大きさ(1/28)
◆ 国産スマートフォンはある程度の大きさまでしか行かない感じだが、サムスンやHTCのは結構デカい。
確かに横幅が何ミリと数字を見ればほんの少しずつ大きくなっているに過ぎないが、ほんの少しだって大きいものは大きいのだ。
実際私からするとN-07Dの67mmだって大きい。出来ることなら65mm以下になって欲しいと思う。一方でiPhone位まで小さくなってくると操作性が悪くなる。細い指の持ち主ならばいいが、無骨な私の指ではいじりにくくて仕方がない。
◆ ドコモはスマートフォンとタブレットを大きさで分けていたそうなのだが、スマートフォンと称するGALAXYがタブレットに分類されないように基準を変えたのだとか。
どこまでがスマートフォンでどこからがタブレットかと言われても明確な線が引ける訳ではない。それこそ手の大きな人だったらHTC J butterflyだろうがGALAXYだろうが片手で扱える。
◆ いや、実は私は手が大きい。手を広げて小指と先から親指の先までを測ってみると約25cmある。なので多少大きくても扱えないことはないが、操作出来ることと操作しやすいことは又違う。iPhoneのディスプレイが縦長になって操作性が云々と言われたが、あんなものは可愛い。iPhone5に指が届かないというのならGALAXYはどうするんだとなる。
ここにあるHPの電卓は横幅が約80mmで、ボタンがあるので片手で使えないこともないが普通は置いて使うか両手で操作する。
◆ 物理サイズを大きくするとディスプレイサイズが大きくできるので操作性が良くなる。バッテリが大きくできるので連続使用時間が長くなる。そしてやり過ぎればタブレットになる。
HTC J butterflyはバッテリ交換が出来ないのだそうだ。大容量バッテリを搭載して小型化を達成しようとするとバッテリ交換型でない方が作りやすくなる。バッテリを着脱式にするには接点も必要だし機構的にもそれなりに無駄な部分が出来てしまう。小型軽量を目指すならばバッテリは非交換式が良く、 iPhoneもそうなっている。
◆ ところが日本のメーカはなかなかそこまでは踏み切れない。確かに使う側からするとバッテリが交換出来た方が良いに決まっている。2年縛りで2年使うとすればバッテリは交換したくなる。普段使っていてもバッテリ交換が可能ならば予備電池を持って歩けばいいが、交換不可能となると充電用のバッテリを持ち歩くというなんか馬鹿らしいことになる。最近は大容量バッテリ搭載が売りにもなってきたから、非交換型も増えてくるのかなぁ。
htc J butterfly はバッテリ容量が大きいかと思ったらさほどでもなく約2Ahだった。筐体サイズからすればもう少し大型の電池も積めそうな気がするが、周囲を曲面で構成しているので中派以外と狭いのかも。
◆ 私にとっては質量も重要で、N-07Dは軽いからまだ良いがバッテリの大型化に伴って質量も増えてくる。バッテリ容量を取るか重さを取るかみたいな選択をしなければならないのは嫌だ。以前にも書いたがXperiaの初期の頃のモデルからAXに変えた人間が動作時のバッテリ消費量に驚いていた。これじゃ予備電池がないと使えないと。確かに動作速度などは進化が著しいが、そもそも電池が無くなったら使えないじゃないかと彼は不満そうだった。サードパーティの大容量電池に手を出すようなことも言っていたが、アレって本当に大容量なのかなぁ。
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