MVNO(10/23)
◆ 実店舗によるmineoの契約に関してはBlogの方にも書いたのだが、MVNOへの乗り換えに対する敷居が下がった感じがする。乗り換えと言っても特別難しい事はないのだが、それが初めての場合はAPNの設定などが馴染みのない部分だ。
◆ これも特別難しくはないのだがiPhoneの場合はWi-Fi環境がないと簡単にはできない。事業者のWi-Fiなどを使っている場合は、MNOの解約でそれが使えなくなってしまうのでなおさら面倒だ。契約が成立している間にAPN設定ファイルをダウンロードして入れ替えておく必要がある。
◆ 自宅にWi-Fi環境があれば問題はないが、スマートフォンのみと言う人も少なくはない。Androidの場合は手動設定なので設定値の入力という手間はあるが、金庫の中に鍵を入れて扉を閉めてしまうみたいな事は起こらない。
◆ APNの設定はヨドバシでは2千円で請け負ってくれる。ずいぶん儲けるではないか。
ヨドバシのメンテナンスポイントか何かで払えればいいのだがどうだろうか。
SIMフリースマートフォンによっては予め主要なMVNO事業者の設定がなされているものもある。この場合はそこを選択するだけですぐに接続出来る。
◆ ネットでの申し込みだと知らない用語が出て来たり、SIMサイズが良く分からなかったりと不安な面も多いと思うのだが店舗に出向けば不安はない。この辺りで実店舗を持っている事業者が有利な感じを受ける。
◆ 横浜のヨドバシカメラ、ソフトバンクに勢いのあった当時は入り口に近い側にソフトバンクが陣取っていた。それが今や一番奥にひっそりである。入り口に近い側にはFREETELだったかな?MVNOの契約カウンターが出来ていた。ヨドバシのアキバでも(入り口が複数あるが)MVNOのカウンターが一等地にある。
◆ SIMフリーのスマートフォンも様々な機種が売られていた。店員の話だと2万円〜4万円位のものが売れているという。1万円台のものもあるのだが動作速度やRAM容量が少ない(1Gバイト)ので余り進めてはいないという話だ。
展示されていたPriori3をいじってみたが、動作には引っかかりがあった。富士通のM03は2GバイトのRAMを搭載しているのだが、こちらも余り動きがスムーズではない。設定メニューなども下手なオリジナリティを出している感じなのは日本のメーカらしい所だが、私としては気に入らない。
◆ MNO契約で通話定額を多用している人は別として、そうでない場合はMVNOでかなり安くなる。月間3Gバイトの音声通話付き契約で1,700円前後で済む。ドコモの場合はカケホーダイと2Gバイトのデータ使用権で月額6,000円、カケホーダイライトと5Gバイトのプラン(カケホーダイライトでは5Gバイト以下のプランは選択出来ない)で7,000円だ。
◆ MVNOの通話定額オプション無しの場合の通話料単価は30秒ごとに20円だ。月間のべ30分間話すと通話料金は1,200円になる。これを合計しても2,900円なのでMNO契約の半額以下だ。確かに通信速度は遅いのだが、実際に使ってみても余り不便は感じない。ただし混雑時間帯にドコモ契約と比べてしまうとまさに雲泥の差となる。
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