駐車場(11/25)
◆ 新横浜周辺のコインパーキング、高額な所はリミット無しの青天井だがリミットアリの所でも高い場所では12時間で2400円という所がある。一方で安価な所は24時間800円でその差は大きい。料金の表示自体も統一されていないので注意する必要がある。入庫後12時間までが最大800円で済むのか、その日の12時までが最大800円なのか、あるいは24時までなのかも分かりにくい。
◆ 日経の記事によれば、こうした分かりにくさで半ば勘違いを誘うような所もあるのだとか。24時間で1,000円、その区切りが0時だとすると2日停めておくと2,000円になりそうなものだ。しかし入庫後最初の24時間までが最大千円で24時間以降は青天井という所もある。しかもそうした所に限って15分300円などとなる。1時間停めても24時間停めても1,000円なのだが、48時間停めると58,600円も請求されてしまうわけだ。
◆ 大手のフランチャイズでも料金体系は統一されておらず、リミットが12時間なのか24時間なのかなど時間料金以外の条件も異なってきている。コインパーキングはワンボックスブームが過ぎて一時期客が減った。そこで安価誘導で集客を行った結果、月極駐車場よりも手軽で場合によっては安い事もあり長時間駐車が増えた。一日最大1,000円でも月間なら3万円なのだから悪くないと思うのだが、より多く課金しようというワザがあちこちで見られる。
◆ 0時をもって切り替わりとする所も多く、22時に駐車して翌朝までとなると例え打ち切り型(入庫後最初だけリミット付きで後は青天井)で無かったとしてもリミットの2倍の料金になる。入庫後24時間なのか、24時までなのかが重要になるが、勘違いを誘うような看板が多いと聞く。曜日によって料金が異なる場合や休日前にはリミットが適用されない所もある。入庫したのが金曜だと金曜の価格のままリミットにならない所もあれば、金曜のリミットは0時前で終わり、0時からは土曜のリミット無しに突入する所もある。逆に日曜に入庫して出庫が月曜になった場合も、日曜のリミット無しがそのまま継続される場合もある。
◆ 落ち着いて看板を読んで理解すれば間違いはないのだが、それこそ意味をどう理解したらいいのか分からないような書き方が多い。日経の記事には釣り銭の出ない精算機の話も書かれていた。1日400円は安いなと思って精算する。500円玉を投入したが釣り銭が出ない。
問い合わせてみると釣り銭が出ないタイプの精算機だったという。100円玉を4枚入れれば損は無かったはずだが500円玉を(釣り銭が出るものだと思って)入れてしまった事で100円の損を出してしまった例だ。
◆ 国民生活センタに寄せられるコインパーキングに対する苦情は増加しているそうで、10年前の10倍だとか。
不景気のおり、いくらかでも稼ごうとするパーキング業者の様々なテクニックによって利用者が勘違いしてしまうと言う事だ。
コインパーキングが集中しているような場所では特にトラブルが多く、最大料金の所だけに目が行ってしまってその条件を理解しないまま停めてしまうわけだ。
◆ 看板自体も集客に有利な事を書く。注釈をよく読まなければならないのはどこかの移動体通信事業者の広告と同じだ。特に、24時間、24時、これは引っかけが多い。
24時までがリミット対象なのだが、24時間(営業)と書かれている看板を見て入庫後24時間なのかと勘違いする。そもそもコインパーキングなのだから、たいていは24時間営業だろう。
一日千円の表示も同じように、どこからどこまでを1日とカウントするのかはそのパーキングによって異なる。
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