スマートフォン(1)(8/24)
◆ スマホって言うくらいだからスマートフォンではなくてスマートホンなのかななんて思ったり。
それは良いとして、事業者が主要モデルをスマートフォンシフトしている現状では利用者もその流れに乗らざるを得なくなる。私は現状では従来型ケータイを使っているが、Blogの方でも触れているように上の子はスマートフォンを使い始めているし、やがては私もスマートフォンの波にのまれることになるだろう。
少なくとも電話をするには従来型ケータイが良いしメールなどの文字入力も同様だ。PC用のサイトを見るとかでもケータイのフルブラウザなり、何ならiモードブラウザでもそこそこ見ることが出来る。
◆ ではスマートフォンのメリットというか使う理由は何なのだろう。アプリが使えると言ったってiアプリもあるし、そもそもケータイでゲームなどは余りやらない。乗り換え案内とか銀行取引などはiアプリもあるしWebベースでも出来る。電子書籍だって同様にケータイ+iアプリでかなり以前から見る事が出来る。流行とか何とかと言い出せばそうかも知れないし、画面が大きいから見やすいと言われると、それと引き替えに持ちにくいとか携帯しにくいとかとなる。
◆ 従って現状では消去法的にスマートフォンを見ていくしかないのが私の場合だ。そのモデルのメリットを上げるとなると、例えば速度の点ではGALAXY S2が圧倒的だ。存在感というか所有感はやはりXperiaだ。T9文字入力が使えるという点でMEDIASなのだが動作速度はイマイチだと思う。そんな感じなので私にとっての全部入りは存在していない。パケット代はどうだろうか。ケータイの場合はパケ・ホーダイなので月額定額4,095円である。スマートフォンにするとこれが5,460円に跳ね上がる。iPhoneのみは4,410円とバーゲンプライスだがSBMのAndroidだと5,460円を取られる。auも同様な筈だ。二段階定額の下限で済ませる事も理屈の上では可能だが実際は不可能だ。iPhoneなどは使わなくても上限まで行くというわけで、ドコモにしても最初のGoogleアカウントの設定やspモードメールの設定で上限まで行く。
◆ スマートフォンをスマートフォントして、いや、どんな使い方がスマートフォンらしさなのかは解らないが、その価値を見いだせる人はパケット代の上昇分を許容出来るのだろう。私はこの1,365円アップが今ひとつ妥当であるとは思えないのだ。
つまり1,365円を支払う価値を見いだせないのである。全ての面でスマートフォンの機能が従来型ケータイを超えているならともかく、現状ではそうではない。ブラウザの点では優れている面が多い事は事実だが、調べ物など以外でPCサイトを見るケースが少ない&見るならPCを使いたいと思う方なのでこの点でも私としてはメリットを余り感じない。
◆ 単なる興味で使ってみたという点ではiPhone3Gを以前に少しの期間使った。そこでタッチパネルの問題や文字入力のやりにくさ、動作速度の遅さ(今のモデルはずっと高速になっている)などは実感したわけで、そのときのイメージもスマートフォンに対する興味を失わせている要因であるとは思う。でもあの頃の比較するとMEDIASはずいぶん進化したなと、いやMEDIASがではなくAndroid全体の進化というか変化は大きいなとは思う。
|
|