円で2,100円分の無料通話が付いてくるものだ。通話単価は30秒あたり18.9円となっている。もしも2in1とするならば、A番号もB番号もタイプSSをセットする。これで無料通話分は2,100円となり、支払額は1,960円だ。通話単価が21円に上がるのを仕方ないとするならば、2in1の維持費は385円になる。これを2年間継続しなければならないので合計額は9,240円となり解約料と変わらない。
◆ もちろん2in1に使い道を見いだせないのならば仕方がないが、電話番号とメールアドレスがもう1組利用できると考えるとあながち損であるとも言い切れない。
特にメールアドレスは結構便利で、先日のモバゲー登録実験のように、捨てアドレスとしての利用が出来る。
しばらく登録して安全そうだったらAアドレスの方に登録を変更すればいい。電話番号も同じく(こちらは変更しようとすると2千円かかるが)信頼できる先に教えるものとの区別を付ける使い方が可能だ。私の場合はB番号をSBMからMNPで持ってきたが、それは番号が覚えやすいものだったからだ。契約期間などは番号にくっついているものなのでずっと使っている番号は捨てにくい。しかしその番号が気に入らない(覚えにくいなど)場合は別番号をB番号として持ってくるのが便利だと言う事になる。なおB番号の2年縛りは自動継続されずに2年以上経てば解約は自由になる。通常の契約だと2年縛りの切れる日を覚えておかなければならないのだが、2in1のB番号ならそれはない。
◆ いずれにしても、つまり2in1を使うにしても即解約するにしてもロスは1.3万円(新規契約料を含む)であり、一方で新規契約価格と機種変高価格には3万円前後の差がある。手間がかかるという問題は確かにあるが、手間は自分と言うよりドコモショップ側の話なので安く買いたい人はこの手を使ってはどうだろうか。
なお2in1を同一名義で利用する場合は2in1の事務手数料は課金されない(基本プランの場合で、タイプSSなどにすると初期費用がかかるようだ)。従来は異名義での2in1契約が可能だったが、家族割り拡張用に使われた系があって今はダメになった。なお個人と法人のように人格の違う同士であれば当然ながら2in1は契約する事が出来る。
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