パンク(10/2)
◆ 最初はヘッドライトの光軸の変化に気づいた。
HIDテストなどで光軸や配光には敏感になっていたためか、少し光軸が高いんじゃないかなと思ったのだ。しかしものすごく狂っているという風でもないし、気のせいかと言われれば気のせいかな程度の狂いだった。次に気になったのはコーナリング時にメインスタンドをこすったこと。そんなに倒していないのに、何でこするかなぁと思った。勿論タイヤの点検はしたがつぶれているような感じでもない。というかそこまでエアが無くなっていれば異常に気づくわけで、たぶん空気圧が半分程度に減っていたとかそんな感じなのだろう。で、もしやリアサスがへたったのかな?とか思った。翌日になって直進安定性がちょっと悪いかもと感じた。おかしいな、一応空気圧を見ておこうかなとスタンドに行ってエアを入れたら結構入る。
◆ これはおかしいと点検すると、なにやら銀色に輝くものが突き刺さっているではないか。
あらら、パンクだ。修理キットはあるので自分で直すのは簡単だ。が、丁度そこにあった小さなバイク屋に修理をお願いした。店の中で涼んでいると10分ほどで修理は完了、5cmもあろうかという釘のような物体が取り出されていた。修理費用は2,100円で、安いところなら千円くらい、高いところでも3千円程度らしい。店から出す時に後輪ブレーキの遊びが少し大きいですねと言うことでネジを調整、シグナスはリアが効かないから握りやすい位置に調整しておかないとねとオニーさんは言っていた。
修理キットは千円くらいなので店でやって貰うのは微妙というか絶妙な価格だ。というのも、ゴムノリを開けてしまうと結局は固まってしまうので頻繁にパンクでもしない限り使い切りになるからだ。今までも車用のパンク修理キットは何セットも買っているが、開けなくてもゴムノリはやがて固まる。まあ一般の接着剤だって何年かすれば固まってしまうのだから仕方ない。それが一旦開封したとなれば固まるのが早くなるのも当然である。それとコンプレッサでエア入れが出来れば良いが、単車用パンク修理キットに入っている炭酸ガスを使うとすると割高になる。
◆ 結局の所修理屋さんがあればそこで直す。スタンドがあればエア補充する(単車のパンク修理は例えチューブレスでも受け付けてくれないところもある)。スタンドでエアを入れればしばらく走行出来るので、バイク修理屋を見つけることも可能だ。まあスタンドの片隅で修理させて貰えればエアが使えるので楽ではある。で、付近に何も無いとか夜間などならば自力で修理して炭酸ガスをプシュッと入れるという手順だろう。車用の電動コンプレッサはZ31標準のものを持っていたのだが壊れたんだったかなぁ。いや、Z31のは壊れたがその後SL用か何かが車に積んであったはずだ。なので家まで戻って自力で修理もアリではあったがゴムノリを補充しておくのが面倒だなと思ったりして。
原付などは道路の左端を走ったりするのでパンクしやすいとは言われる。郊外よりも都内の幹線道路などの方が変なものが落ちていると言う人もいる。いずれにしてもパンク初体験で、次回からはもっと早く気づけるようにしようと思ったのであった。
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