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過去の雑記置き場


Android6(3)(5/1)
空き家が増える(5/2)
MVNO(5/3)
LINEモバイル(5/4)
Wi-Fi(5/5)
中古市場(5/6)
都心回帰(5/7)
スマートフォン(5/8)
Zenfone2Laser(5/9)
Link2SD(5/10)
Link2SD(2)(5/11)
root(5/12)
バッテリ上がり(5/13)
通知(5/14)
Xperia A(5/15)
Xperia ZR(5/16)
Xperia ZR(2)(5/17)
Xperia ZR(3)(5/18)
異業種参入(5/19)
Xperia ZR(4)(5/20)
夏モデル(5/21)
Android5.1(5/22)
ウーファー(5/23)
ドコモの改悪(5/24)
軽自動車(5/25)
ステマ(5/26)
オデッセイ(5/27)
微妙な違い(5/29)
What'sNew(5/30)
XperiaのWi-Fi(5/31)


XperiaのWi-Fi(5/31)
◆ 出来の良くないと言われているXperiaシリーズのWi-Fi、ハードウエアと言うよりも制御の問題ではないだろうか。
特に接続不良の多いXperia AなのだがZR化を行った後は余り不具合を感じなくなった。Androidバージョンアップと共に手が入れられた可能性もある。

◆ Xperia Z4はオリジナルのXperiaAよりも安定しているがZenfone2Laserには負ける。Zenfone2Laserは非常に安定していてGoogleのリンクが切れるなんて事は滅多にない。Xperia Z4は持って歩いている為もあるのだが、部屋間を持ち歩いてWi-Fiの電界強度が落ちた時に接続不良になり、そのままと言う事もある。

◆ これの対策としてWi-Fi接続には固定IPを割り当てており、2つのAP合計3つのチャネル間での切り替えを行う事でIPアドレスが変化して再リンクを行わせるようにしている。接続がおかしい時には他のSSIDに接続し直せば回復する。
ZR化以前のXperia Aでは、こうして事を行ってもダメな事が良くあった。Wi-FiのON/OFF/ONや再起動を行えば直る。

◆ Xperia AでWi-Fi接続不安定に悩む方でドコモアプリやNFC/Felica/TVが不要な方はZR化を行うと少し幸せな気分になれるかも知れない。ZR化を行うとドコモの不要なアプリも綺麗サッパリ無くなるし、Android5になるのでpm hideコマンドもadb shellから使えるようになる。

◆ Android5+Xperiaの持病である、タップから音が出るまでのレスポンスは悪化するので音系ゲーム愛好者はやらない方が良い。
何度か書いているように、これがAndroid5に起因するものかと思っていたがZenfone2Laserは全く問題がないばかりかAndroid4+Xperiaよりもレスポンスが良いのだから恐れ入る。

◆ Android6になってかなりマシになったXperiaZ4もZenfone2Laserにレスポンスでかなわない点がいくつかある。Xperia系は操作で引っかかる部分が昔からあり、それが今も続いている感じなのだ。こうした点はN-07DやZenfone2Laserには見られず、CPUパワーは低いが軽快感は上という感じになる。

◆ Zenfone2Laserのベンチマーク値は低いので3Dゲームなどをやるのは不向きだと思う。
搭載されているセンサ類も少ないのだが、価格が安いので仕方ない部分ではある。
気圧センサや照度センサを何に使うのかという話もあるが登山などをする方にとっては必要なのかも知れない。
スマートフォンには多くのセンサがある事が面白い、何でも測ってみられると思う向きにも物足りない事になる。

◆ Laserの付かないZenfone2が安くなっているのでRAMがGB搭載されたモデルなど使ってみたいと思う。余計なアプリが入っていないので単純にRAMが増えた分だけ空き容量が増えるのか?それともXperia Z4のようにあくまでも空きエリアは1.5GB程度しか取れないのか。

◆ レビューなどを見ると2GB以上の空きがあると書かれているものもある。ベンチマークに関してもLaserの付かないZenfone2はAntutuで5万近いスコアをたたき出すのでゲームをやる方でも不満は少ないはずだ。
唯一デュアルSIMでありながらSIM2がGSM専用と言う事で国内では使い道がない。


What'sNew(5/30)
◆ SONYの邪魔アプリの親分がWhat'sNewだ。
GooglePLAYに関係なくアプリをダウンロード&アップデートする。SONYの有料サービスその他、無料で使えるものだと画面テーマの設定などもあった筈だ。通知エリアの色などを変えてみたい向きはテーマをダウンロードしてインストールすればいいはずだ。

◆ 通常のアプリが有効化されていた、そこにそのアプリのアップデートがあれば通知が来るが、無効化していれば通知は来ない。
SONY製アプリの場合は当該アプリを無効化しておいてもアップデート通知が来る。
こんな、Androidの仕組みなどを無視したその方法を好む人が居るのだろうか。
と言うわけでWhat'sNewを無効化していた。
スマートフォンからは無効化できないというか項目が出ないようになっているがadb shellからは無効化出来る。com.sonymobile.entranceを無効化すればいい。いや、良かった。

◆ Xperia Z4が交換されて無効化が出来ないというか無効化してもWhat'sNewのアイコンが消えない。消せないようになってしまったのか。しかしアプリ内で設定が出来る事が分かった。以前もこうだったっけ?アップデートしないデフォルト状態で設定をタップすると自動アップデートを禁止する事やアップデートチェックを禁止する項があった。

◆ Xperia A改ZRの方も確認してみたが、こちらはWhat'sNew自体が無効化できているのでアイコンすらない。Xperia A改ZRはこれで良いのだがXperia Z4は(以前は)What'sNew自体を無効化しておいてもアップデートの通知は来た。アップデートの通知は通知パネルに来るのだが、アップデートしない限りこのアイコンが消える事は無かった。

◆ What'sNewに関しては以前も嫌われる問題を起こしていた。ホームボタン辺りを上に引っ張り上げるとWhat'sNewが起動し、GoogleNowなどと干渉するというのだ。まあSONYの馬鹿さ加減は今に始まったことではないので、Xperiaユーザはどのアプリを無効化すればいいのかを考えはじめた。

◆ What'sNewのアップデート禁止設定は、もしかしたら私が気づかなかっただけかも知れない。でも禁止設定が出来るのであれば無理していじることはない。何もせず大人しくしていてくれるのであればたいした害はないからだ。

◆ 交換前のXperiaZ4でも同じだったのかどうかは気になる所である。交換前後でGoogleバックアップからのリストア関係も変更されているし、通知パネルに「プライベートな内容を表示しない」項もなくなっている。OSのバージョン自体は変わらないが細部に変更を受けている。

◆ これって取説上はどうなるのだろうか。って、そんな細部まで取説など書かないか。Androidのバージョンやビルドは同じで設定項目が違うとなると取説も書きにくい。○○はこうなります、しかし□□となる場合もあります。いずれも故障ではなく仕様ですなんて書ける訳はない。

◆ アプリ単体の問題であれば、当該アプリを最新化する事によって全て同じ仕様になる。しかしOSがらみの設定項などが違うのは困るだろう。これはドコモ云々ではなくSONY側の問題だ。
それともAndroid5からバージョンアップすると○○になります。最初からAndroid6が入っているバージョンでは□□です、とでも書く?


微妙な違い(5/29)
◆ blogの方でも触れているがAndroidのバージョンアップを行ったスマートフォンと、最初から?そのバージョンにメーカでセットされているスマートフォンでは同一のAndroidバージョンにもかかわらず機能が異なる。

◆ 最初に気づいたのはXperiaAである。いじる課程でAndroidのバージョンは同一ながら最新のOSを焼くとそれまでの状態とは差異が出た。例えばドコモ位置情報や位置情報SUBのアプリは、バージョンアップされた端末では無効化が可能だったが最新と思われるOSでは無効化が不可能になっていた。

◆ Xperia Z4も同じような違いがあった。Android5からAndroid6にバージョンアップしたものでは、初期化後のリストアの様子が異なっている。バージョンアップしたものは初期化後のバックアップデータ(アプリ)をXperia Aからコピーできますよと表示が出た。Android6になった交換品(修理上がり品)はXperia Aからのコピーの他にXperia Z4の過去にバックアップした情報からの復元も選択できた。

◆ この辺りはOSそのものと言うよりもOSに近い位置にある設定アプリだと思われるので、そこが書き換えられるかどうかの違いだ。OSには直接は余り関係がないが内部のプログラムモジュールのビルド番号などは結構頻繁に変わっているそうだ。

◆ SONYのダウンロードサイトにあるものが一応は最新版と見て良いと思うので、マイナーな変更まで追いかけたいという人はXperiaCompanion(PC Companion)などを使って最新版を焼くことが出来る。元々は起動しなくなったXperiaを救済する為の仕組みなのだが、内部のソフトをそっくり焼き直す機能がXperiaCompanionにはある。

◆ 本来であればアプリやOSのデータやキャッシュ部分も消去した方が良いと思う。
XperiaCompanionでもデータを残したままのモードとデータまで全て消去するモードがある。データを残したままOSやファーム部分を書き直す事も出来るので、動きがおかしくなったなどという時にはユーザデータ以外をそっくり書き換えてしまうことが可能だ。

◆ ダウンロード出来るのは最新版のファームやOSのみであり、古いバージョンを入手することは出来ない。古いバージョンが欲しい場合はOSなどが新しくなっていない時点のデータをダウンロードして保存しておくしかない。つまり、それを行わずに欲しいと思ってダウンロードすると最新版になっているというわけだ。

◆ これと同じ事がFlashtoolでも出来るし、Flashtoolであれば好きなモデルのデータがダウンロードできる。XperiaCompanionは基本的にはPCにUSB接続したモデル(一応選択は出来るんだけど)のファームをダウンロードする事になる。

◆ 元々はファームを書く為のソフトではなくデータのバックアップなどを取る為のものだ。画像や音楽、連絡先などを簡単にバックアップできる。バックアップアプリでmicroSDにバックアップしても良いが、PCならば容量に余裕がある。
私の場合は写真はカメラアップロードを使ってDropboxに保存しているし、連絡先などはGoogleに、音などのデータは基本的にはmicroSDに入れているので初期化で失うものは多くはない。




オデッセイ(5/27)
◆ 自動車ではなく映画の話である。確かDVDも発売されているはずだ。
映画は、火星探検隊の中の一人が火星に取り残されて生き延びるという物語だ。大きな嵐に見舞われた探検隊は火星を脱出するのだが、MAVに戻る途中に探検隊員の一人に通信用アンテナが衝突する。

◆ 破片が宇宙服を貫通した事がテレメトリで分かり隊員は死亡したと判断された。貫通した金属棒がバイオモニタを破壊した為に生存状態が通知出来なくなった。探検隊員は死亡したと思われる隊員を残し火星を脱出する。
しかし隊員は生きていた。刺さった金属棒と傷から流れた血液が宇宙服との隙間を最小にした為に減圧を免れたという筋書きである。

◆ 残された隊員は火星で生き延びる事を考える。
食料の中に生のジャガイモがあるのを発見、それを育てる事にする。排泄物を肥料に、水はヒドラジンを水素と窒素に分解し、その水素と酸素を反応させて作る。
少なくとも酸素と電力は豊富にあるという前提で物語は進む。

◆ 食糧確保の次は地球との通信手段を考えはじめる。既に役目を終えて放置されているマーズ・パスファインダーを砂漠から掘り起こす。
その地点まで行くのは探検車なのだが航続距離が足りない。航続距離を伸ばす為にバッテリ搭載量を増やし、暖房を切り、太陽電池版を積んで移動する。

◆ ここはちょっと無理があって標準航続距離(35km)の100倍(かな?)×往復の距離を移動しなければならない、その間(50日間)の食料や酸素などは一体どうしたのかなど。さらにGPS衛星があるわけではない火星の広大な砂漠から、何故うまくマーズ・パスファインダーを見つける事が出来たのか。

◆ そんな苦労をせずとも砂嵐で破壊された通信用アンテナを修理した方が余程簡単だったのではないのか。火星に残されているMAVにも通信装置は備わっていたはずだ。しかし物語はマーズ・パスファインダー経由で地球と通信する事になる。最初は16進数のASCIIコードで、後にダイレクトにテキストの送受信が行えるようになる。

◆ 地球からは支援物資を送る計画が立てられるがロケットの打ち上げは失敗して絶望的となる。
そこで地球に帰還しようとしている、探検隊を乗せた探査機を再度火星に向かわせる事となる。地球からは物資を搭載したロケットを打ち上げ、それを探査機にドッキングさせる。
探査機は地球スイングバイで再度火星に進路を変える。

◆ 取り残された隊員はMAVに乗り込み探査機とドッキングを目指す。しかしMAVは推力が不足しているので探査機の軌道にまでは上がれない。MAVの不要なものを捨て、機体の一部も取り外すなどして軽量化を目指す。探査機も持ちうる燃料をギリギリまで使って接近を試みる。
最後は隊員が自らの宇宙服に穴を開け、放出される空気を推力として宇宙遊泳を行い、救出される。

◆ 無理な展開も多々あるのだが、面白く観られる映画であると思う。救出までの道のりは決して楽ではなく栽培していたジャガイモが全滅する事故も発生する。


ステマ(5/26)
◆ 楽天系はステマサイトが沢山ある。楽天モバイルなどもその例に漏れず、多くのそれっぽいサイトで褒め称えられている。褒め称えられてはいるが実際に契約したらその低速ぶりに驚いたと言う事になる。

◆ 私にしてもMVNOなどどれも同じではないかと思っていたのだが楽天モバイルだけは違った。まさに別格、遅すぎて話にならなかったのだ。暫く我慢してみようと思ったがブラウザがタイムアウトしてしまう事も多く、さっさと解約した。楽天モバイルは遅い。遅すぎるのである。

◆ MVNOの話ではなくステマの話だった。ライブ配信者も企業から金を貰って宣伝行為を行っている。しかし商品宣伝は多くの配信サイトで規制されているのでステマとなる。ツイキャスで問題化した事件、それはハニーココという商品が関連している。

◆ このハニーココを宣伝して自身のブログに誘導、そこから買わせる事で月に数十万円以上を荒稼ぎしていたとされる女性が居る。
以前からステマ疑惑は持ち上がっていたのだが、ある時それが大きく暴露される事になる。ハニーココは副作用なども数多く報告されているのだが、その女性配信者は副作用などと言っているのはアンチの嘘だと切り捨てていた。

◆ このステマ配信者を他の何にかの配信者がネタとして取り上げて叩いた。するとステマ疑惑が持ち上がった配信者ではなく、それを叩いた配信者に規制がかかった。理由としては特定の個人を叩いたからだというのだが単に事実を言ったに過ぎない。

◆ ネットの世界は情報が回るのも早く、やがてその理由が明らかになってくる。ツイキャスを運営する株式会社モイとハニーココ販売会社の間につながりがあったというのだ。
なのでハニーココを叩くヤツは許さないとばかりに規制がかかったのではないかと囁かれた。

◆ 他にも株式会社モイの息のかかった配信者などが存在していて、これらを非難すれば即刻規制がかかってしまうと言う。まあ無料の配信サイトなので文句を言う筋合いでもないのだが、社会的中立性が維持出来ないところは問題ではないだろうか。

◆ 無料で配信サイトを運営するには、他から収益を得なければならない。通常の広告モデルであればそれで良いわけだが、それ以上の収益を求めようとすれば黒い世界に足を踏み入れていく事になる。

◆ AppStoreからアプリを消されたjig.jpが、別の会社名を使ってアプリ配布を開始したのは記憶に新しい。結局規制されようが何をしようがその隙間を狙っていくのが現状なのである。コンプライアンス?何それ?みたいな感じで金儲け主義に走らなければ成長企業になっていけない。だから何でもアリで良いのかと言えばそうではない。そうではないが、それを規制する事が出来ない以上は野放しにならざるを得ない。

◆ 配信者にしても最近はカネカネカネカネ言っている。金をくれ、カネが無いと配信出来ないと言えばリスナーが金を振り込んでくれるとばかりに、カネがあってもカネが無いアピールを忘れない。こんな状況はおそらく長続きせず、ユーザ離れが起こっていくのだろう。
だから今のうちに稼ぎたい、なのかも知れないけど。


軽自動車(5/25)
◆ 軽自動車税の大幅な値上げによってシェアが低下した。昨年度の軽自動車シェアは37%だったが一昨年度は41%だった。依然高いシェアを維持していると言えばそうなるのだが、今後も低下傾向になるのではないかと見る向きもある。

◆ もう一つのシェア低下要因は高速道路の上限速度アップだという。現在の軽自動車でも120km/h巡航は出来るが余裕がない。そこで軽自動車から小型車シフトが怒るのではないかと予想する人も居るのだが、そもそも軽自動車で高速道路を頻繁に使う人がどの位居るだろうか。

◆ 近所に出掛ける足として、あるいは通学や通勤の為の実用車として使われている軽自動車故に高速道路を常用するような使い方は少ないと思われる。そしてたまに高速道路を走る程度であればパワーの余裕の無さも我慢が出来る。そもそも上限速度をキープしなければならないことは無く、トラックの後ろについて80km/hで走っていても良い。

◆ 軽自動車メーカとしてはホンダやスズキ、ダイハツがあるがスズキは軽自動車シェアを低下させているそうだ。無理な販売を行わない、お行儀の悪い売り方はやらないとは決算の場で語られたことだ。これ、同じようなことをソフトバンクも言っていたのを覚えているだろうか。ゼロ円販売をやった自分たちが悪い、これからは業界の先陣を切って販売正常化に取り組む的な事を言った。

◆ 実際にはシェア低下が避けられずにゼロ円販売見直しどころかキャッシュバックの積み増しに走ったのは記憶に新しい。これと同様だとすればスズキも単にシェアダウンの言い訳に過ぎず、お行儀の悪い売り方に拍車がかかるとも思える。三菱自動車に続いて燃費計測不正問題も発覚したことで企業イメージは傷ついたはずだ。

◆ 軽自動車から小型車へのシフトを謳うのは輸出を見越してのことだとも言われる。売上高の6割を輸出で稼ぐと言われる同社は、国内市場の落ち込みを海外で取り戻す考えか。消費税の増税が起これば一時的にせよ需要は減少する。
全てのものに対する支出が増えるので当然自動車にかけるお金も減る。普通車から軽自動車に乗り換えを考える人も軽自動車税の値上がりが響く。古い車を乗り続けていた人は自動車税の割り増しに泣くことになる。

◆ 景気は回復の兆しを見せないが政府は景気回復基調にあるとの見方を崩さない。2月は日数が少なかったので実はGDPかさ上げトリックに使える。
景気が悪いにもかかわらず回復基調を謳うので長期にわたる好景気みたいな感じになるが実際は異なる。

◆ 自動車販売に多少はメリットをもたらしているのがガソリン価格だろうか。一時期の100円以下という表示は見かけなくなったが、それでもまだ安価なレンジにあると言って良いだろう。
消費税分を考えれば安値安定と言って良い。ガソリン価格が下がると大型車が売れるようになると言われるが、景気先行き不透明感などもあって動きは鈍いそうだ。

◆ 地方部など自動車が生活の一部になっている地域では豊富に出回る中古ワンボックスカーンなども売れた時期があったそうだが、それも軽自動車に戻ってしまったと中古車屋は言う。


ドコモの改悪(5/24)
◆ Xperia Z4が起動しなくなった話はblogにも書いた。保証期間中なのでリフレッシュ品と交換だろうと思ってドコモショップに行ったら預かり修理だという。修理期間は1〜2週間と長い。修理完了後は自宅に送ってくれるのでドコモショップに行く必要がなかったのが救いか。

◆ 従来はあっさり交換となったわけだがドコモの方針変更で全て預かり修理となったそうだ。リフレッシュ品のコストやその管理コストの節約なのだろうが、これではソフトバンクと変わらない。
安心のドコモはもはや過去の話なのか。

◆ なお保険に入っている場合は8千円位の実費でリフレッシュ品との交換を選べるそうだ。保証期間も従来は3年だったものが現在は1年に短縮されている。これもソフトバンクを見習った改悪である。
そもそも全損ではないものの修理で交換に8千円も費用がかかるのも不思議な話だ。
2週間の修理期間が嫌ならカネを払えと言う事なのだが、実際修理と言ったって交換になるのだから同じである。

◆ ドコモ本体とは直接関係ないのだが、DCMX(現在はdカード)による保証制度も改悪されていた。従来は修理に要した費用の補償(上限あり)だったのだが、現在は全損に限っての保証となった。従って修理に出す際には全損状態にぶっ壊してからでないとDCMXの保証は使えない。

◆ いつまでドコモ扱いのスマートフォンを使うかは分からないが、保証などのシステムはたまに見ておかないと改変されている場合がある。auが開始したのかなと思うのだが毎月の支払額を増やす事でローンの期間を実質的に短くするシステムがドコモにもある。これだと買い換えが遅れると損が出るので何が何でも買い換えなければならない雰囲気になる。

◆ その時に欲しいモデルがあればいいが、そうでない場合は"なんだかなぁ"となってしまう。こうした複雑なシステムに比較すればSIMフリーの売り切り端末の何とクリアな事か。

◆ Xperiaが絶対だという気は全くないし、SONYのプリインストールアプリにはうんざりしている。では富士通やシャープで良いのかというとそれもちょっと違う。積極的とは言えない理由でXperiaを使っているわけだが、これにしてもSONYが直販をして日本の利用者の声に耳を傾ける(SONYに出来るとも思えないけど、一応)事があればシェアの拡大も出来る。

◆ auは端末インセンティブの縮小を通信費の値下げ原資にするような事も言っている。これは正常な競争だと思う。これを更に拡大して端末とサービスの分離がより明確になれば多くの利用者が幸せになれるはずだ。
不具合が起きればメーカ修理になるが、事業者の保険制度的なものが第三者の保険屋によっても実現されている。

◆ これまでは事業者が儲け放題だった分野を他の企業などが横取りする事によっても競争が起きる。メガバンクではないが全ての事業を網羅しようとする現在の通信事業者に風穴を開けるのは、メガバンクに対するネット専業銀行のような存在になるのかも知れない。
そしてそれはMVNO事業者やSIMフリースマートフォンも多大な影響を与えている。


ウーファー(5/23)
◆ オーディオやTVの再生用にはJBLのS400というスピーカを使っている。以前は大型のものを使っていたのだが置き場所が無くなってきたのでこれにした。スーパーウーファー(アクティブウーファー)も使っているが必須という感じでもない。

◆ PCの方は千円位の極めて安っぽいアンプ付きスピーカを使っている。音が出ればいいや程度のスピーカで、6cm位のスピーカが付いているだけである。これでも音が出るからいいやと言う事で特別不満もなかった。
以前にYAMAHAのPC用スピーカを使っていた事もあったが、同じく安物だったので音の違いなどよく分からなかった。

◆ PC用のアンプ付きスピーカも様々な種類が発売されていて家電店などでは試聴後に購入する事も出来る。まあ価格と音質が正比例とまでは行かないが高額なものはそれなりの音がする。スピーカ単体で買うならUSBオーディオ内蔵でUSBインタフェースの方が良いのではないかとか、音質をある程度考えはじめると選択肢が増える。

◆ USBオーディオにしてもUSBオーディオインタフェースとアンプとスピーカとと揃えていくと音質は向上するがコストと置き場所が必要になる。だったらホームオーディオにUSBオーディオインタフェースをくっつけた方がとか、だったらホームオーディオで聴けばいい話だからPCは内蔵スピーカで良いやと元に戻ってしまったり。

◆ 安物スピーカを使っている私だが、PC用のアクティブウーファーが入手出来たのでつないでみた。ちょっと動作不安定と言う事だったのだが普通に使えた。これの効果は抜群で、まるで違った音に聞こえる。

◆ S400にアクティブうーファを付けても極端な変化は見られなかったのに、PC用の小さなスピーカとの組み合わせだとこれほどまでに変わるのか。アクティブウーファーはCreativeのキューブ型のものでたいした大きさではない。S400に付けているものの4/1位の大きさかも。

◆ 単に低音が出ているだけなのだが中域の広がりまで増したように感じる。勿論絶対的音質がホームオーディオ並みになったとは決して言わないが、BOSEの小型スピーカ+アクティブウーファーの組み合わせを最初に聴いた時位の驚きがあったのも事実である。

◆ BOSEのものはacoustimass5の初期型ようなものだったと思う。今聴いても特に感動を覚える音ではないが、当時出始めの頃のそれは、こんなに小さなスピーカなのにと驚いたものだった。アクティブウーファーの電源を切ればそれは単に小さなスピーカの音なのに、アクティブウーファだけを聴くと本当の低音部しか出ていないのに、なんで両方組み合わせると中音域まで膨らんで聞こえるのかと。

◆ アクティブウーファは特別大口径のスピーカが付いているわけでもなく、おそらくはf0が凄く低くてストロークの稼げるスピーカユニットを大電力でドライブしている感じだろう。CREATIVEのT3130だってスピーカユニットは小さなものでアンプ出力は4Wしかない。アンプ出力が小さいのでIMDなどを言い始めたらきりがないが、安いアクティブウーファでもそれなりの効果はあるのだ。


Android5.1(5/22)
◆ Xperia AのZR化でAndroid5.1.1になった。
Zenfone2LaserはAndroid5.0.2であり、双方共にAndroid5である。Xperia Z4はAndroid6にしてあるのでAndroid5は過去のものとなった。出来が悪いと言われるAndroid5ではあるが、Xperia Aの元々のAndroid4.2よりはadbから動かすpmコマンドなどが使いやすくなっている。

◆ Xperia Z4がAndroid5の時にも書いたのだがXperia+Android5はタップから音が出るまでの遅れが目立つ。従ってピアノ系のアプリや音/リズム系のアプリは遊びにくい。同じAndroid5でもZenfone2LaserはiPhone並みのレスポンスがあるのでゲームも出来る。

◆ では全ての面に於いてZenfone2Laserが良好なレスポンスを示すかというとそうでもない。Android5的な引っかかりを感じる事もある。Xperia AもAndroid4.2の時より良くなった面もあればタップ→発音までのディレイのように引っかかりが増えた部分もある。

◆ Xperia Z4ではAndroid5→6でかなりの部分に改善が見られたのでAndroid5自身の問題は多いと思われる。Windowsではないがダメなバージョンと良いバージョンが交互に来る事になったりして。今後のサイクルがどうなるかはAndroid7の出来を見るしかないだろう。

◆ 全体的使い勝手はバージョンアップで改善される傾向にはあるが、最新版でなければならないと言う程の違いでもない。これはWindowsでも同じではあるがOSが安定してくると機能進化は小さくなる。
Android5とAndroid4(4.2ではなく4.4)のどちらが良いのかと言われるとAndroid4の方が良い面も沢山ある。

◆ Xperia Aに関してはAndroid4.2でも良かったのだがドコモアプリの通知がうるさい事やセルスタンバイ問題などもあってAndroid5.1.1にした。これによってのデメリットもあるがドコモアプリが無くなりセルスタンバイ問題も解消できたことのメリットの方がずっと大きい。

◆ Xperia A(ZR)はAndroid6にはならないようだが非正規版?Android6は移植されるかも知れない。少なくともAndroid5よりはAndroid6の方が良いが音系ゲームでもしない限り大きく違ったものでもない。まあその大きくは違わないが細かな部分で良くなっている所もあるわけで、そうした積み重ねが進化の証とも言える。

◆ Xperia AのZR化でNFCは使えなくなる。ZRにもNFCは付いているがXperia AのNFC/Felica版とは異なるようだ。NFCをONにしようとしてもOFFに戻ってしまう。NFC専用デバイスとNFC/Felicaデバイスの制御の違いと言う事なのだろう。
NFC制御はOSかより下位層に組み込まれているらしく上位アプリの入れ替えなどではどうにもならないらしい。

◆ 日本に於いてNFCは殆ど使い道はないが電子決済などでFelicaを使っている人は多いだろう。
Xperia Aを未だメインで使っている場合にこれは困る事になる。まあドコモ契約で使っている分にはドコモID連携などでおかしな事にもならないのでAndroid4.2で我慢出来るか。ただしドコモアプリなどをadb shell pmコマンドで無効化していく事が出来ない。


夏モデル(5/21)
◆ ドコモの夏モデルが発表された。ソフトバンクも発表していたが特に目新しいものは無かった。ドコモはこれまでとは異なり年に一度のモデルサイクルにするそうだ。進化過渡期では半年ごとのモデルチェンジも意味あるものだったが、性能や機能が安定した今となっては年に1度で良いだろう。

◆ 毎年Androidバージョンが新しくなるとすれば、それを積んだスマートフォンが出てくるという感じになる。
シャープは狭額縁路線を見直して一般的なスタイルになった。持ちやすさや操作性を考えれば、必ずしも今日額縁やフレームレスが良いとは言えないと言う事か。

◆ GALAXYは湾曲ディスプレイデザイン踏襲である。GALAXYは悪いモデルではないのだが日本では売れない。売れないから奇抜なデザインでも何でも余り関係ない。
富士通はXperiaデザインとしてきた。Xperiaと並べると殆ど差がないデザインで、わずかにインカメラの位置や受話発音体の穴の位置が違う程度である。質感のある高級デザインを目指した結果だと言うが、まあ売れているものをマネするのはどの業界でも同じだ。

◆ そのXperiaはXPerformanceとなりSnapDragon820搭載で登場する。RAMは3GBで最大通信層度は370Mbpsとなっている。グローバル版ではデュアルSIM対応で3G/4Gの同時待ち受けが可能だとも言われているがドコモ版では当然シングルSIMとなる。バッテリ容量は2570mAhと小さくなっている。Xperia Z3が最もバッテリ容量が大きかったのだろうか。
質量は165gと重い。こちらはXperia Z4の144gが最軽量だ。

◆ ドコモはこの6月から3.5GHz帯でのサービスを開始する。バンド幅は40MHzだがTDDなのでFDDの40MHz分である300Mbpsになる訳ではない。
バンド幅が40MHzなので20MHz×2として使われると共に、他のFDDバンドと共にCAで使う。
3.5GHz帯はトラフィックを逃がす為のバンドとして位置づけられ、安定運用の為にFDDバンドと共に使われる。3.5GHz帯のみではエリアの穴や屋内問題などもあり安定した通信が行えない可能性がある。

◆ エリアを作る方としては700MHz帯があるが中々整備が進まない。最高速度を謳うのも結構だが安定した通信がどこでも出来てそこそこの速度が出るようにして頂きたい。
MVNO契約との速度比較で時間帯によってはMVNOの方が速度が出る。つまりドコモの地上系のネットワークが混んでいると言う事だ。MVNOの何倍もの料金を払っているのだからシッカリ整備して頂きたい。

◆ MVNO契約のSIMなどを使っていて3Mbps出ていれば不満は少なく10Mbps出ていれば普通に使える。
それ以上、30Mbpsでも50Mbpsでも通常の使用で速度差を感じる事はない。MVNO契約の場合はビット単価が安いので気軽に使えるが、MNO契約はそうではないので大容量ファイルのダウンロードなどは普通は行わない。つまりいかに高速化した所で料金面がネックとなって高速通信サービスを使えないと言う事だ。

◆ MVNOの方は引き続きチェックをしている。どうにも遅くて使い物にならなかった楽天モバイルを解約したので、あとは同じような感じである。
たまに、月初めなどにスピードテストしてみる事もあるが極端に差が出るわけではない。


Xperia ZR(4)(5/20)
◆ ZR化によってセルスタンバイ問題は解決している風に見える。そもそもセルスタンバイ問題とは通話契約のないSIMを入れた時に移動機が圏外スキャンを繰り返す事から起きるものだ。何故データでリンクされているのに圏外スキャンが起きるのかだが、CDMAやLTE方式では単に受信電界強度として受信の有無を判断する事は出来ない。

◆ 信号を受信して復号してみて初めてそこに電波があるかどうかが分かる。
そもそもCD方式は逆拡散しなければ信号があるかどうかは判断出来ない。同様にLTEに於いてもバンド内の自分宛の信号は複合してみなければ分からない。音声用論理チャネルとデータ用論理チャネルが物理的に別のチャネルにあるわけではないが、単にどこを復号して処理に使うかという問題だ。

◆ 海外などでは通話契約が無くデータ契約のみというもの自体が少ない。基本は電話機能であって、それにオプションなどでデータ通信契約を結ぶというもの。こうした事から電界強度や信号検出は音声論理チャネルを使う風習らしい。しかし日本に於いてはデータ通信料金の度々の値上げとMVNO事業者がデータ専用サービスから始まった事もあってセルスタンバイ問題が露呈した。

◆ 圏外スキャンをするのに何故データ通信が出来るのかの部分は矛盾に満ちているが、常に圏外スキャンが起きているわけではないとでも思って頂ければいいだろうか。
日本のこうした現状を踏まえてSIMフリースマートフォンでは予め対策されているものも増えてきた。Zenfone2Laserなどもその例である。

◆ Xperia Aはドコモ版ではAndroid4.2までなのだがZR版では4.4.4〜5.1.1までリリースされている。そしてこの4.4.4以降はセルスタンバイ問題対策が施されていると言われる。
実際Android5.1.1を焼いてみるとセルスタンバイ項は目立たなくなり、問題は解決している風に見える。

◆ Xperia Aの8時間放置でのバッテリ残量は、何も行わなかった時が77%だった。そこからバッテリを食っている、通信が起きているアプリを取り除くなどして8時間放置後のバッテリ残量は90%にまでなった。そしてZR化後は94%となる。セルスタンバイによるバッテリ消費率は8時間で4%程という計算になる。
これを多いと見るかどうかだ。

◆ ドコモ契約時ならともかく、ドコモと契約していない状態でドコモアプリが全廃されたのは快適である。Xperia Aも販売以来3年が経過して使った居る方が減っているかも知れないがバッテリ交換が可能なので物理的な寿命という点ではまだまだ使える。ZSR化によってワンセグやFelicaは使えなくなるが、サブのスマートフォンとして使っている方なら問題は少ないと思う。

◆ root化などよりずっと簡単かつ低リスクでROMを焼く事が出来るし、ブートループに陥っても救済可能だったので過度の心配は要らない。ダウングレードの場合は内部のデータを消さないと危険が大きいのでアプリなどは全部消えてしまうが、それを覚悟しておけば元の状態に戻す事も出来る。
私は行わなかったが現状のファームのファイルを作っておけば完全に元の状態になる。
まあその状態でドコモIDがどうのとか、バージョンアップが云々と通知が来ないかどうかは分からないけど。


異業種参入(5/19)
◆ ドコモやauが金融化に走り、そして保険も開始している。ドコモは以前から保険分野での商品取り扱いを開始して独自の商品なども取りそろえている。それによって特別な割引や値引きなどは行われていなかった。

◆ auはauほけん・ローンを開始し、これによる値引きも行う。これを脅威と感じたのか保険業界は猛反発する。保険料の値引きは保険業法の特別利益に当たるとし、同法違反であるとした。これに対してauはあくまでも値引きは通信料から行われるものであり保険料の値引きは行っていないとした。

◆ まあ屁理屈である。ソフトバンクのキャッシュバックも実質ゼロ円販売ではなく抱き合わせ商品の方を値引いただけみたいな言い方をする。そのソフトバンクはゼロ円販売で総務省から指摘を受けたがこれにも反発した。大手2社と戦う為に同じ土俵にはいられないというのだ。

◆ ソフトバンクと言えば盛んにイコールフィッティングを強調してきたわけだが、もはや同じ条件では戦えないと言う事を変えてきた。あらゆる面でドコモを抜いたと叫んだのは3年位前だろうか、当時は1兆円の利益も宣伝材料にしていた。しかしそれも瞬間最大風速的なものであり、今は同社も言うように国内最弱事業者となった。

◆ ソフトバンクとしては新規加入者向けの値引きは端末料から行われているものではなく通信量から行われているのだから実質ゼロ円販売には当たらないというもの。ようするにauほけんと同じで値引き原資がどこから出ているかを言っている。

◆ セット販売などが増えてくればこうした言い訳はいくらでも出来るようになる。海外でのインセンティブも出る禁止令を見ても、現金キャッシュバックや値引きを禁じる法律を作ると金銭ではなく品物での提供が起き始める。携帯電話を契約するとTVが貰えますとか冷蔵庫が貰えます的なヤツだ。

◆ 自由競争市場を法律で制限するのは容易ではない。事細かに法律を書いていけば逃げ道は少なくなるが、まさにイタチごっこになる。なので何回か書いているようにスマートフォンの仕入れ価格以下で販売してはいけないという法律を作れば良い。これに反したら100%課税でも200%課税でも良いではないか。ただしこうすると総務省の手を離れて財務省にネタを与える事になるので総務省はやらない。国民の為に云々ではなく自分たちの為の策だからだ。

◆ 実質ゼロ円禁止はゼロ円でなければいいのか。100円はどうなのか?200円ではいかが?みたいな所もある。もっともソフトバンクは以前同様にキャッシュバックを盛るのでゼロ円以下になっている。だからゼロ円販売ではないと言いたいのかも。

◆ 結局の所事業者はインセンティブモデルから抜けられない。唯一市場がそれを阻止出来るとすれば現在ではSIMフリースマートフォンなどの市場拡大だろう。事業者の紐付きモデルよりも安価で使いやすいモデルが増えてくれば事業者モデルの実質○○円自体が崩れる。ただ現状ではiPhoneの安売りがメインなのでiPhoneの市場が落ちてくるのを待たなければならない。iPhoneを狙ったiPhone安売り防止法を作るとかiPhone特別関税なんかでも良いかも。


Xperia ZR(3)(5/18)
◆ ZR化すると快適に使えるという先人達の言う通り、SO-04E時代(?)よりも全体的に軽快に動作している。root化を行わないのであればZR版のAndroid5.1.1を焼く事は極めて簡単でリスクも少ない。ドコモ契約のままZR化を考える人は殆ど居ないとは思うが、ドコモアプリも入れようと思えば入れられるようだ。もっともドコモメールだけであればk-9で受信すればいい。
他のドコモ系のアプリでも一般開放されているものは追加でインストールが出来る。

◆ 未確認ではあるのだがセルスタンバイ問題はAndroid4.4以降で改善されているという話だ。SO-04Eで不安定だったWi-Fiも今のところは問題がない風に見えるのだが、この状態がずっと続くかどうかは更に時間をかけた検証が必要となる。

◆ セルスタンバイ問題も今後検証する予定だが8時間程放置しておいた限りセルスタンバイの項はトップには出なかった。トップに出たのはk-9メーラだった。OS表示による電池の持ちは待ち受け状態で4日間と表示された。
ドコモ契約状態ではバッテリの持ちに不満もなかったXperia AだがMVNO契約ではセルスタンバイが目立った。

◆ 通知を受けるアプリなどにもよるがMVNO契約でも極端に電池が持たないわけではない。ZR化してAndroid5.1.1を入れた現状ではSTAMINAモードが使えるようになっているので更に改善の余地はある。グローバル版のSTAMINAモードとXperia Z4のSTAMINAモードは設定などに多少の違いがある。

◆ 設定項目やその内容の違いと言う面ではZenfone2Laserの方が変わっている。というかXperia Z4もXperiaAも同じSONYなので同じと言うだけかも知れない。Xperia Z4はAndroid6なのでこれはまた少し変わったがZenfone2LaserはAndroid5.0.2なので5.1.1と基本同じでも良いはずだ。

◆ Android5.1.1化したXperiaA改ZRモドキのAntutuベンチマーク値は3.2万程だった。
確か以前に測った時は2.5万位だったのではないかと思う。音のタイミングと遅延を見る為にピアノタイル2を起動してみた。これはXperia Z4のAndroid5時代同様に激しい遅延で満足に遊ぶ事は出来なかった。この点ではAndroid4.2の方がずっとマシである。

◆ 音関係はダメだが設定画面などでの引っかかりはAndroid4.2時代よりも減少して全体的に軽快感が増している。Xperia Z4の場合は引っかかりが多かったので同じAndroid5でもZRの方が出来が良い。この辺りも事業者アプリがないからみたいな話もあるが、事業者アプリはメモリには乗っているがCPUパワーを常時食うようなものでもない。

◆ ただドコモアプリが無くなった事はうるさい通知からも解放されるしメモリも解放される。
Xperia Aはストレージ容量は十分なので気にはならないが消せないアプリはストレージも食っている。ドコモとの契約が無くなれば保証もなくなるわけで、ドコモアプリの一括削除でも可能になってくれたらいいのに。

◆ Android4.2でもドコモ位置情報などが無効化出来るものと出来ないものがある。adb shellからの無効化もAndroid4.2では出来ない。この辺りの自由度でもAndroid5の方が、いや、そこまで行かなくてもAndroid4.4ならば可能になる。


Xperia ZR(2)(5/17)
◆ Xperia AをSO-04E仕様に戻してもモバイル通信が出来ない。一体何が起こっているのか。ハードウエアの故障とか?そんなうまいタイミングで壊れるかなぁ。
再起動したり、ミクスペリアを焼いてみたりしたが回復しない。mineoの設定はmineoのページで見ているので間違いはない。

◆ もしやmineoの方でロックがかかったとか? じゃあFreetelのSIMを入れてみるかと試してみると、これがあっさり接続出来たのである。ななななんだ?再度mineoのページを検索するとこれまで行っていた設定と異なる事が書かれて居るではないか。
どうやら今まで見ていたのはドコモ版のサービスが始まる前のもので、ドコモMVNOが始まった後で変わったわけだ。やられた。

◆ 遠回りをしたが再度ZRのROMを焼く。これでめでたくAndroid5.1.1となりLTE接続もOKとなった。当然のことながらドコモアプリなどの欠片もなく、迷惑なSONYのWhat'sNewもadb shellから無効化が出来た。出来の悪いAndroid5.1なのだがまあ良いか。ドコモ版の場合はAndroid4.2で止まってしまったのだから、それに比べればいい。

◆ もちろんZR仕様にした事によって使えなくなる機能もある。TVやFelicaがそれで、何とか使えるようにならないかとチャレンジしている方も居るようだが私は気にしていない。Felicaは必須だがサブスマートフォンには要らない。TV機能も同様である。

◆ Android5になった事でSTAMINAモードが使えるようになった。まあこれを設定してどれだけ節約出来るかというのは疑問でもあるというか、そもそもバッテリ消費量に注意するならばいたずらに通信するようなアプリはバックグラウンドデータ通信制限を行うなどしているはずだからだ。

◆ ZR仕様にするとSO-04E仕様よりもバッテリの持ちが悪くなると言う人も居るがどうなのだろうか。この辺りは又追って確かめていきたいと思っている。mineoの設定で少々余計な時間を使ってしまったが、それが無ければZR化は30分程度で完了する。

◆ Googleアカウントでログインするとバックアップアプリが戻ってくるので要らないものを消す。SONYのアプリも殆どは不要なものなので無効化するが、これが結構な数があって面倒だ。あとでバッチファイルでも作ってadb shellからどんどん無効化してやろう。
これでSO-04Eの時よりもずっとクリーンなXperia ZRモドキとなったわけだ。

◆ Xperia AのSO-04E仕様の場合は起動直後の空きRAMは1.2Gバイト程度なのだが、ZR仕様では1.4GB近くになる。これはRAMを3Gバイト搭載したXperia Z4に近いものがある。
OSの違いもあるがドコモアプリ全廃の恩恵でもある。

◆ 後は細かな設定などを行っていく。STAMINAモードも一応設定しておこうか。いわゆる標準ブラウザはプリインストールされていないのでChromeやFirefoxを使う事になる。個人的にはFirefoxの方が使いやすいのでこれを入れる。その他使い勝手や、不具合があれば後々報告していきたいと思う。未だやっと設定出来た所なので何も感じていないが、デメリット部分が目立ってくる可能性もある。


Xperia ZR(5/16)
◆ SO-04Eのroot化が上手く行かなかった件はblogにも書いた。結局は元のビルドに戻したのだが戻りきらなかった部分もある。主にドコモ系のアプリがそれで以前は無効化出来ていたものが出来なくなったりした。たぶんビルドが新しかったのだろう。

◆ このドコモ関連アプリが邪魔くさく、無効化出来ないし強制停止も効かない。ドコモID設定に関しては十数分ごとに通知が来る。そもそもspモード契約がないのでID連携は出来ないのだが、一時的にドコモ契約SIMを入れてID連携を行ったとしてもダメなのだ。

◆ じゃあここまで来たのだからZR化してみようかと思った。ZR用のデータはXperiaFlashtoolで入手出来る。焼くのは極めて簡単で、ZRとSO-04Eの異なる部分を除いてファームを作れば良い。具体的にはストレージ容量とベースバンドのファーム部分だ。ストレージ容量はZRが16Gバイトなので、これを焼いてしまうと16Gバイトしか使えなくなると思う。BASEBANDは各国の周波数などの仕様が入っている所なのでいじると通信が出来なくなる。

◆ ストレージ容量部分を除くには"PARTITION"を、BASEBAND部分は”AMSS_FS_1"、"AMSS_FS_2"、"AMSS_FS_3"を除外(Exclude)すればいい。
これらはいくつかの記事を参考にしたのだが"SYSTEM"も除外すべきだとする記事もあった。おそらくは最初にroot化していた場合にSYSTEMを焼いてしまうとroot化が無効になるからという事なのかも知れない。

◆ ちょっとここが気になったので実験してみた。
SYSTEMを焼かない状態にするとブートループに陥った。やはり焼かなければいけないようだ。ブートループになったらバッテリを外して電源を切り、再度正しくファームを焼けば動くようになる。まあ焼く時間と起動に要する時間はかかるが失敗もさほど怖いものではない。失敗度合いにもよるだろうけど。

◆ これらの作業は特別難しい事はなくFlashtool任せで難なく完了する。再起動には数分を要するので焦ってはいけない。SONYとandroidのロゴが出て起動音が鳴ればとりあえずはOKみたいな感じだろうか。これでSO-04EがAndroid5.1.1になる。起動すると見慣れたAndroid5の設定画面を拝む事が出来る。

◆ BASEBAND部分は焼かなかったのでドコモのネットワークとソフトバンク、KDDIのLTEネットワークを検出している。これで大丈夫かなと言う事でmineoのAPN設定を行う。この辺りも特に問題はないだろう。ちなみにAPN設定を行わない状態では3Gのアンテナピクトが立っている状態だった。

◆ mineoのAPNを設定して試してみるが接続出来ない。どこか設定があるのかなと探してみたがよく分からない。うーん、どうしてだろう。少し放置していたり電源のON-OFFなどもやってみたがダメだ。

◆ 仕方がない、元に戻してみるか。ドコモのROMに戻すと見慣れた画面になり、ドコモアプリの設定画面が出てくる。ここまでは簡単で、面倒なのはAPNの設定だったりする。
何しろスマートフォンのキーで入力しなければならないのだから。
mineoの設定など何度もやっているので覚えてしまった。これを設定するが… ん?LTEにならないし通信出来ないではないか。
あれれ?


Xperia A(5/15)
◆ Zenfone2Laserに続いてXperiaAのroot化も実験した。Xperia Aの最終ビルドのものはroot化が出来ないとあってミクスペリア化を行った。これで行けるかと思ったら今度はroot化ツールの公開が終わっていた。海外のサイトからそれらしいものをDLしてみたのだがroot化非対象の振る舞いで止まった。

◆ その後root化可能なビルドのファームを入手したのだが現時点では未だ実験していない。ミクスペリアからノーマル状態のファームに書き戻したのだが、何故かアップデート通知が来る。やれドコモIDが設定出来ないとか、ソフトウエアアップデートを確認しろとか、Androidバージョンアップを確認しろとかと言われる。
このどれを確認しても何も起きない。

◆ これが古いバージョンのファームとなれば更にしつこい事になるのではないか。
まあドコモのアプリを片っ端から無効化していけばいい筈ではあるが、root化したからと言って、例えばセルスタンバイ問題が片付くかというとそうでもないだけに気が乗らないのである。

◆ 実際問題としてXperiaAをいじくり回すのならばSIMフリーの安価なスマートフォンを買ってきた方がずっと良い。まあZenfone2Laserはストレージ容量不足もあってroot化する事になったのだが、多くのSIMフリーモデルの場合は厄介な事業者アプリも入っていないのでオリジナル状態のまま使って問題はないはずだ。

◆ Xperia Aは3年も前にモデルで、それでも使えているから使っているという感じである。
現在のスタンダードと比較すれば遅いのは事実なのだが使う上で不便に感じるほどのことはない。これが例えばN-07Dの場合はRAMの少なさもあって状態遷移に引っかかりを感じる事もある。

◆ AppleはiPhoneの寿命を3年だとしたが、Androidでも似たようなものだと思う。これは今後長くなるとは思うので今は3年位だと言って良い。これがAndroid2.3の頃だったら1年使って買い換える位でないとマトモには使えないよと言われていた。

◆ 事業者モデルには事業者アプリが満載されているが事業者契約を行わずにMVNOで使うと、例えばドコモであればspモード接続がないので云々とエラーなどが出る。Xperia Aにドコモ契約のSIMは入れてみたのだが何も解決はしなかった。何も解決はしないが毎日1回はアップデートをしろと通知が来る。ドコモのSIMを入れても同じ事で、おかしな所でループになっている。

◆ 長く使いたいなら事業者モデルは避けるべきなのだが、二重三重価格で安く買えるというか見かけが安いので手を出しやすい。
しかし事業者モデルは余計なアプリが満載されている上にroot化の道も閉ざされている。SONY製となれば事業者アプリにも負けないようなSONYのゴミアプリがもれなく入ってくる。

◆ Xperia Z4は使い始めて1年になりAndroid6になった。来年の夏頃にはその時点の夏モデルに買い換えるか、あるいは買い換えないかの判断となる。おそらく1年後となれば今よりも多くのSIMフリースマートフォンも出ているだろう。そんな中で何を選ぶのか、何がお得なのかを考える事になる。


通知(5/14)
◆ Zenfone2Laserをroot化した事でストレージ容量を拡大する事が可能になった。これに伴いXperia Aで受けていた通知の一部をZenfone2Laserに移行した。
Xperia Aでは通知の内容がステータスバーに表示されるのだがZenfone2Laserは表示されない。

◆ ステータスバーに表示を出さないあるいは重要表示だけにするなどの設定はOS側の機能としてあるが内容を表示するというオプションはない。と言う事は何をやっても表示されない可能性が高い。

◆ 通知が来た時にその一部だけでも内容が見えるとステータスバーを引っ張り出さなくても済むので便利だ。Xperia Aは充電中はバックライトを点けっぱなしの設定で通知を受ける用途に使っている。普段消灯状態でロックしていれば何とも思わない機能なのだが、私の使い方で通知が見えるのは便利なのだ。

◆ と言うわけで通知内容を見たいアプリはXperiaAで通知を受けるようにした。内容が見えなくても良いというわけでもないのだが、我慢出来るものはZenfone2Laserに移した。
アプリによっては通知音の選択が出来ないものもある。標準の通知音になってしまうので何の通知かが分かりにくい。

◆ そう言えばTwitterの通知音の設定はメディアストレージでなければ出来ない。サウンドピッカーに設定している人も多いと思うのだが、これだと設定は出来た風な感じなのだが記憶されない。この辺りはアプリの作りが雑と言う他ないのだが、仕方がないのでサウンドピッカーの「デフォルトでの起動」という項目の「設定を削除」してメディアストレージを選択可能にする。

◆ と、ここまで来てランチャーのせいでステータスバーに通知内容が表示されないのかな?とも思った。と言ってもランチャーを換えると又ちょっと面倒な事になるので放ってある。
ステータスバーの話なのでランチャーとは関係がないとも思えるんだけど。

◆ 実際CoolToolの表示などはランチャーとは全く関係なく表示されているわけだし、この部分がランチャーに乗っ取られるとそれは又面倒な事になる。ただ全画面というかステータスバーが非表示になっているかどうかはアプリ側で認識する事が出来る。

◆ こたぶんAndroid4.xは表示されてAndroid5以降は表示されなくなったのではないだろうか。Xperia Z4は受けている通知の種類が違うのでよく分からないのだが表示されないのかも知れない。ただAndroid5/6はロック画面に通知内容を表示する機能はある。ロック画面はロック中の画面なのでそこに表示があって便利なのかという気もする。なのでプライベートな内容は表示しない設定も出来る。
この辺りも細かな設定が出来ればなお良い。

◆ 勿論細かな設定が増えると面倒でややこしくなるのだが、他のアプリでもよく見られるようにオプション設定や詳細設定という部分をタップしなければ表示もされずいじれないようになっているのが良いと思う。

◆ 結局はblogにも書いたようにFloatify- QuickRepliesアプリを使う事にした。Android4のようにスクロールしながら内容を表示するものではないが中々便利だ。持ち歩く事の多いXperiaZ4には不要だが常に画面を点灯させている他のスマートフォンにはインストールした。


バッテリ上がり(5/13)
◆ 2ヶ月ぶり位にclassに乗ろうとしたらバッテリが上がっていた。2ヶ月でバッテリが上がるわけはないのでリーク電流過大だ。電流がどんな時にどの程度流れているのかはログを取る以外に分からない。バッテリが上がったあとに電流をチェックしても既に直ってしまっているからだ。

◆ バッテリは以前に使っていたものがトランクに乗せっぱなしだったので、これを接続してエンジンをかけた。充電もせずに放っておいた古いバッテリの割には元気である。
その後1時間程エンジンをかけておいたが充電が足りるとも思えない。充電器を接続しておいても良いが100Ahを満タンにするのは結構大変である。

◆ と言うわけで久しぶりに太陽電池板を取り出した。この時期天気が良ければそこそこの電流が取り出せるので、ゆっくりではあるが充電が出来る。何と言っても手間無しなのが有り難い。電圧ロガーも付けておこうかと思ったのだが今のところは手を付けていない。あとで付けておこうかな。

◆ バッテリの話ついでに台湾ユアサのシグナスとスカイウエイブはいずれも何も異常がない。シグナスのエンストも解消していて快適である。やはり電気負荷の増大がエンジン回転数の急低下を招き失速していたのだろうか。うーん、ちょっと違うかなと思う症状もあったのだが今は正常である事を考えると微妙な感じである。

◆ あとはどの程度の期間使えるのかで、純正バッテリは結局5年近く使った。それでもセルが回らないと言う事はなかった。内部抵抗は増大しているようでピストンが圧縮行程で止まった時などはセルの最初の回転が引っかかる感じではあった。しかしそれでもセルが回りきらなかった事はない。5年使えたのだから十分ではないだろうか。

◆ 台湾ユアサがどのくらい使えるのかは分からないが、純正と同程度の寿命があればお買い得だと言える。スカイウエイブの方は初期不良と思われる症状で交換しているのだがシグナスの方は大丈夫だ。スカイウエイブの方は交換後のバッテリも1セルがダメになる症状に見舞われ、交換前の最初に不良になったものに戻した。

◆ これは何度か充放電を繰り返す事で回復したもの。1セルがダメになった方も何度か充放電を繰り返して正常化したのだが、その1セルは傷んでいるようでそこだけ内部抵抗が上がる気配が見られる。つまり10V までは電圧が落ちやすいのだ。シグナスから外したバッテリも捨てずに取ってある。これも補充電を行ったら内部抵抗が下がった。

◆ 密閉型バッテリではあるが電解液は減っていると思う。穴を空けて蒸留水をつぎ足せば更に内部抵抗は減少するだろう。コイツを捨てていないのはバッテリ上がりの時のレスキュー用として使えるかなと思っているからだ。
シグナスも、勿論スカイウエイブもキックでスタートは出来ないのでバッテリが上がればアウトである。

◆ 車にしてもバッテリが上がったらアウトなのだがバッテリ容量自体がスカイウエイブの10倍以上あるのだから多少の電気負荷では短時間で上がる事は無い。まあそう考えると100Ahのバッテリを完全放電させてしまうとは何が電気を食っているのかとなる。


root(5/12)
◆ Zenfone2Laserをroot化してLink2SDが使えるようになった以外に何があるか。
接続無線BANDを見る為のアプリは上手く動作しなかった。もしかすると音声対応SIMでないとダメなのかも知れない。

◆ Zenfone2Laserはセルスタンバイ問題は出ないようなので、特別これを対策する事もない。モニタ用のアプリで見る電界強度は上手く出ないが、アンテナピクトはちゃんと表示されている。日本のMVNO利用をターゲットにしたと言う事で予め設定がなされていると見て良いだろう。

◆ ATOKはmicroSDに移す事が出来るのだがmicroSDのマウントのタイミングでATOKが認識されない事があるので本体側に戻した。そもそも8GBのストレージがあってもユーザが利用出来るアプリの容量部分が1GB位しかないので厳しいが仕方がない。

◆ 意外に便利に使えているのがADBWiFi Rebornである。一々USBケーブルを接続することなくadb shellが使える。
スマートフォン側でアプリを起動するとIPアドレスが表示されるので、PC側でadb connect 192.168.xxx.xxxとそこを狙えばいい。その後にadb shellとタイプすればWi-Fi経由でadbが利用出来る。

◆ パワーオン時の楽天ロゴを消した件は既に書いた通りだが、何故か上手く表示されない。解像度は合っているはずなのだがおかしい。別のブート画面を持ってきて入れ替えても良いのだが、とりあえずは楽天ロゴが無くなっただけで満足出来ている。

◆ このオープニングの画像は様々な所からダウンロード出来るので好みにあったものに入れ替える事が出来る。と言ってもリブートする機会などそう多くはないと思うので自己満足に過ぎない。

◆ root化すると起動しなくなるアプリがあるらしいのだが、そのアプリにroot化を悟られないようにするアプリもある。
ファイアウォール系も色々あり、特定のアプリや通信をブロックする事が出来る。この辺りは上手く使用すると電池消費量の削減が可能になる。

◆ 事業者モデルであれば無効化したいアプリが山程出てくるわけだがASUSの場合は消せないアプリが殆ど無いのでいじる箇所は少ない。要らぬ通信をするアプリも皆無なのでroot化の意味はLink2SD以外にはないと言っても良い位だ。

◆ root化すると何でも出来てしまうので危険であると言えばそうなる。システムを削除してしまう事も可能なのだ。と言っても何もしなければ何も起きないわけではあるが、心配ならば/systemなどのファイルシステムをリードオンリーに設定してしまう手もある。

◆ ASUSではR/Wに設定されているが他のメーカのモデルではリードオンリーのものもあるらしい。
mount -o ro,remount /system /system とタイプすると/systemがリードオンリーになる。

◆ CPUやGPUの設定変更やオーバクロックなどを行う為のアプリもある。現在の機種ではパフォーマンスもバッテリ消費量も上手くバランスしているので特にいじる事もないだろうが、色々やってみたい方はどうぞという感じ。


Link2SD(2)(5/11)
◆ マウントされたのでアプリをmicroSDに移動していく。これが途中で引っかかる。Link2SDが無応答になりダイアログが出る。これはOKをタップしてアプリを終わらせる以外にはない。
アプリを終了させたら又全てを選択してmicroSDに移行していく。が、これも又引っかかる。面倒ではあるが少しずつ進んでいく。

◆ 移動可能なアプリは64個と表示され、これらがmicroSDに移動されていく。
全てが移動後正常に動作するのかは動作しないアプリが出て来た時に気づくだろう。シンボリックリンクかハードリンクかは知らないが、それを理解しないアプリ以外は動作すると言う事になる。

◆ アプリがロックしてしまうのが何故なのかは分からない。最初は10個目のアプリ移動時にロックし、起動し直すと今度は15個目まで行き、その次は28個目まで行くという感じなので特定のアプリのコピーで引っかかるわけではない。
しかし何度も引っかかるので移動には時間がかかる。引っかかってアプリが止まってからダイアログが出るまでにも時間がかかる。

◆ 残り少なくなれば手動選択にしても良いが、面倒なので一度コピーされたものもそのまま上書きしながら進めてしまった。Google系のアプリでも何でも移動出来るものは移動されていくが、気づくと止まっているので放って置いて終わるわけではない、
◆ misroSDからだと起動が遅くなると思うのだが特に変わった感じはしない。遅くなったなと思えば遅いかなという程度である。Wi-Fi Managerアプリはウィジェットが使えるのだが、これは本体に書き戻さないとウィジェットが使えなかった。
ウィジェットに関してはmicroSDでも使えるものとそうでないものがある感じだ。

◆ ATOKはmicroSDから動作するがmicroSDのマウントが外れたら動かないよと注意が出る。その他に関しては今の所特に気づいた部分はない。本体内のアプリ容量、殆どはシステムアプリなどの移動出来ないものなのだが、これは約1.9Gバイトある。
空き容量は1Gバイトとなった。

◆ アプリ移動前にはキャッシュをクリアしないと新規にアプリがインストール出来ない事態も起きていたが、これで大丈夫そうだ。
とりあえずSO-04Eで受けていた通知のいくつかをZenfone2Laserに移そうかとも考えている。今のところmicroSDのアプリ用パーティションの空き容量は7GB以上ある。

◆ 他のアプリも増えてきており、今まではインストール出来なかったキャンディクラッシュをインストールしてみた。このゲームはロード時間が結構かかるのだがXperia Aと同じ位か少し遅いかなという感じだ。
ゲーム自体は遅いわけでもなくコマ飛ばしになるわけでもなく普通にプレイ出来る。
メニューに戻るなど再ロードが起きるような場面は少し遅いかなと感じた。

◆ せっかくrootを取ったので起動時の楽天ロゴを抹殺する。/system/media/bootanimation.zipを好きなものに入れ替えればこれで完了だ。
と、やってみたのだが入れ替えたbootanimation.zipが上手く表示されない。まあ楽天ロゴが消えたから良いか。


Link2SD(5/10)
◆ Link2SDでマウントポイントが出来ない件で悪あがきしてみる。Xperia系ではフォーマットをext2にしなければならない的な記述があった。これが勝手に決めて良いものなのか?端末に合わせなければならないものなのかもよく分かっていない。ext2ではなくext3にして、マウント時にext2を選んでみたりもした。ext系ではなくはFAT32にもしてみた。第二パーティションだけではなく複数に分割もしてみた。
しかし相変わらずダメだ。

◆ と言う事で現時点でZenfone2LaserでLink2SDは使えていない。これが使えると本体を初期化してもアプリのプログラム部分もデータ部分もそっくりmicroSDに残っているので消える事がない。気軽に初期化を行ってもすぐに環境を元に戻せるというわけだ。

◆ まあ使えないものは仕方がない。富士通の一部機種やXperiaの古いモデルなどでも使えないケースがあるようだ。富士通のモデルだとリードオンリーでマウントされているかマウントされてしまうのが原因だとか。この程度であれば手動で書き換えてしまう事が出来る。

◆ 第二パーティションが使用済みの場合は本体かアプリのいずれかを直さなければならないので不可能である。App2SDでも同様のエラーになるのでアプリの問題ではなくZenfone2Laserとの関係の問題であると言える。

◆ Androidのバージョンが変わるとかすれば様子が変わるかも知れないし、アプリの方の設定自由度が変わる日が来るかも知れないし、あるいはここをこうしたら使えたよと言う情報が出てくるかも知れない。

◆ ストレージ容量問題は根本的には解決しないのだがアプリが使うデータやキャッシュはmicroSDに追い出す事が出来るので、キャッシュが溜まってストレージ容量を圧縮する事態の回避は出来る。ただしシステムアプリなどのキャッシュは移動出来ない。

◆ 本体の他の領域のマウント状態を見てみるとZenfone2Laser内部はext4なのかな。
じゃあext4でとやってみてもダメである。
マウント出来ない原因としては色々あると思うのだが、既に第二パーティションに相当するものが使われていればダメだ。
NTFS+ext2にしたりFAT32+ext3にしたりと組み合わせも替えてみたがダメだ。
と言うかパーティションの切り直しは時間がかかるから嫌なんだよなぁ。

◆ それでも諦めきれなかった。一通り組み合わせをやってみると、FAT32+ext4でマウント出来るようになったのである。
ext4はPrimaryとして作成した。たぶん、たぶんなのだがZenfone2Laserはext4しか使えないのだと思う。adb shellからmountを見ても全てext4になっている。

◆ これまでもext4は試しているがNTFSとの組み合わせではダメなのか?あるいはPrimaryパーティションとして設定していなかったのか、とにかく時間がかかってしまった。

◆ mountが出来ると再起動が促されるのでそれに従う。あとはアプリを移していく。
全て選択として一括で移しても良いのだがmicroSDがぶっ壊れた時には全てが終わる事になる。システム系のアプリは移動出来ないので安全ではあるが、プリインストールのものなどは無くなる。


Zenfone2Laser(5/9)
◆ ストレージ容量不足に悩むZenfone2Laserだがrootを取得する事でmicroSDに多くのアプリを移動できるようになる。と言う事でさっそくroot化を行った。root化に関してはこちらのページを参考にさせて頂いた。

◆ rootを取ればなんでもアリなのだが、特に何かを変更したいという所はない。事業者モデルならば消したいアプリが山程出てくるわけだが、それもない。唯一いつか消してやろうと思っているのが起動時に出る楽天のロゴである。このロゴ一つの為にZenfone2Laserの魅力は著しく低下している。

◆ root化は極めて簡単かつ短時間で自動的に完了した。本体のアプリをmicroSDに移す為のアプリはいくつかある。いずれも本体内にリンクを作るなどして移動させる為に、非root端末では移動が不可能だったアプリも移動させる事が出来る。
アプリはLink2SDやApps2SDなどがある。

◆ Link2SDは有料版であればパーティションを切ってくれたかな?無料版の場合はmicroSDにパーティションを切る必要がある。Windowsでならばフリーのソフトなどもあるのでこれを使えばいいだろう。ここまではやったのだがリンクマウントが作成できないとなってそのままである。

◆ パーティション切り直しは結構時間がかかる。NTFSやFATでの作成とフォーマットは余り時間がかからないが、Ext2は結構時間がかかる。Ext2〜Ext4で第二パーティションを作れるのだがLink2SDは(設定は出来るが)Ext2しか認識しないらしい。
他にスマートフォン自体が認識しない形式もあるようだ。

◆ 試しにApp2SDも試してみたのだが広告が様々なシーンで画面を被うので実用的ではない。使い始めてしまえばこのアプリを開くケースも減るのだろうが、まるでアプリの使用を阻止するかのように出てくる全画面広告には参る。まあ有料版を買えば良いと言う事なのだが、使えるかどうかの試用の段階で意欲が失せてしまう。

◆ 何故リンクマウントが作れないのかは不明だ。Linuxレベルでリンクを張るはずなのでmicroSDの位置は分かっていると思うのだがどうなんだろう。ちなみにAndroidから見たmicroSDのディレクトリやリンクの位置はOSで異なるので決めウチしているアプリだとアクセスできなくなる。

◆ 各フォルダ名称に関してもASUSには違いがあり、スクリーンショットをDropboxのカメラアップロードが拾ってくれない。
フォルダ間のコピーや同期のアプリもあるが、この為にそれを動かしておくのはばからしい感じがする。

◆ microSDの第二パーティションが何故上手くマウントできないのかはよく分からない。いくつか試してみたりはしているのでそのうち上手く出来るような所に行き着けるかも知れない。上手く行かなければストレージが足りないよと愚痴り続けるハメになる。せっかくroot化もしたのだから何とか使いたいものだ。
マウントが出来ないとアプリ本体を移す事は出来ないが、アプリが使用するデータやキャッシュ領域はmicroSDに移す事が出来る。


スマートフォン(5/8)
◆ スマートフォン関係はblogにも逐次書いているがZenfone2Laserのバッテリ消費率が小さいので他のスマートフォンに関しても設定などの見直しをする事になった。バッテリ容量の増大もあって無神経になっていた部分もあったので、良い機会になったと言える。

◆ 特にXperia Aに関しては無造作にアプリをインストールしていたので大きな改善となった。常用しているスマートフォンだとアプリをインストールして急にバッテリの持ちが悪くなるなどすれば気づくのだが、Xperia Aは家に置いていく事が多いので気づかなかった。

◆ バッテリ食いアプリの一つは強震4モニターでこれは防科研のデータ利用規約に反して広告も出している。バッテリを食うのは連続して通信が行われているからで、データ取得にポーリングでも使っているのかと思う程だ。データ量は少ないが、それでも月間数百メガバイトは食うというシロモノである。

◆ もう一つはニコ生の配信開始を検出するアプリで、強震4モニタに比較すればずっとマシではあるが同様に通信が連続的に起きている事が分かった。これらは一日あたりの通信量としては少ないのでOSのバッテリの所の表示に出てこないのでわかりにくい。
UsageTimelinesProを使うとログが取れるので、これを見ながらアプリを特定した。

◆ バッテリ消費が多かったり通信が発生している時にどんなアプリが動いているのかログも取れれば良いが、これはログ容量的に難しい。アプリが沢山インストールされている時などは順次動作を制限するなりしながら突き止める以外にはない。

◆ 定期的に通信が起きている場合はトラフィックのグラフが特徴的になるので発見しやすい。
普段何気なく使っているアプリが実はデータ量とバッテリを使いまくっているかも知れないではないか。Android6の場合はバックグラウンドでの通信を制限できるので、この場合は更に分かりにくくなると言える。

◆ Android6になったXperiaZ4だがドコモ系アプリがアプリ一覧に出なくなるなどの消され対策が行われた。これもアプリを使って見れば一目瞭然なのと、アプリ経由で無効化する事が出来るオートGPSアプリなどもある。アプリ経由では無効化が不可能になったものがドコモ位置情報などで、実質的な動作を停止させる事は出来てもメモリ上には居続ける。

◆ これはadb shellで無効化する事が出来た。悪名高きSONYのWhat'sNewもアプリの無効化が可能だった事は非常に嬉しい。SONYのアプリはドコモのアプリ以上に邪魔でお節介なものだからだ。What'sNewは海外でも評判が悪いのだが、押しつけ大好きなSONYは、これは良いアプリだからみんな使えとばかりに強制してくる。

◆ こんな事をやっているからスマートフォン事業が赤字なんだよとまでは言わないが、vaio事業で失敗した事を全く学んでいないSONYの体質が変わらない限り一流という形容はされないだろう。今回はadb shell経由の操作で無効化が出来たから良いが、これも不可能となるとrootを取る以外になくなる。だがrootを取ってでも消したいと思う人も居るだろう。


都心回帰(5/7)
◆ 地下や家賃が下落して都心から離れた地域からより便利な都心近くに移動する傾向が見られている。しかし景気低迷が長引くに従ってこの傾向にも変化が出たのだとか。従来は同じ家賃ならばより都心に近い方にと人口が動いたが、最近では同じ広さならより安い方にと動く傾向が強まっている。

◆ 横浜市によるの人口動体調査によれば横浜駅周辺から郊外の大和や海老名方向に人口が移動している。その理由としては大和や海老名は都市部から遠い為に地価や物価が安い為に生活しやすいのではないかと言う事だ。大和や海老名は相鉄線沿いになるのだが、より横浜に近い保土ヶ谷区や旭区では大和市や海老名市に転出するなどで転出超過が見られるとも事だ。

◆ もっとも他の地域からそれらの区に入ってくる人も居るので区内人口が減っていると言う事ではなさそうだ。横浜は福祉切り捨ても進むし物価の上昇などもあって住みやすい街ではなくなっている。
横浜区部から他の市町村への移動は単純な地価だけが要因ではなく、生活全体を見た結果ではないだろうか。ただし生活が不便になる事は否めなく、とにかく横浜は中心部から離れると不便なのだ。

◆ 遠方への移動は通勤時間の増大になるのだが、就業人口の減少などもあって電車の混雑は緩和傾向だ。相鉄線は海老名方面と横浜駅をつなぐ路線なのだが、東横線に接続する新線の計画がある。新横浜と綱島を通るルートだそうで、現在はこの区間はバスで移動するしかない。

◆ 都内などだと地下鉄網があるので意外に便利なのだが横浜は席から少し離れれば田舎である。バス路線にしても市営バスの路線廃止などもあり利便性は低下した。朝晩には渋滞も起きるので時間がかかる。

◆ 過去にも書いているが横浜のバス停の多くは交差点近く(停止線から5m以内)にある。
そのためバスが止まっているとそれを追い越す事が出来なくなり、信号が青でも進めない。こうした事が渋滞をさらに酷くするわけで、しかしバスは半ば信号無視して走行する。

◆ 東京区部は道路混雑などに敏感で、混雑地域では停車場所を考えたりもしている。唯一交通を妨害しているのはパーキングチケットだ。住民からの要望などもあるのだろうが狭い道にパーキングチケットで駐車可能にするものだからバスの離合などが難しくなる。

◆ 横浜市やその周辺にしても交通環境整備などを行えば多少は住みやすくなると思うのだが行政はやる気がなさそうだ。新しい道路なども主に郊外の方では作られているのだが、元々交通量の少ない所なのでメリットも小さい。地価と今後の発展を考えてと言う整備は必要だと思うのだが、余り人気のないエリアを整備して人気が出るのかは疑問だ。

◆ 通勤距離が長くなると交通費は余計にかかるのだが、勤務先から出る交通費は原則非課税なのと会社が出してくれる為に個人負担は気にならない。ただしこれにしても、いつまで非課税なのかは分からない。税収不足に悩む財務省なので通勤交通費の課税となれば人口動向も又変わってくるはずだ。


中古市場(5/6)
◆ 新品価格が高騰している現在、中古の携帯電話やスマートフォンを使う人も居る。
知人も従来型ケータイとスマートフォンを持っているがいずれも中古だ。
両方とも契約はソフトバンクのプリペイドで従来型ケータイは通話専用、スマートフォンの方はモバイルWi-Fiルータで使っている。

◆ スマートフォンはHuaweiのものを使っていたが、それをXperia Z3に買い換えた。
ソフトバンク版は価格もお手頃なようで1万円位で買ったような話を聞いた。これがドコモ版となるともう少し高額になると思われる。

◆ MMD研究所の調べなのでデータの信頼性は低いもののAndroidでの中古使用率は1.3%、iPhoneは0.7%だったそうだ。iPhoneの中古使用率が低いのは元々がゼロ円販売か現在でもそれに近い低価格で売られている為だ。では何故中古を使うかというと、破損させたりして使用できなくなったケースもあるだろう。

◆ ドコモやauの場合は保険に入っていれば安価に修理が可能だがソフトバンクは違う。
いったん全額の修理費用を支払う必要があり、保険によって補填される分は分割払いされるのである。従って一時金が払えない場合は修理を諦める以外にはない。これがソフトバンクの言う"あんしん"なのだ。

◆ 従来型ケータイの頃は何でもかんでも水没扱いにして修理代をぶんどったというその流れが今見息づいていることになる。だからソフトバンクからいったん離れた客が戻るケースが少なく、suとドコモは無理せず加入者をかき集められる訳だ。

◆ ソフトバンク版のスマートフォンの中古は安いがMVNOで使いやすいドコモ版は高い。しかしSIMフリースマートフォンが続々と出てくる現状では中古市場も変わってくると思う。
中古で心配なのはバッテリの状態で、Xperia Z3の中古を買った人もその後すぐにモバイルバッテリを買うハメになった。Xperia Z3ならばまだバッテリが駄目になる時期ではないと思うのだがヘビーに使うと傷むのか。

◆ あるいは設定その他で無駄が多くバッテリが減るだけかも知れない。バッテリ交換可能なモデルでドコモ版であればバッテリは安い。
これも(今は多少安くなったかも知れないが)ソフトバンク版では法外な金額を取られた。
ドコモにも同じモデルがあればバッテリはドコモで買った方が良いと言われたのはこの為である。

◆ SIMフリー版に関してはアフターサービスなどの点で不安を感じる人も多いはずだ。一部のメーカは日本に拠点を持っているが、そうでない場合は修理などに時間がかかる。以前はGALAXYも修理に時間がかかっていた。
ただ海外からSIMフリー版を購入するのに比較すれば安心感はある。

◆ 中古品に関しても、買った時点で動作するのは当然なのだが事業者契約がない場合は保証されない場合が多い。勿論実費での修理と言う事であれば受け付けて貰える場合もあるが、ならば壊れたものを捨てて又中古を買った方が安いとなりそうだ。
以前と違って2〜3年前のモデルでも普通に使える現状が中古市場を活性化させているとも言えるのだが、SIMフリースマートフォンの低価格化によってそれが崩れてしまう可能性もある。


Wi-Fi(5/5)
◆ Android5以降はエリアWi-Fi的な設定が無くなった。基本的にWi-FiはONのままで、APが見つかれば自動接続する。Wi-Fiの待ち受け自称日電流が少なくなった事によりOFFにせずともバッテリ負荷が低いというわけだ。

◆ これはまあ良いのだがdocomowi-fiは結構あちこちにあって勝手に接続される。車やスクータで移動中でもコンビニや飲食店の近くでは自動接続が行われる。これが安定していればいいのだが、多くの場合は安定していない。その店舗内などに入っていれば電界強度も高いのだろうが、付近を通った程度だと電界強度も弱い。

◆ Wi-Fiに接続されると割り当てられるIPアドレスが変わるので、通知を受けようとするアプリは一斉に再リンクの為に通信をはじめる。Wi-Fiエリアから抜ければ、今度はモバイルネットワークに接続して再度IPアドレスが変わるので同じ事が起きる。

◆ blogにも少し書いたのだがあるファミレスに行ったら複数のWi-Fi電波が検出された。
どれも電界強度が弱いようで繰り返し接続したり切断したりをしながらどんどんバッテリが減っていった。Wi-Fiのオプションでスリープ中はWi-Fi接続しないとでもしておけばいいのかも知れないのだが、自宅では常にWi-Fiを有効にしておきたいのでこの項はDisableにしている。

◆ 現在は出掛ける時にはWi-FiをOFFにする事にしている。手動で行うべきなのか、エリア検出型の自動切り替えアプリを言えるべきなのかは微妙な所である。エリア検出型のアプリでは数分ごとにエリアチェックを行う必要がある。そのアプリが測位をするのではなくスマートフォン内の位置情報を使うタイプのものであれば余計なバッテリ消費は少なくなる。

◆ SSID検出型のものもある。Wi-Fi接続を行う際に登録されたSSIDのみにするタイプやフリーWi-Fiなど登録したものには接続しないようにするものなど。こちらの方が効率的というかバッテリ消費は少なく出来そうだが、接続状態が良い場合はdocomo Wi-Fiだって使いたくなる時がある、うーん、あるかな、あるかも知れないかな、と、そんな感じだ。

◆ Android5以降だと設定パネルを一発で引っ張り出せない(2本の指で引っ張ればいいけど)のでWi-Fi設定がワンタッチではない。私の場合はWi-FiのON/OFFのウィジェットを貼り付けているので、それで切り替えれば済む事でもある。と言うわけで現在の所は手動でコントロールしている。

◆ そう言えば以前は時間設定型のアプリも使っていた。何曜日の何時から何時まではWi-Fiを入れておくとかマナーモードにしておくとかの設定をスケジュール化して管理するものだ。
毎日決まったコースを通勤するとか規則正しい生活というか仕事であれば時間設定型のコントロールも中々便利に使える。

◆ Android4だとWi-Fi接続設定の詳細に細かな設定があったのだがAndroid5以上では省略された。細かな事は考えずにOSに任せておけば良いみたいな感じだ。しかし実際には任せっきりでは上に書いたようにバッテリがどんどん減るような事態にもなる。
以前はdocomo Wi-Fiは接続に手間がかかったのだが、今はSIM情報認証でそのままつながってしまう事も問題だ。他にも街中にはフリーWi-Fiも多いので、どうしてもそこにつなぎたがる。


LINEモバイル(5/4)
◆ LINEやTwitterで使用するパケット量をカウントしないと打ち出したのだが、商業的に成功するか否かはよく分からない。
他でパケットを使って食えればいいが、このスマートフォンはSNS専用でとLINEモバイルのSIMを突っ込まれるとうまく課金が出来なくなる。

◆ LINEは全ての事業が順調なわけではなくLINEモールやLINE WOWなどは撤退あるいは撤退予定だそうだ。当然のことながら新規サービスはそれが収益につながるとしてはじめるわけだが、予想に反した展開となれば撤退の目に遭う。これがLINEモールであれば撤退も容易なのだが、通信サービスとなればそうは行かない。

◆ 通信サービスをはじめるからには安定したサービスを継続的に提供し続ける必要がある。勿論身売りなどで他社に吸収されるのはアリだとは思うのだが、って、始まっていないサービスに撤退の心配をしても仕方ないか。

◆ LINEの焦りはゲーム課金をめぐる税務調査にもあると言われる。課税回避は意図的ではなかったとする同社ではあるが世間の風当たりは強い。
LINEモバイルの特定パケット無料化に関しても中心の中立性に反するという意見もある。この辺りは米国などでは良く言われる問題で、日本風に行けば抱き合わせだろうか。

◆ LINE利用者の1/10がLINEモバイルを使ったとしても相当な加入者数となり、他のMVNO事業者から反発の声が上がるのは必至だろう。日本の場合はおそらくは具体的法規制は無いと思うのだが、通信の中立性という点で攻められると困った事になる。

◆ FreetelのiPhone用の契約ではAppStoreへのアクセスが無料になっている。これも同じなのだがFreetelとAppleは別会社だ。一方で自社のサービスに特典を設けようとするLINEは、確かにTwitterやFacebookへのアクセスも無料だよと謳うものの少々ケースが違う。

◆ 利用者の立場とすれば無料に近づく事は嬉しい限りではあるし、LINEモバイルがTwitterへのアクセスパケットを無課金に出来るのなら他のMVNO事業者だって出来そうじゃないかとも思われる。ソフトバンクにしても(今はどうなっているのか分からないが)ソフトバンクケータイ契約があるとヤフオクの有料会員相当のサービスが付いてくるみたいな時期があった。

◆ いずれにしても無料にしただけでは営利企業は成り立たないので、その分をどこかで課金する事になる。しかし課金吸えばその部分は使わないという利用者もいるわけで、昔行われた無料ISPみたいな広告モデル(当時は失敗し撤退している)があるのかも知れない。

◆ 広告モデルにしても好き嫌いは分かれ、毎回広告を見せられる位なら課金モデルの方が良いという人も居る。逆に広告動画を見て無料になるのならばそれが有り難いという人も。
動画広告を見て云々というのは楽天もやっていたと思うのだが今も続いているのだろうか。

◆ 完全無料と言えば0SIMがある。N-07Dに入れていた時にはそこそこパケットを使ったので有料になってしまったが、iPhone4sに入れている現在では0円範囲に収まっている。iPhone4sがパケットを食わないわけではなく、単に使用頻度が低いだけだ。


MVNO(5/3)
◆ 楽天モバイルを解約してmineo契約が2つになり維持している。楽天モバイルは余りにも遅く、とてもではないが使える状態ではなかった。締め日は月半ばにあるが、それは解約の締め日であり契約の締め日ではない。契約が月ごとだからと言って月末に解約しようと思っていると翌月まで契約が残る仕組みになっている。

◆ 定額通信料なので日割り計算は行われないので解約後も月内は利用できる。解約後はSIMは返還する必要があり、返還しないと3千円が自動的に課金される。私は解約後すぐにmineoを契約した事もあり、SIMは早々に返還した。楽天モバイルに比較するとmineoの何と軽快な事か。mineoはau版を契約し、Zenfone2LaserにSIMを入れて使っている。

◆ blogの方でも触れたがドコモの電界強度が低い場所でもauは使えるわけで、2事業者契約はそこそこ便利だ。SIMフリースマートフォンであればテザリングも自由なのでau契約の回線でXperia Z4を使う事も勿論出来る。
Xperia Z4もSIMロックを解除してあるのでau版のSIMを入れる事も出来るが、Zenfone2Laserに合わせてmicroSIMを送って貰ったのでXperiaZ4には入れる事が出来ない。小は大を兼ねるSIMなのでnanoSIMにしておけば良かった。

◆ ドコモ契約でもau契約のSIMでもバッテリ消費量に目立った違いはない。細かな事を言えばPCHのタイミングなどは事業者によっても異なるのだが、揃っているのか誤差の範囲なのか。
Zenfone2Laserはauの850MHz帯と2GHz帯を受けられるので使用上は全く問題がない。せっかく2枚のSIMが挿せるのでドコモ版とau版を挿して、なんて思いもあるが今のところはmineoのau版とFOMAの通話契約のみのドコモSIMを入れているのみである。

◆ MVNO事業者の競争は激化し3GB/900円辺りが標準的価格になっている。これに加えて○ヶ月無料的なキャンペーンなどで集客を行っている。
こうした競争の激化は収益率を悪化させているとの事でスケールメリットを出していかないと苦しくなる。MVNO事業者は今後淘汰や撤退があるだろうと予測する向きもある。

◆ 雨後の竹の子のごとくと形容されるように増えたMVNO事業者なのだが、果たしてどこが生き残るのだろうか。
そんな中での新規参入もある。シャープは特定用途向けではあるがドコモ回線を使ったMVNO事業を行うしLINEも今夏の参入をアナウンスしている。

◆ LINEが何故今MVNOなのか、さらにはLINELiveなのか。LINEは多くの人に使われてはいるもののTwitterなどと同様にピークは過ぎた感がある。一定の需要は維持しているものの新たな成長が見込めなくなりつつある。衰退ではないから安定成長に切り替わると見る向きもあるのだが、一方で後発サービスが出てくれば一気に利用者を減らしてしまうとも考えられる。

◆ そんな中で新たなサービスで加入者を増やそうというのが今回の狙いだ。詳細は明らかにはされていないのだがLINEで使用するパケット、TwitterやFacebookで利用するパケットを無料化するなどの計画がある。LIINEは基本的にはテキストメッセージなので良いとしてもTwitterはこれをアクティブに使う人だと月間数ギガバイトも消費する。果たしてこれを無料化できるのだろうか。


空き家が増える(5/2)
◆ 都内などでも空き家が増えている。高齢な居住者が長期入院あるいは死亡したあと空き家となった住宅が点在する。相続者がいる場合でも多くの場合はメンテナンスなどを行わない為老朽化が進む一方である。人が住んでいない家は傷みやすいと言われるのは、各所のメンテナンスなどが行われなくなる事が原因だ。

◆ 家を直す為にはカネがかかる、家を解体するにもカネがかかる、解体して更地にすると固定資産税率が上がる。理由は様々ながらこうして空き家は増えていく。持ち主や相続者が分からないままの住居もある。最終的には国の財産となるはずだが、手続きその他には時間がかかる為に放置される。

◆ 空き家は防犯上の問題や火災や倒壊の危険性も指摘されるのだが対策は難しい。市区町村によっては解体などへの補助金を出す所もある。解体させて更地にすれば固定資産税が余計に入ってくるので先行投資と言う事か。なので少々の解体費用補助ではオーナは動かない。買い取り手が見つかってから解体を考えるなどする為だが、補助金を受ける為の条件も色々あるのでよく調べてからでないと貰えないケースがある。

◆ 空き家問題のみではなくアパートなどの空き室問題もある。これには大きく見て二つの理由がある。一つは空き家問題と同様に解体あるいは立て替えコストの問題と税制上更地にはしたくない事情、多少でも居住者がいればそのまま放置するという現状だ。

◆ もう一つは需給の関係だ。人口減総人口減、就業人口減で賃貸物件の需要は低下傾向だ。一方で賃貸物件の新規供給は続いている為に競争は激化傾向であり、競争に敗れると空き部屋となる。内層を替えるなどで魅力をアップする手法は比較的大手の物件に限られ、個人経営では中々そうも行かない。

◆ こうした傾向によって個人所有物件が大手に押される傾向が強くなり、管理その他の規模なども手伝って需要に偏りが出来ているという。借りる側にしても大手貸し主の方が安心だと思う事もあり、同じ価格ならば大手管理の物件が選ばれる。

◆ 個人所有物件が大手と勝負をするには価格を下げるしか無く、これは収益率を低下させる。
収益率の低下は共有部分などの整備などに手が入れられない事につながり、それはますます物件の魅力や価値を下げてしまう。安くしてでも空き家へを減らすのか、空いた部屋は空けておくのかの問題では公社を選ぶオーナが多いようだ。これも空き部屋の増大になる。

◆ 今現在でも投資用物件としてマンションを拡販する傾向がある。低金利時代にあって賃貸経営の方が実質利回りが良いと宣伝している。これもリスクがあり、立地や物件そのものあるいは家賃などによっては半年以上も空室が続いたりする。昔ならいざ知らず、今の世の中において個人所有の賃貸物件で稼ごうなんて思いが間違っているという不動産業者もある。

◆ 空き家や空き室を売却する場合、空き室の方が売りやすいそうだ。マンションの場合は様々な欠陥が発見しやすい為で、空き家となった戸建ての場合で特に築年数が経っているとリスクが大きく買いたたかれる。解体前提となると解体費用分が差し引かれるので売った方が得なのかどうかと迷う事にもなる。


Android6(3)(5/1)
◆ Android6にもだいぶ慣れてきた。STAMINAモードは低消費電力徹底な感じに変更されて使いにくくなった部分もある。この辺りも設定で従来モードにも出来るようにしてくれたらいいのにと思う。STAMINAモードは通信制限でありプロセスそのものの制限ではない。ASUSのようにプロセスの起動自体を制限する仕組みは取り入れられないのだろうか。

◆ STAMINAモードでもドコモ系アプリの多くは制限する事が出来ない。Google系のアプリは開発者サービス以外は制限出来てもドコモ系はダメ。ドコモ系のアプリは通信を伴うものも多いし強制終了や無効化も出来ないので邪魔である。
私はドコモ系のアプリは殆ど使っていなく、唯一起動回数の多いのはドコモスピードテストだったりする。

◆ dメニューとか、もはやiモード時代の名残的なものなど私には必要ない。そういった意味からも日本国内仕様のSIMフリーXperiaが発売されれば有り難い。ワンセグはどうでも良いがFelica搭載は私にとっては必須だからである。そもそもFelicaはSONYでしょ、これを積んだ国内版がSONYオンラインストアに並んでも良いでしょ。

◆ rootを取ってドコモ系アプリを消すというかパーミッションを変更してしまう手もあるがそこまでしてまでと言う気もある。いずれにしてもSIMフリースマートフォンの売れ行き次第で世の中も変わってくるかも知れない。
Xperiaも悪くはないがZenfone2Laserの出来は良いと思う。価格を考えれば十分すぎる位ではないか。ただし3Dゲームをバリバリやる人には描画能力が不足しそうだ。

◆ バッテリ消費量は通信状態によって大きく異なるのでAndroid5との差が今ひとつ明確ではない。Android5の時に10時間持って歩いたあとでの平均で0.58%/hのデータが出ているが、Android6でもほぼ同じ0.5%/hとなった。ただし測定時間が2時間だったので誤差が大きい。
一方でAndroid5でも6でも通信状態が悪いとガンガンバッテリは減っていく。Wi-Fi接続時も同様で、接続が切れたり復活したりする度に各アプリがリンクを張り直すのでバッテリが減る。

◆ 対応バンド数が多いと圏外スキャンの時に連続受信動作をする時間が増えるので消費電力も増える。2GHz帯にしか対応していなければ2GHz帯をスキャンするだけだが、4BAND対応だとbandを切り替えながら逐次スキャンしなければならないからだ。

◆ 発熱具合の変化はよく分からないがAntutuベンチマーク値は良くなった。タッチレスポンス自体も大幅な改善が見られるのでバッテリ消費量に関しても厳密に測定すると違っているのかも知れない。Xperia Z4に関してはバッテリの持ちで不便を感じた事はないが、改善されているのならば有り難い。

◆ Android5でもZenfone2LaserはXperiaZ4と違ってちゃんと動作している。Zenfone2LaserもAndroid6になるらしいので楽しみでもあるのだが、現状でも特に不満がないので待ちわび感は少ない。Zenfone2Laserのアップデートは楽天版でも行われるのか?は心配どころでもある。
ストレージ容量の問題もあるのでアップデートはされないよなんて事になったりして。
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