通販で売る(3/21)
◆ ドコモとの資本提携を行っているオークローンマーケティングは愛知県、三重県、岐阜県のTV通販番組でらくらくスマートフォン2を売っている。スマートフォンもTV通販番組で売るようになったのか。宣伝には西川きよし一家やイルカさんが登場するのだとか。
MNPでは実質ゼロ円になるが機種変更では実質33,600円もする。らくらくスマートフォン(初代)の出来の悪さを考えると心配が拭えないのだが、これだけの金額を出す価値があるのだろうか。
◆ 通販番組を見て注文すると1〜2週間ほどで訪問販売員が契約にやってくるそうだ。何でそんなに時間がかかるのだろう。売りたいなら翌日持って来いと思うのだが高齢者はのんびりしているから良いとか。
しかしPLAYからのアプリダウンロードも出来ないスマートフォンに3万円以上払う意味はないと思う。
位置確認や生存確認アプリ、脈拍を測ったりするアプリなどの使い方を覚えれば老人にも役に立つ。
らくらくスマートフォンの購買年齢層を60歳代としているのなら、結構色々使うのではないだろうか。
◆ だったらiPhoneが良い。アプリもダウンロード出来るし使い方もそう難しくはない。文字入力がしにくいのと画面が小さく見にくいのは「これはタダだから」と言い含める必要はある。月額パケット料金は確かに高くなるがらくらくスマートフォン代である月額1,400円を考えれば、パケット代の実質負担額は-117円、つまり安くなるのである。
◆ iPhoneが使いにくいというのであれば、富士通はiPhone用のらくらくモードアプリでも作ったらいいのに。
って、それじゃ富士通がつぶれてしまうか。富士通ではなくドコモが作れば良いんだな。まあiPhoneは自由度がないのでどこまで出来るか分からないが、大きな字で表示するメーラくらいは出来るかも。
電話帳にしても大きな字で見やすく表示出来るものを作ればいい。声を聞きやすくする為のイコライザまで作れるかどうか(実装出来るかという意味で)分からないが、ゴテゴテ付けてもマトモに動かないものよりも何もなくても基本機能がシッカリ動く方が良い。
◆ 少なくとも初代らくらくスマートフォンを見る限り、これを中高年に持たせる気にはなれない。トラブルへの対処や不具合報告とその対応などがきちんと出来るレベルの人にしか使えない。ドコモショップに行ったところで何も知らない中高年だとバカにされて戻ってくるだけである。確かにAppleも優しくはないと思うのだが、ドコモよりは良いのではないか。
◆ TV通販番組からインターネット通販にシフトしている現状はあるが、中高年にとってインターネット通販は敷居hが高い。慣れてしまえば何と言うことは無いのだが、そこに行き着くまでが大変だ。と言ったってらくらくスマートフォンを持たせてdショッピングか何かさせようとしているのではないだろうな。PLAYが使えないからと、ドコモ製の怪しげアプリを満載にしていようとしていないだろうな。
◆ 従来型ケータイの認証型有料サイトにログインする際に、SBMはユーザの利便性向上を口実にパスワードを廃した。子供でも簡単に高額利用が出来るように狙ったのかも知れないが、SBM以外の集金事業者の方が色々対策を講じてSBMの野望は砕けた。
ドコモはSBMの狙わなかった中高年を狙っているのかも知れない。○○のサービスを付けると毎月○○がサポートされるので安心ですとか何とか言って、要りもしないオプションを付けまくるとか。
|
|