VC

過去の雑記置き場


AVアンプ(6/1)
歯周炎(6/2)
少子化(6/3)
位置情報(6/4)
反則金(6/5)
年金情報漏洩(6/6)
WiMAX2+(6/7)
ロードスター(6/8)
独自規格(6/9)
自転車(6/10)
気温差(6/11)
自転車(6/12)
熱効率(6/13)
炭酸飲料(6/14)
(6/15)
セブンイレブン(6/16)
警官の言い分(6/17)
自転車(6/18)
同じ道(6/19)
夏モデル(6/20)
手ぶれ補正(6/21)
混信(6/22)
自転車取締(6/23)
自転車取締(2)(6/24)
Android5(6/25)
スマホホルダー(6/26)
温度計(6/27)
ソフトバンク(6/28)
物作り(6/29)
Google+(6/30)


Google+(6/30)
◆ 自位置情報とその記録の関しては何度も書いている。最初はGoogleLatitudeを使っていたがサービスが終了した。その後はGoogle+を使うようになったのだが、Google+は標準的に基地局での測位を使う。当時は3G全盛だったので測位精度もあまり高くはなかった。

◆ GPS測位であれば道路のどちら側を走っているのか位の分解能があるが基地局測位では時にとんでもない場所に位置が飛んでしまう。
これの解決策として登場したのがGPSLocatorアプリだ。そのままの設定でポンと使う事も出来るし必要に応じてかなり細かな所まで設定を変える事も出来る。省電力化も考えられているので消費電力的な心配も少ない。

◆ 制止時には測位を停止したり測位のインターバルを長くしたり、また建物の中などでGPS衛星が見えない時にはさっさと測位を諦めるなど様々なアイディアが盛り込まれている。私は基本的には常時このアプリを活かしているのだが極端にバッテリを食うようなものではないので動かしている事自体全く気にしなくなっている。

◆ これをずっと使っていたのだがAndroid5でGoogle+の仕様が変わった。Android4は端末設定で測位をGPSのみにしておけば基地局測位しなかったのだがAndroid5では設定にかかわらず基地局測位する。つまりGPS LocatorがGPS測位の位置をGoogle+に渡したとしても、Google+は勝手に基地局測位をして精度の悪いロケーションを蓄積してしまうのだ。

◆ しかしこれ、仕様が変わったのではなくバグだったようなのだ。その後Google+のアップデートが来たのでもしかしたらと思って試してみると、以前同様の仕様に戻っていたのだが… しばらくするとまた基地局測位をはじめてしまった。この状態に陥るとGPS LocatorがせっかくGPS測位をするにもかかわらず、Google+が勝手に基地局測位をしてしまう。もちろん測位設定はGPSオンリーにしてある。

◆ Google+の挙動に関してはblogの方に以前に書いた通りで何度も実験した。だってこんなくだらないバグ付きのアプリをGoogleがリリースするとは思わないでしょう。しかもAndroid5に変えた直後でもあったので仕様が変わったと思うでしょう。
だから何度も走り回ったりしてテストを行った。

◆ ただ得られたものが無かというとそうでもなくてLTE基地局による測位が意外に正確だなという事には気づく事が出来た。誤差円の半径こそ大きいのだが中心位置は意外にずれていない。と言っても実験中の最大誤差は1km位にはなっていたのだが、もしかしたら3Gに落ちていた時かも知れない。

◆ 基地局測位時の測位インターバルは1分だった。
GPS測位させるよりはバッテリ消費量が少ないので基地局測位で我慢できないこともないかなという感じ。ただ誤差円は半径10kmとか、とんでもない大きさになる事があった。なおテストは家の近所を動き回って確かめただけで山の方には出掛けていない。山間部までLTEで接続されていればいいが3Gに落ちると誤差が大きくなる可能性がある。

◆ そもそも誤差が大きいとどこを走ったのかがよく分からなくなってしまうのでログを取る意味がない。今ココにしたってGPS測位でかなり誤差が少なく測位出来ているからこそ実用的なのだ。ただ今ココはログが取れないのと自位置が一般公開されてしまう。


物作り(6/29)
◆ 車でもスマートフォンでもゲームでも、多くの人たちのチームがそれらを作り上げる。全てをこなせる人間が居れば一人で出来ない事もないが、実際そのような人は居ない。全体を把握はしていてもここの細々とした所は専門の人間に任せた方が効率的だからだ。

◆ iPhoneを例にするならばジョブズ氏はiPhoneをどのようなものとして実現するかを統括的に見る役割だったと言える。その下には回路屋さんが居て、基板屋さんが居て、機構屋さんが居てと多くのチームが関わる。
ソフト屋さんもOSの企画を書く人から各部の設計をする人、テストをする人、アプリにしても同様に作業が分担される。

◆ トップに立つ人間が十分な認識力と支配力を持っていれば製品は規格通りに出来上がる。しかし支配力が不足すると各担当者のエゴやオリジナリティが見えてきてしまい、製品としてのまとまりが無くなる。認識力が不足すると製品としての完成度が下がる。

◆ 全てがうまく行っている場合は良いがトラブルが起きた場合の判断も必要になる。多少品質が低くても出荷してしまうのか、それとも完成度が上がるまで出荷を遅らせるのか。発売時期が遅くなれば収益が低下するし完成度の低いものを出荷すれば信頼性が揺らぐ。技術屋は納期を遅らせても完成度を上げたいと言うだろうし、営業は早く売り上げが欲しいという。

◆ ソフトウエアによって様々な設定を変える事の出来るデバイス、最近はそうしたデバイスと回路によってハードウエアに起因するトラブルをソフトウエアにとって回避出来るようになった。ただしソフトウエアでどんなに頑張ったとしても元々の性能を超える事は出来ない。
様々な要求仕様を高次元でまとめて行かなくてはよりよい製品にはならない。

◆ 自動車となればさらに大がかりになる。たとえばワンボックス車ならば燃費や運動性能よりも積載性やシートアレンジの自由さが焦点になるだろう。低燃費車となればまず燃費が良くなければいけない。決められたコストの中で最高の燃費を達成しなければならないのだからハードルが高い。

◆ スポーティーカーになれば燃費や積載性は二の次になり運動性やスタイリングが重視される。燃費特化のエンジンを研究していた人に、突然ハイパワーエンジンを作れと言われても戸惑うだろうが、そうした異種の要求にさらされるとエンジニアはお利口になる。

◆ 某社の携帯電話あるいはカーナビの開発チームは意外と小規模だ。ソフトウエアや地図を作るチームは力作業の部分もあるので人数は多いのだが、ハードウエアの方のチームのメインは10人くらいである。勿論その下に外注や部品屋やデバイスメーカやと多くの人が関わる事になる。

◆ 開発チームを大きくするとコストがかさむ。
それこそ自動車などだと様々な部分を設計しなければならないのでチームも大きくなるのだが、スマートフォンやカーナビでさらにベースとなるデザインがあると大きなチームが無くても開発が出来る。中身の全く違うと思われる製品でも、以前の設計が使えるなどの部分は意外に多い。


ソフトバンク(6/28)
◆ 社名変更、内部改革などを進めるソフトバンクだがアローラ氏をめぐる人事その他で社内の雰囲気が悪化中だ。次期経営者を育てるとはじめた育成プログラムなのだが、結局はどこかから人材を買ってきて終わりじゃないかと言われはじめている。

◆ 技術にしても製品にしても企業買収でそれらを手に入れてきた孫氏だけに、人材も買ってきたもので済ませるのかと社内の反応は不満に満ちている。若手取締役も降格とあって従業員もやる気を失う。
ドライと言えばそうだしグローバル感覚で行けば不要なものは排除して有用な者だけを残すのがベストなのかも知れない。

◆ しかし日本の企業の場合は浪花節的な人事も未だに根強く残っている。たとえばAプロジェクトに参加したメンバーが、Aプロジェクトの終焉によって会社を去らなければならないのかみたいな問題だ。Aプロジェクトに特化した人材を集めてきた以上、それが終わったら人材は不要だと合理的に考える事も出来る。しかし日本の一般的企業ではAプロジェクトの人間を使うために新たなBプロジェクトを立ち上げるとか既存のプロジェクトに参加させるなどする。

◆ 合理的すぎる人事に反発するのは買収されてグループとなった企業の面々だ。個人プレイ主体で孫さんの目にとまるような仕事をするというそのスタイルにも違和感を覚え、部署内ででも出世や生き残りをかけた戦いの中ではグループとしての仕事がやりにくいと言う。そんな事もあって優秀な人材がなかなか定着しないのだが、その逆にイエスマンであれば生き残る事が出来る。

◆ アローラ氏に関してはスプリント問題が重大な意味を持つ。スプリントが立て直せなければアローラ氏だって首が飛ぶだろう。
国内携帯電話事業に限界を感じた孫さんはスプリントの買収でさらなる利益を目指した。だが思い通りとは行かずスプリントは低迷を続けている。米国での躍進の夢は崩れ去り日米移動体通信事業でのシナジーと叫んだその言葉も崩れ去った。

◆ ソフトバンクもスプリントもLTE化は遅れていて、特にスプリントはこの先のLTE化のために数兆円が必要になる。国内にしても900MHz帯の整備と10MHz幅化、700MHz帯の整備、3.5GHz帯の整備とカネはいくらでもかかってくる。しかし純増数の減少と解約率の上昇、ARPUの低下は売り上げの減少につながっている。

◆ ドコモやauが割り当て周波数帯をシステマチックに使っていくのに対してソフトバンクはその時々の気分とは言わないが、対症療法的に展開する。なので無駄が増えたり余計な所でカネがかかるわけで、安物買いの銭失い的なエリア構築にならざるを得ない。

◆ 外注やBSベンダーに頼る事も社内に技術が根付かない事につながるし、将来が見えない事でモチベーションが上がらない。しかし企業側は、だったら他から人材を買ってくるから良いよと冷たい。買ってきた人材が思うような仕事をしなければリプレースする。こうした人事で伸びていくケースもあるだろうが、その為にはそうした企業姿勢に慣れた人材が居なければならない。まだまだ日本人にとってはなじみのうすい方針だから。


温度計(6/27)
◆ スクータで出掛けていると温度が気になる事がある。冬場などは路面の凍結が怖いわけで、光に路面がキラキラしているのが見えればいいがそうでないと路面が黒くなっている部分が不安になる。スカイウエイブには最初はディジタル温度計を付けていたのだが、以外に早く電池切れになってしまった。アルコール温度計は光がないと見えない。

◆ 最近の車やバイクには温度計位付いていると思うがスカイウエイブやシグナスにはない。温度を知りたいと思うのは冬場だけでもなく、溶けそうなくらい暑い日だっていったい何度あるんだ、みたいな。
それで温度を知った所で涼しくなるなんて事は全くなくて、むしろ35℃かよ、暑いよと不快感が増すだけだったりする。

◆ 幹線道路の温度表示板がそれらしい数字を示していても、いやいや体感温度が違う、あれはきっと狂っているんだ。なんて機械を信じず自分が全てみたいな感覚を持った事もあるだろう。
そんなときに気軽に携行出来る温度計、まあ100円ショップの温度計だって気軽に携行は出来るがもっと小型のものがある。

◆ スマートフォンのイヤフォン端子に接続して温度を測るデバイスがそれだ。構造的には温度センサとシリアル通信デバイスあるいは単にV/Fコンバータが入っているだけだと思われる。電源はコンデンサマイク用に給電されている電圧を使うのでデバイス自体に電池は不要だ。

◆ 従来から売られているThermodoは日本で買うと結構高額なのできがるに、たかが温度計に5千円かよみたいな所はある。現時点で売られているかどうかは不明ながらBangBangameのモバイル温度計はグッとチープな外観なので安いかも。ただし正確な温度を測ろうとするとスマートフォン本体の温度が邪魔をする。
延長イヤフォンコードでも使えばスマートフォン本体の発熱から逃げる事は出来るがちょっとだけ手軽さが失われる。

◆ だったらBluetoothのものが良いのではないかとなるし、実際Bluetoothインタフェースの温度計もある。小型でセンサ別体だとKitchen Thermometermini なんてのが面白い。Bluetoothモノだとそこそこ機能を欲張ったりもするのと無電源というわけにはいかないので敷居が高くなってしまう。

◆ マイク・イヤフォンインタフェースを使った温度計を自作された方も居る。ボタン電池で動作させているが、消費電流によってはイヤフォン端子からの給電で間に合うかも知れない。間に合わなかったらスマートフォンから音を出して、それを整流して使うとか。って、効率が悪いか。

◆ 同じくイヤフォンジャックインタフェースの風速計なんてモノもある。こちらは登山などを行う方向けだろうか。風速のみ、風速と温度、さらに湿度や気圧計まで内蔵したものもある。キーホルダーにぶら下げられる程度の大きさがメリットだろうが小さいだけに風速を安定して測れるのかがちょっと心配だ。
気温ではなく体温を非接触で測るための赤外線温度計もイヤフォンインタフェースのものがある。でも非接触体温計は外気温の影響を受ける(外気温によって皮膚表面温度が変化する)ので精度が出しにくい。


スマホホルダー(6/26)
◆ たまに山の方にも出掛けるという自転車乗り氏、スマートフォンをナビ代わりにする事も多いという。と言っても地図を見るのは山道の交差点くらいなものだとも言っていたのだが、そのたびにポケットやバッグからスマートフォンを取り出すのも面倒だと。

◆ じゃあスマートフォンホルダーを使ったらいいじゃないかという話になり、そう言えば以前にケータイWatchでも取り上げられていたな思った。ちょっと調べてみると様々なデザインのものが売られていて、自由な角度調整が出来たり外れ防止や脱落防止の工夫があったりする。

◆ 簡単なものは大型洗濯ばさみ風にスマートフォンを横方向から挟む物、複雑なものではちゃんとしたロック機構や自由雲台風の継ぎ手になっていたり、フレキシブルアーム付きのものもある。材質もスマートフォンをホールドする部分は樹脂製なのだがハンドルなどに付ける部分は金属製のものもある。

◆ 振動などもあるので樹脂製では強度が出ないのかも知れない。スマートフォンホルダーとスマートフォン間で脱落が起きなくてもスマートフォンホルダーごと脱落してしまったら悲しい。

◆ スカイウエイブに中華ナビを付けるときの固定方法は中華ナビの吸盤に頼っている。なので脱落防止用にハンドルバーとナビ本体の間を細いステンレスワイヤで結んでいる。で、このステンレスワイヤに助けられた事が何度かあった。ステンレスワイヤがなければナビはそのまま脱落して後続車にひかれて木っ端みじんだったかも知れない。

◆ 樹脂製にしても金属製にしてもハンドルに付ける部分のサイズ幅許容度は意外と小さい。
U字型の固定方法ならサイズに対する許容度は大きくなるがC型のものだと限界がある。ビニルホースを固いものにつなぐ場合、ホースの方が太いとどんなに締め付けても隙間は埋まらない。これと同じようにC型の場合は締め付けていっても締め付ける側と締め付けられる側の曲率が違うのでビシッと固定出来ない。

◆ 自転車用があるならバイク用もあるかなと見てみるとデイトナ製とかがあった。
自転車用に比較すると価格は1.5倍くらいになるがハンドルに固定する部分が金属製でねじ止め式になっているなど丈夫そうである。ただしこのデイトナ製はGALAXYは横幅オーバで取り付け出来ない。

◆ 横から挟むタイプのものだと側面に音量調整や電源スイッチのあるタイプのスマートフォンは取り付け出来ない。横全体を覆うようなものではなく部分的にホールドするタイムなどもあるのでスマートフォンに合わせて使えるかどうかを確かめないといけない。

◆ ミノウラというメーカがあってスマートフォンホルダー以外にライトホルダーだとかペットボトルケージなども作っている。アクセサリホルダーと称されるハンドルバーの延長?みたいなT字型のものもあって、これを組み合わせれば剛性は下がるが取り付け自由度は上がる。探してみると色々なパーツというかアクセサリがあるものだなと思った。


Android5(6/25)
◆ Androidの新たなバージョンが出ると、それがどの端末にまで適用されるのかは気になる所だ。グローバルモデルであれば単にメーカ任せという所もありメーカにしても旧モデルまで対応する事で安心感だとかイメージアップにつながる。ところが事業者モデルはそうではない。

◆ N-07DはAndroid4.1にアップデートされたのだが、それまでには1年近く待たなければならなかった。アップデートのコスト負担がどのようになっているのかは想像でしかないが、通常は事業者からメーカに"発注"という形になると思う。メーカは事業者に見積もりを提出し、それが受け入れられればバージョンアップとなる。

◆ 事業者が、沢山金を出すから早くやれと言えば、またはメーカに力があれば早急に行われる。その反対だとバージョンアップはなかなか行われない。バージョンアップは事業者にとってカネにならない対応なので疎かになりがちだ。
今やスマートフォンメーカではなくなってしまったNECやPanasonicはバージョンアップが遅かった。

◆ バージョンアップが行われるXperiaにしてもSO-04Eは一度だけで終わった。Xperia A版のグローバルモデルもあるのだが、Zシリーズほどメジャーではない事もありドコモには見放される事になった。Xperia Aよりも古いXperia Zは2回のメジャーバージョンアップがあったと思う。GALAXYを見ても分かるように市場に出ている台数というのはメーカにとって重要、事業者にとってはあまり重要でないとなる。

◆ ドコモ的には1回くらいはバージョンアップするか、と言う所かも知れない。ドコモはそんな調子だがauはもっとシビアだ。あまり売れていないと思われるモデルはバージョンアップされずに終わる可能性もある。ソフトバンクはAndroidスマートフォンを最も売っていると豪語していたが、唯一Android5になるのはXperia Z3だけだったのかな。

◆ グローバルモデルに近づけてコストダウンを行ったアクオスクリスタルなどはバージョンアップ出来ても良さそうなものなのだが、販売台数的には全然面白くない商売だったのかも。タダ配り商材として登場させてはみたものの、やはり日本仕様でないと売れないかあるいはソフトバンクでAndroidを買う人が居なかったからなのか売れなかった。

◆ こう考えればドコモはまだマシとも言えるのだが、あくまでも悪い例との比較である。SONYよりもバージョンアップを頑張っているのがサムスンだ。こちらもグローバル展開しているので対応が早いと言える。

◆ iOSにしても似たような所はあるが、旧モデルをAndroid5にしてどこがメリットでどこにデメリットがあるのかも気になる所だ。Android5が提供されるモデルのRAM搭載量は2GB以上だろうから問題は少ないと思うのだが、Xperia Z4で見るユーザメモリと空き容量を見ると不安だ。
使えるRAMエリアが減ってしまうと使い勝手にも影響が出てくる。

◆ iOSの場合は最新バージョンを追いかけていかないとアプリに嫌がられる事がある。Androidでもさすがに2.xは非対応というものが増えては来たが、iOSに比較すると自由度は高い。


自転車取締(2)(6/24)
◆ 片手での傘差し運転は禁止である。では傘固定具を使った場合はどうなのか。傘を固定した状態で自転車に乗ると視界を妨げるなど危険な場合があるとしながらも、明確に禁止とはしていない。

◆ 京都府警のページにはいかにも取り締まり対象ですよみたいな書き方で傘固定具の使用が危険運転になると書かれている。
しかし他の違反に罰金条項があるのに傘固定具に関しては何も書かれていない。
さらっと見ると傘固定具も違反なんだと思わせるような書き方だ。

◆ 昨日書いたイヤフォンに関してだが警視庁管内ではイヤフォンは一律NGみたいな話もある。補聴器は?Bluetoothは?みたいな所もあるので不安な方は個別確認をした方が良い。判断をくれた警官の名前は覚えておく事が必要だ。

◆ イヤフォンの使用に関してメディアが警察に問い合わせた所、安全に支障を来す場合は駄目みたいな曖昧な回答が多かったそうだ。
これは私が50ccスクータに乗っていたときに警察に聞きに行った2段階右折の是非と同じである。

◆ 交差点外は1車線だけれど交差点内に右列レーンが出来ている場合はどうなのか?右折レーンぽい矢印は書かれているが、そこと直進レーンが明確に区別されていない場合はどうなのか?警察でも判断は明確ではなかったが、2段階右折禁止の標識のない交差点では2段階右折すれば間違いないとか、判断しにくい状況では取り締まり自体を行わない、ただし他の都府県は知らないよだった。

◆ 軽車両は最左を走りなさいという点で、最左がバス専用レーンの場合はどうなるのか。横浜駅西口がまさにこの規制なのだが、警官によって「左を走れ」だったり「中央の一般者用のレーンを走れ」だったりした。これは原付の場合なのだが自転車はどこを走ればいいのだろう。

◆ イヤフォン問題は、神奈川県警や埼玉県警、愛知県警は片耳イヤフォン使用を明確に認めている。
片耳イヤフォンを禁止出来ない理由に警察官が警察無線の傍受用にイヤフォンを使っている事がある。音楽か無線傍受用かではなくイヤフォンとしてのデバイスを対象にしているのだから禁止しにくい。

◆ イヤフォン使用に関してはこれを明確にしてくれとの要望も多いらしく、順次各都道府県でも明らかになっていく事だろう。取り締まり基準を明確にしないままの取り締まりは間違っている。
厳密さという事であれば騒音規制と同じく数値で規制しなければならない。
警察の天下り団体、交通安全協会かどこかが自転車対応イヤフォン認定シールなんてものを高額で売り始めたりして。

◆ 捕まっても逃げればいいじゃないか論もある。そもそも自転車では個人特定が出来ないだろうというのが逃走派の主張なのだが、自転車には防犯登録がなされているのでそこを追求される。ならば防犯登録しなければいいのではないかと考えるかも知れないが、その場合は盗難自転車の恐れありという事でより深く追求される。ならば東京都で案のあった自転車運転免許証の方がクリアな気もするけど。


自転車取締(6/23)
◆ 法改正によって自転車の取り締まりが強化され、既に取り締まられてしまったという人も多い。厳しいというか、自転車にとって厳しいだろうなと思うものに停止線のオーバーや併走がある。
停止線のオーバーは車でも取り締まられる事もあり、それで捕まった車を見た事がある。

◆ ワンボックスブームの名残で車両感覚が狂っているのか平気で停止線をオーバする車も少なくはないが、その車は(後ろにパトカーがいるのに)停止線をじわりじわりとオーバしていった。信号は赤なのにじわりじわりと交差点の中に入っていったのである。で、御用となった。

◆ 二輪車なども停止線をオーバしやすい。国道15号線などは二輪用と四輪用の停止線がある場所もあるのだが、それ以外の普通の交差点では二輪も四輪も同じ位置で停車する必要がある。だが四輪車から見える位置で止まろうとすると停止線を踏み越える。
四輪車が停止線をオーバしている場合は余計にだ。

◆ ならば後方で待っていれば良いという話になるのだがウインかを出さずに左折する車もいるので危ない。ウインかを出さずに左折した車に引っかけられた自転車を見た事がある。幸い速度が出ていなかったので大事には至らなかったが、自転車乗りが老人だったら転んで怪我くらいしたかも知れない。

◆ 横断歩道に乗り上げて止まるというのは論外だとしても、自転車の停止線オーバくらいは大目に見ても良いような気がするんだけど。取り締まり側からすれば停止線をどこまで越えたら取り締まるかなんて事にはならないので、少しでも超えたら取り締まるしか無いのは分かるけど。

◆ 音楽を聴きながらの運転も禁止されている。
神奈川県警によれば片耳イヤフォンであれば取り締まり対象外とされているが、各県警で解釈が異なるかも知れない。ようするに外部の音が聞こえればいい、聞こえないのは駄目という事だ。大音量で音楽などを鳴らしながらの同様の理由で駄目とされるのだが、これってスクータにスピーカを付けて音楽を流しながら走るアレと同じではないか。

◆ スクータはメーカ純正オーディオだから良くて自転車は駄目? スクータにしてもさすがに最近は見かけなくなった。と言うか普通の感覚だと恥ずかしい事だと思うんだけどなぁ、あれって。しかしメーカは売れるとなれば何でもやるからステレオ装備ですよ、大音量スピーカ装着ですよとして売る。

◆ スマートフォンや携帯電話を操作しながらの運転は当然駄目として、ではホルダーに装着されたスマートフォンをいじるのはどうなのかなども微妙な所だ。ちょんとどこかをタップするくらいは問題ないのだろうが、ちょんなのか連続操作なのか警官が的確に判断出来るとも思えない。

◆ スマートフォンをナビにしている人もいるだろうし、ただそこに装着しているだけの場合もあるだろう。取り締まり強化直後だからという事もあるとは思うのだが、取り締まりのための取り締まり的な所も感じる。警官の乗る自転車だって違反している姿は見かける。
そのうち緊急自転車なんてのが登場したりして。


混信(6/22)
◆ SO-04EのWi-Fi接続の調子があまり良くない事は以前も書いた。Wi-FiのAPは見えているのだが接続がうまくされなかったりする。5GHz帯では部屋によっては接続出来ないし、2.4GHz帯では混信でリンク速度が上がらない事も。
プリンタ用には仕方なくプリンタの近くにAPを置いているので接続性は良いのだが、単に電界強度が高いと言うだけで混信がないわけではない。

◆ 最近のAPは混信を判断してチャネルを変える機能を持っている。しかし無線LANの信号は無通信時には常に出ているわけではないので混信検出とチャネルチェンジが最適かと言われると怪しい。AP設置場所では混信はないが他の部屋では混信しているかも知れない。
なので私はチャネルを固定して使っている。
私は固定して使っているのだが、他の家のAPがそこに来てしまう事もある。逃げても逃げても追いかけて来るではないが、相手が自動チャネル設定だとそういうことにもなる。
なのでWi-Fiには常にトラフィックを流して送信状態を保っている、なんて事はしていない。

◆ 電波ってヤツは届いて欲しい所には思うように届かず、届かなくても良い所にはビュンビュン飛んで行くみたいな。ウチのWi-Fiの電波だって隣の部屋では弱くなるのに隣の家ではバッチリ受信出来ているかも知れない。
たぶん大雨でも降ると2.4GHz帯は吸収されるだろうが、常に大雨が降っているわけではない。

◆ 5GHz帯も使っているのだが部屋の間の壁による減衰が激しくてあまりうまく行かない。つながる場所限定で使うみたいな感じになるし、5GHz帯のAPを使う場合は設置場所などにも気を遣う必要がある。
隣接家屋からの混信防止用に窓ガラスに貼る電波遮断フィルムみたいなものもあったはずだが、木造家屋では壁を突破してくる電界の方が強かったりして。一方である程度の水分を含む石膏ボードは減衰量が激しい。

◆ 住宅街だとソフトバンクのAPの電波はあまり入ってこないが皆無ではない。混信の多くは個人宅に設置されたAPだと思われるが、1家に1台以上のAPがあるのかなと思うほど色々受信出来る。まあウチにしても現状2台のAPが動いているのだから複数台あっても何ら不思議ではない。

◆ Wi-Fiや無線リンクを使った公衆サービスはソフトバンク系が(移動体通信事業参入以前に)行おうとしたが失敗している。ライブドアも意欲を見せたがホリエモン逮捕で失速した。
今でも都内にはライブドアのAPがあるかも知れない。あの当時はこれほどの混信になるとは思っても居なかったと想像出来るが、もしもライブドアの無線LANネットワーク構想が実現していたとしたら混信はさらに酷くなったのだろう。

◆ ソフトバンクにしてもドコモやauにしても、帯域割り当てをもらった事業者なのだからWi-Fiなど使って頂きたくない。この辺り諸悪の根源はソフトバンクである。Wi-Fiはカネがかからないからと言ってAPのばらまきを始めた。エリア設計の貧弱さから屋内では満足な通信が出来なかった当時、Wi-FiだWi-Fiだと宣伝しまくったのである。
パケット料金が準従量制となった今、タダでWi-Fiにトラフィックを流すのは無駄でしかない。LTEを使わせればカネになるものをWi-Fiでタダで使わせているのだから。


手ぶれ補正(6/21)
◆ 今やデジカメにおける手ぶれ補正は当然の装備となっている。手ぶれ補正にはレンズや撮像素子そのものを物理的に動かす光学式と、撮影した画像を処理する方法がある。いずれもメリットがありデメリットがあるのだが、最近ではスマートフォン内蔵カメラでも光学手ぶれ補正を採用するモデルもある。

◆ スマートフォン内蔵カメラの場合はレンズも撮像素子も軽く小さいので手ぶれ補正用アクチュエータも小さくて済む。これがハンディビデオや一眼レフとなると大きく重いレンズを動かさなくてはいけないのでアクチュエータもそれなりのサイズになるし反力も感じる。

◆ 光学手ぶれ補正の場合はディジタル画像処理が不要(行う場合もある)なので複数枚の画像撮影を行う必要がないので実質的なシャッタ速度を上げる事が出来るし動画撮影時でもその機能を使う事が出来る。ディジタル手ぶれ補正でも動画撮影時の手ぶれ補正が行えるのだがちょっとしたテクニックが必要になる。

◆ ディジタル補正の場合は光学系を動かす必要がないので撮像ユニットを小型軽量化が出来る。薄型化を推進するスマートフォンメーカとしては光学式を使うか否か迷う所だ。iPhone6 Plusは光学手ぶれ補正を使っているし、位相差AFも使う。
最近のモデルだとGALAXY S6が光学式の手ぶれ補正を使っている。

◆ 像面位相差AFはiPhoneでも使われていてフォーカス速度を速くする事が出来る。同様の方式を採用すると思われるGALAXYS6では合焦時間300mSを謳っている。GALAXYは見た事がないのだがiPhoneはフォーカシングに失敗するケースが確認出来た。微妙な焦点のずれは素早く是正されるのだが、大きくずれている場合にフォーカシングが行われずにそこで安定してしまうような感じ。

◆ ディジタル補正では補正しろを取らなければならないので撮像素子の画素いっぱいまでは使えない。動画撮影時における補正処理は撮影レートよりも速い速度で複数枚の画像を取得したり、フレームごとの変化を検出しようとしたりする。

◆ メカニカルシャッタでも付いていればいいが、そうでない場合はCMOS撮像阻止のデータ順次読み出しも補正を少し面倒にする。しかしこれらの面倒さはソフトウエア(ハード処理の場合もある)で出来る事なのでランニングコストには影響しにくい。

◆ コンパクトデジカメでもスマートフォン内蔵カメラでもレンズは軽く薄く作られるようになった。レンズの特性を電気補正する事で画質が維持出来るので、レンズそのものに対する要求性能が低くなったためだ。これがカメラユニットの薄型化に貢献している。

◆ ただしディジタル補正をすればどんなレンズでも良いかと言えばそうでもなく、レンズを薄くしていくとレンズ面で反射した光が被写体の解像度を低下させる。
収差補正は出来てもフレア補正は難しい。
とは言っても補正が全く不可能というわけではないので今後は改善される可能性もある。


夏モデル(6/20)
◆ 夏モデルが発売されているのだが、ドコモは昨年の夏モデルや冬モデルも併売している。
ショップなどによって在庫の差はあるかも知れないのだが、在庫のあるモデルはそこそこ安く買える。新機種は欲しいけれど8万円も9万円も出したくない、でも今使っているスマートフォンはそろそろ電池が心許ない。そうした人に対しては型落ちモデルを勧めてくる。

◆ 2年かそれ以上前のモデルだと電池交換の出来る機種が多かったのだが、電池を買うなら新機種をと考える人も多いだろう。最近のモデルだと電池交換が自分では出来ないので少々面倒な事になる。よほど愛着があるなら別だが、電池交換代数千円を払うのなら新機種にしようと考えるのが普通だと思う。

◆ スマートフォンの性能向上がまさに日進月歩だった頃はともかく、1年前のモデルであればさほど不自由なく使う事が出来る。ゲームをやるとかだと処理速度も関係して来るが、それ以外の通常使用であれば遅さもあまり感じないだろう。
対応周波数帯だとかVoLTEだとかと言い始めれば最新モデルが最良となるのだが、それを手に入れるためにはかなりの出費を覚悟しなければならない。

◆ 1年前のモデルで我慢するとすれば機種変更でもかなり価格を抑えられる。事業者は安売りするのと在庫コストがかかっているので儲からなくなるのだが、過剰な在庫を処理したい気持ちも強いはずだ。iPhoneにしても在庫があれば旧モデルが安く売られるのだが、そもそもiPhoneは他事業者に移ればタダで手に入るので事業者としても厳しい所だろう。

◆ ドコモは以前どうしようもない駄目モデルの在庫を売っていた。あんなもの使わせたら2年後にはドコモから離れたくなるだろうし、今のモデルは大丈夫ですよと言った所で果たして信じて貰えるか。もっとも、さすがにもう2012年以前のモデルは売ってないかな。

◆ ツートップ戦略時に沢山売ったGALAXYとSO-04Eの代替需要獲得がこの夏の目玉だ。ソフトバンクはGALAXYの買い取り価格を提示してMNPを狙う。でもWi-Fiでも使えるから売ってしまうよりは手元に置きたいと思う人も多いはず。
これら利用者がS6やZ4を買うケースも勿論あるだろうがS5で我慢すれば安く買える。同じくXperiaもAならタダとは言わないが負担を感じるほどの価格ではない。

◆ GALAXYを使っていた人が再びGALAXYを買うのか、それとも他機種が欲しくなるのか。
GALAXYの満足度はどんなものだろう。機械としてのスマートフォンとしてみればGALAXYは決して悪くはない。2年前のアレだと有機ELの発色と解像度と画面ヤケが気になるとは思うのだが、しかしそれは代替需要につながる。
GALAXYの満足度が高ければ再びGALAXYが選択されてサムスンも大喜びなのだが、今のところは全然売れていない。

◆ ドコモで売れているのはXperiaとCompact版だ。
おそらくは出始めの頃より安くなっているのではないかなと思う。Z4 Compactは中身にあまり目新しさがないのでZ3 Compactの方がお得である。冬モデルのマイナーチェンジ版的イメージの夏モデルなので地味な感じは否めない。冬モデルにSnapdragon820が間に合う可能性が高ければそれを待つのも手だ。
ただ820は出荷時期そのものが年末とも言われているし…


同じ道(6/19)
◆ 車でもスクータでもそうなのだが同じ道を何度も走ると飽きる。と言ってもその道を通らない事には他県に行けないのだから仕方がない。いくつかのコースの中でも走りやすい道を選ぶとそこになってしまう。
秩父方面に行くには横浜→八王子→青梅→秩父とコースを取る事が多い。青梅から秩父までは山を越える事になり、少し涼しい。

◆ 秩父の街中はいつも混んでいて暑いが、その先しばらく走ると山が近づいてくる。ここから長野方向に行くにも決まった道になってしまう。何度もそこを通るので走り慣れた道、みたいな。そこから先は目的地によってコースは変わるわけだが、帰りもまた同じ道みたいな事も良くある。

◆ 同じ道を走っているとその道中の小さな道に入り込んでみたくなる事もあり、気が向けば迷い込んでみるのだが本当に迷ったあげく元の所に出て来ちゃったりして。山を突破する道はそう多くはなく、突然そこで道が終わっているなんて所もあった。おそらくは林業従事者の方々のための道、農道とは言わず本当の林道かな。

◆ 多少の未舗装路くらいなら走っていく私なのだが、道幅が狭くなってくると不安にもなる。
シグナスだったらUターン出来そうだけれどスカイウエイブだと無理だよなぁ、みたいな。
そしてそこが坂道だったりするとUターンのために大汗をかく事になる。なんてことを何度か繰り返すと未舗装路には入らないようになるのだが、でも行ってみたい欲望もある。

◆ 西に行くときには246号線を使う事が多いが、交通量の多い道なので走っていて楽しくない。
北に向かうときと違って山に着くまでの距離が結構長いので、それまでに飽きてきてしまう。同じ事は北関東でも言えて、宇都宮を過ぎるあたりまで街中を走るので暑いのだ。
まあ高速道路を通れば到着時間は早くなるのだが、周りの車の流れなどを気にするためか意外に疲れる。

◆ 車だと信号もないし人も歩いていない事が疲労軽減になるが、小排気量のスクータで走るのは逆に周りに気を使う。速いバイクや速い車が来れば道路のさらに左の方によける。もちろん追い越し車線を走るなんて事は滅多にない。これがハイパワーバイクともなれば追い越し車線は俺専用の走行車線だぜ!とばかりにカッ飛んでいける。

◆ 自転車乗り氏も同じ道が飽きると言っていた。
サイクリングロードはすぐ終わってしまうし、遠くに出掛けるには長い時間街中を走る事になるしで疲れると。なので泊まりがけで少し遠くまで出掛けるのだそうだ。往路は未知なる場所に移動する楽しみでペースも上がるが帰りはどよよんだなとも言っていた。自転車を車で運ぶ手もあるし、山の方に行くとそうやって移動してきたと思われる車や自転車を見かける事もある。この方法のデメリットは車の置いてある場所まで戻ってくる必要がある事、車を止められる場所が少ない事である。

◆ 毎日乗る事が必要だと言われる自転車、通勤や通学で乗っている人は強いなとも聞いた。
毎日トレーニングしているのと同じなので筋力が落ちないのだとか。車にしてもバイクにしても通勤や通学で使うと結構距離を走るから、毎日の積み重ねは凄いのだ。


自転車(6/18)
◆ 関西から北海道まで自転車で行った方、帰路はフェリーで京都のあたりまで戻って来るのだとか。比較的天候にも恵まれ、夜間走行は多くはなかったのだがゼロでもなかった。ライトはLi-ion充電式のものを2連装着していたのだが、これの明るさが意外だった。

◆ 配光はスポット的であり8m前方の乗用車が全て照らせるという感じ。スポット配光なので余計に明るく感じるのは事実なのだが、原付のハロゲンランプヘッドライトより明るいと思う。山道などを走るには広がりが不足しているがロードバイク用としてはちょうど良いのだろう。

◆ 型番はVOLT300ってものらしい。連続点灯で3時間(Hi)から60時間(点滅)まで5段階に調整可能となっている。明るさ公称値は300lmだ。
バッテリ容量は約8WhなのでLEDは2Wちょいと言う所か。
他にも種類があるがロードバイク用は舗装路をそこそこの速度で走る乗り物だけにスポット配光のものが多い。

◆ しかし山道を走るとコーナの奥ではなくコーナの先を照らしてしまうので広角配光のライトが欲しくなる。
ロードバイク乗り氏は霧にも遭遇した事があったようだが、下向きのライトなどでないと霧を照らすだけになってしまう。
VOLT300に比較するとVOLT1200は光量が大きいので周囲も広く照らす感じがする。

◆ これらは充電式ライトなのでバッテリ切れだと困る。乾電池を買って交換というわけにはいかないからだ。ロードバイク乗り氏も点灯(点滅?)させっぱなしで走っていた事があるそうで、夜になってライトを使おうとしたらバッテリ切れだったとか。このシリーズはUSBケーブルでの充電が可能なのだが、そんなものは使わないだろうと携行していなかったそうだ。

◆ 配光比較写真を見るとスポット的とは言えVOLT300も怪しげ中華ライトに比較すればかなり明るく広配光だ。VOLT300(300lm)よりずっと暗いのに1400lmを謳っていたりして、いったい何なんだと思ってしまう。自分でその場で確かめて買うのならともかく、中華製の能書きを信じてはいけない。うたい文句に釣られて通販で買ってみたら、近所のホームセンタで2千円で買えるヤツの方がよほど良かったみたいな事になってしまう。

◆ 充電式ライトでは、日帰り以外だと充電器を持ち歩く必要がある。PCやスマートフォンの充電器も兼用出来るが、電流容量が小さいと満充電までに時間がかかる。無駄なものをいかに省いて装備を軽くするかにも気を使うだけに、ロードバイク乗り氏は使う事など無いであろうUSB充電ケーブルは余計な荷物と判断した訳だ。これが車やバイクでの移動だと、使わないかも知れないけれど一応携行しておこうかみたいになる。

◆ 長距離を走ったり雨中走行すると各部への注油が必要になる場合がある。しかしロードバイク用のチェーンオイルなどは普通の自転車屋には置いてないのだそうだ。ロードバイク用ではないチェーンオイルでも使えない事はないのだろうが、長旅ともなるとそうした消耗品やパーツ類の入手方法も問題になる。ロードバイク乗り氏は動画配信しながら走行していたが、配信機材も振動などで壊れてきたようだ。ケーブルの断線ならケーブルを買えばいいが、機器本体側の故障となると簡単には直せないし気軽に買い換えられるものでもなくなる。


警官の言い分(6/17)
◆ 全てを取り締まりたいけれどなかなかそうも行かないから、悪質なものから先に取り締まるようにしますとでも言うのなら話は分かる。しかし警官の言い分はその正反対で、他にも駐車車両があるからこの車だけを取り締まれないと。

◆ この理屈で行けば悪い事をする人が沢山居れば、検挙が大変なので全員見逃すと言っているのと同じだ。実際はそうだったとしても警官はそれを口にしてはいけない。実はこの警官、以前にも交番でみた事があるような気がする。
道路に寝ている人(たぶん酔っ払い)が居て、下手すればひかれてしまいそうなので交番に寄って警官に知らせた事がある。その時に対応した警官のような…

◆ その時警官はだるそうに、このあたりはそんな人(酔って寝ている人)がたまにいるけど、たぶん大丈夫だろうと言っていた。まるでやる気のない警官だったのだが、こちらとしてもそれ以上の事は出来ないので立ち去った。古い話なので記憶が定かではないのだが、体型的にその時の人だったような気がする。

◆ 昨日も書いたのだが問答無用で駐車違反に問われる人は多いはずだ。車を離れたとたんに監視員が来れば数分後にはシールがぺたりと貼られている事になる。
人の乗り降りであったとしても、荷物の積み下ろしであったとしても、そこにドライバーが居ない限りアウトだ。ドライバーが居たとしてもそこから車を移動させなければ違反になる。

◆ ところがこの警官の言い分だと、セブンイレブンのトラックは仕事で止めているのだからそこを通る方が我慢しろとなる。ドライバーがどこかに遊びに行っているわけでもないから仕方がないというのだ。マンションの住民にしても、何時間も止まっているわけではないのだから少し待てばいいと言っている。そんなものなのか?結局の所取り締まるのが面倒だから放置するという事なのだろう。

◆ この警官の言い分には違和感を覚えた。私は最近は交通違反で捕まっては居ないが捕まった経験がゼロという事でもない。その時にもし言い訳をしたら聞いてくれたかと言えば否である。速度超過の時に、他の車も超過していたと小学生の言い訳みたいな事を言って警官が許してくれるとでも言うのか。路肩走行にしても駐車違反にしても言い訳が通用する例が一つでもあるだろうか。この警官は港北警察署の人間だ。

◆ ちなみにセブンイレブンのトラックドライバは荷物を運ぶと10分くらいは戻ってこないそうで、店内の作業があるからなのだとか。それも店の奥というか倉庫側で仕事をしているそうなので店側からはドライバーの存在は見えない。そしてドライバーはあくまでも会社の指示通りの場所に止めるという。文句があるなら会社に言ってくれ的な言い方だが、しかし違反切符を切られたって会社は何もしてくれないのだろう。

◆ なぜその時間に狭い道にトラックが集中するかだが、お弁当を運ぶトラックと乳製品を運ぶトラックとパンを運ぶトラックみたいに運ぶものなどが異なるので仕方がないとの事だ。店舗によってはトラックが集中しない事もあるし、あるいはもっと沢山集まってしまう場合もあると。


セブンイレブン(6/16)
◆ セブンイレブンに限らずなのだが、配送トラックが渋滞を引き起こすケースは多い。
そのセブンイレブンは一方通行道路上、駅の近くにある。その道路は夜間は一方通行が解除されるのでタクシーなどが多く通る。
道幅は歩道部分を含めても6mあるかどうかと言う感じなのでトラック同士がすれ違うためには歩道部分にタイヤが入る感じになる。歩道は白線で区別されているだけで段差はない。

◆ そのセブンイレブンに配送トラックが来ていて、いつも邪魔だなと思っていた。が、先日はそのセブンイレブンのトラックが3台も来ていたので明らかなる渋滞状態だった。
何でこんな時間に渋滞が起きなければいけないんだみたいな感じで、私はシグナスでそこを通るのだが道が狭いのですり抜けては行けない。

◆ その渋滞の中をセブンイレブンのトラックから店に荷物を運んでいる。トラックを店の前に着けると利用客の邪魔になるからか、トラックは道路の反対側に止められている。道路が渋滞しているので荷物を店に運ぶ事が出来ず作業が長引く。あまりに酷い状態だったので店に文句を言おうにもスクータを止める場所がない。その店には駐車場はないのだ。

◆ 何ヶ月かした頃にまた同じような事があって、たまたまその日は渋滞していなかったので店にトラックが邪魔だよと伝えた。が、アルバイトだけのようで全く話が通じない。そのうちトラックドライバーらしき人が出て来たので、トラックが邪魔で渋滞しちゃうよと言うと「本部の指示だからあそこに止める」という。そこは交差点から5m以内だし消火栓の上でもある。

◆ しかも何で3台も止まっているのかと聞くと自分の担当は1台だけで他のトラックは他の会社(セブンイレブンの看板を付けた他社の配送トラック)だから分からないのだそうだ。いずれも停止場所が決められているらしく、密集してトラックが止まる事になる。

◆ そこにトラックが止まっている所のマンションの駐車場から車が出せないと苦情を言ってきた人が居た。トラック3台が道をふさいでしまっているのだからどうしようもない。そもそも何台目のトラックがふさいでいるかでドライバーも運送会社も異なるわけで、店内でもめている。と、アルバイト店員は店内でもめるのはやめてくれとその人に言う。おいおい、原因はセブンイレブンだろう。

◆ さすがにマンション住人がかわいそうになったので駐車の苦情で110番するからと、私が代わって通報する事になった。トラックドライバは、今担当を探してトラックをどけるからと言うが、それって万引き犯が品物を返してこれで勘弁してねと言っているのと同じではないか。
ちなみにこの間もセブンイレブンのアルバイトは全く無関心、責任者は不在の様子だった。

◆ 10分ほどすると警官が来た。警官は、荷物の積み下ろしだから仕方がない。このトラックを取り締まるなら他の駐車車両まで取り締まらなければいけなくなると言う。これが警官の言う事なのか。おそらくはほんの数分の駐車で駐車監視員の餌食になった人も多いだろう。それを、交差点内でしかも消火栓の上に止まっていながら、仕事だから仕方ないと取り締まりを拒否するのが正当なのか。
続く…


(6/15)
◆ 私は体質的に酒が飲めないのでアルコール飲料を口にすることは滅多にない。アレルギーというわけではないので飲んだら死んじゃうと言うことではないのだが、アルコールが分解出来ないようなので飲めばわずかな量で酔ってしまう。

◆ なので酒に関しては詳しくないというか興味もないのだが、その酒の消費量は減少傾向らしい。日本酒やウイスキー類があまり飲まれなくなったという話は以前にも書き日本酒造メーカが廃業するなどもしている。

◆ そんな中でもビール類は比較的落ち込みが少ないとのことなのだが家庭での消費量は減少している。よく言われるのが若者の酒離れである。若者は車からも離れ、TVからも離れ、酒からも離れてしまったのか。

◆ ビールメーカも数々のアイディアを出しながら消費増大を狙う。一つが低価格化で発泡酒や第三のビール路線なのだが、これも昨日書いたように増税が待っている。もう一つは高級化路線で、いわゆる生ビールの工場直送などだ。

◆ 工場直送のものはこれまでにもあったのだが、月極契約をするとビールサーバをレンタルしてくれるものもある。このあたりは水商売(ウォータサーバ商売)と似ている。

◆ ビールサーバがどのようなものかはよく分からないのだが、飲食店などに置かれているものは内部清掃に手間がかかる。
毎日清掃するのが基本なのだが、それを怠ると固形物がビールに混じることになり、ジョッキに沈殿して汚らしくなる。

◆ 家庭用ビールサーバにも配管は存在するはずなのでその清掃が必要だとすると、手間が嫌気されるかも知れない。手間をかけておいしいものを飲むのか、お金を払っておいしいものを飲むのか、手間をかけずに缶ビールで我慢するのかみたいな。

◆ 家庭用ビールサーバ自体は(ビールを別に購入するタイプ)色々販売されているのだが、このレンタル方式は店舗向けと同じように生ビールが宅配されてくる所にある。ビールサーバに缶ビールの中身を注いで気分を味わうみたいな向きもあるが、工場直送の生ビール(でも今は市販品も殆どが生ビールだという話だが)が配達されてくるのも良いものなのかも。

◆ ただ高価格高品質路線は若者には受けそうにない。まだまだ年金が沢山貰えている定年世代を対象にしたものだろうか。こうしたものが女性受けしたりすると市場は一気 に広くなる。一時的流行にはなりやすいのだが数が出るという点で女性人気を侮ることは出来ない。

◆ 男性に比較すると女性は喫煙率低下が緩やかだと言われるので、意外に酒の世界にも当てはまるのかも。女性向けと考えるならば重い酒を家まで運ばなくても良いシステムはありがたいかも。ただし日中留守にしている人だと宅配自体を受け取れなかったりして。
生ビールの賞味期限は短めらしいので早めに飲んだ方が良い。と、これも消費拡大につながる。
月極契約なのでほら飲めとばかりに配達されてくる生ビール、この夏にいかがだろうか。


炭酸飲料(6/14)
◆ 暑くなると炭酸飲料を飲む機会も増える。飲みかけのペットボトルの炭酸飲料の炭酸を抜けにくくするにはどうすればいいのか。加圧式のキャップが売られているが効果はあるのだろうか。液体中の二酸化炭素濃度が簡単に測れればいいのだが、条件を一定にすることが難しい。試薬自体は存在するのだが高濃度のものは測れないので希釈する必要がある。
カブノメータ(特定波長吸収式の光学式測定器)でもあれば良いかもしれないが、これってガス状でないと駄目なのかも。

◆ 加圧法の他にペットボトルをつぶして空間を少なくする方法なども紹介されている。炭酸ガスが逃げる空間が無くなれば炭酸ガスは抜けにくくなるのだが、ペットボトルが元の大きさに膨張してしまうと駄目だ。ドルトンの法則かヘンリーの法則か、みたいな。

◆ 加圧方式があまり効果的でないのは大気中の二酸化炭素量が少ないために分圧があまり変わらないからだと言われる。大気ではなく炭酸ガスを充填すれば問題ないのだが、大気から炭酸ガスを分離するのは容易ではない。手軽さと安全性には劣るのだが炭酸ガス発生式圧力キャップみたいなものがあれば効果は期待出来る。

◆ キャップの中に重曹とクエン酸が入っているとか砂糖とイースト菌が入っているとか、ってこれじゃあ発酵開始までに時間がかかりすぎるか。炭酸飲料の炭酸ガス濃度は0.3%前後らしい。これは大気中の炭酸ガス濃度の10倍程度になる。PETボトルの安全圧力限界は温度によっても差があるのだが0.5MPa程度らしいのでここまで加圧すれば炭酸の抜け防止効果は多少はあるのだろうか。
ちなみに人間の呼気の炭酸ガス濃度は4%前後だそうだ。

◆ 炭酸ガスは液体の温度を下げれば良く溶けるようになるので冷やして保存するのは有効だ。
炭酸ガスが抜ける体積を少なくすればいいのだから可変容量ボトルがあればいい。容量が可変出来ないのならその部分に炭酸ガスを吸収しない液体を詰めればいい。って、たかが炭酸飲料のために大げさな話になる。

◆ 炭酸飲料は大容量のものほど割安になる。中身の価格よりもその他のコストが高いと言うことだ。炭酸清涼飲料水よりもアルコール飲料の方が安いこともあるが、こちらはスケールメリットなのだろうか。いくら中身を安く作った所で酒税はもれなくかかってくる。
そう言えば第三のビールも課税強化だとか。

◆ 第三と言えば、第三類?三級?いわゆる安価系のタバコも値上がりするのかな。エコーとかゴールデンバットなど葉っぱのくずみたいなものを集めて作った安価系のものだ。タバコの値上げで安価系のタバコの人気が高まったとかで以前よりも売れ行き好調らしい。取りやすい所から取るのが税の基本なので酒にしてもタバコにしても売れ行きが良くなったものを狙って増税する。

◆ と、話がそれたが安価だからと言って大容量ボトルを買って何日もかけて飲むのはおいしくない。なので私はもっぱら500mlである。
コンビニで買えば150円前後だがスーパーで買えば100円以下、通販だと送料はかかるが90円以下で買える。私としてはこのくらいのサイズがバランスが良いかなと思うわけで、一気に飲むことは少ないが炭酸が抜けるまで放置することも少ない。


熱効率(6/13)
◆ 1年以内に登場すると見られる次期プリウスはエンジンの改良を重ねて最大熱効率40%を達成したそうだ。高速燃焼と大量EGR,それを実現するために気筒内の乱流発生や点火エネルギの拡大などを行ったとされる。
初代プリウスに搭載されたエンジンの熱効率が37%、現行プリウスが38.5%、そして次期プリウスが40%と言うわけだ。

◆ エンジン設計も他と同様でどこかの性能を上げようとすると他を実現しにくくなる。
このあたりをいかにバランスさせていくかが難しい所なのだが、プリウスという車両自体が燃費特化モデルなのでたとえば排気量あたりの出力などを追求していく必要はない。

◆ これがハイパフォーマンスを売りにするとなれば非出力も上げなければいけないし軽量化やトルク特性、高回転域に至るまでのフィールだって重視される。ハイパフォーマンスというわけではないがマツダロードスターなどは軽快感などの乗って楽しい車やエンジンを目指す事になるので方向性が異なる。

◆ そうはいっても現代の車だから燃費を犠牲にする訳にもいかない。様々な性能を実現するために重くなるのも嫌がられる。運動性能を向上させるには軽量化が必要で、ロードスターは1tを切るモデルがある。
燃費(熱効率)向上のために構造が複雑化したり、それに使うエネルギが増えるとエンジンの熱効率が上がったとしてもトータルとしての燃費が良くなりにくい。

◆ これまでにも生まれては消えていった様々な技術が生き残れなかったのもこうした問題があったからだ。
次期プリウスのエンジンでは点火出力を100Jにまで高める必要があるという。これは通常の点火装置の3倍近いエネルギになる。過去には日産がサニーで使った高出力点火装置がある。

◆ 日産が使ったのは高圧電源と従来型点火装置を組み合わせたようなもので、従来型点火装置で最初の火花を飛ばした後に高圧電源から電力を供給して連続放電させる。これは放電電流のピークを求めたものではなく放電時間を長くしてトータルエネルギを増やす作戦だ。

◆ 次期プリウスのエンジンは高速燃焼を行わせるようなので、大量EGRなどで火の付きにくい混合気に素早く大量の熱を供給する必要があるのだろう。火花エネルギを上昇させるとイグニションプラグのダメージも大きくなる。
日産は通常のプラグを使ったのではないかと思うのだが、プラグの摩耗が問題になったという話もある。

◆ プラチナ電極プラグを初採用したのはトヨタではなかったかと思う(記憶曖昧)が、新たなプラグの開発が行われたりして。イリジウムもトヨタだったかな。トヨタ初の12気筒エンジン(1Jを2つ組み合わせたような構造)の燃焼が思うように安定せず、様々な試行錯誤の中からイグニションプラグに目を向けたみたいな。

◆ サニーの例ではO2センサもリニアタイプが採用された。通常は理論空燃比付近で電圧が急変するセンサが使われるのだがサニーでは酸素ポンプ型のリニアセンサで空燃比を計った。たしかプリウスも同様な方式を採っていたと思うが、通常のO2センサも併用して理論空燃比付近の測定精度を上げていたような気がする。


自転車(6/12)
◆ 自転車ブームというかロードバイクブーム、それが去ってロードバイクの7割が置物と化しているのだとか。確かにブームとはそんなものかも知れず車にしても同じ事だった。
SUVブームの時は街中がオフロード車になったのだが、ブームが去ればいったいあの車立ちはどこに行ってしまったのかと思うほど見かけない。

◆ 私の周りの自転車乗り氏、通勤などに使っている人は相変わらず乗っている。夏でも冬でもそれっぽい格好で通勤しているし、休日ともなれば走りに行っている。一方で自転車って何だっけ?みたいに思うくらい話の出なくなった人も居る。ブームだから乗ってみようと思った人も多いと思うのだが、その後も乗り続けるのかブームの終焉と同時に乗らなくなるのかはそれぞれである。

◆ 置物となった自転車がやがて邪魔になり、中古として市場に出てくることで再び自転車乗りが多くなると見る人も居る。新車はなかなか手が届かなかったが中古なで安いのなら乗ってみたいなと。車の場合はブームが去ると極端に価格が安くなるのだが、自転車ってどうなんだろう。

◆ 車の場合は安く買えても売る時にも安いので乗り換え自体が難しくなるし、そもそも時代遅れ感が強くなる。私は自転車に詳しくないので分からないのだが、○○年式のこれみたいな人気があるとすると車と同じような感じなのかも。一方で流行廃りが余りないとかパーツを交換して自分の好みに仕立てていく事が多ければ、単純にそれらのパーツの中古などが豊富に出回ってくるのは助かるだろう。

◆ 自転車でも買おうかなという知人が居たのだが、最初は中古のママチャリで良いと言っていた。放置自転車の再販でもリサイクルショップの安物でも動けば良いんだよと。
だが色々調べているうちにMTBの中古もさほど高くないとかロードバイクの方が良いかなと言い始めた。

◆ 何を買うにも同じ事で最初は動けばいいと思うところから始まるが、値段を調べ性能を調べとしているうちに欲が出てくる。後何千円払えばこっちが買える、いやもう少し出したらこれも買えるではないかと。
そもそものママチャリ中古だったら5千円買えたものがいつのまにか5万円にの予算になって居るみたいな。

◆ 勿論5千円からいきなり5万円になるわけではなく5千円の自転車に1万円足すとギア付きになるしと、徐々に徐々に予算が増えていくのだ。こうして色々見ていると自転車自体に対する興味も膨らんでくるので安価な中古ママチャリに戻れなくなってくる。

◆ 車やバイクの場合は置き場所だとか燃費だとか使用頻度も考えるのだが、自転車は手軽なだけに夢を膨らませやすいと言える。
車でもバイクでも同じだと思うが高価格車両にはそれなりに維持費がかかる。車にしてもスペシャルなブレーキが使われていればパッドもそれなりに高いし、ロータを交換となると結構覚悟しなければならない値段になる。自転車にしてもロードバイクだと色々カネもかかるのではないだろうか。
勿論パーツに凝ればそれなりに出費はかさんでいく。自転車に興味を持ち始めたその人間、ママチャリで良いやと諦めるのか他の自転車にするのか、今頃悩んでいるのかも。


気温差(6/11)
◆ 5月にも真夏日を記録するなどした東京地方なのだがそんな日も夜になると結構寒い。
スクータで走っていても日中はダルくなるほど暑く、夕方になっても何となくもわっとした感じ。なのだが、夜になると平地でも肌寒いと感じる。その日は気温は20℃に近かったので寒いわけはないのだが、薄着な事もあって体が冷えた。

◆ 冬場に20℃もあったらかなり暖かいというか暑いくらいに感じるが、真夏に20℃に部屋に入れば寒く感じる。その時々の平均気温に体が慣れていることもあるだろうし、着ているものにもよるだろう。
冬場に山の方に出掛ければ確かに寒いのだが、元々厚着をしているので極端な違いを感じるでもない。しかし夏場は街中と山の方の差を凄く感じる。

◆ シグナスで諏訪湖に行った時は山梨あたりの街中が暑くてへばった。ほんの数百メートルの標高差でもずいぶん違う。暑いときには脱いでも暑いわけで、走っていてもその風が熱い。汗こそ走行風で蒸発はするのだが、湿度が高いのでじとっとした感じ。汗をかいた体に排ガスやほこりが付着するような、何とも気持ちが悪いのだ。公園などに水場があれば顔を洗ってさっぱりしたい、みたいな。

◆ それが少し山の方に入れば涼しい風が一気に気分を爽快にさせる。夕方ともなれば長袖のシャツ一枚では肌寒いくらいになり、そのまま夜になると薄手のジャンパでも寒くなる。
そんなときの気温が20℃前後と言うわけだ。
シグナスで夜間山道を走り寒かったことがあるので夏場でもジャンパは持って行くのだが、足も結構冷える。冷えると言ったって気温20℃なんだよなぁ、決して寒いほどではないはず。なので、なんでこんなに寒く感じるのだろうと不思議になる。もしかして風邪引いちゃったとか?なんて。

◆ いや、本当に、温度計が狂っていて実はもっと寒いのではないかと思いたくなるような感じなのだ。ちなみに温度計はスカイウエイブには付いていないので小型のものを携行している。ELバックライト付きなのだがボタン電池仕様なので早々に電池切れになる。これだったら100円ショップのアルコール温度計とかバイメタルの温度計の方が良いなと思ったりして。

◆ アルコール温度計なら水に濡れて壊れる事はないのだが見る角度を考えないと読みにくい。
バイメタル型のものは適当な大きさのものが売られておらず、で、ディジタル温度計を買ってきたのだが失敗だった。小型の棒状でハンドルにちょこんと付けておくのに良いと思ったんだけどなぁ。

◆ コスト的には小さな液晶を付けた電子温度計の方が安いのかも知れない。量産性が良いし機械的強度も高い。電池代がかかるのだが中国製のボタン電池は驚くほど安い。これって水銀規制とかどうなっているのだろう。電子温度計の最大のメリットはバックライトである。メカニカルあるいはアルコール温度計の場合は夜間視認性に問題ありだ。

◆ 最近は車にしてもバイクにしても温度計が付いているのは当たり前になっているが、古いモデルだと温度計はおろか時計も付いていなかったりする。もっとも車やバイクの時計は外気温などの影響も受けてすぐに狂う。今時電波時計など安いものだと思うのだが、ぎりぎりまでのコストダウンの中では使いにくいのかな。


自転車(6/10)
◆ Blogの方でも以前に少し触れたのだが自転車で関西から東京、そして北海道まで走っている方が居た。野宿するわけではないので荷物は少なめとは言っても配信用のPCやバッテリその他も積んでいる。
関西から東京まで3日で走破し東京に滞在した後に北海道に向けて旅立った。東京に着いた時点では自転車で行くかどうかは迷っていた風だったのだが、結局自分の足で北海道へと旅立つことにしたわけだ。

◆ 一日の走行距離は200km前後、道路状況や天候などにもよるが8時間から10時間くらいは走る感じだった。1時間ごとに休憩して水分を補給したりしていたのだが、平坦な舗装路だとかなりのペースで走り続けられるのだなと感心してしまった。自転車の車種は紹介によればcanondale cynapse carbonとなっている。スピードよりも距離に重きを置いたモデルなのだとか。昼間の走行がメインなのでずっと追い続けることは出来なかったのだが、少し時間を空けてチェックしたらずいぶん先まで行ったなぁ、みたいな。

◆ 関西から東京は国道1号線で、東北方面へは4号線を走る感じだったが街中以外はトラックなどがかなり多いなと思った。高速道路代をかけないためには一般道を走ることになり、そうしたトラックが昼夜を問わず走っている。
場所によっては自転車専用レーンが水色に塗られて存在していたりするが、道幅の狭い場所などだと車と路肩に挟まれて走るみたいな感じになる。

◆ バイパスなど道幅が広く舗装が綺麗な場所だとペースも上がるし外側線と歩道の間を走れる。この道路状況や路面状態による差はかなりあると話していた。スクータで出掛けても200kmとなるとちょっとした距離なのに、それを自転車でしかも毎日走り続けるのが凄い。

◆ スクータは動力付きだからさほど疲れるものでもないのだが朝家を出て10時間/400km位を走ると結構疲れてくる。特に夏場などは外気温の高さもあるのでヘバる。同じ姿勢で乗っているからか力が入るのか背中も痛くなると言うか凝る感じがする。毎週乗っていると慣れてくるのだがしばらく乗っていないと背中に来る感じなのだ。

◆ 自転車の場合は足は勿論腰などへの負担も大きいのではないだろうか。自転車乗り氏も毎日乗ることが欠かせないと言うとおり、鍛えていないと体力や筋力が落ちてしまう。座って運転出来てしかも操作の軽い車ならば普通に走る限りさほど疲れるものではないが、パワーステアリングなしの(あるいは重い)車でそこそこの走りをすると腕が疲れる。
レーシングドライバなどは下半身はそうでもないが上半身は筋肉が付く。

◆ 私は電車代節約のために往復10km位の道のりを自転車通学していたのだが、足が太くなった。その当時はウエストに合わせてズボンを選ぶと太もものところがパンパン、みたいな。
そして筋肉が落ちた後も足が細くなることはなく、今でも足が太いのである。

◆ いつだったか突然肉離れになって、って肉離れは突然なのかもしれないが、エレベータから降りたら肉離れになって歩けなくなった。
その時に行った医者の先生が、何かスポーツをしているのかと言われたのだがスポーツどころかあまり歩くことすらしなかったという私なのだった。


独自規格(6/9)
◆ スマートフォンのインタフェース端子はmicroUSBに統一されている。しかしそれ以前の従来型ケータイは各事業者あるいは各社で別々の形状のものを使用していた。独自のコネクタを使う文化というのはケータイに始まった事ではなく、電源コードやインタフェースコネクタも独自形状のものが使われていた。

◆ 独自と言っても色々あって、コネクタメーカが特注使用のような感じで製造するものや、メーカが図面を書いてコネクタメーカに作らせるものなどがある。ただしよほど量の出る製品であるか、あるいは市販のコネクタを使うよりもコストを抑えたい場合を除いてメリットはさほど無い。

◆ そんな事もあって最近では独自コネクタの出番も減っている。インタフェースコネクタにしてもUSBやLANが使われるようになり、それに統一される傾向にある。
測定機関系ではD-SUBやアンフェノールが使われるが、これは汎用コネクタである。

◆ 民生機器では電源ケーブルと機器の接続コネクタが各社独自の時代があったのだが、最近ではこれも統一されてきている。PCのACインレットみたいな大きなものが使えるオーディオ機器などはそれが使われるが、小型の機器ではめがね型みたいなインレットがくっついている。

◆ イヤフォンジャック形状などはポータブルオーディオプレーヤで様々なトライがされた。形状は3.5φのジャックであり3.5φのイヤフォンを差し込めばそのまま使える。
しかしそこにリモコンを接続すればリモコン用の端子が活きてリモコン対応となる。
リモコンとイヤフォンの接続は通常とは異なる形状のプラグ&ジャックが使われた。

◆ USBはその規格が制定されてから一般化するまでに時間がかかった。Windowsの対応が遅かったのがその理由で、Windowsが対応した後には急速に広まった。そしてスマートフォン時代となりインタフェース&電源コネクタとして広く使われている。

◆ Appleは今のところ独自コネクタを使っているが将来は変わるのだろうか。独自でもサードパーティ製が使えれば良いのだが、偽コネクタはやがて使えなくなったりするのでタチが悪い。だったら純正品を買えばいいのだが、これは高額だ。まあAppleに囲い込まれると決めた人々はサードパーティ製は買わないかも知れないが、何も知らずにiPhoneを買った人などは痛い目に遭う可能性が高い。

◆ iPhone本体は安価なのだがアクセサリ類となると必ずしも安くはない。独自性のトラップもあるのでAndroidに使える充電器がiPhoneでも使えるとは限らない。初心者向きのスマートフォンとして他人に勧めやすいiPhoneなのだが、アクセサリ類には注意しなければならないのだ。

◆ スマートフォンの消費電力増大と充電電流の増加は、細いUSBケーブルでは消費電流に充電電流が間に合わなくなる現象を起こす。延長ケーブルを使ったら充電器を接続しているにもかかわらず電池残量が減ってしまうと言うあの状態だ。USBケーブルもその辺りが表示されているものも増えてきたので、電池容量の大きなスマートフォンやタブレットには低抵抗のUSBケーブルを使うようにしたい。


ロードスター(6/8)
◆ マツダロードスターが10年ぶりにモデルチェンジした。小さく軽い車を目指したという新型ロードスターは最軽量車で990kgと1tをわずかではあるが下回る車重になっている。
エンジンは1.5リッターで131馬力を7000回転で発生する。全長4m以下とコンパクトだが全幅は1.7mを超えるので普通車枠となる。

◆ コンパクトカーではFF全盛であるがロードスターはFRである。FFとFRでどちらが速いかではなくどちらが面白いか、だ。FRにすればミッションやデフは別に必要になるしプロペラシャフトも要るので重く高額になる。重さと機械抵抗は燃費にも影響があるので最近の小型車は全てFFレイアウトだ。

◆ トヨタは以前に、車は全てFFになると言っていた。その方が安く効率的に作れるからだと。
だが実際には一部セダンなどはFRのまま存在しているが、逆にワンボックスカーなどはFF化された。本来人や荷物を沢山積む用途の車はFRの方がトラクション的にもハンドリング的にも良いのだが、コストダウンと室内容積拡大のためのFF化だろうか。
一方でトラクションや走行性能(コーナリング性能などではなく最小回転半径など)が重視される商用ワンボックスはFRレイアウトを採る。

◆ そう考えると現代におけるFRレイアウトの車とは贅沢なものだ。マニュアルミッションも然りであり、ごく一部の車に残された特権みたいなものだ。燃費云々と言っても今やMTもATもモード燃費に違いはない。ATの方が低速でスロットル開度を大きくしやすいので燃費に有利になる点がある。
またアイドリングストップや減速時燃料カット時間が最大になるようにATのシフトスケジュールをコントロール出来るのでモード燃費が向上する。

◆ ロードスターのマニュアルミッション車はモード燃費が17.2km/lだが、燃費改善オプションを付けると18.8km/lになる。燃費改善オプションによって減速時の充電制御とアイドリングストップが可能になる。なおATのモード燃費は18.6km/lである。
月間販売台数目標は500台だが事前予約で約半年分以上の受注があったとか。

◆ 小さく軽い車は振り回しても面白い。ホイールベースが短くトレッドが広いと運動性も良いのでなおさらだ。ただホイールベースが短い車は動きが急激になりやすいのでそれなりのテクニックも要るのだが、ミッドシップやFRRRではないので扱いが難しいと言うほどではないだろう。

◆ この手の車としてはS2000もあったのだがすでに消えてしまった。需要がないからだと言ってしまえばそれまでなのだが、しかしマツダは頑張っている。毛色は多少異なるがハチロクなども乗って面白い車を目指したものだ。
重量級でハイパワーなGTへと向かう道と、小型計量を目指す道がある。自動車メーカ的に考えれば大きくて重くて高価な車を売った方が儲かる。逆に小型車であればFFにしてコストを抑えた方が良い。

◆ ハチロクなども購買平均年齢は意外に高めだそうで、これを以て若者を車に引き戻したとも言えない。ロードスターは価格もリーズナブルだと思えるので若い人に乗ってもらいたいとは思うのだが、実際には厳しいのかな。


WiMAX2+(6/7)
◆ Blogの方でも触れたのだが移動動画配信でWiMAXを使っている方は多い。パケット量の制限がないなど使いやすい部分がある反面、移動に弱いとか圏外が多いなどとも言われる。エリア自体は山間部などでも意外に使えるイメージなのだが穴がある。ようするに安定していないのだ。

◆ 通常のパケット通信であれば多少の穴は気にならないのだが、動画や音声配信だとそれが途切れてしまうので気になる。2.5GHz帯という周波数の問題もあるのだろうが、基地局密度も足りないのだろう。
周波数帯によるデメリットは建物内でも顕著になり、入り口近くに電波は飛んでも建物の奥に入ると通信出来なくなってしまう。

◆ 通信安定性はSBM回線でもたびたび問題にされていてWiMAX同様に途切れたり3Gに落ちたりしてしまう。ではドコモやauが完璧かというと決してそうではない。ただし都市部やその周辺ではかなり安定している。
SBMはVoLTEもあまり上手くは使えないようなので、LTEエリアでの安定性という面で問題がある。

◆ ドコモも都市部では800MHz帯はあまり使っていないと思うのでSBMと大きな差はないはずなのだが実際にはずいぶん違う。auは地方や山間部で3Gに落ちる事があり、そうすると動画は通らなくなってしまう場合もある。場所によっては3Gが圏外でLTEのみ入る所もあるが、その逆に低速3Gしか入らない場所もある。ドコモで未だにHSPAにならない場所があるかどうかは不明だが、こうなると動画の配信はかなり苦しい。

◆ 2.5GHz帯あるいは今後整備される3.5GHz帯を単独で使うのは結構難しそうだ。他のバンドとエリアをオーバラップさせながらであれば穴も目立たなくなるが、単独で使うとどうしても不感帯を除ききれない。
これは2GHz帯でも言われてきた事で、穴になった部分をふさごうとしてパワーを上げたところで穴は穴のまま、みたいな。逆にパワーを上げる事で隣接セルへの影響が増えてしまう。

◆ 移動体通信網として考えれば各周波数をCAで使っていくなどすればいいが、今のところWiMAXは2.5GHz帯オンリーなので困る。
免許と事業者グループの関係はあるが3.5GHz帯などと組み合わせて使う事が出来れば不満は少なくなるだろう。

◆ 結局こうした部分を改善して行くには基地局密度を上げていくしかない。Wi-Fiルータ側でもフェーズアレイを使うなどすれば多少改善出来る余地はある。しかし移動配信者を見るとWi-Fiルータはバッグの中みたいな人が多いので電波的には余計に苦しい。Wi-FiルータのWi-Fi部分も問題で、SBMのばらまき強化によって各所は混信だらけであり、Wi-FiルータとPC間の通信がうまくいかなくなるケースもある。

◆ この混信問題は深刻で、駅周辺などはどうしようもない状態になっている。局数の数字自慢をしたいがために訳の分からずWi-Fiルータを配りまくるという馬鹿げた事を平気でしてしまうのだから恐ろしい。まあソフトバンクらしいとも言えるのだが、それによる影響は軽微ではない。ディジタルコードレス電話が混信で使えないなどの話も聞く。


年金情報漏洩(6/6)
◆ 年金情報が漏洩したのだが、年金情報のデータベースとインターネット側がなぜ接続されていたのかなと言うのが不思議だ。他の拠点との通信用だとすればVPNを張るなりするのが普通で、生でインターネット回線に接続する必要はない。

◆ メールはメールサーバがクライアントからのアクセスに応じてデータをLAN側に流せばいい話なのでWAN側とは絶縁出来る。通常業務の中でホームページ閲覧やエロ動画を見たいとすれば別だが、それにしてもファイアウォールを設けてパケットを監視していればある程度は防ぐ事が出来る。
下りデータ量は多くなるだろうが上りデータが多くなる事は普通はあり得ない。

◆ 年金情報データベースにはアクセス制限がなかったそうなので、これも不思議だ。さらに、通常であれば誰がどの情報にアクセスしたかが監視されていて、不要と思われる情報へのアクセスがあれば遮断される。これによって自治体職員が興味本位で他人の情報を盗み見たりする事件が発覚した事も多々ある。

◆ こうした保護システムがあれば情報の流出自体はあったとしても、せいぜい数百件規模で抑えられた可能性が高い。
メールの添付ファイルを開くなと指令は出ていたそうだが職員は守らなかった。差出人ドメインはyahoo.co.jpやexcite.co.jpだったそうで、"件名:健康保険組合運営事務局"と合わないだろう。それとも健康保険組合はフリーメールアドレスを使っているとでも言うのか。

◆ そもそも添付ファイルの開封禁止であるならばメールサーバが添付ファイルを取り除けばいい。あるいは添付ファイルをサーバ側で開封してテキストや画像だけを見せる方式、WordやExcelファイルの場合もメールサーバ側でそれを処理する方式にすれば危険性は減る。

◆ こうして考えると年金情報の漏洩は、漏洩すべき所から漏洩したと考えられる。繰り返しになるが年金情報システム系とインターネット系が同居しているのが危険なのだ。
移動体通信事業者でも顧客情報データベース系とインターネット系は完全に切り離されている。

◆ ウイルスやマルウエアの検出精度を考えるとアンチウイルスソフトに頼るのは危険すぎる。
情報流出の可能性が高いと判断された時点で職員のPCはインターネット側から切り離された。これにより「ねんきんネット職員用サービス」「機構ホームページ」「管理帳票 WEB」「リバースオークション」「機構LANウイルス定義ファイル」「Eラーニングシステム」「街角年相オフィス連絡用オンラインストレージ」へのアクセスが出来なくなった。
でもこれってイントラで済む事じゃないの?

◆ 公務員なんて自分が守れればいい話なので他人の情報が漏れようが何だろうが気にもしない。なのでそうした人間がウジョウジョいる事を念頭にシステムを作る必要があるのだが、実はそのシステムを作る方の人間も公務員なので話にならない。

◆ 年金関係のシステムはソフトバンク系が請け負い、バックアップデータを韓国に持って行っているという噂が広がった。信頼性の低い事をやるのはソフトバンクくらいだろうと言う事か。実際にどこが請け負ったのかは定かではないが、取引量からするとNTTデータあたりだと思う。


反則金(6/5)
◆ 自転車の道交法違反に対して反則金の制度が出来た。これまでは罰金刑しかなかったので軽微な違反を摘発しにくかったと言われる。罰金刑の場合は自動車やバイクで言うところの赤切符であり、警察側としても処理に手間がかかるし違反の質の割に高い罰金になってしまうので、軽微な違反にはこれで対応する事が難しかった。

◆ 6月からは反則金制度、自動車やバイクでの青切符と同様の仕組みが導入された。違反が3年間に2回以上行われると安全講習(受講費用5.7千円が罰金相当となる)を受けなければならない。無視すると行政処分ではなくなってしまうので高額罰金刑や逮捕にもつながる。

◆ 行政処分の対象になる違反の中で注意しなければならないのが通行区分違反だ。右側通行は一発でアウトなのだが、左側通行を意識している自転車の方が現状では少ないのではないかと思う。商店街やアーケードを走行する事も(そこが自転車乗り入れ禁止となっていれば)違反となる。
東京では一部地下道が、その他商店街などの自転車通行禁止区間を自転車に乗って通過しようとすれば取り締まり対象だ。
ケータイやスマホ操作あるいは音楽を聞きながらの運転も行政処分の対象だ。

◆ 一時不停止も違反を取られやすい。一時停止の標識のある場所では停止して地面に足を付かなければならない。一時停止の標識のところで徐行する自転車はあっても、本当に一時停止する自転車は相当少ない。

◆ 傘を差しながらの運転も駄目だ。小雨であれば片手で傘を差しながらと行きたいところだがこれも反則となる。女子中高生などが並んで走っている姿を見かけるが、これも違反である。自転車取り締まりの強化は横浜でも行われていて、主に駅から住宅街に続く道で警官が待ち構えている。

◆ 無灯火は遠くから見ても一発で分かるのですぐに捕まる事になり、その他通行区分や飲酒に関してもチェックされている。こうした動きは4月頃から徐々に目に付くようになってきたので6月の改正に向けての練習というか調査というか、そんな感じだったのかも知れない。

◆ 自転車乗りのマナーが取り締まり強化によって改善されるのは良い事である。
3年間に2回以上の違反をすると罰則なので、とりあえず最初は「知らなかった」で済まされる。取り締まられたときに道交法の読本でも貰えるのかな。捕まりたくなかったら自分で調べろと言われるのかな。いずれにしても普通の人ならば捕まらないように気をつけるはずだ。

◆ 違反率の高そうなのは子供だと思うが、これは教育で改善される余地がある。今でも小学校では自転車の乗り方みたいな話はされるが、この部分を強化すれば良い。改善のあまり見込めないのはオバチャン的生物だと思われる。捕まえたところで屁理屈満載だったりして、他の人もやっているのに何でアタシだけ捕まえるのかとまくし立てられそうだ。オバチャンばかりではない、オッサンだって負けては居ないだろう。
以前にも触れたように立ち入り禁止場所で釣りをしたり、河川敷でゴルフクラブを振り回したりするのはいつもオッサンだ。


位置情報(6/4)
◆ Google Latitudeが終了して2もうすぐ2年になる。それに伴いLatitudeSyncも終了となり、作者のページには独自のMAP同調機能を持ったアプリを開発する方向だと書かれていた。だが未だにそれ以上の発表がないところを見ると開発が難しいか需要予測が出来ないかだろう。以前はたまに、状況が変わったかなと作者のblogも見ていたのだが今はほとんど見なくなった。

◆ Latitudeの代用としてGPSLocatorを使っている。Google+の方も以前よりは安定に使えるようになった気がする。
GPS Locatorを使う前は山旅ロガーを使っていた時期もあった。山旅ロガーはGoogleMap連動は出来ないが、通知サイクルなどを任意設定出来るので歩行速度でもルートが途切れることなく見る事が出来る。ローカルで見るだけならGPSロガー的アプリもあるが、消費電力的には専用のGPSロガーを買った方が良い。

◆ Google+はGoogleを象徴するかのような仕様変更の積み重ねで使いにくい。何でもかんでも一般公開しようとするし、使い方にしても仕様変更のたびに何がどこにあるのか探さなければならない。分かりやすくするとかの感覚はGoogleには無いのかと、これはAndroidのメニュー系にしても同じだ。
GoogleアプリはGmailアプリも含めて好きではない。Android自身が安定期に入っているので、Google系のアプリも使用や操作設定などを統一して安定させて欲しい。

◆ 一般公開を目的としたものだと「今ここ」を使っている人も居る。blogや動画配信などで長距離を移動する人などはこうしたシステムを使って自位置を公開している。移動方法というかアイコンの設定も出来るようで人や自転車のアイコンなどもある。
おそらく今でもここを見ると様々な人の居場所が確認出来るはずだ。通知インターバルは設定出来るのかも知れないが、私が見た人は30秒ごとに位置更新されていた。

◆ グループで移動している場合などはアイコンがまとまって同じ方向に移動している事になる。車で移動している人の位置情報で地図上の赤い点が詰まっていれば渋滞しているのかなと思い、自転車で移動している人の赤い点の距離が離れればダウンヒルかなと思う。

◆ 数時間のドライブやツーリングだと他人の位置を追いかけてもあまりおもしろくはないのだが、自転車やバイクでの日本一週などだとBlogやTwitterへの書き込みなどと一緒に見るとおもしろい。山歩きが趣味の方なら車やバイクあるいは自転車での移動よりも登山者の位置情報でルートが分かったりするのではないだろうか。

◆ こうした位置情報送出などもスマートフォン時代になったから安易に出来るようになった。従来型ケータイでも位置情報を送り出す事は出来たのだが自由度が低かった。
車やバイクの移動ではPCを積んでいる人も少なくはないし、タブレット型というかあのスタイルのPCならば場所も取らなそうだがやはり手軽なのはスマートフォンやタブレットだ。


少子化(6/3)
◆ 少子化とそれに伴う人口減は深刻である。日本の国土面積が変わらずに人口が減るので、平均人口密度が低下する。これは地価が安くなる事を示す。人口の偏りも激しくなるので人口減によって自治体自身が維持出来なくなるケースが増える。住民がたとえ100人しか居なかったとしても住民サービスを行う必要があるし職員に給料を払わなければならない。

◆ 国や大規模な自治体は人口が減ろうが何しようが予算を拡大しようとする。それをぎりぎりまで続けていくので一気に破綻する。破綻すれば公務員連中はさっさと逃げ出すので、逃げ切れなかった一部公務員と住民だけが辛い思いを強いられる事になる。

◆ 日本の合計特殊出生率は2013年に1.43となり、一時期よりも上昇した。しかし出生数で見ると低下が続いている。出生数が2に満たないので人口は減少する。
1970年代に上昇した出生数とその時に生まれた人たちがもう少しすると定年を迎える。
労働人口の減少が今まで以上に進む事になる。

◆ 鉄道各社は複々線化などで輸送力増強を行ってきたのだが、最近では混雑も緩和傾向だという。学生人口も労働人口も減少に転じて通勤ラッシュ自体が緩和されてきたからだ。これは将来的な運賃の値上げにも関係する。高架線化や複々線化などに力を入れてきた近郊線はその投資分を回収しなければならない。

◆ 人口減によってインパクトを受けるのは保険なども同じである。民間保険会社は国よりずっとマシではあるが契約者数が減少して死亡者数が多くなれば支出が増える。こうした保険システムは互助的に動いているのと、これまでは人口増を見込んで運営されてきた。

◆ 自動車保健代は値上げも行われていて、さらに不況とあって無保険車の割合が増えたのだとか。任意保険は任意だから入らなくても違法にはならない訳で、保険代がもったいないから入らない、俺は事故を起こした事がないから入らないという人が増える。
自動車保険がどうなるのかも分からないが、人口減少と若者の車離れは収益に対する経費の割合を増加させる事になる。

◆ 結婚を希望する人の割合も減っているのだとか。調査の正確性は不明ながら20代と30代の結婚願望率は5割程度だとか。つまり半数の人は結婚を望んでいない。理由としては結婚に興味がない、結婚する意味が分からないという積極的な婚姻拒否派と経済的な理由をあげる消極的婚姻否定派に分かれる。だが、いずれにしても結婚をしたいと考える人は減っている。

◆ 恋人や友達あるいはパートナーは欲しいが結婚に縛られるのはまた話が別だという事になる。この場合は子供を作る率も低いと思うの で少子化はさらに進む。少子化世代が大人になった時に、これではいけないと多くの子供を作るのかどうか。自分は一人っ子で寂しかったから大家族が良いと思ってくれれば子供は増える。逆に一人っ子で良いな、自分も一人だったしと思えば子供は減っていく。

◆ もう一つは日本の将来なのだが、これはあまり期待出来ない。経済の好転はあるかも知れないが経済の好転の少子化はまた別だ。
子育て環境にしても何にしても急激なる改善があるとは思えないし、日本の未来が明るくなる事もおそらくは無いだろう。


歯周炎(6/2)
◆ 昔々は歯茎が腫れるような事があって、歯医者に行ったりした記憶がある。歯茎とは別の話なのだが口の中に血豆的なものが出来る事もある。固いものを食べたりするとそれば口腔内を傷つけるのか、ぽこっと血豆が出来る。
これは放っておけば直るがつぶせば違和感はすぐに消失する。

◆ コンビニで売っている駄菓子的イカフライ?をご存じだろうか。イカのフライではなくイカ的な風味の炭水化物の塊みたいなあれである。
こいつを食べると血豆が出来やすい事が分かっている。ガリガリの食感のこいつが口腔内に刺激を与えるに違いないのだが、そんな強烈な衝撃はないんだけど。食べても毎回血豆が出来るわけでもないので、たまーにイカフライが事故を起こすのだろう。

◆ 歯茎の方は異常のない状態が続いていたのだが、定期点検などで歯医者に行くと歯を磨く力が強いようで歯茎が痛んでいるところがあるから優しく磨くようにと言われた事はあった。まあ気をつけてはいるのだが癖みたいなものでゴシゴシやってしまう。歯医者の言う事には歯は力で磨くものではないと。

◆ そんな事もあって歯磨きペーストは薬用何チャラのものを使っている。歯茎に良いかなと思って。が、それでも先日異常を感じた。
痛みという痛みは感じなかったのだが、何となく腫れているような感じ。下奥歯の横あたりが何かおかしい。見てもよく分からないのだが歯ブラシでゴシゴシ磨いたら少し出血した。

◆ 放っておけば治るかなと、その程度の違和感ではあったのだが放っておいてもなかなか治らない。歯医者に行ってみるかなぁ、行っても様子を見てくれるだけなのかなぁと考えながら1週間くらい経ったのだが治らない。
そこで歯茎に塗る薬を買ってきて付けてみた。
口内炎の薬などは口の中で溶けないように出来ているが、その薬は溶けちゃうように感じた。

◆ 薬の能書きには朝晩2回使えばいいよと書かれている。が、買ってきたのが昼間だったので早速付けてみた。薬は味や違和感のあるものではなく付けない状態と全く違いはない。その違いのなさが何となく効き目を疑いたくなるみたいな、良薬口に苦しではないのだ。そんな感じなので薬を付けて少しするとその薬の存在すら忘れてしまった。

◆ 夜の歯磨きをして口腔洗浄液でクチュクチュして、そうだ薬も付けておこうと思ったときに歯茎の違和感が軽減されている事に気づいた。
もしやこの薬は結構効くのか。って、薬だから効くのは当たり前なのだが、その存在感が希薄な薬故に期待感が少なかったのである。
でもなんか治っているような… 明らかに歯茎の違和感は減っている。

◆ 夜にも一応薬は付けて、その翌朝にはすっかり違和感はなくなっていた。元々治りかけていたのか薬が効いたのかは明確ではないのだが、それまで放置状態ではほとんど変化がなかった症状だったのでちょっと驚いたというのが正直なところだ。全ての人に同じような効果があるのかどうかは分からないが、歯茎の違和感や腫れを感じたら薬を使ってみるのも良いと思う。ただし虫歯などが原因である場合はその原因を取り除くのが先だけど。


AVアンプ(6/1)
◆ AVアンプはヤマハのDSP-AX1500を未だに使っている。先日DSP-AX2400を見る機会があったので比較してみた。まずは仕様上の違いなのだが、電気的性能は同一である。
能書きによれば各部のパーツを厳選してスペシャルに仕上げたという事らしい。

◆ 外観の違いでまず分かるのがコネクタで、ピンジャックが金メッキになっている。ただし金メッキ化されているのはピンジャックのみでその他のコネクタに違いはない。
質量は1500が15kgで2400が17.5kgと差があるがピンジャックの重さが違うとも考えにくい。

◆ 何が違うのかなと観察してみると、筐体に取り付けられている足が違う。1500はプラスチック製の普通の足なのだが2400は金属製で、外したらその重さに少々驚いた。
質量の違いはこの足4個分か。
内部を詳細には観察していないのだが大きな違いな無いように感じられた。オーディオマニアが気にしそうなコンデンサ類も特別な雰囲気は感じられない。もしかしたら厳選された部品が使われていたりするのかも知れないが不明である。

◆ 音の違いなど私の耳で分かるわけもなく、仕様も制御も同一と感じた。だが1500の方は背面コネクタと入力セレクタの表示が合っていない事に気づいた。何か設定して変えたんだったかなぁ。ソフトウエア制御なのでこのあたり変更が出来たのかも知れない。

◆ 1500と2400の価格差は5万円、2400は1500の5割増しのプライスである。仕様は同じなのだがたとえばアンプのアイドル電流が大きいとか?と思って消費電力を計ってみたが変わらなかった。このアンプは170W×7なのだが無入力時でも70W近くの電力を消費しているので結構温まる。

◆ 色々見ていてこのアンプにAM/FMチューナが付いている事を発見した。と言うくらいなので今までチューナが付いているとは知らずに使っていた。以前は単体のチューナを持っていたので使う必要もなかったので仕様すら確認していなかったというわけだ。で、試しにアンテナ端子に線を突っ込んでみたらFMが受信できた。って、当たり前なんだけど。

◆ アンプの話ついでに、ずっと前にSONYのスイッチング電源を使ったアンプを使った事がある。
ディジタル電源とか何とかそんなうたい文句だったのかも知れないが良く覚えていない。覚えているのはやたら軽かった事だ。アンプと言えば大型電源トランスが鎮座して、みたいなイメージなのだがスイッチング電源ではトランスも小型化できるので軽量になる。

◆ その後SONYのディジタルアンプも見た事がある。AVアンプで総合出力850Wだったかな。
音量調整つまみを回すとクーリングファンの回転数が比例的に変わっておもしろかった。
パワーは出るが薄型軽量で、ヤマハのアンプとは大違いという感じ。アンプ機能だけではなくDVDプレーヤも付いていたかな。

◆ SONYのAVアンプはスピーカ端子が一般的なターミナルではなく専用コネクタになっているものがある。SONYの専用スピーカを使いなさいと言っているのだろうし、セットで買えば接続の手間はないが他のスピーカが使えないのはちょっと困る。
<
VC