解約料(7/14)
◆ MVNO各社も通話付きプランでは早期解約で解約金を請求される。一方で解約率がさほど高くはない事業者では解約金システムを廃止する所もある。mineoは12ヶ月居ないでの解約金を9,500円に設定していたが、この7月からは無料になった。
◆ FreetelはMNPの踏み台防止的解約金がある。申し込み即解約だと1.3万円だが12ヶ月目にはゼロになる。転出手数料そのものは2千円がかかる。0SIMは縛り期間1年で5,200円の解約金がかかる。最初から音声付きのプランを申し込むと容易には解約出来なくなる。
◆ 解約阻止に必死なのが楽天モバイルだ。縛り期間は24ヶ月と長く解約金も1.2万円と高い。ソフトバンクにしても楽天にしても見かけは安く実は高いという方針なので仕方ない所だろう。この辺りも総務省がメスを入れてくれないとMNOと同じ事になってしまう。
OCNモバイルも24ヶ月縛りなのだが解約金は9,975円に設定されている。
◆ 特にMVNOの場合は通信品質が一定ではないのでリスクが大きい。楽天モバイルに関しては過去に契約しその結果も書いたが、何しろ通信速度が遅くて話にならなかった。普通にホームページを見ていても頻繁にタイムアウトが発生するのだから酷い。
これならドコモの128kbps制限の方がマシだと思う。バースト的にデータが来るがデータの来ない時間が長いのでタイムアウトが起きる。
◆ 勿論今現在も同じだとは限らないのだが、楽天モバイルを使っている知人も遅いと嘆いていた。番号付きのプランなので早期解約は出来ない。楽天モバイルはクレジットカード無しでも契約出来る所が魅力だったというし、ステマサイトでベタ褒めされているのを信じた結果だ。結局UQのモバイルルータを契約してWi-Fi接続している。これは快適だという。
◆ WiMaxは楽天も扱っているが余り安くはない。
これって回線卸なのか?単に販売代理店なのか。MVNOだとすると楽天には期待出来ない。
情報取得の早い若年層は楽天モバイル加入率が低いそうだ。楽天が狙うのは中高年層と言う事で従来型ケータイやシニアモデルなども今後考慮していくようなことも言っている。
◆ 騙されると言っては言葉が悪いが、セールストークを信じやすい層を狙っていく訳だ。
ただ楽天に関しては以前にPHSで失敗していることもあるので、そのイメージがどの程度抜けているかは気になる所である。
移動体通信業界ではソフトバンク規制法と楽天対処法を作らなければ危険は去らない。
◆ MNPの踏み台防止としてはFreetel方式が理にかなっているようにも感じられる。或いは試用期間を設けて実際に試してから本契約が出来るシステムの導入だとか、最低通信速度の保証が必要だ。MVNO事業者でも月間データ使用量を超えると200kbps程度に制限される。これを最低として保障するように出来れば私が経験した楽天モバイルの悲劇はなくなる。
◆ デュアルSIMのスマートフォンであれば2枚のSIMを挿せるのだが、同時待ち受けが出来ない場合は通信中は電話がかかってこなくなってきてしまう。今後同時待ち受け可能なスマートフォンが増えてくるだろうから、縛りのある通話契約は温存したまま他のMVNOを使うという手も使えるようになる。
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