オイル交換(1/23)
◆ オートバックスやガソリンスタンドでは相変わらず3,000kmごとのオイル交換を勧めている。まあ懐に余裕があるならば3,000kmと言わずに1,000kmごとにオイルを換えても良い。換えすぎて害になる事はないのだから。常に新しいオイルを入れておけばオイル焼けも少なくなるのでエンジンを開けたときにも気分が良い。添加剤の少ないオイルを使えば寿命と引き替えにスラッジなどの発生が少なくなる。今はオイルも良くなってマルチグレードだから焦げ付き性が悪いという風でもないとは思うのだが、添加剤は焦げ付きの元でもあるので微妙だ。
◆ 今後EVなどが増えてくるとオイル交換商売は儲からないでしょうと話をした事がある。販売店ではエンジンの付いていない車だとエンジンオイルの交換は勧められないけれど、ハイブリッド車はオイルや冷却水の交換で儲かるんですよと言っていた。EVでも水冷モータ車ならば冷却水の交換を勧めるのだろう。
ハイブリッド車に関しては「普通の車とは違うのでエンジンに負荷がかかる」から「早めの交換が良い」という。確かにポンピングロスを減らすには負荷運転を行いたくなるのだが、それにしても色々考えるなぁ。
ハイブリッド車などを買った人には、そう言って勧めるとたいていは従ってくれるというのも面白い話だなと思った。
◆ 冷却水は2年とか4年ごとくらいの交換で良いと思うのだが、ガソリンスタンドなどではハイブリッド車は5千キロごとの交換がお勧めなんてやっている。これも複雑なシステムで冷却水が汚れやすいとか、モータも冷やしているから重要だと言う。これも交換しないよりは交換した方が良いと思うのだけれど、何だかなぁ。ちなみに普通の電動ウオータポンプ(マグネットポンプ)と同構造だとすると軸受けにシールが要るような構造ではなく、水につかる部分と駆動部分は完全に別になっている。
◆ シグナスは規定通り2千キロで交換している。国内シグナスは3千キロごとの交換なのに。交換すると言っても900ccなので楽なものだ。シェブロンシュプリームが減っているので買っておかなくては。最安値で1本330円、自動車メーカ純正オイルをドラム缶で買うよりは高く、同20リットル缶で買うのと同じくらいか少し高いが小分けされているので使いやすい。
シグナスは金属片が出てきたりするので気分的にはよろしくない。一体どこが削れているというのだ。鋳物の破片というか壁面が落ちてくるならまだ良いが、摺動部が欠けているとしたら嫌だ。こればかりは開けてみないと何とも言えない。
◆ CLSは前回のオイル交換から300kmほどしか走っていない。でも1年したらオイル交換するかなぁ、なんかもったいないけど。CLSは8リットルくらい入るので自分でやるのは面倒で、最近はオートバックスに持って行ってしまう。廃油処理とかもあるし、交換は無料だし。スカイウエイブは次回交換はオイルインジケータが点いたらと思っている。最後にいつこのインジケータが消されたのかは解らないが、その後エンジンオーバホールに従ってオイル交換もしているので6000km以下で再点灯することに間違いはない。
最初はサイクルが短くなるかも知れないが、オーバホール後で怪しいものが出てくるかも知れないし。CLSの方はたまにしかオイル交換しないので安定性の高い合成油にしておくか。走行距離は伸びないが経年変化に強いという事で。
勿論単にオイルパンにオイルを入れておくだけなら合成油も何も変わらないが、エンジンをかければ温度も上がるわけだし。
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