VC

過去の雑記置き場


M氏の婚活(9/1)
spam(9/2)
抱き合わせ(9/3)
抱き合わせ(2)(9/4)
K-9その後(9/5)
K-9その後の次(9/6)
USBコネクタ(9/7)
自由度(9/8)
福島原発(9/9)
K-9その後の次の次(9/10)
3rd Stage(9/11)
位置情報(9/12)
位置情報(2)(9/13)
Google(9/14)
パズドラ(9/15)
住所変更(9/16)
店員(9/17)
フィルタ(9/18)
アプリ(9/19)
ボロが出る(9/20)
電力自由化(9/21)
プリンタ(9/22)
アプリ(9/23)
まとめサイト(9/24)
メール(9/25)
M氏の婚活(9/26)
二刀流(9/27)
Apple(9/28)
Fit HV(9/29)
田舎暮らし(9/30)


田舎暮らし(9/30)
◆ 田舎暮らしにあこがれるのは都会に住んでいるからなのか。Uターンやターンではないと思うのだけれどIターンなどと言われて都会を離れる人がわずかにいる。
地方から家出同然に出てきたという某女性は東京にあこがれた。東京のどこがとか何がと言う事ではなく、東京の街にいる事にあこがれたのだそうだ。03から始まる電話番号も素敵に思えたと言い、未だに03からは離れられないのだそうだ。
私などからすれば03でも045でも変わらない感じがするのだが、東京にあこがれて地方から出てきた人の中には東京だからと言う証を望みたい人も居るのだろう。

◆ 私は漠然とではあるが田舎に住んでみたい希望はある。
おそらく都会にいるよりもずっと不便で住みにくいとは思うのだが、その住みにくさは利便性という点だけであって自然に近いという意味で見いだせるものがあるのではないのか。確かに雪の降るエリアとなれば冬場は出歩く事さえ大変になってしまう。猛暑の地域ならば真夏に外を歩く事が躊躇われるかも知れない。だから不便な地を捨てて都市部に出てくるのだよと言われてしまえばそれまでだ。

◆ 物価はともかくとして地価などは地方部は安い。土地を買うにしてもまさに桁が違う感じだ。もっとも買う事がベストかどうかは分からなくて、賃貸で過ごしてみた方がリスクが少ない場合もある。アパートやマンションなんて無いんじゃないのと言うとその通りなのだが、古民家などの借家は意外にある。その土地を離れて都市部に引っ越してしまった人の家などが貸し出されているのだ。賃料だって都市部とは大違いで、そのまま住める家なのか補修を必要とする家なのかでも違っては来るがいずれにしても安い。

◆ 田舎暮らしで考えなければならないのは仕事だ。仕事をせずにのんびり隠居生活というのならば良いのだが、普通の人は何かしらの稼ぎがなければ生きてはいけない。農業という手もあるのだが、これは難しいと思う。
自分で食べる野菜位は作れるかも知れないが、それで収益を得ようとするには多くのノウハウも必要になるし体力だって要る。地元に何かの産業があればそこに従事して報酬を得る事も出来るとは思うのだが、そもそも田舎なのだから主要産業と言ったって農業や林業などではないのか。

◆ では私が田舎暮らしを始めて農業や林業が出来るのかと言ったらそれは否だ。ソフト屋さんであれば多くの設備は必要とはしないので、いわゆるSOHOも可能になるかも知れない。私はソフトは多少は分かるが専門外なのでそれで稼ぐのは難しそうだ。ハードウエア設計などはある程度は自宅でできるかも知れないが、どうなんだろう。古い知人が別荘地でハードウエア設計の仕事をしていた。勤めていた会社を退職して別荘を買い、そこを自宅として仕事を受注していた。月に一度位は東京などに出てきて打ち合わせやパーツの買い出しをする。当時は別荘ブームで別荘地も賑わっていたそうだが、その後過疎化が進んで道路も荒れ放題になった。近くにあった商店街も廃墟となり、車で30分ほど走った街まで行かないと何もないのだとか。

◆ なので田舎暮らしの希望はあるがどうやって食っていくかは未知の世界である。やはりSOHO的な事になるのかな。ハードウエア系の設計とかの仕事ってあるのだろうか。何となくSOHOと言うと聞こえは良いが、内職の延長みたいなステマblogの執筆みたいなイメージがつきまとう。でもまぁ田舎暮らしに向けて色々やってみようとは思う。ここをご覧の企業の皆様、私を一匹確保しておくと便利ですよと宣伝しておこう。


Fit HV(9/29)
◆ 新型フィットハイブリッドがアクアの燃費を超えたと言う事でニュースにもなった。アクアとFitは殆ど同じディメンションで、価格帯にしても競合関係にある。
カタログ燃費はアクアの35.4km/lに対してFitは36.4km/lとなっている。勿論実走行でこの差が出るとは考えにくいし、場合によっては逆転だってするかも知れない。
エンジン出力はアクアの74馬力に対してFitは110馬力と大きいが、モータ出力はアクアがFitの2倍近く大きい。この辺りはトランスミッションの都合もあって、トヨタではプリウスでも高回転型モータを使って減速機を設けるなどしていたはずだ。ちなみにモータのトルク自体もアクアの方が大きいが、その差は5%強しかない。エンジンはトルク一定型、モータは出力一定型(に、近い)特性なので設計で出力自体はどうにでも出来る。

◆ Fitはワンモータなので軽く安く作れると思って車重を見たらアクアと変わらなかった。安くの分はLi-ionバッテリに食われてしまった可能性もあるが、車重は何が違うのだろう。トランスミッションはDCTを使うFitの方が重いような気もするが、でも発電機より重いのかなと思わないでもない。Li-ionバッテリだが、おそらくはアクアもこれを使えばカタログ燃費は塗り替える事が出来るだろう。充放電効率を考えてチューニングするとモード燃費は意外に違ってくる感じがするからだ。

◆ SBM以外から出ているiPhoneはダメだと主張する人が居るように、トヨタ以外のハイブリッドはダメだなんて人も居るのかも知れない。2chで暴れている人を見てもiPhone使いかプリウス乗りのどちらかで、その双方を持っている人が最強(最凶)なんて言われていた事もあった。そうは言ったって時代は変わるのだから仕方ないと思うのだが、果たして彼らは広い世界を見る目を持っているだろうか。
ハイブリッド車以外の燃費にしても30km/l超えが当たり前みたいな感じもある。それが小型車だろうが軽自動車だろうが燃費の数字だけが一人歩きするような感じ。

◆ 軽自動車の燃費向上は著しいものがある。マーケットの拡大が一気に競争を激化させた結果と言えるのだが、逆に言えば今までは燃費云々を謳わなくても売れていたという話になる。これも時代の流れで、税金その他のコスト以外にガソリン代だって重要なのだよと気づいたというか、いや、日本人はカタログ数字重視みたいな所があるからそれだけかも。いずれにしても低燃費普通車と低燃費軽自動車では軽自動車の方がずっとお得だ。ただしサイズだとか安全性などを考えたり多人数乗車となれば軽自動車が全てとはならない。

◆ ワンボックスブームの時も、家族で乗るからだとか子供の乗り降りがし易いなどと理由付けはあった。しかしそれが去って小型車全盛になった今、あの時の理由付けは何だったのかと言いたくなる。結局の所世間がそれに乗っているからウチでも買おう的な人たちは、無理矢理な理由付けを用意しておかないと「真似っこだ」といわれやしないかとビクビクだったりして。今なら低燃費車を選ぶ理由を何というのだろうか。環境に敏感だとか、いや、だったら自家用車に乗らない方がなお良い。実際に車をやめてしまった人も多いのだ。以前にも書いた事があるが環境の為だ云々言いながら石油ストーブを使っている人とかが平気な顔をしているのも不思議だ。その方曰く「ガスは高いから」ダメだそうだ。
理由付けなど無く、みんなが乗っているから僕もそうしましてではダメなのだろうか。その方が気が楽だと思うんだけど。


Apple(9/28)
◆ Apple社にとって日本は良いマーケットではないかと思う。少なくともiPhoneに関して言えば世界の平均的シェアよりも日本のそれは高く、つまり売れているのである。その理由の一つとしては誰もがあげる事だとは思うが使い方が簡単な事がある。
書籍関係の人はMACを使っている人が少なくはなく、それはソフトウエアなどの充実にも意味がある。そんな人にWindowsのPCを見せると「Windowsは難しくて使えない」と言う。私などは操作に慣れていないMACの方を難しいと感じるので、単に慣れの問題なのではないのかとも思うのだがMACの方が分かりやすいというか細部や内部を意識せずに使えるのは確かだ。

◆ 同じようにiPhoneとAndroidに関しても、iOSの方が直感的で分かりやすい感じがする。一応は電気というか電子系メディア関係の仕事をしている某氏にしてもAndroidは難しいですから、僕は文系ですからと敬遠する。メディア系の人がMACに慣れていてその流れでiPhone贔屓になるのも分からないではないし、MAC的な簡単さというか操作のしやすさでiPhoneを求める事も理解は出来る。しかし一応それ系の仕事をしているのだからAndroidもいじってみたら?と言いたくもなった。

◆ Androidが難しいと言ったって慣れと言えばそうなのだ。
Windowsパソコンだって子供から主婦から高齢者だっていじくり回す。もっともそんなWindowsPCに代わるのがタブレットだからと言ってしまえば確かにそうなのだが、そんな人々がiPadを持っているのかというと決してそうではない。
iPhone使いなんてブランド志向なだけだという人も居るが、これも全てがそうだとは思わない。海外製品が良いとする人がどれだけ居るのか知らないが、海外製が良いのならばGALAXYでも良いではないか。米国製は良くて(製造はアジアだけどね)韓国製はダメとか?ま、それはあるかも知れない。

◆ iPhoneは誰にでも勧めやすい。Androidのような当たり外れがないし設定などもや分かりやすい。だからと言って従来型ケータイからいきなりiPhoneが使えるのかと言えばこれも違っていて、操作の違いというか風習の違いみたいな戸惑いは感じるはずだ。この点で行くとAndroidの方が従来型ケータイのわかりにくさを継承しているって、これもおかしな言い方なのだがそんな所がある。従来型ケータイにしたってメニューが分散していたり継ぎ接ぎっぽくなっていたりして分かりにくかったではないか。機能的には見るものは無いのだが、それが欲しくなったらAndroidに変えればいいよ、とりあえず2年はiPhoneで我慢してみたらと勧める事に躊躇いはない。

◆ 一つの企業がOSも製品も作ると言う事に対する責任、その商品をヒットさせる苦労は大変なものだ。N-07Dを見ればそれは分かる。夏モデルとして発売されたのだが過熱制御のために夏場は使えない。こんな事は温度試験を行えばすぐに分かるであろうに、いや、NECは分かっていたに違いないのに売ってしまう。NECばかりではなく富士通だって発熱体みたいなものを売っていた。もしもiPhoneがこんな風だったらシェアは取れない。シェアが取れないどころではなく大騒ぎになるだろう。製品が優れているかどうかを日本メーカは高機能かどうかで判断しようとする。その理屈で行けば低機能なiPhoneが売れる筈など無いのに、SO-04EよりSC-04Eの方が売れるはずなのに、現実はそうではない。
こうした事を理解しない限り日本でのiPhoneシェアは急は下がらないと思う。iPhoneが凄いのも事実ではあるが、Androidスマートフォンを作るメーカの考え方や事業者がダメだからだ。


二刀流(9/27)
◆ 孫さんはiPhoneとiPadの両方を持たなければダメだと力説した。同じようなものを持っても仕方ないのになと思ったものだが、iPhoneの画面のサイズでは老眼(孫さん自身が老眼かどうかは知らないけど)には辛いのではないかと思った。ホームページを見るにしても何にしても画面は大きい方が良いわけで、PCを常用している人ならばそれを使うだろう。しかし孫さんは過去に言っている、PCのLAN設定が出来ずに何十分も格闘したと。こうしたリテラシの低い層には手軽に使えるタブレットは良いのかも知れない。

◆ 仕事に使うとなるとタブレットのみではどうしようもないというか、営業職であれば何とかなるのかな。いずれにしてもデスクにPCが無いというのは現在は考えにくい。しかし仕事以外だとするとPCの電源を入れて起動を待つよりは手軽にタブレットの地球マークをタップした方が楽だ。
私自身はPCを使っているのでタブレットの必要性を感じないが、全ての人がそうであるとは言えない。PCを使って何をやるかというと何かを調べるためにどこかのホームページを見る程度で、だったらタブレットの方が気軽だと言う事になる。キーやマウスがないと作業のやりにくいものだとPCが必要になるが、指先で何とかなるのであればタブレットが楽だ。

◆ 最近の大画面スマートフォンであれば画面が見にくいとか見づらい事も少ないとは思うが、iPhoneだとさすがに小さい。携行するには小さい方が良いし画面にしても拡大すれば何とかなる。ただし一部分しか見られなくなるので辛いものがある。
私自身もiPhoneを使った時にそれは感じた。縦横にスクロールさせながら見るのが意外に面倒なのだ。そしてそれより大変だったのが文字入力で、これはどうしようもないなと思った。

◆ Androidを使い始めて、たった少し画面が広いだけで入力の感じは随分違うなと思った。4.3インチと4.6インチにしても数字の上ではたいして違わないのに操作感は随分違う。勿論文字入力環境やアプリそのものの違いも大きい。ではタブレットは更に文字入力がし易いかというとそうでもなくて、キーパッドが大きすぎると指の移動量が増えてやりにくい。ATOKの場合はキーパッドの大きさも位置も移動が可能なので不便には感じないが、スタンダードな文字入力方法を使っている場合は違和感があるかも知れない。

◆ プリンタなどの周辺機器もスマートフォンやタブレットを意識しはじめている。これからの季節だとクリスマスカードや年賀状作りになるのだろうが、これもスマートフォンやタブレットで写真を加工したり絵を入れたりが簡単にできる。こうなるとPCの出番は少なくなるわけで、一時期は人気を博したモバイルPCやウルトラモバイルと呼ばれるジャンルの製品が売れなくなるのも分かる気がする。

◆ そもそもPCは誰にでも簡単に使える機器ではない。
何もなければ設定したとおりに動いてはくれるのだが、トラブルでも起きれば対処が難しくなる。これに比較すればタブレットは楽だ。特にiPadは出来る事も少ないがトラブルも少ない。Androidのような自由さはないが誰にでも使いやすいと思う。ただし価格が高いのが難点で、その価格に見合った機能があるのかと言われると疑問だ。安物の中華タブレットの方がよほど高機能ではないかと言われるとiPad使いはブランドだからと言うしか無くなる。


M氏の婚活(9/26)
◆ 婚活話と言えばそうなのだがM氏と直接関係があるわけでもない。いや、M氏に聞いた話なので関係がないわけでもない。
その女性は40代後半だそうだ。40代後半の女性が5年以内に結婚出来る可能性は2%にも満たないという調査があるそうだ。しかしその女性は既に3回の結婚をしている。結婚している状態でありながら何故婚活なのかと言えば、近々離婚の予定だからだそうだ。
転職がそうであるように、次のお相手を見つけてから離婚をする計画らしい。

◆ 3人目の御主人とは結婚相談所のような所で出会ったらしい。男性からのアプローチはゼロだったので彼女側から積極的に動き、現在の御主人も御主人側の条件に彼女はマッチしなかったようなのだが半ば強引に結婚までしたという。だったら何故別れるのかと思うのだが、子供も独立して生活の心配もなくなったからと言うのがその理由だそうだ。つまり3人目の御主人は財布代わりだったと言える。しかし今後年上の御主人が先に弱ったり病気になる事は想像に難くはなく、介護などの事を思うと今のうちに別れておいた方が良いと考えたそうだ。
生活のために家事をし続けてきたが子供が独立した今となっては夫に仕える義務はないという。それどころか御主人の(将来の)介護や御主人のご両親の介護までやらされるのはたまらない。

◆ そこで今度は年下をターゲットにする。生活の心配は余り無いので高齢高収入に拘る必要は無く、元気で若い人と楽しい時を過ごしたいのだとか。
洋服を着替えるように男性を変えるのも生き方の一つであると言える。ある女性、彼女は御主人と当時別居中だったのだが離婚はしないと言っていた。理由は、いざとなった時に戻る場所を確保しておく、保険みたいなものよとの事だった。もっともその後御主人側から離婚届が送られてきたようで、彼女の思いも虚しく離婚となった。

◆ 現在は一見仲良し風にしている夫婦だって、旦那が定年になったら別れるつもりよという奥さんは少なくないと思う。働き蟻が働くのをやめた時、それは単に不要な生き物と化してしまうのだ。余暇を利用して様々な遊びや旅行や趣味を楽しんできた奥様と、家と会社の往復に終始してこれといった趣味もないまま歳を取った御主人の行く末に幸福の二文字はないのかも知れない。世間一般として中高年の独身男性は比較的モテると言われる。それは婚活人口が少ないためで、言うなれば一人でも生きていける。所が女性の場合は経済的安定を求めて男性を捜し、結果としてモテる訳だ。

◆ あとはM氏の婚活同様に結婚ありきでのお相手探しが始まる。所が女性側が子持ちとなると再婚に対するハードルは上がる。特に男の子持ちだと相続問題を含めてややこしくなるのだそうだ。男性の再婚はこの点では気が楽な事が多いのだが、子連れ女性は厳しい。しかし女性は最初はそうは思わない。私は綺麗なのよ、これでも昔は男が放っておかなかったのよと自信を見せる。しかし婚活が成功せずに月日が流れると、徐々にその自信も揺らぐ事になる。いや、ここの婚活パーティは駄目だ、私の、本当の私を見る澄んだ眼を持っている男が居ないとでもなるのだろうか。

◆ 腹の探り合い、中年の恋に純粋などと言う言葉は似合わないのかも知れない。打算の固まりのような、相手と結婚するのではなく条件と結婚するような。女性側もそれは分かっているようで、ローン無しの家がありますなどと釣り書きに記すのだとか。こうするとビンボーな男が沢山釣れるらしい。


メール(9/25)
◆ スマートフォンで使うメールは、現在ではGmail主体としている。F&F情報メールなど一部はspモードメールで受けているが、どちらが着信が早いのかは微妙な所だ。GmailはGmailアプリも使うしK-9も使っている。
着信はおおむねK-9が早いがいつもではない。K-9は12分ごとのリフレッシュを指定しているが、IMAP IDLEのリンクが外れる場合もある。GmailはGoogle同期なので他の、例えばカレンダや連絡先の同期を使っている場合は通信関係の負担は殆ど上がらない。

◆ IMAP IDLEにしてもGoogle同期にしても通信状態が不安定で度々再接続が行われると当然バッテリは減る。逆に通信状態が安定していればバッテリ負荷は最小でリンクは維持される。しかし現状でのモバイルネットワークを見ると安定とは言い難く、移動時にはそれなりのバッテリ負荷になる。SMS通知ならば電話着信と同じなのでバッテリ負担は少ない。しかしこれは事業者絡みで行われるべきものなので簡単ではない。SMS通知はバッテリ使用量という点では効率的なのだが、携帯電話網に接続している状態でなければ使えない。

◆ iPhoneの場合で考えてみるとSBMはSMS通知なので3G圏外ではメールの着信通知が来ない。SBMは着信通知のみなのでそれと連動してメールの受信が行われるわけではない。auは通知センタ経由なのでWiFi接続のみでメールが使える。ドコモの詳細は不明ながらauと同じような感じではないかと思われる。VoLTEなど通話システム自体が今後変化していく事を考えるとau方式の方がインパクトが少ないとも言える。

◆ 延期に延期を重ねるドコモメールは一体どうなるのだろう。IMAPに近い独自方式と言われていて、ならばスタンダードなIMAPにすれば良いではないかと多くの人が思っているはずだ。現状のspモードメールはSMS通知なのだが、3G圏内であればSMS通知が受けられるのでWiFi接続していても使える。ただし何かをきっかけにWiFiでのアクセスが拒否される。WiFi接続の設定見直しやマイアドレスの更新を行えば使えるようになるが面倒だ。
WiFi接続時に使えないサービオスは他にもある。設定すれば使えるようになるサービスもあるし、WiFiが入っている限り使えないものもある。

◆ iPhone取り扱いで今後修正されるものもあるだろうが、WiFi接続を推奨していながらこれらの不便なものが多いのもドコモの嫌らしい所だ。そんな事もあって私はWiFiを余り使っていなかったのだが、自宅や会社がXiエリアエッジ問題を抱えているのでWiFiを使う機会が増えた。
屋外で公衆WiFiに接続する事はまず無いが、いずれにしてもドコモは不便なのである。

◆ それでもspモードメール自体は容量制限もさほどきつくないので全然使い物にならないサービスというわけではない。容量制限で使えないのはSBMで、最近の高解像度スマートフォンではスクリーンキャプチャの画すら添付して送ろうとすると拒否されてしまう。カメラ画像も一々縮小しないと添付して送れない。i.softbankの方は多少はマシなのだが不便さに変わりはないし保存可能容量や通数の制限もきつい。今時事業者ドメインのメールなんか使っているヤツが悪いと思う人も居るだろうが、初心者の多いiPhoneでは事業者ドメインメールの利用が殆どなのだ。ドコモメールがGmail並の自由さで使えるようになれば良いが、それは望めないだろうな。見かけの仕様がそうなったとしても転送や外部メールの取り込みなどが実装されるとは思えない。こうして事業者ドメインメールは一部企業やサイトなどのケータイメールアドレス登録必須サービス用以外としての利用価値が失われていくのかも知れない。


まとめサイト(9/24)
◆ まとめサイトとしてはNAVERまとめが有名なのだが、最近ではその信頼性を落としていると言われる。まとめサイトを作る事による収入をアテにする余り、信頼性に乏しいまとめサイトが乱立した事がその原因だそうだ。クチコミサイトなどでも不正というか宣伝への利用が後を絶たず、食べ物系にしても何が本当で何が嘘なのかは分からない感じだ。
旅先の宿泊地を決める際のホテルの口コミなども同様である。系列店や従業員はそのホテルを褒め、ライバル店はけなしにかかる。

◆ こうした活動で目に付くのはやはりSBMではないだろうか。古くはSBMな人も居たし、今では別の人がアクティブに活動している。これが企業としての活動なのか個人の事なのかは分からないのだが、2chの情報漏洩事件で顔色の悪くなった人が居たとか何とか。
では人々は何を信じるのかと言うと、個人のblogやホームページだそうだ。と言ってもここにも悪魔は忍び寄っている。blog記事を何本書いていくらのようなアルバイトは山ほどアリ、特定の商品を宣伝しまくる。
あくまでも個人のblogと言う事で発注者はステマの責を逃れでもするのだろうか。

◆ FX系のBlogもアフィリエイト重視だ。トラップリピートイフダンが儲かるとか、自動売買が儲かるとかと書いている。そんなに儲かるならアフィリエイトなどやらないで自動売買やトラリピで儲けていれば良さそうなものだ。
私はこうやって儲けましたと書くのは簡単である。過去のデータで儲けが出たストラテジを紹介するだけで済む。
私はこれだけ投資をしましたなんて誰にだって書く事が出来る。画面のコピーですよと言ったって、それが未編集である可能性はゼロに近い。

◆ FXのみではなく健康食品や美容機器なども同様にアフィリエイトの塊だ。プラセンタに関してはF&Fでも取り上げた事があるが、最近は肌に直接塗るプラセントレックスが人気なのだとか。これに関して、まずはこちらのページをご覧頂きたい。宣伝らしきものの無い、普通の感想という感じだ。一方でこちらは宣伝のためのページとは言えないとは思うがシッカリと販売店のアフィリエイトリンクがある。こちらは最初に紹介したのと同様、普通の感想が書かれたものだ。プラセントレックスはまだまだアフィリエイトが少ない感じがするが、国内で正規販売がされている健康食品や化粧品は宣伝合戦である。

◆ まとめサイトもこうした流れで、内容よりも稼ぎの方が優先される。結果として信頼性の乏しいものになり、アクセス自体も増えなくなってくる。NAVERは韓国の企業なので宣伝手法なども日本的ではないと言ってしまえばそれまでだ。長続きするサービスか、一時的に儲かればいいサービスなのかの判断も日本人とは違うのかも知れない。
一般個人のBlogやホームページの情報が重視され、その次に来るのがニュースサイトなどだそうだ。ニュースにも様々なバイアスが加わっている事を利用者は知っているのか。
その他ポータルサイトや動画サイトの情報が重要視され、NAVERなどまとめサイトの信頼度は6位だった。

◆ 物理媒体からの情報取得で新聞は3位だった。一位はテレビのニュースで2位は雑誌だった。スピードの点でテレビやインターネットに及ばず、内容の濃さの点で雑誌に及ばない新聞の難しさが分かる。ネットで知った情報を友達などに伝える人は9割を超えるが、新聞に載っていた事をネット上で話題にする人は2割でしかなかった。


アプリ(9/23)
◆ スマートフォンを新調したり、或いは初期化した後で何が面倒かと言えば不要なアプリのアンインストールと無効化だ。そもそも何故不要なアプリが入っているのかと言えば、それは事業者やメーカの都合となる。アンインストールしなくても害のないものならば残しておけばいいが、多くは何かをきっかけにして動き出してしまう。勿論そのサービスを使うのであればバックグラウンドで動いていようが何だろうが有用なものとなるが、使わないサービスのアプリが動いているのは無駄以外の何者でもない。ドコモ以外のメーカアプリなども同様なのだが、これらの多くは無効化が可能だ。SO-04EではSONY製のアプリの多くは無効化が可能だったしNECの要らぬアプリも無効化出来た。

◆ 何が何でも動きたがるのはdマーケットアプリだ。dマーケットなど使いもしないのだが、このアプリは止められないし止まらない。ドコモアプリのアップデートを行おうとするとdマーケットアプリが必要になる。止める事が出来るとか消す事の出来るアプリもある。iチャネルやiコンシェルはアプリを削除する事が出来る。トルカアプリも削除が出来るのだが、これだけを消してローソンでIDを使おうとするとエラーがN-07Dでは出た。この対策としてrwpushcontrollerを無効化する必要があった。トルカをrwpushcontrollerが取ろうとするがトルカアプリがないのでエラーが起きる、たぶんそんな感じなのだろう。

◆ ではトルカアプリを動かしておけばいいかというと、その場合はトルカを取得する度に通知エリアが賑わう事になる。AirPushのようにトルカの取得を知らせて関連サイトへのアクセスを求めるのだ。同様な事はNOTTVでも起こる。NOTTVアプリを起動するとAirPush配信が有効にされてしまう。それをよしとするのならばいいのだが、そのままNOTTVを解約してしまいアプリを消すか無効化してしまうとトルカの時と同様なエラーが起きる。この場合はトルカの時と違ってMmb.Service.processを停止させる事が出来ないので困る。再度NOTTVアプリを起動してAirPush配信を止めるか、或いはNOTTVに電話をして配信停止を要請しなければならない。このMmb.service.processはバッテリを異常に食うなどの報告もあるのだから削除可能にして貰いたいものだ。

◆ こうした様々な事業者アプリが無駄にメモリを食ったり通信を行ったりする。
食べたいと思えば2千円のラーメンでも食うかも知れないが、10円の餅だったとしても要らないものは買わないというのが普通の人だと思う。それをドコモと来たら、要らないと言っているのに無理矢理口の中にまずい餅を突っ込んで来る。
iコンシェルは有料サービスなのだが広告が配信されてくる。ドコモに文句を言うと「お客様に有用な情報を配信しております」だ。それが私にとって有用かどうかは私が決める事であってドコモに決めて欲しくはない。

◆ 迷惑メール配信業者もドコモも言っている事は何も変わらない。そういう押しつけがドコモの衰退を加速させた事に、勿論ドコモは気づいては居ない。何かをしなければ土管屋になってしまうと恐れるのだが、だったら立派な土管でも作ってくれよと言いたい。Xiエリアエッジ問題やXiに帯域を取られてFOMAエリアが縮小した問題など、やる事はいくらだってある。Xi色に塗られたエリアマップ内にも関わらずLTE接続が出来ないとか、LTEに行こうとしているのにチャネル空き無しで切り戻されるとか、立派な土管でなくても、普通の土管で良いから作って頂きたいものだ。


プリンタ(9/22)
◆ 久しぶりにプリンタを動かしてみたらインク切れになっていた。プリンタはエプソンのもので5年以上は使っていると思う。稼働率はきわめて低く、写真などをプリントする場合はコンビニや家電量販店などにあるプリント機を使った方が手軽で安価だからだ。
こうなるとテキストのプリント程度しか使わないので使用頻度が落ち、使わないのでインクが固まったりする。頻繁にヘッドクリーニングモードを使うと、これが消費するインク量が馬鹿には出来ない。通常印刷の何枚分もの量を一気に使ってくれる。

◆ エプソンのこのモデルはインクとヘッドが別体になっているものなのでヘッドが詰まっている場合はインクカートリッジの交換では直らない。確かにインクカートリッジ代はヘッド一体型よりも安いのだがヘッド関係のトラブル時には修理依頼を行う事になる。使用頻度が余り低くなければヘッドが詰まるなどと言う事は殆ど無く、私はこれまでに一度しか経験した事がない。
インクジェットプリンタの初期の頃はヘッド関係のトラブルが多かったが、今は余り聞かなくなった。

◆ これから冬になるとプリンタの季節でありクリスマスカードや年賀状の印刷に使われはじめる。なので各社共に新製品を出してきたり、量販店では在庫処分的な価格で旧製品が売られる。売れ筋は2〜3万円のモデルだと言う事で、最近ではスマートフォンから直接プリントが可能なモデルも人気だとか。これは店に置かれたプリント機と同じように液晶パネルが付いていたりして、プリントする写真を選択出来るようになっている。

◆ 店のプリント機というとメモリカードを突っ込んでみたいなイメージだったが、最近ではスマートフォンから直接と言う事でUSB接続も出来たりする。というかiPhone内の写真をどうやってプリントするのかなと思いながら操作してみると、コネクタ接続でiPhone内部に保存された写真の一覧が出てきた。なるほど、これならiPhoneからでもプリント出来る。プリントコストなどもインク代とか紙代とかを考えると高いとは思えないし、何より手軽で気軽なのが良い。

◆ インクジェットプリンタは、安物だと5千円前後で買える。WiFi搭載でスキャナ機能も付いて安価なのはHPのDeskjet3520やキヤノンのPIXUS MG3230だ。インクカートリッジを買う価格でプリンタ本体が変えてしまうのが何とも不思議というか、これが消耗品商売というものだろう。この価格だと特別欲しいとは思わなくても、ちょっと買ってみようかなと思える。今のプリンタが古くなったからとか、インクが無くなったから新調しようと考えられる価格なのだ。

◆ これら安物プリンタでもWiFiが搭載されているので、現在使っているエプソン製よりも便利だ。今はUSB接続なのでノートPCをプリンタサーバにしている。MG3230はインク/ヘッド一体型のカートリッジ(たぶん、インク品番がBCIではなくBCなので)だと思う。これで4千円前後なのだからお得感はある。もっとも付属のインクの量がどうなっているのかなどは分からない。プリントコストはL版の写真で30円〜40円程度と試算されている。コンビニのプリント機だと30円程度、ネットプリント専門会社だと5円程度だ。ネットプリントの場合は初回価格50枚までゼロ円の所が結構あるので、各社渡り歩けばかなりの枚数がプリント出来ると思う。通常は必要な送料も初回は無料の所もある。一度登録するとそこで続けて使う人が多いから商売になるのだろうが、競争が激しいんだなと思う。


電力自由化(9/21)
◆ 発送電分離よりも電力自由化の話が進んでいる。
既存電力会社は様々な料金プランやサービスで顧客流出を防ごうとし、新規参入を目論む企業は新しい発想で顧客を獲得しようとしている。
何事にも競争が起こるのは良い事ではあるのだが、例えば携帯電話事業へのソフトバンク参入がもたらしたような負の部分も必ず起きる。勿論負の部分だけではないとは思うのだが、結果として携帯電話の購入からランニングコスト全般までの支出が増えるとするとメリットとは言えなくなる。

◆ FTTHなどでもそうだが、競争によって多少の価格低下と契約縛りによる特典などが増えてくる。当然ながらこれらのコストは利用者が支払う事になるので、携帯電話同様に新規加入者のために既存加入者が損する図式となる。電力会社も自由化が進むと同じようになるだろう。今契約するとキャッシュバック1万円とか、犬のマークの扇風機が貰えたり猿のマークの足温器が貰えたりするかも知れない。電力メータは買い取りだけれど月々の支払いを電気料金で埋めれば安いですよみたいになる。

◆ 契約縛りとローン縛りを同期させずに解約を困難化するSBM商法みたいなものだって出てくるかも知れない。これも携帯電話事業者と同じで災害に強いか弱いかとか停電復旧に対しての取り組み姿勢なども違ってくるはずだ。ウチは停電は多いけれど安いですよと言う事業者が出てくるかも知れないし、停電率業界最低だと宣伝しながら実は停電が多いみたいな事業者が現れないとも限らない。
停電の多い事業者は懐中電灯の無料貸し出しがあるとか、UPSが月に300円で借りられるとか、そんな事だって可能になる。

◆ 電気を安く売ろうとすると太陽光発電などの買い取り価格も見直さなければならなくなる。あるいは、ウチの電力は高いけれど自然エネルギ利用の発電が全体の2割ありますよと宣伝する所があっても不思議はない。こうした点も含めて自由化にはそれなりのメリットが生まれる。実際問題として送電網のコストが重要になって来て、これはNTTのファイバー価格云々の話と同じだ。NTTと電力会社のどちらが強いのかという問題もあり、そこを切り崩せるのかという話もある。少なくとも現状の電力会社は政府さえも歯が立たず、東電の言いなりにカネを突っ込むのが関の山だ。

◆ 以前にも書いたが原発事故の収束を遅くすればいくらでもカネは入ってくる。事故や故障を起こせば予備費を突っ込んで貰える。おそらく多くの人は、東京電力から電気を買わなくても済むのならば他にしたいと思うだろう。もしかしたら、多少価格が上がったとしても東京電力だけは嫌だと思うかも知れない。しかし、こうして政府が荷担していると正常な競争は起きなくなる。ダム代にしても同様で節水で水道使用料が減るとダム代が払えなくなり、水道料金が値上げされる。
使っても使わなくても金を取られる仕組みになってしまうのだ。

◆ だからこその発送電分離や発電会社の多様化が必要だと思うのだが、何せ利権の塊なのでうまく行かない。
JRやNTTは民営化が出来て、東京電力は国有化になる。
いかに財務省の力が強いのかを思い知らされる感じで、国民の方向を向いていないのは誰の目にも明らかだ。
東京都庁が中部電力と契約するとか何とか。様々な問題はあるようだが、こうした動きが加速すれば政府も官僚も多少は動きが良くなる事だろう。高公害ディーゼルを閉め出したのも東京都がこれを行ったからだ。


ボロが出る(9/20)
◆ SBMのプラチナバンド宣伝は一体どうしたのだろう。あれほど騒いでいたのに、今は余り聞かなくなってしまった。つながりやすさナンバーワンもボロが出まくりで少し下火だろうか。ソフトバンクグループが配布したアプリからの情報を元に、或いは特定の人に電話をして調査したとSBMは言っているが、調査会社の言っている事と調査内容に矛盾がある件は以前にも書いた。データを作り出したと言ってしまえばそれまでなのだが、独自調査とはそういう類のものだ。

◆ 同じく独自調査でもSBMがつながりやすいと感じる人、つながりやすさナンバーワンを信じる人は2割しか居ないそうだ。いくらCMで叫んでみてもつながらないものはつながらない。独自調査ではなく第三者が調べたらどうなるのかは各メディアなどでも度々公表されている。調査の方法などによって結果がまったく同一とはならないが、おおむねSBMは最低の結果となる。特定の地域では最低ではないとか、その程度の差はあるがSBMがつながりやすいという結果は出てこない。

◆ つながりやすさナンバーワンなどと嘘は言わずに謙虚にしていればそれで済んだのに、要らぬ藪を掘り返したが為に蛇が出てきちゃった。こうなると、何故SBMの調査結果がおかしいのかが検証される事になり、その真実も暴かれてしまう。それこそサムスンのベンチマークチューンと同様に、SBMの調査はインチキだから信じない方が良いよと言われる。その結果が「8割の人はSBMの言う事を信じていない」になる訳だ。

◆ それでも都内などは随分使えるようになったとは思う。建物の中や地下街などでも使える場所が増えてきた。ただし他社と同じように使えるのかと言われればそれは違うし、地方部や観光地などでは明らかに圏外が多い。孫さん自身も投資効率を口にしていて、地方に基地局を作っても稼働率(その基地局に接続してくる利用者数)が低いから無駄だと言っている。
儲けとはそういうもので、投資効率を考えなければいけない。そうでなくても投資嫌いで有名な孫さんな訳で、非効率エリアに基地局を建てるような稟議が通るはずもない。

◆ 都市部においても緊急地震速報が着信しないなどは以前から言われている。従来型ケータイの時代にしてもSBMは緊急地震速報には無関心だった。やるやるやると言いながらも出来なかった。やるよと言わなければ総務省にも顔が立たないし利用者への言い訳も出来ないが、やると言っておいてそれを延期していくのは仕方がないなSBMだからと諦めて貰える。
現状の緊急地震速報にしてもSBMだから仕方ないなと思う人が多いのではないだろうか。

◆ SBM利用者は増えていると思う。水増しも確かに山ほどあるが、実際に使っている人だって増えている。そして(今でも)SBMを使っている人の多くはリテラシーの余り高くないというか、宣伝を信じてしまっている人々か、或いは諦めて使っている人だ。知人でもSBM利用者は居るが、彼らは諦め派というかSBMがダメなのを承知で使っている。なので不満は少ない。期待度が大きければ満足度は低くなるが、どうせSBMだからと思って使っている分には諦めも付く。嫌なら他社に移れば良いだけの話だしiPhoneが使いたければauにもドコモにもある。この辺りがSBMがMNPで負け続けている理由だし、ある調査によればiPhoneを使いたい事業者としての人気は最下位だった。その分を表向きや裏側の金額で埋めてくるのだろうか。


アプリ(9/19)
◆ F&Fでは地震情報などをメール配信している。メールではなくアプリに通知すれば通知の仕組みは簡単になる。
ただし使用者側としてはアプリを起動させておくなりする必要があり、場合によってはバッテリ消費量に影響がある。Google通知を使うとバッテリ消費の問題は解決するが自由度が多少下がる。この手のアプリとしてはYahooJAPANのものがあるのだがバッテリ消費にインパクトがあるとも言われる。

◆ 何らかのプッシュ通知を行おうとすればリンクを維持する必要があり、WiFiだろうがXiネットワークだろうが安定に動作させるためには頻繁に通信を行う以外に無い。
GCMを使えばGoogle任せに出来る。サンプルプログラムなどもあるのでこれを使ったアプリもそう難しくはないだろう。果たしてメール通知とアプリ利用のどちらが良いのか。
メール通知の場合はバッテリ消費を問題にする事はないしメールを読めば全てが分かる。アプリの場合はテキストのメールよりも更に色々な事が出来る。自位置が分かる事で自分の居る周辺の情報だけを受けるとか、画像や図形を表示しやすいとか設定が簡単になる事もメリットだ。

◆ メール配信では通知の設定はサーバ側で行う必要があり、登録時にそのデータを保持して配信時にコントロールしている。アプリベースで考えるとアプリ側から必要な情報を取りに来る事も可能になる。もちろん全ての情報を送った上でそれを表示するかどうかを選択させる事も出来る。この辺りが自由度を上げられる要因だ。配信を受ける時間や条件の指定なども出来る。アプリ方式での最大の欠点というか面倒なのは通知がリアルタイムに行くかどうかだと思う。メールはそれが遅れたとしても配信側に文句を言われる事はない。

◆ 以前から遅延時間を報告しているとおりYahoo系やSBM系のメールは遅延が大きいので即時性に難点があるが、それはF&F情報メールとは関係のない事である。iPhoneでもGmailであれば使い勝手は向上する。アプリの場合で着信率が低いと、それはアプリの問題となる。たとえGCMのリンクが切れていたとしてもアプリが悪いと言われるのは、"いまどこ?"アプリの作者殿が困っている問題と同様になる。自前でKeep-Aliveなどを流し続ける方法も勿論あるのだが、それはバッテリ消費量となって現れてしまう。余談ではあるがYahoo系のアプリではSBMご自慢の着信率やらを計測するためのデータも送り出している。SBMはユーザに許可を取って調査を行っていると言っているが、単にアプリの説明の注釈にそれが書かれているだけだ。インストールする事イコールそれを承諾したとなっているに過ぎない。

◆ アプリ方式だと通知を受けるためにアプリを動作させておく必要がある。GCMを使うと自信でリンクを作っておく必要は無いが多少のメモリ圧迫はある。メモリ搭載量の多いスマートフォンであれば余り問題にならない可能性もあるが、1Gバイトしかメモリの乗っていないモデルだと気になるだろう。
と言う事を考えていくと、何もアプリにしなくてもメールで良いではないかとなってしまう。気象関係のアプリはいくつか使用してみた事があって、画像を含むデータを表示するようなものではそれなりに使いやすいと思う。ただし通知を受けるだけのものだとアプリの意味が薄くなる。

◆ 自位置を検出してそのエリアのデータを受けるものはそれなりに意味があると思うのだが、ウエザーニューズのものなどは予め地域を設定するタイプなので面白さも半減だ。月額課金アプリならばもう少し面白味があっても良いかなと思った。


フィルタ(9/18)
◆ 洗濯機の洗剤投入ボックスに洗剤が残る事がある。洗濯時間も以前より長くなったようだという。しかし私は余り気にしていなかった。所がその状態は徐々に徐々に進行し、あるとき柔軟剤が柔軟剤入れから排出されない事態となった。何故そうなるのかな不明で、柔軟剤入れに水が導かれてその水と一緒に柔軟剤が押し出される仕組みだ。なので水が来れば良いだけで特に工夫があるわけではない。
とすると水が来ない?いや、水が来ないと柔軟剤は全く流されないと思うのだがそうでもない。

◆ 最初はたまたまかと思った。故障と正常の間くらいの不具合がたまたま起こって、例えば柔軟剤の粘度が高かったとか分量が違ったとかで柔軟剤入れに残ったかなと。しかしそれが2度目となるとたまたま論は姿を消さざるを得なくなる。
洗濯時に洗濯機を覗いてみると、水の量が少ない感じがする。いや、これは実は以前から感じていた事で、水道水を導入するより風呂の残り水くみ上げポンプを稼働させた方が単位時間辺りの水の量が多いなとは思っていた。
水道水圧が低いわけでもないから、これは仕様なのかなと。

◆ しかしその水の量が今は異常と言えるほどに減っている。
仕様とは考えにくいくらいにだ。そこでまずは給水栓の所をチェックする。これはホースを差し込むとバルブがオープンになる仕組みを持ったもので、確認してみるが特に異常はない。ホース側を見るが詰まった様子もなければ絞られている場所もない。確かに給水栓の噴出防止バルブは邪魔なような気もするが、それでこれほどまでに流量が落ちるのだろうか。

◆ いったんはそこで作業を終了したのだが、後に気づいて洗濯機からホースを外してみる事にした。そこには思った通り金網のフィルタがあったのだ。フィルタは洗濯機とホースの接続部分に、それも二重に張られていた。このフィルタは細かなゴミなどで詰まっていた。本来であれば通過出来るサイズのゴミも、そこに溜まったゴミ自体が障害物となって通過出来ずに蓄積される。ごみというと固まり状のものを想像するかも知れないが、もはやフィルタの金網が何かでコーティングされた感じ、そんな風になっていた。

◆ コーティングされた風だからと言って除去が難しいわけではなく、反対側から水流を当てたらサラッと取れてしまった。長い年月の間に徐々にゴミやホコリなどの異物が蓄積され、それが水圧で金網に押しつけられ、メッシュがふさがる事によって更にゴミが蓄積された結果がそこにはあったのだ。
もしかしたら洗濯機のフィルタの確認は常識的メンテなのかも知れないが、実は私はこれまで気にした事もなかった。毎年とは言わないまでも数年に一度はチェックするべきなのかも知れない。

◆ クーラのフィルタや掃除機のフィルタは、おそらくはきちんとチェックする事だろう。車のエアコン外気導入口のフィルタもそこそこチェックする。と言ってもディーゼル規制後はその詰まりも相当軽減された。以前は真っ黒に汚れて詰まったような状態になったものが、今では推定寿命が当時の3倍くらいはあるんじゃないかという程汚れが軽減された。高速道路などのトンネルも照明灯の掃除頻度が大幅減少、トンネル内の強制送風も従来より稼働率が減って大幅コストダウンだというのだからその影響は計り知れない。排ガス規制強化に真っ向から反対したのがトヨタを筆頭とした自動車各社だ。商売第一主義だから仕方が無いのだが、少しは社会や健康の事にも目を向けて頂きたいものである。


店員(9/17)
◆ ファストフード店やコンビニ店員に関しては過去にも書いたが、特別悪事を働くわけではないのに好感が持てないケースもある。横浜ではコンビニにしても吉野家にしても中国系の人が働いている場合が少なくはない。中国系の人は接客文化が違うからなのか、客に対する愛想が最悪だ。一部の店ではこの点を再教育していると聞くのだが、そもそも文化の違いなので乗り越えるのは大変そうだ。
普通にきびきび仕事をこなしているのだが、接客態度が悪いので時として客のオッサンに怒鳴られたりしている。

◆ 会社の近くのコンビニは店長らしき30代位の男性と、あとはアルバイトやパートのオバサンがいる。朝などに行くと20代前後と思われる店員さんもいるのだが、日中から夕方にかけては3人のおばさんの持ち場になる。
たぶん50代後半だと思われる、痩せ目で小柄なオバサンは動作が早いので文句はない。40代後半かなと思う太ったオバサンは少々難アリだ。

◆ カップラーメンを2つ買っても割り箸を1膳しかくれなかったりする。そりゃあアンタなら一人で二つ食うかも知れないけど、普通の人は違うんじゃないの?と言いたくもなる。さらにお湯を入れていきますか?と聞かれるのだが、聞いてくる人はそのおばさんだけなのだ。私はほぼ毎日そのコンビニに行くので、私がそこで湯を使うかどうかは他の店員さんは分かっている。でもそのおばさんには分からないというか覚えて貰えない。

◆ もう一人の太ったオバさんは動きが悪い。年齢的には40代だと思うのだが、中国人を思わせる愛想の悪さに動きの鈍さが加えられている。レジが混んできても他の事をやっていればレジには入らない。他の人に言われれば嫌そうな顔をしてレジに来る。そんな感じのオバサンだ。先日そのオバサンは商品の補充か何かをやっていた。太ったオバサンその1、つまり割り箸を1膳しかくれないオバサンはレジで処理中なのだが何かの料金支払いで時間がかかっている。

◆ 俺はアイスクリームを買って持っているのに溶けるなぁ。そう思いながらも仕方がないのでレジの列に並ぶ。
俺の後ろにも人が並びはじめるのだが、太ったオバサンその2はレジには入ろうとしない。太ったオバサンその1のレジ処理は続いていて、約5分ほど待たされた。
これはもう店長に(その時は居なかったけれど)一言言いたいと思った位だ。アイスクリームは柔らかくなっちゃうし、困るんだよねって事で。

◆ 一度雇用してしまうと解雇するのは簡単ではない。パートと言っても、仕事が出来ない人ほど何かに噛みついてきたりする。そういう人は解雇される事が多いので慣れている事もあるし、解雇されたら次が無いという危機感も持っているだろう。だったら愛想の良い、みんなに好かれる店員を目指せと言う事なのだがそれが出来たら苦労はない。と、オバさんも言うに違いない。努力をして良い店員になるのは当たり前、それをしたくないからここに勤めているのよと逆ギレされそうだ。

◆ 景気低迷で主婦などが高校生のアルバイトを奪ってしまう。あのマクドドナルドにしても店員がオッサンだったりするから驚きなのだ。マクドナルドと言えば女子高生辺りのアルバイトの定番みたいな感じだったが、今や主婦は当たり前でオッサンも混じっているのだ。と思えばダンプの運転手をする女性も居る。手っ取り早く金が稼げる肉体労働と言う事で30代前後の女性が職に就く事も今や珍しくはない。


住所変更(9/16)
◆ 引っ越して住所が変わると何かと手続きが面倒だ。
軽二輪の場合は陸運局に行って手続きをしなければならない。手続きには住民票が必要で、ナンバープレート代が525円かかる。と言うような話をしていたらナンバー代は都道府県で違うのではないかという人がいた。私がこの手続きをしたのは中古スカイウエイブを買った時だった(名義変更)ので余り詳しくは覚えていないのだが、そう面倒な手続きではなかったと思う。住所変更などは陸運局の裏というか、道路に面した方なので表なのかな、その小さな建物の更に裏口のようなところで行う。

◆ そこには茶髪のアルバイトのオネーさんがいる。何故アルバイトと推定するかというと、隣のオネーさんに向かって「この先にファミレスあるでしょ?その隣の店に面接行ってきたのよ、条件悪くないからさぁ」と話していたからだ。ダブルワークをしようというのではなく、より時給の良い所に移るのかなと思った次第だ。なのでそのオネーさんが今でもいる確率はきわめて低い。

◆ そのオネーさんにやりたい手続きを知らせると、だるそうに説明してくれる。軽二輪登録の用紙だかなんだかが80円だったと思う。名義変更と住所変更はまた異なる手続きだが、用紙の書き方にはサンプルがあるので難しい事はない。それに、その場所は殆ど人が来ないのでオネーさんは暇そうにしている。分からない事があればオネーさんに聞けば良く、聞けばだるそうに答えてくれる。

◆ 陸運局などでは自分でやる事が多い。申請書を出して結果を受け取るだけという事ではない。自動車税などがっぽり取られているのだから、この辺りを簡素にして欲しいと思うのだがダメなんだろうな。
軽二輪にしても住所変更の手続きが終わってからナンバープレートを受け取るというか買う事になる。同じ場所では出来ずに、ナンバーを受け取る人は軽二輪でも大型車でもそこで受け取る事になっている。

◆ あとはナンバープレートと一緒に貰ったビスナットで車体にナンバープレートを固定すればいい。横浜ではネジがクロメートメッキだが、東京はユニクロっぽい。
大型のドライバと対辺10mmのスパナかメガネがあれば作業は完了だ。
自賠責のシールは剥がして再利用する事も出来るが、うまく剥がせない場合は保険屋で貰う。どうせ自賠責の方も住所変更しなければいけないので、その時に貰ってくるのが良いだろう。

◆ しかしこれ、保険会社によっては有料な場合もあるそうだ。保険会社の支店なりが陸運局の近くにあれば良いがそうでない場合は更に面倒な事になる。郵送で処理を行って貰うか、或いは支店まで出向かなければいけない。陸自のオネーさんによれば自賠責の住所変更は必須ではないみたいな事も言っていたが定かではない。
住所変更はそこそこ時間がかかるようで、これが面倒だったという話を良く聞く。私の場合は5年で入ったのでシグナスの方でも更新はまだ先だ。最近はコンビニでも自賠責の更新が出来るのだとか。

◆ これはセブンイレブンがやっていて、あらかじめ満期日を登録しておくと満期日近くにはがきが送られてくるそうだ。後はコンビニに行って手続きをするので、コンビニが保険代理店をやっていると思えばいい。ローソンなどでも同様にあいおいニッセイ同和の保険を扱う。ローソンにしてもセブンイレブンにしても機械操作で待ち時間があるそうなので店が混んでいる時間は避けた方が良さそうだ。いずれにしても気軽にコンビニで手続きが行えるのは便利に違いないが、登録内容変更までは出来ないんだろうなぁ。


パズドラ(9/15)
◆ パズルアンドドラゴンズはガンホーがヒットさせたパズルゲームである。私も少しの期間プレイした事があったが飽きた。勿論私が飽きたからと言ってゲームに問題があると言うことは無く、単に好みの問題だけだ。ガンホーはソフトバンクグループであり、代表は孫氏の弟さんだ。よって韓国系の企業とのつながりが強く、それはゲーム構成にも活かされている。

◆ 韓国系と言う事で文化の違いなどもあるのだろうが、様々な問題も生んでいる。ゲーム内通貨の不正使用問題などはその代表的なものだ。ラグナロクオンラインでも多くの問題を抱えた同社だが、その後どうなったのだろうか。日本製のゲームと韓国製のそれでは考え方などが随分違うと思う。集金システム然りであり、従ってヒットすればより多く儲かるのが韓国式のゲームだ。韓国スタイルのゲームに比較すると日本のゲームは甘いというか、儲け第一主義とは少し異なっているように感じる。良く比較に出されるのがAndroidのゲームである(日本製の)にゃんこ大戦争と韓国製のねこ戦争だ。リリース自体はねこ戦争の方が早いのかな?しかしダウンロード数はにゃんこ大戦争が圧倒的に多いのだそうだ。  
◆ 儲け第一主義はソーシャルゲームの世界でも同様で、ヤフーモバゲーなどに見るゲームと課金のあり方にも共通している部分がある。ヒットしないと儲けが出ないわけだから何としてでもヒットさせる必要がある。一定数のプレイヤが集まってヒットを予感させれば、あとは放っておいてもプレイヤは増えていく。勿論全てのゲームがこの道をたどるわけではなく、プレイヤが増えないまま消えて行くものもあればプレイヤが増えてサーバ負荷過大でトラブルを起こすゲームもある。

◆ モバゲーなどでもヤフーと一緒になってからはサーバ負荷が上がり気味なのかプレイに影響が出るなどと聞く。ゲームによっては沢山のポートを使うのでルータの設定などによってはゲーム開始までが相当遅くもなる。パズドラでもサーバ負荷か回線状況だか解らないが、様々なトラブルを抱えていた。システム増強には金がかかり、投資の嫌いな孫さんには合わない。やがて利用者も落ち着くのだから我慢させろと言うのがスタイルだろう。これはインプレスとソフトバンク系であるITmediaにも言える事だ。同じデータセンタを使いながら余裕ある構成を採るインプレスと過負荷を我慢して使うITmediaではアクセス快適度がまったく異なる。

◆ 売れているものが永遠に売れ続ける事はあり得ない。パズドラにしても、様々なアップデートや仕様追加を行うもやがては飽きられる。飽きられた後何をやるのか、次のヒットゲームを生み出すのは容易ではない。それはヒットゲームに縛られるからでもあり、どうしても内容が似たようなゲームになってしまう。売れている商品が外観を変えにくくなり、外観を変えないために新鮮味が薄れてしまうのと似ている。しかし大きく変えればそれが良いのかと言えば必ずしもそうではなく、長く使った人には馴染みというものも生まれている。

◆ ゲームアプリ自体を売るのではなく有料アイテムを買わせる方式はソーシャルゲームからの流れであり、PLAYでそうしたアイテムが販売出来る事から売り上げを急激に伸ばす。ねこ戦争でも感じられるが、有料アイテムは効果が大きくて安価だ。無課金で行おうとすると数十時間もプレイしなければいけないのに、有料アイテムなら百円で済む、みたいなものだ。こうしていったん有料アイテムに手を出すと、次々と買ってしまう。
たかがゲームなので無課金で遊べばいいと思うのだが、意外とそうではない人が多い。だから儲かると言ってしまえばそれまでで、今後もこうした課金方式は続いていくのだろう。


Google(9/14)
◆ Googleのプライバシーポリシーに対する反発と反感が強まる。と言っても民間企業の行う事なので文句があるなら使わなければいいとなる。そしていくらかの人々は文句があるから俺は使わないよとGoogle離れを起こした。
Google検索を使わない事もGooglemapを見ない事も自由だが、GoogleがPCに突っ込んだ様々なものを完全に削除する事は難しい。

◆ その最右翼はGoogleUpdateであり、レジストリの中にもユーザディレクトリにも、タスクスケジューラの中にも潜んでいる。ユーザディレクトリのデータを消してもタスクが実行されるとそれが蘇る。
Androidの世界もそうなのだがGoogleは自分が一番えらい、自分こそが神だと信じているのだろう。だからこそプライバシーポリシーだってGoogle様に逆らうなと言うように書き換えられるわけだ。

◆ Chromeを使っているならばGoogleUpdateを完全には消し去れない。一部情報を消してしまうとChromeが起動しなくなるからだ。Googleは様々な手段を使って侵略を進めている。勿論それは無料の代償に他ならない。
何もかもが無料で使えると思ったら大きな間違いであり、利用者の情報はどんどん抜き取られる事になっている。検索をすればその語が位置情報と共に送られ、Androidアプリを決済すればその情報と個人が結びつけられる。こうした世界中の人々の情報や移動や嗜好や仕事が膨大な情報データベースとなり、広告事業を支える。

◆ 私はPC版のChromeは操作性が趣味に合わないので好きではない。AndroidではモーションJpegが見られるので特定用途では使っている。PC版は好きではないのだが常用する以外のページ閲覧用としてインストールはしてある。Google系のページにIEの旧版でアクセスすると、何かにつけてChromeでないと正しく表示しないみたいなメッセージが出てうるさいからだ。
しかしChromeなど使ってみたがアンインストールしたよと言う方もいるだろう。だがそれで安心してはいけない。プログラムの追加と削除にも出てこない、深く静かに動作を続けるGoogleUpdateは消し去る事が出来ないのだ。Windowsを綺麗にする手法はこちらをご覧頂きたい。

◆ Googleのサービスが停止したら全世界のトラフィックが4割減ったという記事があった。世界中が如何にGoogleに依存しているのかを示すデータであり、しかしその多くは動画や画像閲覧なのかなと思ったりもした。
AndroidスマートフォンはどっぷりGoogle依存である。しかしそれはiPhoneがAppleに縛られているのと同じで、OS開発企業に魂を渡しているようなものだ。これが中韓企業となると恐ろしさも倍増なのだが、しかしそれでも嫌だと感じる人は多いだろう。

◆ Googleはメール広告用にメールを閲覧する。この事は問題になったが、実は同様な事はYahoo!JAPANでも行われている。しかし利用者が少ないのと諦めが強いので大きな問題にはならなかった。そもそも今時Yahooのフリーメールを使う意味などあまりない。それこそgooメール同様にゴミ箱代わりだとか捨てアドレス的な用途だと思う。gooは学習型spamフィルタはなかったと思うが、Yahooの場合はこれを設定すると必要なメールも届かなくなる。ではspamは排除されるのかと言えばそうではない。spamリジェクトではなくパスなんじゃないのと言いたくなるようなものだ。

◆ Gmailにしてもフィルタは完璧ではないのだが、その規模の大きさがフィルタの学習能力を上げる。なのでspamの受信率は0.1%以下になっている。しかし通常のメールの非受信率も同程度はあるはずで、通販サイトなどからのメールはたまに迷惑メールフォルダに仕分けられる。


位置情報(2)(9/13)
◆ "いまどこ?"は私の使用用途に合致している。測位時間よりも測位精度を重視した設計も好ましいし、ドコモ利用者であればドコモが提供する基地局による移動機測位も利用出来る。Google様の収集したWiFiのAPのSSIDによる位置情報にも対応する。これで軌跡が取れたら言うことは無いのだが、その機能はない。と言うよりもこのアプリ自体のコンセプトからして軌跡をアプリ内で取るものではない。軌跡を取りたければPCなり他のスマートフォンで専用ソフトを動かして位置提供端末に定時アクセスすべきものだろう。

◆ 軌跡はどうするか。スタンドアロンであればGPSロガーが使える。高精度と言う事では"GPSロガー"アプリがあるがデータを外部に取り出せない。山旅ロガーもGPSロガーで、データを取り出してGooglemap上にそれを表示させれば機能としては実現するのだが、複数アプリ間のデータインタフェースが気持ち的に面倒(作業的には面倒ではない)だ。
そこでGoogle様謹製アプリであるMyTracksを試してみた。Google様はバッテリコンサンプションに無頓着みたいな所があるのであまり好きではないのだが仕方がない。

◆ MyTracksは最小では1秒程度のインターバルで測位する。このモードでは測位しっぱなしになるのでかなりバッテリ消費が激しくなるが、その割に測位精度が悪い。測位精度を求めるならば"GPSロガー"の方がよほど良いのである。測位精度を我慢すれば使えない事もなく、測位インターバルも設定可能だ。5分ごとに測位させた時のバッテリ消費率は4%/h程度で、何もしないと1%/h台なので非通信型の割にはバッテリを食うなとは思うがGoogle様製だから仕方ないか。なおこれはGPSを利用しないで測位を行い位置情報を送出するGooge+と同程度である。

◆ 位置情報はリアルタイム送出ではないのでGPSロガーの域ではあるがGooglemap連動やPCのGooglemapのマイプレイスに転送出来るなどは便利な所だ。ここで注意するのは公開設定である。Googleは何でも共有何でも公開で、見知らぬ人を友達と勝手に決めつけて紹介するなどお節介と言うよりも嫌がらせに近い事をやっている。なので自分の移動軌跡も注意しないと一般公開されてしまう。Google+でも同じような意図せぬ情報漏洩が問題視されているが、Google関連のサービスを使う時には十分注意する必要がある。

◆ MyTracksは他の機器と連動して心拍数を取る事なども出来る。徒歩やジョギング、自転車乗りなどには役に立つ機能だと思うし取得情報に高度や速度が含まれるのも有り難いだろう。ただGPS測位精度が余り良くないので速度に関しては誤差が大きくなる。拡大地図で軌跡を表示させてみると分かるのだが、一方向に向かっているにも関わらず行ったり戻ったりみたいな軌跡になる場合もある。この場合は移動距離が増える事を意味するので速度が高く表示されてしまう。

◆ 測位時間は短いのだがタイムアウト待ちは2分ほどあるので長い。通常の測位であれば長くても20秒程度だと思うので、GPS圏外で頑張る必要はないように思う。
建物内などでは2分間も測位を続ける事になるのでバッテリの消費が増える。
PCのGooglemapで見るには測位を停止する必要がある。
TASKERでも使ってコントロールしたら自動送出出来ないかななんて考えたりもしたが実行していない。だったら素直に山旅ロガーを使った方が良い。測位インターバルを短めに、通知インターバルを長めにすれば綺麗な軌跡が地図上に描かれる事になり、通信に要する消費電力量も抑制出来る。


位置情報(9/12)
◆ Blogの方でも触れていたがGoogleLatitude終了で代替手段を探す事になった。GoogleLatitudeはスマートフォンから不定期に位置情報を送出してGooglemap上にその軌跡を表示するものだ。軌跡はアカウント所有者しか閲覧が出来ないが現在地は共有設定をした誰もが見る事が出来る。位置取得の不確実さと位置情報送出インターバルの問題は、サードパーティアプリであるLatitudeSyncが解決してくれた。このアプリ無しではGoogleLatitudeの魅力は半減どころか使い道がないと言って良いほどのものだった。

◆ そのGoogleLatitudeが8月9日にサービスを終了し、代替手段としてGoogle+を使う事になった。GPSを使わない測位と不定期情報送出はGoogleLatitudeよりも使い勝手が悪く、時に半日以上も位置情報が出されない事もあった。LatitudeSync的なアプリがあれば使用に耐えたのだが残念ながらそうしたアプリはなかった。

◆ 位置情報送出と軌跡の記録は出かけた時の走行経路などを見るのに役立つ。これだけであれば通信型ではなく蓄積型のGPSロガーで良いのだが、出かけた先で立ち往生したりアクシデントに遭った場合などに家族や友人などに発見して貰えるという点もある。例えそこが圏外であったとしても軌跡が分かれば場所の推定が出来る。一人で出かけるツーリングやサイクリング、ハイキングなどの時にも活用出来る。

◆ Google+はGPS測位を使わず位置情報送出インターバルも不定期だ。送出自体は10分ごと位に行われて測位自体は数秒から数十分間隔で行われるが、時にこれが数時間も行われない場合もある。余り使えないサービスの割にバッテリ消費量が少なくないので無駄な感じがした。しかしこれと同様なサービスやアプリは見当たらない。

◆ 最初に試したのは山旅ロガーで、これはアプリ名の通り山歩きなどのログを取る目的で作成されたアプリだ。定時位置送信は有料アプリを追加購入すれば可能になり、一応の目的は果たせるのだがPCで地図を見る時が面倒だった。位置データは山旅ロガーアプリ制作者側のサーバに蓄積され、ユニークURLとパスワードでそれを閲覧する。
また地図の縮尺を変えると通知位置のマークの位置も変わってしまうと言うバグがあった。と、過去形なのはこの件を書いたBlog記事を作者の方がご覧になり、即座に対応して頂いたのだ。何と素早い事。MyTracksに関しても書くが、測位不安定が解消出来ないそれに対して山旅ロガーは安定している。

◆ 軌跡は諦めて、位置情報の送出だけでもうまく出来ないかと思った。"iSharing-友人の場所検索"アプリを試したのだが、定時送信だと時間ごとではなく距離ごと(常に測位しているのか?)であり、リクエストを受けて位置情報を出す度に確認ダイアログが表れるので端末操作が必須となってしまう。これも試してみたが私の使用用途に合致しなかったので、現在は"いまどこ?"を使っている。
このアプリは定時測位も出来るしリクエストが来た時点での位置送出も出来る。ただ定時測位させておいたとしても圏外ではリクエストが来ないので位置情報は送出出来ない。GPSが使える場所から使えない場所に移った場合などは、そのことが位置情報取得者に(明確ではないが)分かる程度の感じだ。位置情報のリクエストなどはGCM(iPhoneの通知センタのようなもので、Google同期を使ってPushを行う仕組み)で行われるので無駄な電池消費もない。有料ではあるが缶ジュースより安いし、山旅ロガーFlashよりも安い。これはかなりお買い得な感じである。
続く…


3rd Stage(9/11)
◆ dビデオでINITIAL-Dの3rdStageが配信されている。
これはDVDで観たので新鮮味はないのだが、連続ものではなく約100分で完結する物語として構成されている。
3rd stageではブローしたエンジンを5バルブヘッドのものに載せ替えてランエボと戦う所から始まる。

◆ エンジン載せ替え自体は2ndstageで行われている。
Gr.A用のエンジンをデチューンしたものと説明されるそれは5バルブヘッドでVVTなどを外したキャブ仕様だ。最高出力発生回転数は1.1万回転、アイドリングは千回転前後のようだ。
ノーマルの4AG/5バルブエンジンは7.4千回転で160馬力を絞り出す。最大トルクの発生回転数も高く、5.2千回転で16.5kgmがその仕様だ。1995年には小変更を受け、最大出力は5馬力アップの165馬力/7800回転に、最大トルクは数値こそ同じながらその発生回転数を5.6千回転としている。
最高出力は最大トルクと回転数を積算して716で割ればいい。従って高回転域のトルクを増大させる事が、そのまま最高出力のアップになる。

◆ 最高出力発生回転数でのトルクを計算してみると、初期型が15.48kgmで後期型が15.15kgmとなる。もちろんこれはカタログ数値を信じてのものである。しかしトヨタエンジンの常でカタログ数値と実測数値の乖離は大きく、実測値は140馬力程度だった。他のトヨタエンジンでも傾向は同様で、カタログ数値の9割出ている車は良い方で当時のセルシオなどは8割以下だった。

◆ 4AGをチューニングしてどの辺りまでパワーが出るのか。ノーマルカムの作用角は250度位ではなかったかと思うが、これを300度位まで広げるのではないだろうか。もちろんカムの作用角やバルブタイミングを変えればピークトルクの発生回転数も変わるが、それだけで全てが高回転寄りになるわけではない。
レーシングカーではサイド排気にして排気管長を短縮しないと高回転域でパワーが落ちるように、1.1万回転まで回すのは楽ではない。吸排気バルブが90Hzで振動している状態だと言えばそのすごさが分かるだろう。

◆ 5バルブ化でバルブ辺りの質量は減っているのかも知れない。しかしリフト量は増えている。バルブのサージングを防止するためにバルブスプリングを強めるだけでは駄目だ。カムの形状やバルブ周りの質量も影響するし、回転もののバランスだって重要だ。高回転化とその振動によってクランク周りは力を受ける。クラッチ側のみではなくプーリ側にも激しい振動は伝わり、ダンパーが早々に劣化したりクラックが入ったりする。

◆ 1.1万回転まで回してどのくらいのパワーが出るのか。仮に最高回転数時のトルクが15kgm出ていたとするならば約230馬力となる。最大トルク発生回転数を高回転側に持っていった方がトルクが出やすいとも言えるので、もしも16kgmのトルクであれば約246馬力だ。吸排気管が短い場合でも1.1万回転で出せる馬力は260馬力程度ではないだろうか。
アニメでは240馬力仕様をデチューンしたとされる。おそらくは吸排気管の取り回しなどが制限を受けるために最高出力が変わったのだろう。
余談ではあるがBENZは同一形式のエンジンでも搭載車種によって微妙に最高出力が異なっている。吸排気管などのレイアウトにその原因があると同社は言っている。
アニメに登場する4AGは220馬力くらいの設定ではないのか。
それにしてもノーマルのハチロクの2倍近い馬力なのだからそこそこ速いはずだ。


K-9その後の次の次(9/10)
◆ 着信通知がされなくなったK-9、再インストールしても直らない。そこで正常動作しているK-9をHeliumでコピーし、それを不具合の発生したスマートフォンに移したらどうなるのか。Heliumでのコピーなので設定その他全てが丸ごとコピーされる。K-9が何かのゴミを作ったとすれば、それもそのままコピーされるのだ。私はこれに期待した。K-9が何かのゴミを残してそのゴミが着信通知を出さなくしているのなら、そのゴミのないK-9をコピーすればいいのではないかと思ったのだ。
しかし思惑通りにはならなかった。正常なK-9を丸ごとコピーしたにもかかわらず、着信通知の来ないスマートフォンには着信通知は来ないのだった。

◆ 結局スマートフォン自体の初期化しか残された道はなかった。ゲームデータその他はHeliumでバックアップし、潔く初期化を敢行する。
毎回思うのだがGoogleバックアップとそのリストアの関係はどうなっているのだろう。過去に初期化を行って、設定が進むと同時にGoogleバックアップデータがリストアされてWiFi設定などが元に戻った事はある。しかしそうならなかった事もある。今回もそうならないケースで、バックアップデータが戻ってくる事はなかった。

◆ 位置情報送出の件でも書いたがGogoleのサービスは仕様がよく分からず、何がどうなれば動作しして何がどうすると動かなくなるのかもよく分からない。位置情報にしても突然通知が切れてしまったり、かと思うと1分に何度も通知される(通知自体は10分に1回くらいだろうが、その通知時にまとめて)事もある。Googleの説明には「通知時間は不定」としか書かれていない。
バックアップとリストアの方も一体それが起きるのかどうか位分かりたい所だ。しばらく待っていれば何かが起こるとでも言うのなら待っているが、何も起こらないなら待たない。

◆ K-9の異常とその回復に関しては何も分からなかった。スマートフォン自体を初期化すれば直ると言う事は経験的に分かっている。しかしK-9をいったんアンストールした上で再インストールしても直らない事も分かっている。これがK-9に起因するものなのかスマートフォン自体の機能がおかしくなるのかも分からないのだが、K-9以外のメーラなどの通知は正常なので一見するとK-9のみが悪いように感じられる。
それにしてもスマートフォン自体を初期化するのは面倒だ。初期化自体は良いのだがその後の設定が面倒この上ない。一番面倒なのはアプリのダウンロードでもWiFi設定でもなく、不要なアプリのアンインストールと無効化なのだ。これがリスト形式か何かで一発で出来たら何と幸せな事だろう。プリインストールアプリにしても無害なものならばいいのだが、それが勝手に動いているのは気に入らない。

◆ XperiaはFacebookやツイッターがお好きなようで、そのXperia版クライアントが色々突っ込まれている。だが私はそんなものは要らないのでどんどん消す。ソーシャル機能が廃れた後、そう言えばあの当時のXperiaにはそんなプリインストールアプリがあったよねなんて言うのかも知れない。ドコモ系のアプリも消す。iチャネルやiコンシェル、位置情報通知なども使わないので消したり無効化する。dマーケットなども使わないのだが、これは消す事も強制停止する事も出来ずにメモリ上に居座り続ける。最近のスマートフォンはRAM搭載量が2GBになったから良いがN-07Dなどは1GBしかRAMが無いので余計なものは消えて頂きたい。特に現在N-07DはSIM無しで使っているのでspモード接続が必須なアプリたちは全く無駄でしかない。そうそう、Biglobe扱いのNE-202をSIMフリー版N-07Dとして売っている所があった。確かに機能や性能は同じかも知れないが、N-07D、つまりドコモ用として使えるわけではない。


福島原発(9/9)
◆ 地下水問題だとか漏洩問題だとか、福島原発事故はいっこうに収束していないように見える。どこから漏れているか分からないけど漏れているんだから仕方ないみたいな、漏れても影響は確認出来ないと言っておいたけれどよく調べたらやっぱり影響ありました、でも今更何も出来ません的な、そんな感じだ。
これっていわゆる公共事業と同じで、収束を先延ばしにするほど儲かるからなんて事は無いだろうな。
事故対応費用にしたって東電の懐が痛むわけでもなく、国民から金を集めればいい。電気を売るよりも事故処理している事にした方が儲かったりして。

◆ タンクからの漏れや地下への漏れって、高分子ものとかラジエータの水漏れ防止剤の親分みたいなものを突っ込んだらダメなのだろうか。汚染水タンクにしたって単にそこに水をためまくっているだけなのだから、セメントミルクでも入れて固めちゃったらどうかと思う。東電にしてみれば固形物にしてしまうと処理に困るけれど、液体だったら捨てちゃっても分からないかな位だったりして。

◆ このまま東電に処理をさせておいて良いのだろうか。いつかは処理が終わるのだろうか。終わる頃までにまき散らされる放射性物質はどの位の量なのだろう。地下に浸透した汚染水はやがては海に流れると思うのだが、海は広いから気にしないと東電は思っているかも知れない。
活断層問題同様に専門家が何を言おうが電力会社はそれには応じない。全ての事は自分たちの思い通りになると思っているわけだし、実際にその傾向がある。天下りの威力と言ってしまえばそうだし、これはNTT同様に民間企業としての責任感とか商業道徳という面が恐ろしく欠如している。

◆ 競争が起きなければ価格は自由に設定出来る、いくらでも儲けを出せると言ったのは孫さんだが、まさに電力会社とはそんな状態なのだ。だからこそ発電事業だ送電事業に興味を示すわけで、儲からない所に孫さんは現れない。もっとも太陽光発電の方は(いつもの事だが)デカい事を言いまくっただけで実力が追いつかない。携帯電話事業にしても、買収から時が経ってやっと少し落ち着いた感はあるが当初は言う事はデカいがやることはショボいの代表みたいだった。勿論それは今でも健在でドコモを抜く話なども、それが実現出来るかのように演説しちゃう。

◆ ドコモを抜くと言ったあの時は、多くの人が加入者数でトップに立つ事を示しているのだろうと思ったはずだ。しかし何でトップになるのか何で抜くのかなどと孫さんは一言も言っていない。解約率では当時すでにトップだったのだから、これでトップですよと言ったってそれは孫さんの勝手だ。8割の人が信じていないという接続率ナンバーワンだって、俺がナンバーワンだと言ったんだからナンバーワンなんだよと会議で机を叩きまくるような形相で演説する。

◆ おそらく孫さんに原発事故の後処理事業をやらせたら、そしてそれが短期で出来るほど儲かるとなったら一生懸命やるはずだ。そりゃあインチキ臭い事や公害まき散らしもするだろうが東電よりはマシなのではないかとさえ思う。税金を突っ込んだ分、数兆円規模の事業だよと言えば必死にやるのではないだろうか。それこそ「世界に類を見ない画期的な方法を開発した。特許を取りたい位だ」と、あの調子で。それこそ高濃度物質は更に濃縮してロケットで太陽に向かって捨てちゃうとか、そのロケットは決して落ちないから大丈夫だとか、本気で言いそうだが、その位のパワーが無いと事故の収束は出来ないのではないだろうか。


自由度(9/8)
◆ iPhone登場でスマートフォンはオープンであるという認識を誰もが持った。ドコモやauは持っているのにSBMは独自網の整備が無く、だから携帯電話の世界はクローズなのだみたいな発言をした人も居た。逆にiPhoneはSBMが持っていて他社にはないからオープンなのだみたいな所だったのだろうか。iPhoneを見ると従来型ケータイよりは様々な面で自由度は高かったが、その全てをAppleがコントロールするのはドコモのiモードと変わらない、iモードはドコモが独占的に仕様を決めるからダメだと言っていた人々は、ではApple支配をどう思っていたのだろうか。

◆ iOSに比較すればずっと自由度の高いAndroidではあるが、これにしたってGoogleの支配下にある。Google認定を取らなければPLAYにもアクセス出来ないしMAPも使えない。ここから離れて、つまりPLAYを使わずGoogle同期を使わずに存在するスマートフォンやタブレットもあるが魅力は薄れている。Google支配はGoogleの魅力ではなく必須サービスを握っている所にあると言える。しかしそれでも各事業者が独自に色々なものを組み込んだりも出来るので、その点では自由度が高い。利用者にしてみればそうした様々なゴミを突っ込まれるので印象が悪くなる。

◆ もっとオープンな仕様にしたらどうなるのか。FireFoxOSやTIZENに事業者が興味を示すのはこの辺りに理由があり、Google支配ではなく自分たちが支配してしまえるのではないかという期待だ。それこそMAPからメールからスケジュールまで、その事業者がAndroidに於けるGoogleのような存在になれる。オープンなOSとはユーザにとっての自由度が高いのではなく、事業者にとっての自由度が高いと言う事になる。ユーザにしてみればAppleに縛られるのが良いのか、Googleに魂を渡すのが良いのか、それともドコモですかという選択でしかない。

◆ 行きすぎたスマートフォンシフトを考えなければならないとも言われる。それこそらくらくホンまでスマートフォン化して、一体何をしたいのかという感じ。スマートフォン利用者の中にも従来型ケータイに戻す人が少なからずいる。メールと通話をメインに考えれば、バッテリの持たない、文字入力のしにくいスマートフォンは使いにくいのだという。しかしながら従来型ケータイの新機種は限られている上に、従来は盛況だった従来型ケータイ用の様々なサイトなどは続々と閉鎖されている。

◆ そこで考えられるのが従来型ケータイにFireFoxOSやTIZENを乗せるというもの。全てのアプリが動く環境にならないとしても、小さな画面でのタッチ操作を拒否したとしても動作する、そのハードウエアに合わせての変更が容易な自由さがそれらOSにはあるというのだ。要するに従来使っていた、独自OSをそれらに変えてしまう方が開発コストを抑えられると言う事で、利用者から見ればOSが何であろうと知った事ではない。

◆ これはGoogle認定を取らないAndroidでも良いのだが、ハードウエアの要求仕様が高いとコストの増大を招く。
画面がビュンビュンスクロールしなくても、ページ送りで十分なのだとする用途だってある。CPUパワーにしても然りなのだがLTEだけには対応させたいという。それは通話料金が実質値上げ出来るからだ。SBMがはじめた、一見安そうで実は高いというホワイトプランを各社真似した。確かに使わなければ安いが、例えばドコモで見ると月間5分以上の通話があるのならばもう一契約(FOMAに限る)して、その無料分を分けて貰った方が得になる。


USBコネクタ(9/7)
◆ iPhoneを除くスマートフォンや一部携帯電話ではスタンダードとなっているmicroUSBコネクタだが、USB仕様上の最大供給電流はUSB1/2で500mA、USB3.0で900mAが最大だ。USB3.1では100mAだけ多くなった1Aを最大とし規格が制定されている。USB3では信号線が増えたのでコネクタを2個として対応している。これは下位互換性を確保するためであるが少々不格好だ。

◆ 再大電流容量が1Aなので昨今のスマートフォンの大容量電池の充電には時間がかかる。
microUSBコネクタメーカの仕様を見ると、一部のメーカでは電源端子のみ電流容量の最大値を1.8Aとしている。
全てのメーカがこの規格を採用しているわけではないので注意が必要だが、大容量バッテリ搭載スマートフォンのmicroUSBコネクタはこの手のものが採用されているものと思われる。

◆ 限られた接触面積の接点で電流容量を増やすのは大変だ。
接触抵抗が増えれば発熱につながり、それは接触面を傷める。接触面が傷むと更に接触抵抗が増えて発熱し、やがては焼損してしまう。コネクタメーカも接点を複数にするなどの対応を行っているが、接点の並列化も余り望ましい対策とは言えない。接点が2つ出来ると、接触抵抗の大きい方が発熱する。2つの接点の接触抵抗の合成値が上昇すると接触抵抗の少ない方により多くの電流が流れるので接点辺りの許容電流値をオーバする。

◆ 急速充電対応の多くのスマートフォンでもその電流値は1A内外に抑えられている場合が多いのだが、充電器の仕様を見ると1.8Aとか2Aとなっている。ピーク電流を考慮した最大値ではあろうが、microUSBコネクタに1A以上が流れる事もあると言う事だ。
機器側のコネクタは1.8A仕様だとして、ではケーブル側はどうなのか。急速充電対応のACアダプタならば当然それは考慮されているはずだしケーブルの電圧降下も考えられているだろう。USBの規格は5V±5%なので長いケーブルでは電圧降下が問題になる。専用充電器であればリモートセンスも出来るだろうが、そんな面倒な事はやらないかな。ドコモの急速充電器はケーブルを太く短くしただけだ。

◆ microUSBコネクタには耐久性も求められる。電源コネクタとしても使われている事から活線挿抜になる訳で、その時の挙動も考える必要がある。耐久性や信頼性が求められながらコストも低減しなければならない。最大許容電流の増大競争みたいな所もあり、現時点で確認出来たのは3A仕様だった。コネクタ接点のみの強化ではなく構造的にもがたつきがないようにしているのだとか。接触面に機械的誤差が生じると接触抵抗の増大にもなるのだろう。なお仕様によれば接触抵抗は30mΩとなっている。

◆ スマートフォンの場合はバッテリ容量にも限りがあるが、タブレットとなるとかなりの大容量となる。これをmicroUSBの給電能力だけで充電するのは難しい。非接触充電にしても電流を増大させるには大型のコイルなどが必要となってサイズと重さとコストを上昇させる。スマートフォンのようにクレードル対応の急速充電端子を設ける事も出来ようが、あれは接触圧のコントロールが難しいので専用コネクタに比較するとサイズの割に電流が流せない。

◆ 従来型携帯電話でもそうだったのだがクレードルとの接触がうまく行かずに充電が開始されないとか途中で止まってしまう事がある。そんな事が起きないようにと非接触充電が使われたのだが一時的なものだった。個人的にはタブレットであれば充電専用コネクタを別に設けてもさほど問題はないと思う。


K-9その後の次(9/6)
◆ K-9メーラで着信通知が来なくなる件を以前に書いた。
何をやっても回復せず、結局はスマートフォン自体を初期化して直った。何が原因でこうなったのかが分からなかったのだが、知人が同じような状況に陥った。
着信通知が通知エリアにも来ないし、当然ながら着信音も鳴らない。不思議なのはGmailの未読数表示ウィジェットであるGMailLabelNotifierも表示をしなくなった事だ。GMailLabelNotifierの設定を確認してみると「受信トレイ」の名称が変わっている。というか受信トレイが無くなっている。GMailLabelNotifierは受信トレイの中の未読メール数を表示する設定なので、それが無くなれば未読数表示は出なくなる。

◆ 最初は何故こうなったのか分からなかったのだが、Gmailの仕様変更に伴ってIMAPフォルダ名が変わったのだ。
それもいったんPCからログインすると変わる仕様のようで、それが変わると受信トレイが無くなる。ただし従来のものに戻す事は可能で、従来通りに戻す設定をしたらGMailLabelNotifierは正常に戻った。しかしK-9の方は元には戻らない。Gmailフォルダ名が元に戻ったのは、使用者側にそう見えているだけで実は何かが違っているのかも知れない。その違いにK-9が追従出来ないので通知が来なくなるのではないか。ただしメールは普通に読めるのでそれに関してのフォルダアクセスは問題がない。

◆ 例えが適当かどうか分からないが受信メールのアクセスが(IPアドレスと名前解決に例えると)FQDNであるのに対して通知検出はIPアドレスで行っているようなものではないのか。Gmail仕様変更でIPアドレスは変わったがFQDNは変わらないみたいな、そんな風に思えてくる。
例によってスマートフォン自体を初期化すれば問題は解決すると思うのだが、初期化は楽ではない。Gmail側の仕様変更に対応出来ないのはK-9が悪いし、アンインストールやアカウント初期化を行っても直らないのはバグと言える。

◆ 開発側はGmailの仕様変更までは関知していなかったのかも知れないし、旧仕様から新仕様への変更時の挙動までは把握していなかった可能性もある。そもそもGmailの仕様変更がいつ行われたのかも私は知らなかった。それは設定などの時を除いてGmailをWebアクセスする事がなかったからだ。
普段はスマートフォンで読み、POPアクセスでメーラで読んでいる。それが、ふとした事でWebアクセスしたとたんに仕様が変わるというわけで、その時を境に着信通知が来なくなる。いや、断定は出来ない。なぜならばGmailを旧仕様に戻す事が出来ないからであり、再現実験が不可能だからだ。

◆ Gmail側の仕様変更がどう起きるのかはGoogleのみが知る所であり、もしかするとスタンダードなIMAP仕様とは違った事が起きたのかも知れない。Google側としては"サードパーティアプリなどの都合は知った事ではない"と言うだろう。
Gmailアプリ自体は6月にバージョンアップされ、新機能であるソーシャル連携などに対応した。おそらくこの時期にGmail仕様が変更されてソーシャル云々が追加されたのだろう。
ドコモもそうだがソーシャル連携云々を便利に思う人が居るのかも知れないが私はそうは思わないし、Gmailアプリのレビューを見ても全ての人がこの変更を歓迎しているわけでもない。

◆ このGmail側の変更を受け入れるならばメーラアプリに関してもソーシャル連携的な機能が必要というか、そうしないとソーシャル連携を存分には使えない。Google側は、だったらGmailアプリを使えと言うだろう。それはそれで良い。それは良いのだが他のメーラが影響を受ける可能性があるならば、新機能に容易に切り替えてしまうのはどうかと思う。と、Googleに言っても無駄だな。今やGoogleは自分を神だと思っている。


K-9その後(9/5)
◆ Xperia Z使いの方はV4.2を使用し続けていた。UIが変わるのが嫌だというのと再びトラブルに見舞われるのは勘弁と言うことからなのだが、ある日見たら自動更新されていたようだ。自動更新はしない設定にしてあったはずで、これまでは通知が来ても無視していたのだという。しかし自動更新されてしまったのでは仕方がないからとV4.4に慣れる事にしたそうだ。なおバッテリの異常消費はその後も起こっていないと言っている。一体あれは何だったのだろう。

◆ 私の方は着信通知が来なくなり、端末初期化で回復した。アンインストール時に自分の作ったゴミ位消していって欲しいと思うのだが、出来ない事なのだろうか。何をやっても通知は来ずに、結局スマートフォン自体の初期化で直った。これが常に起こるのならば改善対象なのだろうがそうではない。その後も使い続けているが通知が来なくなったりはしない。

◆ V4.4のコメントを見るとバッテリの異常消費が起きるというものがあった。他にもDB更新が出来なくなるなどの報告もある。いずれも全ての人に起きるわけではない事なので開発側にも伝わりにくい。
ただこうした不安定な一面があるのは事実であり、それを経験していない人からすると設定が悪いんじゃないのとかスマートフォン自体が不調なんじゃないのと言いたくなる。同じアプリが自分の手元で正常動作していれば、異常が起きる事が想定出来ないからだ。

◆ 特にバッテリ消費に関しては通信状態などの事も影響するので判断が難しい。着信通知が来なくなる事にしたってそれを目の当たりにしないと信じられないと思う。N-07D時代にもK-9を試した事があるのだが、その時は果たして正常だったのだろうかと心配になる。その時点ではK-9が異常状態に陥るなどとは考えていなかったし、異常だ何だと言っているのは単に設定が悪いだけではないかと思っていた。すなわち短時間でポーリングを繰り返しているとか、或いはIMAP IDLEのリフレッシュ時間を短くしすぎているなどだ。

◆ IMAP IDLEのリフレッシュ間隔は12分に設定している。
安定した通信環境であれば24分でも良いはずなのだがXiネットワークでは少し辛い。私は未だにGmailアプリも動作させていて、多くの場合はK-9が先に着信するが全ての場合でそうとも限らない。XiであろうがFOMAに切り替わろうがIPアドレスが変化するわけではないのに通信は途切れる。K-9にしてもGoogle同期にしてもそうした場合には接続し直しているようだが、それがうまく行かないのか遅延が見られる時がある。
設定項目が少ないとか使いづらい点はあるのだが、iPhoneで使うGmailアプリの方が着信は正確な感じがする。
ただしSBMネットワークではネットワーク品質そのものに問題があってメール受信が遅い(通知が遅いのではなく、通信速度が遅くてメールがなかなか読み込めない)事がある。

◆ K-9使用時に想定外のトラブルが起き、それが解決出来ない場合にはスマートフォン自体の初期化しか手がないかも知れない。ただしXperia Zの例のように初期化や端末交換後にも同様な状態に陥る場合もある。
もう一つはGmail側の設定で、もし自信がない場合は新たなアカウントを取得して何もいじらない状態(IMAPのみ有効にして)で試してみると良いだろう。K-9ではなくCommunicaseだったかも知れないが、Gmailに最初からあるいくつかのフォルダを消してしまう(非表示化する)とうまく動作しなかったような気がする。


抱き合わせ(2)(9/4)
◆ 写真立てが得ではなく損になるという話が広まり、現在ではみまもりGPSが抱き合わせの主流のようだ。
月額利用料は無料なのだが端末の分割代金が上乗せされる(この方が解約阻止効果が大きい)ケースもある。無料だ無料だと言われるのはあくまでも使用料の事で、端末代が無料だと勘違いする人も少なくはない。ただし端末代まで無料の事もあるので詳しく聞いておく必要がある。

◆ タダなら文句はないと契約した場合、いつ解約すれば完全無料になるのかも確認しておく必要がある。契約は2年縛りでローンはそれより長いと思うので、いつ解約してもカネがかかるケースがある。
どうせ無料だからと放っておくと2年を過ぎると課金されはじめるが、その時点で気づいたとしてもすでに遅い。2年契約が更新された後なので解約には金がかかる事になる。

◆ SBMはかなりの儲けを出したと孫さんは自慢する。
安価なサービスの提供をして設備投資にも金をかければ儲けは常識的なものであるはずだ。それが自慢するような利益になると言う事は、こうした細かな稼ぎが効いているからだ。
こうしたあくどい商売はSBMが専門だったのだが、カネに目がくらむ他事業者もこれに習えとばかりに悪事を働く。契約は契約者の意志によるものと判断され、これを撤回させるのは難しい。しかし抱き合わせ販売は文句を言えば解約に応じざるを得ない。

◆ ドコモにしても無理な販売を受けたと言えば契約の解除も端末の返品も出来る。ただしSBMの場合は騙そうと思って騙しているので、何だかんだと言いながら返品や返金に応じないケースが目立つ。こうした目に遭った人でそれに気づいた人は二度とSBMとの契約はしないだろうが、実は気づかずに金を払っている人が殆どなのだそうだ。月額料金が何となく高いなとは思ったんだけど、みたいな話は聞く。
iPhoneを無料だと言われて契約したのに、実際にはローン分を取られていた人がいた。契約時になんと言われたのかの記録がないので正確な所は分からないのだが、明細にはシッカリ割賦代金が記載されていた。

◆ 完全無料で手に入ったみまもりをどう使うのか。電池は1週間近くは持つそうなので、盗難防止というか盗難発見用に使うというのも良いだろう。バイクや車であれば電源は確保出来るので設置しっぱなしで良い。他にもドコモでSIMロック解除したケータイにSIMを挿せば通常の音声端末として利用出来るらしい話もある。通話してしまうと金がかかるだろうが、自由に発信出来るらしい。なおみまもりのデータを閲覧するような場合にSBM以外のスマートフォンを相手にした場合は通話料がかかる事に注意する必要がある。というかSBMと契約していないのにみまもりを買う意味はあまりないと思うけど。

◆ もうひとつの利用法は不要になったiPhoneで契約解除出来ないか強制更新させられたものの月額料金節約用として使う手だそうだ。みまもりはパケット契約不要なのと専用プランになるので月額料金が抑えられる。そこでみまもりに付いてきたSIMを外して、それとiPhoneをソフトバンクショップに持ち込みiPhoneの契約をみまもり化するのだとか。2年契約を維持したままみまもり化を行えば、契約解除料は当然請求されない。なお契約の変更には2,100円の費用がかかるそうだが、月額料金が毎月1,300円以上節約出来る。
無理な販売の裏には穴があるわけで、そこを突けば無駄なものも有効活用出来るというわけだ。


抱き合わせ(9/3)
◆ 抱き合わせ販売で純増数を稼ぎ出すのはSBMの手法だ。知人もこれに騙された口で、しかし契約後もしばらくは騙された事に気づかなかった。話としてはiPhoneを購入した時にWiFiルータも一緒に買わされたのだという。何故WiFiルータが必要なのかと問うとiPhoneを使う時にWiFiを使えば速度が速いと説明されたという。本人曰くWiFiルータはタダだし、これを契約するとiPhoneの値引きも大きくなって得なのだと。

◆ でもこれって月額料金がかかるんじゃないの?と聞くとそれに関しては良く解らないという。でもたぶん、iPhoneの月額料金が無料とか言っていたから無料じゃないかなとのんき顔だ。しかし結局はiPhoneのローンも取られて実質無料にはなっておらず、WiFiルータの月額料金もシッカリ取られていた。
以前にBlogでMNPの話を書いたが、ポートアウトを希望する人間に対してもあの手この手でそれを阻止しようとする。特別価格で新機種を提供するから思いとどまれとなるのだが、それがどの程度特別な価格なのかは謎だ。つまりMNPで事業者移動をした方がよほどお得なのは当然だからだ。そして特別価格で提供されるiPhoneを使う場合に、旧機種をそのまま持っていられるようにSIMを発行して"あげる"と言われたそうだ。

◆ SBMが悪質なのは今更言うまでもないが、ドコモにしたって同じような事をする。SBMの場合はソフトバンクショップで堂々とこれが行われているのに対してドコモは量販店でのみ行われている。ドコモもSBM同様にスマートフォン以外に従来型ケータイを契約すると安くなると言うもので、その従来型ケータイにはパケット契約を付ける必要がない。更に基本料金は2年間無料だそうなので負担額が増加する事はないが、ドコモとしては1契約の純増が手に入る。なお端末代も無料だそうだ。契約者はこの新規契約によってキャッシュバックを受ける事が出来るのでスマートフォン代が安くなる。

◆ 確かに金銭的な負担がないのならば実害がないので詐欺とは呼べないのだが、SBM的に月額料金を取ろうとする行為は詐欺と言われても仕方がない。以前に法林氏もインプレスでSBMは詐欺的だと書いている。これはご自身が機種変更に行った際に不要な契約を勧められたというか強制されたというか、そんな事が元になっている。確かに素人ならば騙すのは簡単だろうが、法林氏にまで騙しの案内をするとは、ソフトバンクショップ店員の教育が足りない。って、そういう問題ではないか。

◆ 抱き合わせは事業者との契約の必要なものばかりではない。今やドコモショップでもやっている有料サイトへの半強制加入は嫌だ。それでも価格メリットがあるのならば自分の判断で入らないでもないが、単に1ヶ月だけ無料になるのみでメリットのない有料サイトへの加入も勧められる。実際私の時も同様で、オネーさんは上目遣いに「お願いしますぅ〜」という。勿論私はお願いされなかったけど。

◆ SBMとなると半強制どころの話ではなく、保護フィルムやケース、iPhoneには使えないmicroSDや有料サイトへの加入を強制される。これに入って頂かないとお売り出来ないんです、決まりですからとやられる。しかしこれはSBM本体に苦情を言うとその分の返金を受けられる。
従って強制加入させられた分の値引きは頂いておいて、かかった料金は次月の費用から差し引いて貰う事が可能なのだ。文句を言わなければそのまま取られ、文句を言えば金は返すというのがSBM流である。
他にもパケット定額はフラットタイプでないと契約出来ないとか、オプションに入らないと契約出来ないなどと言われるケースが普通にある。


spam(9/2)
◆ LINEなどでのspamが増加中だとか。私はスマートフォンにはLINEをインストールしていないが、IP通話用としてPCには入れている。そこにも希にではあるがおかしなメッセージが来る。例の有名?芸能事務所を名乗ったものではないのだが、SNSと称するサイトやゲームサイトへの誘導などだ。メッセージが来るのだから電話番号やIDを知っているはずだと思うのだが、検索か何かでも出て来たとは思うのだがIDなんて作ったかな。作ったとしたら検索は不許可にしていたはずなのだが、今となっては分からない。再度LINEアプリをインストールすればいいが、そこまでする気もない。

◆ そもそもはSBMユーザとの通話が出来るかと思ってLINEをセットしてみたのだが、余りの通話品質の悪さに驚いたというのが正直な所だ。相手の通信状態が良ければ話も出来るのだろうが、SBMの品質ではIP通話は非現実的なものとなる。もちろん全ての場所でと言うわけではないと思うが、23区内の某場所に住む知人との通話は成立しなかった。何度か時間帯を変えてチャレンジもしたのだが、下手をするとコールバックはあるのにコールされていないとかにもなる。これがLINE自体の問題なのかSBMネットワーク品質が劣悪なのが問題なのか分からない。

◆ 結局PCの方はインストールはしてあるが使わなくなった。というか使えない。そこにメッセージが来るのだ。
もちろん知人友人ではない知らない人からで、いったいどうやって友達を装ったのかも良く解らない。友人の友人というケースもあるとLINE側は言うが、メッセージの内容からして私の知り合いではない事は明白なのだ。
利用者数が増えて悪人も増えればspamも増えるし、そもそもシステム的に勝手に友達を作るというか友達候補になれるのだから厄介だ。

◆ Facebookの余計なお世話メールと言うか嫌がらせに近いような仕様に関しても文句を書いたが、この手の商売は利用者の善意を集めるみたいな所があるから厄介だ。LINEは登録を削除する事は出来るが、その場合でもいったん持って行かれた電話帳データを忘れてはくれないのだろう。電話番号不足から使い回しも当然起きているわけで、一定期間使われない情報は消すくらいのことがあって良いと思う。もっともLINE側としては集めた情報にこそ価値があると思っているだろうから、それを消すなんてとんでもないとなる。

◆ Appleにしてもメッセージ用として電話番号を保持するしGoogleなども個人情報を集めまくろうと必死だ。LINEにしてもAppleにしても電話番号が普遍などとは思っていない、いや思っていたとしても放置している。こうして何も知らない人々がspam被害に遭いやすくなる。
青少年に携帯電話を持たせるなと叫んだり、フィルタ設定を必須にしたりした人たちの顔が見たいものだ。
フィルタでは何も始まらない。教育があってこそフィルタが活かせる事を彼らは知らなかったのだ。

◆ ツイッターはどうなのだろう。一時期は何が何でもツイッターでツイッター中毒のための自動つぶやきツールまであった。結局の所つぶやくのは自由だけれど、誰もそれに興味を示さないとなれば面白くなくなる。
逆に反応が多ければ面白さは増すものの、発言には慎重さが要求されはじめる。孫さんはフォロワー水増しに限界を感じて最近はツイッターへの関心も減ったのかな。人気とは作られるものではない、多くの人々が興味を示した結果として人気者が出来上がるのである。


M氏の婚活(9/1)
◆ 若く見える30代女性とラブラブな感じのM氏なのだが、でもそんなにラブラブでもないような… そんな感じである。それでも2〜3日に一度はデートをしているというのだが、やはり時間は自由にならないらしい。お相手のお子様にはまだ会った事が無いとのことで、子供のことは今のところは意識していないという。デートして話をしても子供がいるようには思えないし、けれど食事を作って持ってきてくれたりと家庭的な面もある。ならば良いではないか、逃げられないうちに決めてしまえと私は言いたくなる。

◆ 女性は比較的おとなしいというか従順な感じがしているらしい。うんうん、良いではないか、決めてしまえ。なのだがM氏は贅沢を言う。従順で言う事を聞いてくれるのは良いのだが、自分の意見も言って欲しいというのだ。自分の意見は特になくてM氏に従うのだからそれで良さそうなものだ。それに好き嫌いだとかは言うだろうし、お節介を焼くと言う事はそれが彼女の意見というかしたいことではないのか。

◆ M氏が普段接する女性は勤務先の人だろうから、家庭的な面はたぶん感じないと思う。仕事をする姿が女性の姿と認識するはずだ。婚活に関しても、多少なりともトゲがある人が多かったはずで、それはその歳まで独身でいるのだから仕方が無い。相手からしてもM氏は何で結婚しなかったのか?出来ないのかと想像を巡らせるだろう。こうした腹の探り合いでもないが、そんな感じで話をしていれば建前論も出るだろうし仕方が無い。それが今の彼女は余り警戒心も見せずに接してくれるというのだからそれで良い。たぶん弱い人ほど警戒心が強いのではないか。その点で行くと彼女は肝っ玉母さん的なのかなと、いや、話しに聞く体型で想像するのではないのだがそんなイメージである。

◆ 彼女は現在は無職らしいのだが経済的不安は見せないという。実家暮らしと言う事で経済的には困っていないようで、デート代も割り勘にしなくて良いのかと言われたそうだ。性格的な一致があればそれで良いような気もするのだが、私から見ると何となく夢中度が足りない感じがする。確かにいつでも会えてメールでも電話でもで出来るのだから必死になる事もないし、相手もM氏を気に入っているのだから口説く云々でもない。
安心しすぎているのか、彼女の方も落ち着いている感じなので、まるで長く付き合っている恋人同士みたいな感じでもあるのだろう。

◆ M氏は彼女が出来たので婚活は中止している。よりよい人を求める向きだと活動を続ける人も居るのかも知れないが、付き合う人が出来たら普通は婚活は中止だろう。なのでM氏にしても今の彼女が気に入らないわけでもないはずだ。というか気に入らなかったら付き合わないか。私としてはもう一つ盛り上がり感が欲しい感じもする。M氏にしてもトキメキ感が余り無い感じはするという。自分は相手のことがさほど好きではないかも知れない的なことも口にした。その理由は分からない。彼女とは普通に話をして喧嘩をするでもないのだが、だからといってとても気が合うと言う所までも行っていない。

◆ 相手も気持ちが分からないまま興味を持ち、デートに誘ったりしながら徐々に仲良くなっていくのが自然の出会いだろう。これが婚活となるとお互いの目的は一致している事になるので、その途中のプロセスはばっさり切り捨てられる事になる。この辺りがトキメキ感を失わせる原因だろうか。ここでの結論は結婚するかしないかしか無い。始点と終点がきわめて近い位置にあるのが婚活なのかも知れない。
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