オイル交換(3/24)
◆ 原付の走行距離が1,000kmを超えた今月初めにオイル交換をした。この1ヶ月で1,000km以上走ったことになり車よりも走行距離が伸びている。まあ最初は珍しいからと言うこともあるわけで、今後は走行距離も落ち着いてくるだろう。周りからは原付二種に乗ればいいのにと言われるのだが、それは今の原付に実用性プラスアルファを見いだせた時と言っておこう。確かに30km/h制限は馬鹿らしいし二段階右折も然りだ。ただ、特に飛ばしたいと思うわけでもないし幹線道路は避けて走っている現状においては周りの人が思っているほど私自身は不便を感じていない。二種でも小型のものならば良いかなとも思うのだが、最近はデカいのが流行なのかな。駐輪場事情もあって二種も止められるところもあるが場所が別になっていてすぐ満車とか、あるいは二種はダメ(一種のみ自転車と同じ場所における)な所もある。公営系の駐輪場がダメだと自動車並みの駐車料金を取られることになり、それはまた敷居が高い。
◆ スズキによれば走行1,000kmで最初のオイル交換を、その後3,000km走行ごとにオイルを換えろとなっている。奇数万キロの時と偶数万キロの時でメータの千キロ台の色の変わり方が違うとか、凝った事が書いてあったような気がする。オイル交換と言っても600cc程度の分量なので何と言うことはない。オイルは(湿式クラッチが付いているわけではないので)四輪用でもかまわないと教えて頂いたが、少量と言うことで今回は4サイクル単車用の1リットル缶を買ってきた。次回の交換までには掲示板で教えて頂いたシェブロンを仕入れておこう。粘度は指定が10W-40であり最近の車はもっと柔らかいオイルが一般的とあってか四輪用だと中価格帯のオイルがこれに該当する。交換は至って簡単でドレンボルトを14mmのメガネで緩めればオイルが排出される。
自動車用のオイル吸収剤があったが、殆ど汚れず終わったという感じ。天ぷら油用吸着剤で間に合うな、これなら。その後新しいオイルを入れて量をチェックして終わり。
◆ ドレンボルトを外すのに下を覗いてみたが、まあエンジンの小さな事。たった50ccにも満たない排気量なのだから当然なのだが、これで4馬力以上も出るのだから凄いものだ。それに何より安く作られているのも凄い。電動原付はヤマハのものが1.4kW出力のモータだったはずだ。エンジンならば4馬力以上出せるがモータだと2馬力に満たない。ヤマハのものは18650タイプの電池を多数直並列に接続してエネルギ源としている。コスト的にお得だと言うことで各所で使われている方式だ。原付の場合は航続距離の短さは余り問題にはならないだろう。私にしても通勤のみならば30kmの航続距離で十分だし、10kmしか航続距離がなかったとしても自宅と会社で充電すればそれで良い。ただ電動自転車でもそうなのだがバッテリを外したりケーブルを接続するのは少し面倒だと感じる。駐輪場一体型チャージャでもあれば良いのに。
◆ 燃費からすればガソリンで走らせても何ら問題はないとも言えるが、ガソリンスタンドの人間に言わせるとガソリン価格が上昇すれば原付の数も減ってしまうとの事だ。車から原付そして自転車にシフトするのではなく車も原付もやまてしまってバスや電車や、一部は自転車になるのだとか。ガソリン価格が急激に変化すればするほど、それを燃料とする乗り物の台数が目に見えて変わるという。確かにガソリン200円時代になれば車も単車も電気でと言うような世の中になってくるのかも知れない。
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