米(3/5)
◆ 米の価格が下がっている。スーパーなどでも5kgで千円以下のものも見かけるし、10kgで買うと千円台のものが何種類もある。一昨年だと10kgで3千円位したと思うので7割位に下がっていると言える。米が高い時に安い米を買うと結構酷いよと言う話は以前レポートしたし、今は安い米でもそこそこ食べられるよとBlogでも過去に書いた。
◆ 安い米は粒が小さくて白くなった米粒が沢山混じっている。のだが、スーパーなどで安売りされている米を見るとさほど悪くない感じなのだ。となれば買って食べて試してみたいと思うのだが、あの安い米が不味かった思いが脳裏をよぎる… なので試してみるまでに散々迷ったわけだ。
◆ 現在は米の市場価格が下がっているので通販での価格も下がっているのだが今ひとつ下がり方が遅い。
これまで売れていた価格から改正せずにそのまま売っている店も多い感じだ。私は何度か買っている所は15%位の値下げにはなっているのだが今となっては割高感もある。
一昨年であれば10kg/3,800円は激安ではないがそんなものかなぁという感じ。今はその価格が3,200円に下げられてはいるが安いとは感じなくなっている。
◆ 米の研ぎ方も時代と共に変わっているそうで、今はゴシゴシごりごりやらないのだとか。まずは米に水を吸わせる工程から開始して、研ぎ自体は軽く済ませるという。ここで何回かき混ぜるとか云々と講釈されているのだが、米の量も違えば器の大きさも、手の大きさも違うので一概に何回かき混ぜろでもない気がする。
◆ こうして軽く研ぐのが今風なのだが長期保存米などでは米の表面に酸化皮膜が出来ているらしく、これをゴシゴシ取り去った方が良いとも書かれていた。さらには水の量や水に浸しておく時間なども米によって大きく異なる。
◆ 以前に実験した激安の米は標準水量だとかなり柔らかく炊けた。これがその米の特性なのか、それとも粒が小さいからなのかはよく分からない。米粒が小さいと体積に対する表面積が大きいわけだから体積あたりの水との接触面積が多くなる。つまり水を吸いやすい米というわけだ。
ただ水を吸いやすいから均一に芯が残らず炊けるかというとそうでもなくて、堅さを調整するために水量を減らすと芯が残る。
◆ 炊飯器を新調するとご飯が美味しくなる。炊飯器を買い換える度に感じることだ。炊飯器なんてさほど劣化する部分はないように思うしパッキン類は劣化すれば見て分かる。これは内部のマイコンにタイマがセットしてあって、徐々にご飯の味が落ちるように仕掛けてあるのではないか。そうしないと代替が促進されない。
なんて事はないと思うのだが、一体何が変わるのだろうか。
◆ 炊飯器というとIHが主流だが3合炊き以上の場合はヒータ式と大差ないのだとか。その理由は与えられる電力が1.5kWリミットなのでIHのパワーが活かせないらしい。これが3合炊き位だとIHの方がピークパワーが出せるので差が出る。また3合炊き位の場合は釜の周囲にコイルを作れるのだが、5合炊き以上では分割通電しないと許容電流量をオーバするとの事なので200V系が必要なのだろう。大型炊飯器がガス式なのも100V系の電力では限界があるからだと思う。
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