通話定額(8/3)
◆ MVNOでも通話付きプランの低価格化や通話定額プランの充実などが行われている。ロケットモバイルは月額948円で音声通話とデータ通信(200kbps)が使える。
おそらくデータ量は無制限ではないかと思う。通常速度の1GBプランは音声通話付きで1,250円、ならば50円だけ足して2GB/1,300円の方がお得な感じだ。
◆ 通話定額とは言ってもIP接続になり050番号が付与される形ではあるが、イオンモバイルは月額1,500円で定額制を実現する。
ドコモが開始した完全定額のためもあって従来より気軽に通話する人が増えたという。
◆ 通話が少ない人や通話相手が完全定額プランに入っていれば、MNOのライトプランやMVNOの従量プランで事足りる。MNOでは選択出来ないプランがMVNOでは可能になることも需要喚起に繋がっている。
MVNOは一部の人が使うものという感じから全ての人が簡単に使えるというイメージに転換していきたいと各社は語る。
◆ 実店舗などの充実もそうした流れの中にあってなのだが、こうした部分にコストをかければ価格競争で不利になってしまう。
スマートフォン販売は利益にも繋がる可能性が多いのだがサポートコストがかかる。この辺りをどう見ていくのかが運営方針の分かれ目になる。
◆ ネット販売のみでコストをかけなければ通信品質やコストパフォーマンスを改善出来るのだが、付帯費用が大きくなると契約内容や価格は同じでも実通信速度が遅いと言う事になる。
まあ楽天モバイルのようにそもそも遅すぎて話にならない事業者もある。
◆ MVNO事業者が増えてくると選択にも迷うことになる。買うMVNO事業者でのテストは引き続き行っているが、混雑時間帯にはやはり遅い。しかし楽天モバイルのように極端に遅くなるわけでもなく、Freetelも0SIMもmineo(au)もmineo(docomo)も極端な差はない。
◆ いつだったか午前1時頃にmineo(au)でかなり速度が出ていた。あれ?Wi-Fiが繋がっているのかなと確認してしまった程だ。
スピードテストをするのを忘れてしまったのだがひと味違う快適さだった。
たまたま地上系が空いていたのか、その後は常識的速度に戻った。
◆ IP系の音声サービスはパケット使用量が増大する。この点がMNOのVoLTEと異なる部分で、通話ヘビーな利用者はパケットプランの方も大きめに取っておかなければならない。なので音声定額オプション料金以上の負担の可能性がある。
◆ IP通話による音声接続の品質は回線交換に及ばないとアナウンスしている。と言ってもLINE通話もそこそこ出来るので、電界強度の高い場所であれば余り困らないはずだ。
ソフトバンク契約のiPhone6との通話ではちょっと無音になる事が多いかなと思うLINE通話なので、それと同等位と思っておけば間違いないだろう。
◆ VoLTEにしても電界強度が高くないと(少なくともドコモの場合は)上り音声が途切れる。
そんな事もあって現在リピータを使用しているのだが、周辺のエリア改善が出来た為か先日レピータを切っておいても通話に不満はなかった。
又実験してみなくては。
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