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過去の雑記置き場


エリア(12/1)
実店舗(12/2)
オフライン地図(12/3)
アプリ(12/4)
ESファイルエクスプローラー(12/5)
設計不良なのか?(12/6)
大容量プラン(12/7)
有機EL(12/8)
メール通知など(12/9)
DeNA問題(12/10)
逆走防止(12/11)
ガラスフィルム(12/12)
当日配達(12/13)
どちらが得か(12/14)
ナビダイヤル(12/15)
イヤースコープ(12/16)
TCスマホナビ(12/17)
MNOの収益(12/18)
イヤースコープ(2)(12/19)
YMはお得か?(12/20)
Zenfone(12/21)
TCスマホナビ(2)(12/22)
ロイヤルホスト(12/23)
Zenfone(12/24)
クリスマス(12/25)
フィッシング対策(12/26)
20年(12/27)
Doseモード(12/28)
Doseモード(2)(12/29)
MVNO(12/30)
MVNO(2)(12/31)


MVNO(2)(12/31)
◆ 2度目の楽天モバイル契約はZenfone2を安価に買う為だった。今ならNifMoでZenfone2Laserが安い。処理速度ではZenfone2だが実用的レスポンスではZenfone2LaserやZenfoneGOが優れている。

◆ 更にZenfone3にも手を出す事になる。
これは事業者契約無しの並行輸入物をAmazonで買った。さすがに新しいモデルであり全ての面で洗練されている。
処理速度も速いしタップレスポンスも良い。これが3万円で買えるのだ。事業者契約付きであればNifMoが安かったと思う。

◆ 事業者契約はmineo(au)とYMが加わってMNO全事業者となった。YMに関してはMNOなのだがソフトバンクはMVNOと同列で売っている。Yahooのプレミアム会員であれば月額5百円で契約出来るがデータは1Gバイトまでしか使えない。
(追加購入は出来る)YMが加わった事でエリア調査も行った。

◆ 最初は道志辺りに出掛け、次にヤビツ峠の北側に行った。ここでソフトバンクのエリアマップが過大である事が分かった。更に群馬県にも出掛けてみたのだが、ここでもソフトバンクのエリアはエリアマップ程は広くない事が分かった。エリアマップ上ではソフトバンクに劣るドコモの方が使えたからである。

◆ ソフトバンクのエリアマップに嘘が多い事は様々な利用者が証明していた事ではあるが、これを自らの目で確かめたというわけだ。ただ以前に比較すればずっと使えるようになっているのは紛れもない事実で、関東以北ではauよりもエリアは広い。

◆ LTE化は最も遅れていて、山間部などでは度々3Gに落ちる。それもHSPAではなく最大速度384kbpsのモードに落ちる。
それでも使えないよりもマシだと言えるのだが、何とも情けない。ソフトバンクネットワークがフルLTE化される頃、ドコモやauは5Gの世界へと突入している事だろう。

◆ こうしたエリアのチェックも含めてMVNO契約やSIMフリースマートフォンを増やした事でも楽しめてはいる。おそらく来年は今年よりももっと、再来年は更にMVNOシェアが上がる事だろう。来年又契約を増やすかどうかは未定だし、もしかしたら契約を減らす時が来るのかも知れない。まあ今のところはこうしたネタにも出来るので無駄だとは感じていない。

◆ いわゆる記事型ホームページからBlogへ、そしてTwitterのようなものへと手軽な方向に移ってきている。F&Fにしても多くはBlog記事として掲載している。ただBlog記事は検索がしにくいのと、1ページで全て終わるわけではなく都度書いているので分かりにくいし見にくいはずだ。

◆ Blog記事へのリンクまとめも作ったりもするのだが、需要があるのかどうか。
来年もこの流れのままBlog記事主体で行く事になる。F&Fのページとしては気象計が壊れて更新されなくなった事もあった。これは未だに放置状態だ。新たに購入するかどうしようかと考えてはいるのだが、システム全更新になるのでコストも手間もかかる。まあ広告料でも増えてくれればそれを元にするが…

◆ 今年も一年有り難う御座いました。
来年も代わらぬアクセスを、よろしくお願いいたします。


MVNO(12/30)
◆ 今年は何と言ってもMVNOとの契約が増えた事が出来事だった。元々は0SIMを頂いた事から始まった。それまでは一昨年に契約したmineo(docomo)版があったのだが、これは無料試用期間のキャンペーンを使ったものだ。しばらくはmineo(docomo)を使っていてそれ以上契約を増やす予定もなかった。

◆ しかし0SIMのパッケージを頂いた事でMVNOの比較という事に興味がわいた。
それと同時にSIMフリースマートフォンも買う事になる。が、Zenfone2Laserの楽天モデルは失敗だった。そもそもASUSがラインアップしていないものを楽天が作らせたわけで、それが満足に動作する訳はないという感じだ。

◆ Zenfone2Laser自体は良いスマートフォンなのだが楽天モデルはダメだ。ストレージ容量8GBでは殆ど何も出来ない。ので、これはroot化して何とか使えるようにした。と言っても限界は自ずとやってくるわけで、次にZenfoneGOを購入する事になる。それと共にMVNO契約も増えた。

◆ ZenfoneGOは持って歩くには大きい5.5インチディスプレイなのだが、ナビアプリを動かすには見やすくて良い。バッテリ容量が大きい事も安心感につながる。
ZenfoneGOはナビ用として結構活躍してくれている。

◆ F&F読者の方からiPhone5cを譲って頂いた。iPhone4sは余りに古くLTE未対応であったためなのと、iPhoneも手元に欲しかったので非常に有り難かった。現在はNifMoのSIMを入れている。これも最初はiPhone4sに入れたあった0SIMを使おうかと思ったのだが、当時0SIMの速度が楽天モバイル並みに遅かったのでNifMoを契約した。固定回線とセットだと7百円というのも魅力だった。

◆ 最初に契約した楽天モバイルは早々に解約する事になるのだが、これは余りの遅さに嫌気がさしたからだ。混雑時間帯でなくても時にブラウザがタイムアウトする程だった。その後再度、今度はZenfone2を安価に買うために再契約した。現在も混雑時間帯には相当遅くはなるのだが、それ以外の時間帯であればまあ使える。
最初に契約した楽天モバイルを解約した

◆ 代わりに契約したのがFREETELだ。FREETELは逆引きが出来ないので、サイトによっては制限を受ける。他の事業者にはなくて楽天モバイルに存在するもの、それはSIMを返却しなかった時に課せられる罰金だ。
解約して放っておくとSIM代としてクレジットカードで金を取られる。契約してまで金を取られる可能性があるのが楽天モバイルなのである。

◆ FREETELはピーク速度はさほどではないが混雑時間帯でも比較的安定して使えている。
時に遅くなる事があるのだが、月に2回の回線増強が行われると言う事なので回復のペースも速い。何となく地味な印象のFREETELなのだが使い勝手は悪くはない。

◆ Zenfone2は4GBのRAMが積まれているので触ってみたかったスマートフォンだ。
CPUはATOMでベンチマーク値は立派なのだがタップレスポンスなどはZenfone2Laserの方が上だ。Zenfone2はXperia Z4と同程度のレスポンスでしかない。しかしRAMの4GBはなかなかのもので、ゲームアプリを起動したりブラウザを起動したりしてもフリーメモリが1GB以下にならない。


Doseモード(2)(12/29)
◆ Doseモードがどの位有効なのか。Doseモードが効果を発揮すると言う事は、余計なアプリが沢山インストールされている必要がある。自分の使うアプリだけしかインストールしていない場合は、そのアプリの動きを自分で把握している事なのでDoseモードで止める必要もない。

◆ これが事業者アプリやGoogleのアプリ或いはSONY系プリインストールアプリのように、自分には全く意味のないものであるにもかかわらず勝手に起動して勝手に通信している悪い奴を成敗するためには有効だ。しかしそうした悪い奴はDoseモードによる拘束が出来ない仕組みになっている。警察がパチンコ屋を取り締まれないのと同じだ。

◆ ASUSの自動起動マネージャやメモリ解放は、この部分にある程度メスを入れた形である。従ってASUSのスマートフォンにこの機能が実装されている限り、事業者モデルとして採用されないのではないかと思う。勿論、ASUSの力が強く、それはAppleの用に絶対的であればこの限りではないがどうだろうか。

◆ 実際に使ってみてDoseモードやSTAMINAモードはバッテリ消費量に多くの効果は発揮しない。訳の分からないアプリをどんどんインストールしたような場合は有効なのかも知れないが、自分で分かっているアプリの場合はDoseモードからそれを除外するのだから。

◆ DoseモードやSTAMINAモードがアプリの通信やセンサアクセスを阻止するのに対して自動起動マネージャはアプリの起動自体をOSレベルで阻止する。従って自動起動マネージャは絶対だ。Doseモードが駐車違反車両に対して違反切符を貼り付けるのに対して、自動起動マネージャはそこに車を止める事すら出来ない状態にしてしまう感じだ。

◆ メモリ上にアプリが乗っていても悪さをしないものもある。単に起動を早めるためだけの目的の、例えばカメラアプリなどがそれだ。しかし多くのアプリはたまに起動されて通信を行ったりする。使っていないはずのアプリの通信量が日増しに増えているような場合はこれで分かる。

◆ どのアプリがどんな動きをしているかなど利用者は知る術はない。Androidは自由度が高い分だけお行儀の悪いアプリも許してしまう。アプリ制作者は言うだろう「このアプリはあなたの役に立ちます、だから常に動作し続ける必要があります」と。しかしそのアプリが役に立つかどうかは使用者の判断だ。

◆ この部分の盛大な勘違い野郎がSONYのプリインストールアプリである。アプリはGooglePLAYからではなく、他のサイトからダウンロードされる。この時点で極悪さが分かろうというもので、ASUSはプリインストールものでもGooglePLAYを使っている。SONYはOSをも支配する神であるかの如く思っているのだろうが、勘違いとしか言いようがない。

◆ ゲームアプリなども勝手に起動して通信を行い通知を飛ばしてくるものも多いが、こうしたものは制御が可能な分だけ可愛いものである。可愛くないのは何度か書いているスシローのアプリだ。通知を制限してもダイアログが画面を邪魔し、スリープから解放し、バックライトを点灯させてバッテリを消費させる。


Doseモード(12/28)
◆ XperiaのSTAMINAモード中は測位機能などが遮断される。GPS測位による電力を低減するのが目的なのだが、これによって"どこいるの"アプリは測位が出来なくなる。しかし"いまどこ"アプリは測位が出来る。"いまどこ"アプリは、これを起動するとアラームアイコンが表示される。作者によれば「OSの仕様上仕方がない」事だという。

◆ STAMINAモードはDoseモードと同じようなものだが、STAMINAモードはバッテリ残量によって発動される。一方のDoseモードは端末のスリープ或いは静止状態を検出する事によって遷移が起こる。
Android6のDoseモードはスリープかつ静止状態が30分間継続すると発動される。
Android7のDoseモードは、これに加えて端末がスリープ状態になった5分後に発動されるモードも備え、2段階になっている。

◆ Doseモード中はいくつかの動作が制限されるが、定期的にメンテナンスウインドゥが開かれてその制限が解除される。制限を受けるのはSyncAdapter、JobSchedulerAlarmManagerの処理だ。
Doseモードの場合は、待たせていた処理をメンテナンスウインドゥで実行するために処理に遅れは生じるが実行不可能になる訳ではない。しかしSTAMINAモードは常に制限される状態が続くので測位系アプリが動作しなくなる。

◆ では何故"いまどこ"アプリは動作出来るのか?そして何故アラームアイコンが表示されるのだろうか。
これの答えがAlarmManager#setAlarmClockだ。このAPIを使うとDoseモードを無視してアプリは動作する事が出来る。

◆ ではみんながこの仕組みを使ったらどうなるかと言えば、それはDoseの無かった時代と同じになってしまう。この仕組みを使うとアラームアイコンが表示される。ようするに目覚まし時計として使う時にDoseが邪魔になる事があるので実装された機能であると言える。

◆ ただしそのアプリが目覚まし時計なのか測位系アプリなのかはOS側では判断出来ないので、実質的には何にでも使える事になる。
実はこの仕組みをYahoo(ヤフオク)のアプリが使い問題になった。新着通知をリアルタイムで受けるためにDoseモードを無視したかったわけだ。

◆ これが何故問題になったかと言えば、アラームアイコンが表示される理由が説明されていなかった事、それを消す方法も公表されていなかったからだ。"いまどこ"アプリに関してもOSの仕様上仕方がないとのみ説明されているが不十分だ。OSの仕様が云々であれば他のアプリも全部アラームアイコンが出るはずではないか。

◆ DoseモードやSTAMINAモード中でも測位要求を受けて測位を行うための仕組みを使い、その結果としてアラームアイコンが表示される。もしもDoseモードやSTAMINAモードを優先したい場合は○○の設定を××にすれば良いが、そうするとDoseモード中やSTAMINAモード中にアプリは機能しなくなる的な説明があって良いはずだ。ただし"いまどこ"アプリはDoseモード優先設定はない。


20年(12/27)
◆ 思えばこのホームページを開設して今年が20年目なのである。公開当初は毎日更新していなかったし、毎日更新するようになってしばらくの間は古い記事は保存していなかった。

◆ その後古い記事が保存されるようにしたり更新時間を一定にしたりして現在に至っている。
当初は会社で借りていたサーバにディレクトリを切って運用していた。
レンタルサーバ代も今とは比較にならない程の価格だったし、独自ドメインにしても然りで汎用JPドメインもなかった。

◆ その後独自ドメインに移行し、サーバも自前にした。自前のサーバだと様々な事が出来る訳で、blog的な日記の書けるcgiを動かした。だが記事数が増えるに従ってcgiが重くなり限界となる。
それの代わりにセットしたのが現在も使っているMovableTypeだ。

◆ MovbleTypeも出始めの頃よりはインストールが楽になったものの、凄く簡単というわけでもない。バージョンを古いままにしているのも最新を追いかけるにはそれなりに労力が必要だったり、記事の移行が面倒だったりするからである。

◆ 今後ますます増えるであろうスマートフォンからのアクセスを鑑みれば、UA判断でレイアウトを切り替える仕組みが必要なのかも知れない。現在だとMovableTypeよりもWordpressの方が一般的になっている感じもするし、WordpressだとPHPベースでインストールも簡単なのかな?
◆ ただ現在の記事を移行するのは非常に大変だ。理屈的にはMovabletypeから記事をエクスポートして文字コードを変換し、順次Wordpressにインポートしていく。
なのだが、その記事宛に張ったリンクなどが全て壊れる事を考えると現実的ではない。

◆ いつの日かWordpressを別に立ち上げて新たな記事はそちらに書くとか、しばらくの間は同時に記事をアップしてUA判断でスマートフォンなどはWordpressに誘導するとか、そんな風なシームレス作戦の方が良いような気もする。

◆ 雑記のバックナンバーが残っているのが1997年からなので来年で20年分になる。
1日分の記事がタグなども含めて5kバイト位なので36Mバイト位だ。こう書くとたいした容量ではない感じがするが、20年前のHDDの容量は300Mバイト位が普通だったのである。

◆ CPUは486時代からPentiumに移行する辺り、クロックは100MHzのオーダに乗って凄いなと言っていた。メモリだって16Mバイトとかそんな程度だった。モバイル回線の通信速度は9.6kbpsが限界で、その中でメールを読んだりもしていた。

◆ 固定回線はダイアルアップで14.4kbps位を使っていた期間が長かった。その後ISDNで64kbps接続となり、常時接続が一般的になったのはずっと後だった。普及はADSLから始まったのだが、私はISDNを使っていたためFTTHの普及まで待つ事になる。

◆ 古き良き時代などと言うがインターネットアクセスや接続に関して、古い時代は良い時代ではなかった。面白い時代ではあったかも知れないが、全ての面で現在が勝っている。


フィッシング対策(12/26)
◆ 銀行などはフィッシング対策ソフトを入れろと言っている。ゆうちょ銀行はログインの度にインストールを促し、MUFJはこのソフトを入れないと不正送金の際に保証はしないぞと脅す。他の銀行でもフィッシング対策ソフトのインストールを求めてくるところは多い。

◆ これってスマートフォンの場合はどうなるのだろうか。ブラウザの動きをフック出来るのか?Androidは未だ良いとしてiOSでも出来るのだろうか?
◆ これが同一ソフトであれば入れない事もないのだが、ゆうちょが入れろと言うソフトとMUFJがインストールしろと言うソフトは異なる。この手のソフトの干渉問題はウイルス対策ソフト同様であり、検証されているものもあればそうでない場合もある。

◆ 一部のウイルス対策ソフトと干渉する問題も指摘されている。ウイルス対策ソフト側に同機能が乗っている場合もあり、インストール出来たとしてもうまく起動しない(検出しない)などが起きる。
各ソフト共に干渉問題が起きないようにバージョンアップなどを進めているのだが、何せ別のソフトの事なので動きが遅い。

◆ フィッシング対策ソフトを入れたら、そのソフトがウィルス対策ソフトをウイルスだと認識したとか、ウイルス対策ソフトの一部機能が働かなくなったなどが報告され、そのフィッシング対策ソフトのインストールを促した銀行に問い合わせが来るなどのトラブルも起きた。

◆ この手のトラブルは、そのソフトをアンインストールしても解決しない場合がある。
アンチウイルスソフトがまるでウイルスのように深く根を浸透させているのと同じで、何をやってもダメだからWindowsを初期化して下さいねなどと無責任に言われる。

◆ そしてアンチウイルスソフトは入れずにフィッシング対策ソフトだけを入れれば大丈夫ですからと。じゃあA銀行の推奨するソフトとB銀行の推奨するソフトが違う場合はどうなのか。PCを別に用意してくださいとでも言われるのだろうか。

◆ どのソフトを推奨するかはその銀行によって異なる。何を理由にそのソフトにしているのかは不明なのだが、ゆうちょなどはインストールするまで余計なページを挟まなければならない事になるので利便性が低下する。一つの民間企業がここまでやるのだからカネの問題なのだろうが何とも使いにくい。

◆ 私は今のところ何も入れていないのだがゆうちょ銀行にログインしようとするとそれをインストールしろと毎回言われる。
さらに何やら説明のページも表示されるのだが、読まずにスキップボタンを押す事を指が覚えているので全く目に入ってこない。

◆ 楽天の広告も同様でログインすると全面を被う広告になるが、右上の×ボタンを狙う事に集中するので何が書かれているのかは理解しない。何かを読ませるためには読ませるに相応しい方法と回数があるわけで、何が何でも的にやってもダメなのだ。まあゆうちょや楽天に頭の良い人が居るとは思えないので、結果馬鹿げた事をやっているのが普通の状態とも言える。


クリスマス(12/25)
◆ 都内各所がイルミネーションで飾られるクリスマス、青色LEDの発明はここにも活きている。従来の電球では出しにくかった冷色系も、LEDならば簡単な事だ。六本木ミッドタウンのイルミネーションにはTOSHIBAの社名が輝く。面積的には汐留のイルミネーションよりも大きな感じがするが、LEDの密度としては汐留の方が上だ。

◆ 昨日は多くの人がこれを見に来るために入場制限なども行われたという。
六本木ミッドタウンで使われたLEDは約52万個だそうで、これはメインのスターライトガーデン以外の樹木などに配されたものも含まれているのだろう。

◆ LEDが1灯辺り50mWを消費したとして、総消費電力は26kWにもなる。全てがフルパワーで点灯しているわけではないので平均消費電力としてはその半分位かも知れないが凄い電力だ。

◆ カレッタ汐留の方は約27万個のLEDが使われているという。これが1箇所に集められているので密度は六本木のものよりも高い。制作会社等は不明だ。
LEDの色や輝度をを音楽に合わせて変更するだけではなく、スモークマシンやシャボン玉発生器なども併用して作られている。

◆ 音響設計なども重要で、この点でもカレッタ汐留の方が優れている。中庭的な閉空間での開催と言う事でフルオープンな屋外の六本木ミッドタウンよりも有利だったのかも知れない。いずれにしても単に光だけでの演出ではなく音響も重要な役目を担っているだけに音響設計も重要だ。

◆ 屋外版だと東京にあるわけでも無ければドイツの雰囲気も希薄だと言われる東京ドイツ村や相模湖イルミネーションなどが有名だ。敷地面積からして使用されるLEDの数も桁が違うのではないかと思う。

◆ こうしたイベントも多く開かれているがクリスマスに関する話題のTweetは減少傾向なのだとか。統計の取り方や抽出の仕方が不明なので何とも言えないのだが、調査会社によればクリスマスよりもハロウィンイベントに若者は興味を示しているとなる。

◆ 若者の恋人離れというか異性に対する興味喪失現象が、恋人同士で盛り上がるクリスマスから個人や仲間と楽しむハロウィンにシフトしたのだという。

◆ ハロウィンの渋谷などは若者達で溢れ、移動も大変な程になる。そして翌朝には残された大量のゴミが道路の端にうずたかく積み上げられる。そしてこのハロウィンイベント、いや、イベントが行われているわけではなく集まった人たちがその場をイベント会場に仕立ててしまうわけだが、は、年々拡大の様相だとか。

◆ クリスマスでの集客数減少とハロウィンの人気拡大は一種の流行みたいなものかも知れない。それが恋人欲求の現象か否かなどはこじつけにも思えなくはない。毎年の出来事でさえもめまぐるしく変化するのが最近の傾向だ。
ヒット商品だって少し経てば忘れ去られてしまう位である。


Zenfone(12/24)
◆ Zenfone3の話はBlogの方でも書いているのだが、これらZenfoneシリーズのコストパフォーマンスは素晴らしい。
ベンチマークテストではXperia Z4よりも遅くはなるし描画性能などは低いものの、タップレスポンスはXperia Z4を凌ぐものがある。

◆ Zenfone2/3シリーズ全般に言えるがバッテリの持ちは良い。特別欠点らしき所がない訳だが、GPS感度が悪いとは言われる。私はYahooカーナビアプリを使っているのだが、車で使う限りに於いては衛星捕捉に難があるという感じはしない。

◆ これに関しては改善の余地がある。詳しくはこちらのページをご覧頂きたい。
最初は1λ長の金属泊を貼るところから始まった。導波器や反射器として使うのなら2/λでは無いかと思うのだが… もう一つは長さだ。プラスチックに貼る場合はその誘電率で短縮される。なので長さにも疑問がある。

◆ そしてケース裏面に金属泊を貼った方が良いよと言うところで、おそらくアンテナのGND面が不足しているのではないだろうか。スマートフォンに円偏波アンテナを使う事は希なのだが、円偏波の平面アンテナの場合はGNDがしっかり取れていないと特性が悪化する。

◆ Zenfone2はATOMプロセッサだがこれは別として、Zenfone2LaserはSnapdragon410を使う。Cortex-A53の4コアでGPUはAdreno306となっている。Zenfone2Laserより定価を抑えて発売されたZenfoneGOはSnapdragon400(A7×4 Adreno305)と世代前のSoCをハイクロックで使う事によりコストと性能低下を抑えた。

◆ Zenfone3はSnapdragon625(A53×8Adreno506)となりZenfone2Laserよりも処理能力が上がりZenfone2とほぼ同じになった。
Zenfone3LaserはSnapdragon430(A53×8 Adreno505)とZenfone3とGPUが異なるのみのモデルだが日本での定価は1万円程安い。

◆ クアルコムは8コアがお得と考えているようで、微細配線+多コア構成が増えてきた。
Zenfone3DeluxeはSnapdragon821(Kryo×4 Adreno530)で圧倒的性能を誇る。こちらは4コアなのだが次期SoCでは8コア化されるという話もある。フラグシップは最新のSoCを追いかけなければならない運命にあるのだろうが、価格と性能や発熱などを考えた場合に最新こそ最良と言い切れるのかどうかは難しい。

◆ Xperiaの次機種?はG3xxx型番らしいのでミッドレンジと言う事だろうか。価格のこなれたSoCを使って安価に仕上げる作戦かも知れないのだが、これまでのSONYの作りで行けば動作の軽快さに期待は出来ない。
シャープや富士通のSIMフリーモデル、或いはHUAWAIのミッドレンジも触ってみた事があるがASUS製の方が軽快に動作した。

◆ スマートフォンは差別化も難しく価格競争も激しい。大手メーカは押される傾向にありベースコストの安い新興企業にチャンスがある。日本企業ではSONYが唯一頑張っている位なのは寂しい限りだ。景気低迷の中で開発コストも抑えざるを得ないのだろうが、円安傾向になった事もあるので各社頑張って頂きたいと思う。


ロイヤルホスト(12/23)
◆ 半月程前になるのだが、仕事関係の人間とロイヤルホストに入った。最近はファミレスも減少傾向にあり、ロイヤルホストはかなり店の数を減らしているようだ。ファミレスのどこそこに行きたいと探して行く人があるのかも知れないが、私の場合は近くにあったから入るという程度だ。

◆ 安価系ファミレスが増えている中でロイヤルホストの価格帯は普通か高い方ではないのだろうか。全体的な相場がっているので高いというと語弊があるかも知れないが、ようするにファミレスなので。

◆ レストランが調理して食事を出すのとは異なり、ファミレスの多くはインスタント的に出来上がっているものを盛りつけて出す。これによって注文を受けてから品物が提供されるまでの時間を短縮し、人件費を節約して安価にしているからだ。

◆ コスト削減の中で従業員はアルバイトを多用する。高校生や主婦のアルバイト先としてファミレスやコンビニは求人数も多かった。アルバイトでも一定の教育はなされるわけだが、それも最低限に抑えられるのは教育コストとの関係もある。

◆ 料理に関して質問したとしても答えられない場合が多いのは、調理済みのものが用意されているからだ。なので原材料などに関しても多くの知識は持っていない。質問すると奥の方にマニュアルなりを調べに戻るというのが普通なのかも知れない。

◆ しかしそのロイヤルホストのフロア担当者は違った。非常に分かりやすく商品を説明してくれたのである。これには少々驚いた。失礼ながらファミレスのレベルを超えている。正社員なのかアルバイトなのかも分からなかったが、この人ならば普通乗れるトラン勤務だって十分に出来る。

◆ 家に帰ってもその事が気になったのでロイヤルホストにいくつか質問してみた。ロイヤルホストは担当者を特定した上で数日後に回答してきた。
勤務歴は1年7ヶ月だそうなので、未だ新人だ。商品知識があったのは調理の担当もした事があるからだという。

◆ 年齢的には新卒で入ったのかな?と思うその女性だが、商品開発か何かのセクションに採用されるに当たっての研修?的な店舗勤務なのかも知れない。
それにしては期間が長いのかなとも思ったのだが、一般研修を歴て調理場を経験した後に接客を行っているとか。

◆ そうではなく、通常の店舗勤務の人がここまで知識を持っているというのならばロイヤルホストの姿勢は改めて評価に値する事になる。この辺りは特別回答を得たわけではないのだが、ファミレス生き残りの一つの方向なのかとまで思ってしまう位新鮮だった。

◆ おそらく今日もその方は接客業務を行っているはずだ。私がその店に入った時には混雑時間帯だと思われたにもかかわらず空席が目立っていた。立地条件その他もあるのだろうが、ファミレス離れは意外に深刻なのかも知れない。


TCスマホナビ(2)(12/22)
◆ TCスマホナビとYahooカーナビの地図は表示がかなり異なる。Yahooカーナビの方は交差点名などが主に記載されているのに対してTCカーナビは建物名などが多く交差点名は表示されない。
一般的なというか、少し古めのカーナビに慣れた向きにはTCカーナビの地図の方が馴染みやすいと思うが、交差点名が表示されていた方が便利だ。

◆ 検索機能はYahooカーナビもまだまだだなと思ったのだが、TCスマホナビはそれ以下というか使い物にならないレベルでしかない。
地図に建物名があってもそれを検索出来ないみたいな感じで、目的地の周辺を探した上で地図上でポイントを見つけるみたいなくだらない事をするハメになる。

◆ 検索操作自体も検索ボタンをタップし→ジャンルボタンをタップし→コンビニとかGSとか施設名などのボタンを選んでタップし→一覧から探す感じだ。フリーワード検索も出来るのだが、たぶんこの一覧の中から検索ワードでフィルタして取り出す感じだろうか。Yahooカーナビの場合は地図上に検索結果のポイントが表示される。

◆ 渋滞情報の出方はかなり違う。どちらがより正確かは未だよく分からない。VICS(Yahooカーナビ)では渋滞が無く(センサのない道路かも)TCスマホナビでは渋滞が表示されている場所もあるのだが、わざわざそこまで出掛けて行くには時間がかかる。たまたま通った道がそんな場所である事が無いと比較しにくい。

◆ 混雑時間だとどちらも同じような表示になるのだが渋滞の長さの表示は微妙に違う。Googlemapでも微妙に違う。この辺りは平均速度がどこまで落ちてきた時に渋滞と見なすかみたいな所もあるので何とも言えない部分だ。
幹線道路に関してはVICS情報もまあ使えると思うが地方道などはセンシングされていないので渋滞表示は出ない。

◆ YahooカーナビとTCナビは地図の表示が全く違うので両方を使っていると戸惑う。
ルート検索はTCスマホナビの方が候補が多く出るのだが、具体的にどちらが良いのかは未だよく分かっていない。少なくともYahooカーナビはその時々の渋滞状況によってルートを変える。首都高速の一部区間が混んでいる場合は、いったん一般道に降ろしたあとでサイド首都高速に乗せるようなルートも案内する。

◆ 面倒だから少々遠回りでも、例えば中央環状や外郭環状をぐるっと回ろうとしてもそんなルートは表示されない。経由地として設定しても、いったんその経由地に行ってから戻るみたいなルートが案内される事もある。まあ、確かに距離や時間的にはそうなのだけれど…と、微妙な気分になる。

◆ 経由地の設定にしても目的地の設定にしてもそうなのだがタップしても反応しないというか機能が動作しない事がある。
これは機能と言うよりもソフトの作りの問題だ。Yahooカーナビアプリの反応の鈍さを考慮したいじり方をTCスマホナビで行うと、あちこちにポイントが打たれてしまう。Yahooカーナビはソフト的な安定度みたいな部分でまだまだ改善の余地がある。


Zenfone(12/21)
◆ Zenfoneシリーズがウチには4台ある。
最初に買ったのはZenfone2Laserの楽天モデルなのだが、これは失敗だった。
Zenfone2Laser自体は良いスマートフォンなのだが楽天モデルはストレージが8Gバイトしかないので殆ど使えない。
これはroot化して何とかしている。

◆ 次に購入したのがZenfoneGOである。
Zenfone2Laserよりも更に定価が安く画面は大きい。さすがに5.5インチクラスは大きいなとは思うのだがナビなどを見るには便利だ。
そして更にZenfone2を購入した。楽天モバイルの安売り品を買った。Zenfone2も5.5インチクラスなので大きいし重い。

◆ Zenfone2は発売時期的には少し古いのだがATOMプロセッサ搭載でベンチマーク値は立派だ。ただし設計時点が古いので3G/4GのSIMを2枚挿す事は出来ない。

◆ そしてZenfone3を買った。これは海外モデルの並行輸入版だ。Zenfone3は対応バンドも多い。ベンチマーク的にはZenfone2と同じ位である。
本当はSnapdragon821を搭載したZenfone3 Deluxeが欲しかったのだがまだまだ高い。値引き幅が大きくなってくれば考えるかも知れないのと、現地価格と国内価格に差がありすぎる。勿論これはZenfone3にも言える事だ。

◆ 国内定価を高くしているのは販売店での値引きマージンを考えての事ではないかと思っている。現時点でも(未だキャンペーン中かな?)NifMoのセット割りでは最大2.1万円のキャッシュバックが行われている。

◆ 事業者にマージンを取らせるためには価格統制が必要であり、メーカとしては難しい所だ。もう一つは技適の問題で、あえて技適を通さない。これはXperiaも同様であり、技適マークがないとMNOで持ち込み契約が出来ない。技適マークがないと基本的には電波法違反器機と言う事になる。しかし外国人に限っては例外となるので、海外版のスマートフォンを使う時には外国人を装った方が良い。

◆ 何故Zenfoneばかりを買うのかと言えばコストパフォーマンスが良いからだ。量販店で他のスマートフォンをいじってみたりもしたのだが、この価格帯でこのレスポンスが得られるモデルは多くはない。

◆ MVNO契約も増えてきて、整理したい気持ちもあるのだが月額数百円なので維持している。現在は0SIMを含めると10契約であり、最も高額なのがドコモだ。MVNOの8契約とドコモ2契約(うち一つはFOMA音声契約で月額780円だったかな)が同じ位の価格だ。いかにドコモが高いか、である。

◆ 各MVNO契約は毎日試してみている。特に遅かったり早くなったりした場合はスピードテストをするが、楽天モバイルはスピードテストの値だけは立派に出るので通常はブラウザでテストしている。iPhone4sは3G専用機で0SIMを入れているのだが、今は余り使っていない。N-07DはLTE対応だが2GHz帯のみの機械なので山岳部などでは圏外になりやすい。

◆ Xperia Z4とZenfone3はCA対応で最大300Mbpsとなっている。他のモデルはCA非対応だ。Xperia AとXperia Z4は1.5GHz帯に対応しているが、他のモデルは対応していない。


YMはお得か?(12/20)
◆ 月額980円、Yahooプレミアム会員であれば月額500円で使えるYMのデータSIMはお得か。1Gバイトで月額500円とすると0SIMと同価格になる。
0SIMは月間500Mバイト迄は無料、その後100Mバイト辺り100円がかかるので1.5GBを使うと料金は千円になる。
現在の利用状況での月額料金は300円から700円になっている。700円というと1.2Gバイトを使った事になる。  

◆ ちなみに700円の固定料金を払うと月額2GBのプランが使えるので新たに契約したという話はBlogに書いた通りだ。と言うのもキャンペーンを利用すると半年間700円引き、つまり月額2Gバイト契約だと0円になるからだ。端末セットで契約しようか悩んだが、端末価格自体がAmazonで買うより高かったのでやめた。

◆ YMは1Gバイトのプランしか存在しない。追加は500Mバイトごとに500円がかかる。繰り越しが存在しないので月末に2Gバイトのリミットに達した場合は我慢する気持ちの方が強くなる。
追加は手動でも可能だし、自動に設定しておくと勝手に課金される。

◆ 毎日数回Webアクセスをすると1Gバイト位は使う。普段はWi-Fiを使っているのならば500Mバイト位で済むと思う。
500Mバイトで済むのならば0SIMが良いではないかと言われそうだが通信速度は雲泥の差がある。

◆ YMで注意しなければならないのは色々な制限がある事だ。まずIP通話系のアプリが使えないと書かれている。しかし実際にはViberは使える。現在使えているだけでいつかは使えなくなるのかも知れない。

◆ 動画閲覧にも制限がある。Flash動画は見る事が出来るのだがMOVやAVI拡張子の動画へのアクセスは出来ないとなっている。月間データ契約量が1Gバイトしかないので動画閲覧には使わないと思うのだが制限がある事は事実だ。

◆ エリアに関してはドコモネットワークを使った他のMVNO事業者に劣る。イライラするのは3Gに落ちる事が多い事で、通信速度が極度に遅くなり実用に耐えなくなる。

◆ 都市部で使うのであれば何ら不便はないが、首都圏を離れると問題が出てくる。山間部に行くとかなり不便な事になるのは覚悟しておかなければならない。ソフトバンクのエリアマップは大げさなので、それを信じてはいけない。

◆ それでもYahooのプレミアム会員であれば1GバイトにSMSが付いて月額500円なので価値はあると思う。
プレミアム会員ではないと980円になるので微妙になる。mineoで3Gバイトプランが900円、追加で800円を払うと混雑時間帯でも速度が落ちにくくなる。
なおmineoは空いている時間帯であればYMより速度は出るが、混雑時間帯には逆転される。

◆ YMで使えるのはSIMフリー機のみだ。ソフトバンク販売のスマートフォンもSIMロックを解除しないとYMでは使えない。
ソフトバンクからYMに移る人は多くないと思うし、今やSIMフリースマートフォンも一般的になってきているので問題にならないかも知れないが一応。


イヤースコープ(2)(12/19)
◆ イヤースコープWindowsMARK2を使ってみた。片方の耳がどうもがさごそするなと少し前から思っていた。
バキューム式の耳垢クリーナもあるのだが吸い取れない。耳かきを奥の方まで入れるとガサガサと音がする。

◆ 毛髪などが耳に入り込むとこんな感じになるので、そうかと思い粘着性の耳垢クリーナ棒を入れてみたが取れなかった。まあ実害はないというか、気にはなるが不便はないのでそのままにしておいた。

◆ で、さっそくイヤースコープで見てみる事にする。ビューワは専用のものが付属しているのでそれをインストールする。デバイスドライバは自動的にインストールが行われる。USBケーブルの途中には静止画撮影用のボタンと照明強度調整用のものが付いている。

◆ 直視型のイヤースコープの場合は透明な耳かきが付属していたが、これには黒色のものが付いてくる。
画面で見るとアラが目立つというか、13k画素しかないので解像度は不足気味だ。
直視型の方がハッキリ見える感じがするが、両方が手元にあるわけではないので比較が出来ない。

◆ 直視型の場合は耳かき側を片手で持ち、もう一方の手でスコープ側を持つ事になる。Windows版の場合は画面を見ていればいいのでこの点は楽だ。逆にPCが無ければ見る事が出来ない訳なのでスタンドアロンタイプの方が手軽ではある。カメラによってはスマートフォンで見る事の出来るタイプもある。

◆ 一般的なカメラであれば、もしかしたらスマートフォンでも見られるのではないか。と言う事で Scopecam WiFi ElectronicsCo.,Ltd. のアプリをインストールし、USBホストケーブルで接続してみた。
ら、あっさり使えた。スマートフォンで使えるならPCのそばに行くことなく、人間の側にスマートフォンを持っていけば良い。

◆ ホストケーブルは1本あると便利だ。
キーボードやマウスを接続する時にも使えるし、ワンセグドングルをSDRとして使う時にも役立つ。SDRソフトを入れればスマートフォンが広帯域受信機になる。

◆ LED照明は明るめにしないと照度が不足したが、これは調整出来る。見え方は直視型と同じような感じだが、フォーカスのポイントが少し遠目かな?とも思う。意外と深度があるので多少位置がずれてもボケボケになるというわけではない。

◆ 問題のガサゴはすぐに分かった。耳垢の薄く平たいものがそこにあった。小さな欠片という感じではなくある程度の面積がある。これを千切れないように耳かきに引っかけて取り出した。
バキュームクリーナで取り出せなかったのは奥の方にあったからだろうか。

◆ 両耳ともチェックし、特別異常はないというか耳垢がたまっていない事を確認した。耳鼻科に行って取って貰った方が確実で安全で安価ではあるが、たまに自分でチェックしたくなる。

◆ 一度イヤースコープを使うと見てみたくなるのだ。だからこそ、今回4回目の購入となったわけだ。これが壊れずに使い続けられる事を願いたい。


MNOの収益(12/18)
◆ 新料金プランでの実質値上げや端末価格の上昇によりMNO各社の収益は伸びている。ARPUやARPAもドコモとKDDIは伸びているがソフトバンクは減少している。

◆ キャッシュバックなどで加入者数を増やしていたソフトバンクは、キャッシュバックや安売り規制の影響をモロに受けた。純増回線を集めて集計した主要回線にしても、微増に留まっている。

◆ 価格が同じならソフトバンクを選ぶ理由はない。そこでソフトバンクはYMを活用する事になる。私も契約しているが月間1GバイトのSMS付きプランが約千円、Yahoo!のプレミアム会員ならば月額500円になる。

◆ MVNOであれば月間3Gバイトのプランが月額千円程度なので、それに比較すれば高い。ただし混雑時間帯でも速度は落ちにくい。ドコモ程の速度は出ないがMVNOとは差が出る。YMの安価なプランは帯域を絞っているのか?それともソフトバンクの生の状態なのかは不明だ。

◆ ソフトバンクのエリア自体はauよりも広いのだが、3Gに落ちてしまうと通信速度がものすごく遅くなる。そしてこの3Gエリアが広いのが難点だ。ドコモ辺りが5Gのサービスを開始すると思われる4年後位にはソフトバンクもフルLTEエリア化されるのかも知れない。

◆ 利用者からすると利益を上げ続けるドコモやKDDIよりも、加入者獲得作戦とは言え安価なYMブランドを持つソフトバンクの方が有り難い面もある。
そしてYMに加入者が流れる現状をKDDIは脅威と感じている。

◆ KDDIはUQを格安系と位置づけようとしているが価格差がある。今後YMに顧客を奪われ続ける事があればYM対抗としてのプランが出てくる可能性もある。MNOが別ブランドで安価なサービスをする意味がどこにあるのかとも思うのだが、まあプライドみたいな所もあるのだろう。

◆ ドコモに関しては回線卸価格で競争力があるため危機感は余り感じていないはずだ。ドコモからMVNOに流出した所で加入者数は変わらない。ドコモからYMに流出する分もあろうが、それはKDDIやソフトバンクからMVNO事業者に移る数より少ないはずだ。

◆ 料金の値下げ誘導でMNOの収益が減れば開発投資が滞ると言ったジャーナリストが居たが、実際には利益が増える方向になっている。料金の値下げ誘導もパケット単価の割高なプランを作らせたに過ぎない。

◆ 国民の求めるものはそれではない。500ml入りペットボトル飲料の150円は高い、せめて100円にしろと言われてメーカは100ml入りを作った、みたいなものだ。こうした事に対して「良く出来ましたね」と言う総務省はアホとしか言いようがない。

◆ 来年は更にMVNOが頑張ると思われるし総加入者数も増えるだろう。これに対してMNO各社が危機感を覚え始めれば競争原理が働く事になる。端末にしても同様でスマートフォンの販売台数が頭打ちになっている中でSIMフリーモデルの販売比率が上がっている。


TCスマホナビ(12/17)
◆ Yahooカーナビを使っているのだが、TCスマホナビも試してみる事にした。Yahooカーナビは慣れればさほど使い勝手の悪いものではないのだが、通常のスマートフォン用のアプリの当たり前とカーナビの当たり前の違いみたいなものはある。

◆ 専用ボタンがないので仕方ない部分もあるのだが、初めて使う機能や使いたい機能にアクセスする時には戸惑う。
渋滞情報はVICSなので余り精度が高いとは言えない。センシングされていない道路の情報は当然ながら出ず、地方の道路などでは渋滞がどこまで続いているのか分からないみたいな事もある。

◆ TCスマホナビはトヨタが作ったというか作らせたというか、そんな感じのものだ。使い始めて気づいたのは音声による目的地検索が出来ない事。
アプリを終了してもGPSが生きているのでバッテリを消費していく事だ。

◆ Yahooカーナビアプリもバックグラウンドで動作し続けてはいるのだがGPSマークは常時は出ていない。間欠測位しているのかどうかは不明なのだがTCスマホナビと少し違う。

◆ TCナビは渋滞情報を通信型ナビの情報で取っている。方法としてはGooglemapと同じでVICS情報とは明らかに違う。
どちらがより正確に表示するかは今後しばらく使ってみないと分からない。

◆ 両ナビ共にZenfoneGOで動作させている。Yahooカーナビもたまに反応が鈍くなったり反応しなくなる事があるのだがTCスマホナビは全体的に重い感じでタップして少ししてから反応するみたいな事がある。

◆ まさかメモリが足りないと言う事は無いと思うが4GバイトのRAMが積まれているZenfone2にもインストールしてみた。いくつかのアプリやナビ動作中でも空きメモリは2.3Gバイト位ある。

◆ Yahooナビが3経路を表示するのに対してTCスマホナビは5経路を表示する。
Yahooナビで経路を変えるには経由地を設定しなければならずに少し面倒だった。距離も少し長くなるし時間もかかるが分かりやすい道を通りたいみたいな時に困る。

◆ TCスマホナビは検索機能がプアだ。Yahooナビでは表示される施設名がTCスマホナビでは検索出来ない。通行止めの箇所もYahooナビはその情報が表示されるがTCナビは表示されない。これからの季節、雪で通行止めなどの箇所がTCスマホナビでは表示されない。

◆ Yahooカーナビを使っていて高速道路に乗るとIC名表示になった。地図表示に戻したかったのだが上手く操作出来なかった。この辺りは慣れの問題もあるのだが最初は操作に戸惑う。実はIC名表示から地図表示にする方法は未だに分かっていない。何か操作していたら地図表示に戻ったので、何がトリガになったか分かっていない。

◆ ナビの使用頻度が高ければ覚えるのだろうが、私は余りな日を見ない方なので覚えるよりも忘れる速度の方が早いかも。
ナビアプリとしてはGooglemapの機能もあるが、時として道無き道を案内するなどお笑い機能内蔵かと思える動作もしてくれる。


イヤースコープ(12/16)
◆ イヤースコープはこれまでに3個購入している。3個目を購入した時の記事はこちらだ。いずれも購入後2年前後で壊れている。破壊状況はどれも同じで画素が欠ける。

◆ 原因は不明なのだが、普通に考えるとファイバーが折れるとかそんな感じではないだろうか。もちろん扱いなどは丁寧に行うように気をつけていたし湿気にも注意していた。ファイバーが折れるのではなく湿気などが入り込んで見えにくくなるのかと思って。

◆ しかし壊れる。SONYタイマよろしく2年程で壊れてしまうのだ。最後に購入したのは2008年なのだが、この時購入したものなど殆ど使わないでも壊れている。全ての製品で9Vの電池が無くなる前に壊れているのだ。

◆ ファイバーが折れるのならば使用中に黒点が増えていっても良さそうなものなのだが、その経験はない。全てのケースで再使用時に黒点を発見している。
なのでファイバー折れなのかなぁと疑問に感じる。もちろん、では他に何が原因かと言われても思いつかない。

◆ 2008年以降はこれまでイヤースコープは購入していない。イヤースコープ検定一級を維持するためには常に複数本のイヤースコープを携行しなければならないのだが、って、嘘だけど。

◆ メーカではファイバー折れによる不良と言っていて1年以内は保証修理が可能な場合もある。当時購入したものは7k画素位だったものが現在はその2倍になっている。もしかするとファイバーの耐久性も上がっているのかも知れないが、何となく買う気はしなかったのだ。コデンのイヤースコープなどの記事やレビューを見ても黒点が増えてきて使えなくなったと書かれている。

◆ が、今回は同じコデン製ながらファイバー経由で直接覗くのではなく撮像素子経由でPCで見るものを買ってみた。先端部からカメラ部まではファイバーが使われているが、可動部ではないので折れる可能性は低いのではないかと思う。

◆ 価格は直接見るタイプの1.5倍程なのだが、壊れないのであればメリットはある。
撮像素子経由で問題になるのは解像度なのだが仕様にカメラ部分は載っていない。
単に1/4インチカラー撮像素子とあるだけだ。ファイバーの方は13k画素となっている。ファイバーが13k画素なのでVGA解像度(300k画素)もあれば十分なのかも知れないがどうなのだろうか。

◆ 最初に発売されたモデルは1/5インチのCMOS撮像素子が使われていて画素は不明だ。
購入したものは2代目のモデルになり、ファイバーチューブが細くなりカメラが明るくなったと書かれている。

◆ 先端が細いタイプでなければ高画素のカメラが安価に買えるのだが、耳の中に突っ込むわけには行かない。信頼性の高いものだと工業用のファイバースコープがあり、先端径が1φ以下のものまであるがそれなりに高額だ。

◆ ディジタル撮像素子タイプのイヤースコープレポートは明日にでも書きたいと思っている。当日便の注文が間に合わなかったので手に入るのは明日になる。


ナビダイヤル(12/15)
◆ 昨日の話でも少し触れたナビダイヤル、企業は何故ナビダイヤルを使うのか。一つはサポートセンタの地域を隠す事が出来る事で、大規模な電話サポートセンタは沖縄や北海道などにある場合が多い。これは地代や人件費を削減したいためだ。

◆ ヤマト運輸はユーザの利便性を考えてナビダイヤルにしていると言うが、どこが?と問いたくなる。利便性を考えるのであれば少なくとも日本各地の数カ所程度にダイアル先を用意した方が良い。

◆ フリーダイヤルにしろとまでは言わないが、高額通話料金を課すのであれば即時接続されるなどのサービスがあっても良い。未だにナビダイヤルをやめようとしない企業は、顧客目線ではないと自ら宣言しているようなものだ。

◆ こうした声が増えてきて、ヤマト運輸もIP電話の番号を案内するようになった。
あの楽天でさえもIP電話番号を使っている。頑なに0570を案内し続けるのはJP(固定電話からはフリーダイヤルが使える)やローソンチケット、さくらチケットなどだ。

◆ IP電話からの通話を拒否しているナビダイヤルもある。ANA国内線予約・案内センター、JAL国内線ご予約・ご購入・ご案内、チケットぴあ 電話番号予約などがそれだ。
IP通話アプリからナビダイヤルにかけて料金節約という話は昨日も書いたのだが、この手も塞がれている企業がある。

◆ 航空会社などは格安系でもナビダイヤル専用みたいな所がある。用件が長引きそうな場合は裏技的ではあるけれど、かけなおして貰う手がある。プリペイドケータイで通話残がないとでも言えば、担当者が気を利かせてくれる事もある。

◆ JPは個別問い合わせは0570なのだが代表電話は通常の番号なので、迷わずそこにかける。内線で回して貰えばいいし、文句を言われたら通話アプリからかからない、公衆電話がない、固定電話がないと言えば良い。

◆ こうして0570が嫌われる事が企業の姿勢を動かすのではないかと思っている。フリーダイヤルにしたって今時携帯番号からの接続を拒否するなどあり得ないだろう。
だったら通常の番号を載せればいい話で、何故そこに0570が記載されるのかは(今となっては)理解に苦しむ。

◆ ソフトバンク系企業も0570が多かったような気がするのだが、今は普通の番号も案内され始めている。やはり相当数のクレームが行ったのだろう。ヤフー系も普通の番号になりつつあるかな。
無料通話が使えない、無料通話系アプリが使えない、IP電話から接続出来ないなど酷い話である。

◆ ドコモなどお客様相談室の電話番号を2014年からナビダイヤルに変更した。カケホーダイが始まった頃かな?これは。
一体何を考えているのか分からない。通常の問い合わせの番号はフリーダイヤルだし、151は海外からも通話料はかからないのに何故だ?

◆ 東京ガスもナビダイヤルを案内しているが、IP電話などナビダイヤルにかけられない人向けと言う事で03や043、029などを案内している。


どちらが得か(12/14)
◆ MVNOとMNO、端末代金を含めた場合にどちらが得なのだろうか。
IPではあるが通話し放題のあるNifMoで月間3Gバイトのプランだと月額2,900円だ。ドコモは月間2Gバイトのプランと通話し放題で6,500円になる。その差額は3,600円、これの24ヶ月だと86,400円だ。

◆ iPhoneのSIMフリー版が9万円、事業者で買ってほぼ0円だとすればどちらも似たようなものになる。Androidの場合は事業者で買っても実質3〜4万円の負担、Xperiaの海外モデルが9万円とするとSIMフリーモデルを買ってMVNO事業者で使った方が得という計算になる。ただし混雑時間帯の通信速度は遅い。

◆ 5GバイトプランだとNifMoが3,600円に対してドコモは8,000円なので24ヶ月で10.56万円も差が付く。10Gバイトプラン同士で比較すると24ヶ月分で18.48万円の差だ。いかにMNOが高いかよく分かるだろう。

◆ 私の場合で計算してもドコモでは月額5,900円を払っているので例えばNifMoとの比較だと24ヶ月で7.2万円の差だ。ちなみにドコモは月間2Gバイト契約だが、NifMoは3GBだ。音声はIP通話なのでパケットを使う。

◆ Xperia X Performanceは機種変更で2万円位、SIMフリーモデルだと6.5万円位でその差は4.5万円、やはりSIMフリーを買った方がお得である。私の場合はドコモポイントが2年間で3万円くらいは溜められるので、これだとさほど差がなくなる。
しかしだ、ドコモポイントを機種変更に使わずに何かに交換したりすればその分は自分の得になるのだ。

◆ 結局の所何をどう考えたってMVNOが安いというかMNOが高すぎる。速度に関しても、例えばmineoの3Gバイトプラン音声付きが1,600円、これに60分間の無料通話オプションの1,680円と混雑時間帯でも速度の落ちにくいオプションが800円だったかな、これら合計で4,080円だ。

◆ ドコモの場合は通話定額、mineoは60分間の無料通話と差はあるが2年間で5.8万円以上節約出来る。友人・知人でもMVNOに移行する人が増えてきて、電話番号は持っているが通話はLINEやViber、或いはこちらからかけなおす形で通話している。

◆ Viberがいつまで無料なのかは定かではないのだが、少なくとも現在は10分未満の通話は無料で出来る。Viberで0570から始まるナビダイヤルにかかるのか実験してみると、番号が正しくない旨のダイアログが出た。ナビダイヤルには接続出来ないようだ。

◆ ナビダイヤルに安くかけたいなら050PlusなどNTTコム系列のサービスを使う以外にはない。何だかなぁという感じだ。
通話を多用する人ならば完全定額となるだろうし、私などは完全定額だから電話で済ませる的な使い方もする。しかし限られた無料通話分だけで済ませるならば電話は殆ど使わない。実際以前は千円分の無料通話分を余らせていた位なのだ。

◆ MNO各社のライトプランは5分以内が無料なのだがサポートセンタなどでは分数が足りない。Viberは10分まで無料だが、混雑している所だとこれでも足りないと思う。しかしそれ以外であれば10分間話せれば大抵の用件は済むはずだ。


当日配達(12/13)
◆ 通販などで当日配達便の利用が増えている。
ヨドバシカメラは基本的に当日配達便を使う。前日というか深夜までの注文分は早朝に出荷され、その日のうちに届けられる。
当日便が利用出来るエリアには制限があるので全ての地域に当日届くわけではないが、都市部であれば注文翌日には品物を手にする事が出来るので店舗に出向く必要がない。

◆ Amazonも当日便や翌日便が指定出来るのだが、プライム会員でなくても翌日到着で送られてくる場合もある。発送が混んでいたりすると後回しにされるのだと思われ、混んでいても当日届くのがプライム会員だ。こちらもシステム的にはヨドバシと同様で、前日深夜までの注文分が翌日には届けられる。

◆ 衣料品のZOZOTOWNの翌日便は有料だ。
送料に350円を加えると注文翌日には手元に届くのだがAmazonやヨドバシカメラよりも時間余裕度が小さい。発送拠点が都内近郊ではないのか、或いは出荷に時間がかかるのかも知れない。

◆ 注文から入手まで時間のかかるのがユニクロだ。注文翌日に発送手配をして翌々日には注文者に届けられるというのが一般的なのだが、ユニクロの場合は発送までに時間がかかる。店舗優先で通販は二の次みたいな扱いなのかも知れないが、通販でしか買えないアイテムもあるのだからシッカリして頂きたい所だ。

◆ 秋月電子だって注文翌日には出荷されて翌々日には手元に品物が届く。そもそも在庫があるのに注文翌日に出荷出来ない理由がよく分からない。もしも人手が足りないというのであれば発送は毎日少しずつ遅れていく事になる。倉庫が分散していてそれを集めるなんて非効率な事をやっているとは思えない。

◆ アイテム数で行けばAmazonは別格としてもZOZOTOWNの方が多そうだ。もっともZOZOTOWNも注文翌日配達対象品とそうでないものがある。但しそれは注文前に分かるので急いで必要なものは翌日配達可能なものを選べばいい。

◆ この辺りはAmazonも同様でAmazon発送のものは翌日配達されてくるが、ショップが発送するものや海外発送のものは1週間以上かかる場合もあるが仕方がない。海外発送のものは到着までの時間が1〜2週間みたいな感じでかなり幅がある。
到着日を気にしないものであれば頼んでおくみたいな感じで使えるが、とりあえず必要なものは多少高くても国内発送の方が有り難い。

◆ プライム会員だとAmazon発送の送料が無料になり翌日には手に入るのでヨドバシカメラの使用頻度が減る。ヨドバシカメラはAmazonよりも価格は多少高い事が多いのだが送料が無料だ。しかも必ず翌日には届くので有り難い。

◆ ビックカメラの通販は使った事がない。一時期新横浜のビックカメラ実店舗で買い物をしていたのだが、品揃えが多くはない。と言うか売り場面積が広くはない。
ヨドバシだと横浜マルチメディア館に行くと大抵のものは揃うので違いが顕著だ。
今は変わったかも知れないのだが、ポイントカードをモバイルFelicaにセットした場合の機種変更時に店舗に出向かなくてはならないのも手間だ。


ガラスフィルム(12/12)
◆ Zenfone2用に安いガラスフィルムを買った話は以前にblogに書いた。別にガラスフィルムである必要は無かったのだが、安かったので買ってみた。プラスチック製と変わらぬ値段だったので。

◆ スマートフォンをまとめて持ち歩くとどうしても傷が付く。傷を付ける側になりやすいのはiPhone4sで、エッジがある。
他のモデルは余りエッジはないので加害者になる事は少ない。
液晶のカバーガラスに傷が付いた事はないのだが、保護フィルムには傷が付いた。
ガラスよりも保護フィルムの方が柔らかいのだから仕方がない。

◆ で、そのフィルムがガラス製ならば傷は付きにくい。購入したのはMS factory製のもので、上に書いたように安いので買ってみたに過ぎない。だがこれが思った以上に出来が良かった。エッジはラウンド加工になっているし、透明度も表面並行度も、指滑り性だって全く問題はない。

◆ 以前にXperiaAに貼ったガラスフィルムはエッジが立っていたのでそこが細かく割れてきたりして見栄えが良くなかった。
固さに関しても、よく宣伝画像にあるカッターナイフも歯が立たないなんて事は無くて、簡単に切れてしまった。今回購入したものがどの位の"ガラス"なのかは不明だが、まあ多くを期待しないでおこう。

◆ プラスチックフィルムの表面硬度は低い。
透明度の高い材質というとガラス、アクリル、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリカーボネイト、ポリプロピレン(OPP,CPP,IPP)、ポリ塩化ビニルなどがある。液晶保護フィルム用としてはPETや表面硬度の高いOPPなどが使われる。いずれも透明度が高い。

◆ アクリルはガラスよりも透明度や強度が高い。水族館の大型水槽はアクリル板で出来ている。これをガラスで作ったとすると透明度が低くて水槽内が見えなくなるか、自重で壊れてしまうかだろう。大型水槽のアクリル板の厚さは50cm以上にもなる。

◆ 従来はブロック状のアクリルを現場で接着して作っていた。しかし沖縄の美ら海水族館用のアクリル板は、厚さ4cmの素材15枚を貼り合わせた、厚さ60cmの一枚板で出来ている。これは世界最大だそうだ。アクリルは溶解接着なので接着面が目立つ事はない。なので組み立て方式が採れたわけだ。

◆ 話がアクリル方向に行ってしまったが、アクリルでも薄板は作れる。フィルムとまでは行かないが100μm程度の厚みであればガラス並みの平滑性で作る事が出来る。平滑性が優れているとものが写った時が綺麗だ。一般的なフィルムはガラスよりも平滑性が良くないので、少しデコボコしたというかザラザラしたというか、そんな感じに反射像が見える。

◆ しかしコストなどの点でアクリルは使いにくく、実際にはポリプロピレンやPET系が使われるわけだ。アクリルは表面硬度を上げる加工を施す事で傷に強くはなるが極端に強度が上がるわけではない。
PPやPETでも表面に加工を施して固くしたり、PTFEをコートして指滑り性を改善したりする。


逆走防止(12/11)
◆ 高速道路の逆走事故は2日に1回の割で起きているのだとか。いかにしてこれを防止するかNEXCOは公募を行うそうだ。

◆ 最も簡単な逆走防止策は左車線側からの合流ではなく右車線側から合流させる事だと思う。左車線から合流する場合に、合流する高速道路本線が2車線あると中央レーンは逆走方向だと勘違いして走行してしまう。大抵の逆走車は追い越し車線を走っている。

◆ 合流レーンを追い越し車線側にするとどうなるか。そこには2車線のレーンがあるわけだが追い越し車線に入るためには鋭角に曲がらなくてはならないために不自然だ。そこに進入禁止の標識を付ければ目にとまりやすい。

◆ ただし追い越し車線側に合流させるので合流の際の危険もある。十分な速度で合流させるためには加速区間を長くしなければならない。それでも一部低燃費車などは危険など顧みずにノロノロ加速するだろう。

◆ だったら追い越し車線と走行レーンを反対にしても良い。海外から来た人は戸惑うと思うのだが日本人にはさほど戸惑いはないかも知れない。今でさえ追い越し車線をのんびり走行しているアホが後を絶たないのだから。

◆ 2車線あるから逆走が起きるのだとすれば合流付近を1車線に狭めれば良い事になる。
狭めないまでも走行車線と追い越し車線の間に隔壁を設ければ良い。まさか隔壁が無くなった所まで走った上でUターンするなんて人は居ないと思うのだがどうだろうか。もしもそうした人が居るとすれば、高速道路上のどこででも逆走が始まってしまう。

◆ 逆走車に入り込まれてしまうと事が大きくなる。そこで停車したとしてもぶつけられる可能性が大きい。なので逆走を検出して云々という技術は余り役には立たないだろう。とにかく追い越し車線に合流車を入れない事が必要だ。

◆ そもそも逆走する人は運転するに必要な知識が不足している訳だ。高速道路を走るための常識が欠如している。それはトンネル内や坂道で速度が落ちて渋滞の先頭になるドライバーにも言える事だし、追い越し車線をゆっくり走って団子を作り出すドライバーにも言える。

◆ 従って最も効果的なのは対策ではなく教育だ。団子の先頭ドライバーや坂道やトンネル内で速度を落とす車を逆走予備軍として捉える。運転者とナンバーを検出して高速道路出口で講習を受けるように命令を下す。罰金も違反点数もないが、講習を受けなかった場合には罰金を科す位でも良いだろう。

◆ 大型トラックも例外ではない。80km/hで走るトラックを85km/hで追い越そうとして渋滞を作り出す行為は愚かである。
1分でも先に着きたいと焦る気持ちは分かるが、その為に後方の何十台もの車は1分以上到着が遅れる。

◆ 3車線区間で中央レーンに入ってくるトラックも厳重に取り締まるべきだ。追い越し車線をのんびり走行している車も然りである。ただし道路が空いている状態で、他に迷惑がかからないのであれば取り締まらなくても良い。


DeNA問題(12/10)
◆ 野球チームを持っている企業でまともなところはない。DeNAもその例に漏れずと言うかspamは送る、強引営業はするなど楽天とやっている事は変わらない。
が、楽天以上の悪事が発覚して会見を開くハメになった。

◆ DeNAが行ったのは同社ご自慢のSEOテクニックを最大限に利用して、偽の情報をばらまきまくったのだ。特に偽の医療情報に関しては批判も多かったが、そんなものはどこ吹く風という感じだったのである。

◆ 偽情報アフィリエイトサイトの親分は村田マリという人物で、例によって偽記事を多数のライターに書かせるというセオリー通りの悪事を働いたわけだ。
アフィリエイトのために偽記事を書くと言う事はその商品を購入した人も騙す事になるしそれを販売している企業のイメージも損なう事になる。

◆ 医療情報としながら○○(病気)の原因は霊が取り憑いているから除霊が必要などと書いてみたり、或いは○○ガンに効果的(薬事法違反)など不安を煽るような商法を行う。
村田マリ氏はサイバーエージェントやオールアバウトにも関係があったようで、なるほどなと思うのは私だけではないだろう。

◆ こうした悪徳商法による利益の増大を自慢げに語り、それを商材としたりもするなども悪質屋の典型と言える。最も酷かったWELQやその関連サイトは閉鎖されたようだが、一日100ものステマ記事を書かせたというその残骸は残り続ける。
そしてその多くが嘘やいい加減な情報或いは他の記事をコピーして商品名を入れ替え埋め込んだだけというものなのだ。

◆ SEO屋と言えばドコモ乱暴でいい加減なのだが、そのSEO屋でさえもDeNAのやった事は業界全体を破壊する、やって良い事と悪い事があると批判する。まあ私から言わせればSEO屋にまともなところなど無いのだけれど。

◆ 事業計画書は小説と同じ、夢を書けばいいと言う村田マリ氏と悪徳DeNAが合体したら世にも酷い事が起きてしまったという、ちょっと笑えない出来事なのだ。

◆ WELQの酷さを語ったサイトは多数あるのでそれを参照されたい。普通はやっつけ仕事の記事の信頼性など知れたものなのだが、そうした適当な記事が次々と検索上位に登場すれば嘘も本当になってしまうと言う、これは楽天でも同じ事をやっている。

◆ 検索サイトに罪はないのだが、こうした大規模なテロ的に偽情報で検索結果を埋め尽くす企業や団体には制裁を加えるべきだ。そう言えばイスラム云々が不適切な情報を拡散したとか何とかで問題にもなっていたが、DeNAのやる事はそれと代わらない。

◆ DeNAが悪事を働くのは売り上げの減少に危機感を感じているからだ。ソーシャルゲーム全盛期の2013年頃には2千億円の売り上げがあったが、昨年度には1.5千億円以下にまで減っている。営業利益に至っては800億円が200億円まで減ったのだからただ事ではない。


メール通知など(12/9)
◆ 楽天カードのメール通知が便利という話は何度か書いている。セキュリティ的にも安心なのでネット通販利用時には楽天カードを使っている。
このサービスは他のカードにも増えているようでオリコカードやエポスも対応している。エポスはほぼリアルタイムに通知が来るそうだ。

◆ dカードはドコモがやっているわけだから、こうしたサービスはいち早く取り入れて欲しいものだ。通信事業者の強みを活かすサービスが何故出来ないのか、何故やろうとしないのか。社長自ら体験し宣伝した"すきじかん"など結局終了してしまう事になった。

◆ 確かに新しいサービスで金を取れば収益は上がるわけだが、既存のサービスの高機能化なども必要だ。駄目なサービスを次々とやめて新サービスを作っていくのも結構だが、それは長期利用者を優遇せずに新規契約者ばかりに目を向けるのと同じではないか。

◆ MUFJは振り込みの際などに利用するパスワードをスマートフォンのトークンアプリで行っているが、これは便利だ。
私の目の前にも5個のパスワード機が転がっている。振り込みにはこれが必要なので出先で実行する事は出来ない。

◆ セブン銀行はスマートフォン認証という方法を採っている。こちらはトークン方式よりも更に簡単だ。PCやスマートフォンから振り込みの手続きをするとスマートフォンに通知が来てアプリが立ち上がる。SymantecのVIP Accessがそれで、セブン銀行の場合はワンタップで認証が完了する。

◆ セブン銀行はアプリ通帳もあって振り込み明細などの確認が簡単に行えるが、振り込みはWebからでしか行えない。
まあセキュリティ上は仕方がないというか、通帳と印鑑を同じ場所に置いているようなものだから。アプリ通帳を起動するにはパスワードが必要だが、パスワード保護、例えば何度か間違えるとロックしてしまうような仕組みはないと思う。

◆ スマートフォン自体にロックがかかっていると、それを解除してからアプリのロックを解除する流れにはなるが保護がされていなければリトライを繰り返して突破される可能性もある。まあスマートフォンを無くした事に気づけば銀行側でロックして貰えば済む事ではあるがどうなのだろうか。

◆ それを言ったらiDやQuickPayなどはどうなるのかとか、自動リチャージのSuicaなどだって否定されなければならない。スマートフォン自体をロックしておくのが最も安全なわけで、指紋認証なども増えている。指紋認証は誤認証と非認証の問題がある。間違え回数保護がされているパターン認証はパスコード入力方式よりも強固だとも言われているが、パターンを見て覚えられたらアウトだ。

◆ 私などパスワードの類はB-Foldersに入れているので、これが突破されると酷い目に遭う。マスターパスワードを3回間違えると内容は消去されてしまうのと、内容は暗号化されているのでファイルを持って行かれたとしても解析には時間がかかるとは思うが絶対ではない。


有機EL(12/8)
◆ 次期iPhoneが有機ELを採用するという話がある。国産モデルでも有機ELを採用した富士通の例があるが、1モデル限りとなった。有機ELのシェアの殆どはサムスン製なので、富士通もサムスン製を調達したのかも知れない。

◆ 有機ELは自発光なのでコントラストが高く発色が美しい。ディスプレイそのものを薄く作る事が出来るしフレキシブルにも出来る。高解像度化が難しかったがサムスンは5インチ級でFHD解像度のものが作れる。

◆ 輝度と寿命は反比例関係にあり、輝度を上げていくと寿命は急速に短くなる。
いわゆる焼き付きも気になる所で、展示用のものなどは明確な焼き付きが見られる。実使用時においてはステータスバーなどの部分が目立ちやすい。

◆ 物理強度が低い事も問題視される。この辺りは実装方法などにもよるのだが、内部断線のような感じで発光しない部分が線状に出来てしまう事がある。
輝度と焼き付きは難しい所ではあるが製造や設計などの見直しで改善される傾向だ。発光効率を上げれば消費電力は下がる。蛍光物質の寿命を上げて各色の劣化度合いを揃えれば時間と共に変化する色合いも抑制出来る。

◆ 低解像度の有機ELディスプレイは価格も安く、様々な所で使われている。単色発光のものなどは安価なレーダ探知機にも使われる。コントラストが高いので夜間の車中などでも鮮明に見える。液晶パネルだと黒の部分がグレーになってしまうので見栄えが悪いのと、低温時に反応が遅くなって残像が残ったり高温時にコントラストが異常になるなどもある。

◆ 個人的に気になるのは輝度と消費電力だ。
輝度を上げると寿命は短くなり消費電力は増大する。有機ELが使われ始めた当初は白バックに黒文字ではなく、黒バックに白文字を多用したものだ。液晶の場合は白でも黒でも消費電力に差はない(バックライトコントロールしている場合はその限りではない)が、有機ELは白く発光させた時に最も電力を多く消費するからだ。

◆ 発色やコントラスト、視野角は有機ELが勝る。液晶も改良が重ねられて相当良くなって来ているが、有機ELのハイコントラストを暗い所で液晶と見比べればその差は明らかである。

◆ 次期iPhoneが有機ELを使うとなれば、その数量も相当なものになるので技術開発も進みコストダウンも期待出来る。だからと言って世の中の全てが有機ELに置き換わる事はないが、現在は液晶のシェアが圧倒的なのでその流れが変わる可能性はある。

◆ 有機ELが売れ始めればサムスンも製造に乗り出すだろうが、簡単ではない。日本でも有機ELパネル製造に乗り出すメーカ(合弁等を含む)があったのだが、その後消え去っている。次世代ティスプレイとしてずいぶん前から期待されているのだが、デメリットを払拭出来ない。

◆ スマートフォンやタブレットサイズのものは品質も価格も安定傾向になっている。
液晶パネルだって携帯電話やPCに使われ始めた当時は(TV用などの)大型化は困難だとまで言われていたのだ。


大容量プラン(12/7)
◆ MNOの大容量プランに続いてMVNOでもこれを用意する所が増えてきた。
価格は20Gバイトで4千円程度でありMNOの6千円に比較して極端に安いものではない。
これが3GバイトのプランだとMNOの4.2千円程度に対してMVNOは千円前後と差が大きい。

◆ つまりMNOの大容量プランは儲けの部分をかなり削ってきていると言えるわけだ。auもソフトバンクも帯域の多くを占有するのはほんの一握りの加入者だと言っていた。つまり月間20Gバイトとか30Gバイトを使う利用者はそう多くはないと言う事だ。勿論安価誘導した事によって大容量利用者が増えてくる可能性もあるが現時点では少ないと思う。

◆ 利用者が少ないから経営に対するインパクトも少なく、割安感のアピールにちょうど良いという事もある。これに対してMVNOの方はギリギリの価格を設定してきているのでMNOの価格との差が付けにくい。そもそもパフォーマンスがMNOに及ばないのだから安くしなければメリットが出てこないのだから厳しい。

◆ この辺りが料金の限界だと考えるとMVNOの1.5倍の料金を取ればMNOは経営がなり立つと言える。逆に言えばMVNOが現在の1.5倍の料金を設定するとMNOと遜色ない速度が実現出来る可能性がある。
MNOの3Gバイトのプランであれば4.2千円を取るのではなく1.5千円で良いわけだ。この差がApple税などとして使われる原資になる。

◆ MVNO事業者の場合で大容量プラン以外は月間データ使用権と価格がほぼ比例している。しかしMNOの場合は小容量になるに従って割高感が増す。ARPUをかさ上げしたい気持ちは分かるが、何とも納得しがたい体系となっている。

◆ 総務省もこう言う所を突っつくべきだ。
今のところは端末価格は上がったが通信料金は下がっておらず、MNO事業者は利益を大幅に増やした。安売り抑制に対する議論は更に続くと思われるが、安売り抑制の本来の目的が見失われている感は否めない。

◆ 幸いにしてMVNOの躍進がMNOにとっても無視出来なくなってきてはいる。
SIMフリースマートフォンなどに関しても同様で、今後SIMフリーモデルのシェアが拡大してくれば事業者モデルの価格自体にも影響を与えるだろう。

◆ MNOとMVNOは競争しないと見られていたわけだが、実際にソフトバンクはYMをMVNO同列に位置づけた戦略で新規加入者を獲得している。この分でかろうじて純増が得られているわけだ。
KDDIもUQなどで対抗策には出ようとしているが、未だ上手く行っているとは言えない。

◆ 一時期ドコモが別ブランドの安価系を立ち上げるという噂もあったが、そうした方向に行くよりも基本的料金を見なおせばいい話なのだ。まあ企業たるもの利益にしてもARPUにしても下げるわけには行かないので厳しい所ではあろうけれど、来年更にMVNOシェアが上昇してくれば自由競争という面からMNOが変わる可能性も皆無とは言えない。


設計不良なのか?(12/6)
◆ iPhone6のタッチパネル問題、Appleは一部にそうした製品がある事を認めたが無償修理はしないとした。これに対して、明らかな設計不良なのだから保証期間が過ぎていたとしても無償修理に応ずるべきだという意見もある。

◆ ちょうど同じ頃に発売されたXperiaZ3にも同じような問題がある。バッテリが膨らむ事によって液晶パネルを押し上げ、結果としてタッチ操作が効かなくなる。
これなどドコモもSONYも非を認めず、有償修理の対応のみとなっている。

◆ ただしドコモショップによって対応が異なっていて、預かり修理なのだが修理代を請求されないケースもある。全てがそうでない事は、先日知人が経験した。
例によってタッチパネルが効かなくなったのでドコモショップに行った。外観上などには異常は見られなかったものの、通常故障の有償修理だと言われた。
代替機を借りて、修理には10日程を要したそうだ。

◆ 保証サービス適用で無償にはなったが、保険に入っていなければ実費負担、保険を使わなかった場合に貰えるポイントは失う事になった。
もしかすると保険に入っていない場合は保険を使わず無償になるのではないかみたいにも考えるのだがどうなのだろうか。

◆ 一部ドコモショップでは中古で購入したXperia Z3も無償修理対応が行われたという話もある。無償修理するならするでアナウンスすればいい話だ。
総務省が口を出すべき所か否かは微妙ではあるのだが、10万円近くの定価が付けられた品物が2年で自然故障に陥る、しかもその数が尋常ではない場合にリコールなどを指示しても良いと思う。

◆ 過渡期には設計不良が当たり前みたいな感じだったのだが、今は品質も安定している。しかし売りっぱなしで知らないよ的な感じになっている現状で、メーカは信頼性や耐久性の向上に力を使わないのではないのか。

◆ それこそGALAXYの発火事故のごとくならばメーカも動くのだろうし、バッテリの膨張は防ぐ事が難しいから自然故障で済ませたくもなろう。では技術的に対策が不可能かと言えばそうではない。N-07Dのバッテリが膨張したが、購入後4年経っている。4年は良くて2年はダメなのかというとその境目をどこにするのかが難しいのだが、少なくとも契約や割賦縛りの2年間は無償保証されて良いと思う。

◆ SIMフリースマートフォンでもZenfoneは有償ながら3年までの延長保証がある。保証代がスマートフォン本体価格に比較して高いので利用率が多いとも思えないのだが、Zenfone3Deluxeなどは本体価格が高いのでその限りではないかも知れない。

◆ ASUSは2週間以内の故障は初期不良として交換対象、その後は預かり修理だけれど返送用の箱を届けてくるスタイルだそうだ。
自分の不注意で画面を割ってしまった場合などは当たり前だが有償、MVNO事業者によっては保険サービスがあるが修理に出すのはあくまでもメーカであり保険金は事業者から支払われるというスタイルになるのが一般的だ。


ESファイルエクスプローラー(12/5)
◆ ESファイルエクスプローラーの有料版を買った。起動すると背景が画像になっているが邪魔だ。設定からテーマを選択して背景色を有効にすると画像が潰されるが、その時点の画面では変化しない。元の画面に戻らないと反映されないので最初は戸惑った。

◆ 無料版にはなかった(と、思う)機能がFTPサーバだ。ESファイルエクスプローラがFTPサーバになってくれるので、PCや他のデバイスからFTP接続が出来るようになる。ファイル転送など、PCとの接続がWi-Fi経由で出来るので便利だ。なおこれはLAN内でしか機能しない。

◆ ES Cleaner、不要なファイルなどを消す機能を実行すると☆5個の評価を付けろとダイアログが出るのが嫌らしい。
他にタスク系のアプリとも連携するのだが、ESシリーズの無料系アプリは広告が酷いので使いにくい。まあ全て有料版を買えと言う事なのかも知れないが、タスクマネージャは無料版しかないのではないかな。

◆ ファイラー系アプリとしてはファイルコマンダーがプリインストールされているのだが、個人的にはESファイルエクスプローラーの方が使いやすいと感じる。
使い始めた頃はFTPクライアント機能などのあるものが少なかったので重宝した。
スマートフォンでいじる事は極力避けたいと思う位面倒ではあるのだが、F&Fサーバへのアクセスとファイルの書き換えなどもやろうと思えば出来る。

◆ エディタはjota+を使っている。エディタも色々あるが、まあ可もなく不可もなく的な感じで使いやすいのではないだろうか。ファイル書き換えにしてもTelnet接続にしてもスマートフォンで行うのは非常時に限られるというかPCが無い場合だ。
それでも作業範囲が広くなれば(出先でも)ネットカフェなどに駆け込みたくなるかも知れない。

◆ Dropboxへのアクセスも殆どはESファイルエクスプローラーで行っている。ファイルのコピーなどが主になるのでその方が便利だからなのだが、画像ファイルをみた時にサムネイルの作成が遅い。
Dropboxアプリでもサムネイルが遅かったり表示されなかったりするので、まあこんなものなのかも。

◆ Zenfone2系ではスクリーンショットの格納ディレクトリがXperiaなどと異なるので、スクリーンショット画像をDropboxのカメラアップロード機能で行おうとする時にファイルを移動する必要がある。DCIMフォルダに移動しても直接Dropboxに入れても良いわけだが、いずれにしてもファイル操作が必要なのだ。

◆ Zenfone2Laser楽天版はストレージ容量が小さいのでファイルの場所も考える必要がある。キャッシュクリアに関してはLink2SDが自動でやってくれるので、それをセットしている。

◆ ESファイルエクスプローラはゴミ箱機能を有効にする事も出来るので、その場合は削除したファイルがここに入っていく。私は余りゴミ箱は使う派ではないのだが誤タップで消してしまうリスクの回避にはなる。


アプリ(12/4)
◆ 特定の機能のアプリ、以前から使っていてそのままになっているものも少なくはない。K-9メールなどもその一つなのだが、当時はマトモなメーラはK-9くらいしか無かった。K-9にしても完成度は現在よりもずっと低いものだったが、その後何度もバージョンアップされて現在に至っている。

◆ 最近はMail.Ru製のメーラも併用している。細かな部分の使い勝手というか機能はK-9の方が優れているが、Gmailアプリを補完する程度の意味ならMail.Ruのメーラでも良いかなと言う感じだ。ただGmailアプリ同様に一括既読などが出来ないので機能的には今ひとつだ。

◆ SleepAsAndroidは睡眠状態を記録するアプリなのだが、これも以前にBlogで検証した通り様々なアプリが出て来ている。熟睡アラームなどは使い勝手も悪くないのでSleepAsAndroidよりも取っつきやすい。機能や解析をみるとSleepAsAndroidの方が自由度が高いのだが、その分色面倒だ。それにSleepAsAndroidは有料だ。

◆ 今は殆ど出番の無くなったタスクキラー系のアプリも有料版を使っていたのだがAndroid6で使えなくなった。この辺りはRAMが2〜3GB実装されているスマートフォンであれば余り気にする必要は無い。
ゲームや一部アプリなどでタスクキラーなどで強制停止させないと動き続けるものもある。動き続けて通知が来たり通信したりするので止めたくなる。

◆ ファイラーなども、今はESファイルエクスプローラーを使っている。これも常に動いていてプロセスモニタなどが行われている。アプリをインストールしても、アンインストールしてもESファイルエクスプローラが反応する。これには有料版もあるので買ってみようかなと思っている。無料版は最近特に広告がうるさい。

◆ ファイラーも以前は今と違ったものを使っていたのだがバージョンアップで使い勝手が変わってしまって使いにくくなった。これも有料版を買っていたような気がする。AndroidAssistantも有料版を買っている。これはシステムツール系の集合体みたいなもので、スタートアップアプリなどの制御も出来る。

◆ システム系としてはUsageTimelinesも使っている。タスク管理機能としてはAndroidAssistantよりも自由度が高く、アプリの一覧に出てこない(出ないように設定されている)事業者アプリの一部なども止める事が出来る。ADB Shellからやれば同じ事なのだが、スマートフォンの操作だけで出来るのは簡単で良い。

◆ 使い勝手が変わらない場合は同じアプリを使い続ける事が多いのだが、それが変わった場合はアプリ自体を見なおす事もある。アプリを探す事はそう多くはないのだが、こうした機会に検索してみると新たなアプリが増えていたりして発見がある。

◆ 使用頻度の比較的高い電卓アプリなども色々な種類が増えてきている。今や連立方程式が解けるのは当たり前みたいな感じだ。私はHandyCalcを使い続けている。
いくつかの電卓アプリを試してみたが、HandyCalcが使いやすかった。


オフライン地図(12/3)
◆ エリア調査を行った際にオフライン地図を使えるようにしておいた。そもそも圏外エリアを求めて?移動しようとするのだからオンライン地図は使えなくなる。幸いにしてMapfan2015無償版をインストールしてあったので、それを起動して地図データをダウンロードした。というか、今まで一度も起動した事がなかったのだ。

◆ MapfanはXperiaZ4に入れてあるのだが、Zenfone2にも入れようとしたら既に公開されていなかった。現在公開されているものは月額課金しないとオフラインモードが使えない。他にはNAVITIMEなどもあるのだが、完全無料でオフライン地図が見られるのかどうかは試していない。山の中などは林道よりも細そうな獣道的な所もある。余り荒い地図では役に立たない。

◆ ヤビツ峠を北に下りて通行止め区間辺りの細い道を上がっていくと3社共に圏外になる。一体自分はどの辺りにいるのかなと確認するのにMapfanを使った。
普段移動するエリアで圏外に遭遇する事は殆ど無いし、圏外になったとしても車やバイクでならば少し移動すれば圏内になる。

◆ そこが一本道であれば迷う事もないのだが、分岐路があれば少し考える事になる。
まあ私の場合は気が向いた方に行ってしまって、おおっ、ここに出るのかみたいな事も多い。目的地を決めていくのではなく、未だ行った事のない場所を目的地としているからだ。

◆ しかし自転車や徒歩となるとそうも行かない。移動速度にも限界があるし、自転車で坂を下りていったら行き止まりで戻るハメになるとなれば体力を奪われる。
道に迷って日が暮れ、気温が下がってくれば不安度も増す。携帯電話があるから大丈夫だと思っていたその携帯電話が圏外、GPSとコンパスだけは使えるが自位置が分からないとなれば立ち往生だ。

◆ 私は今までそんなケースに遭遇した事がなかったのでMapfanを起動した事すらなかったのだが、エリア調査の時には役だってくれた。
ソフトバンクは3Gで接続される場所もまだまだ多いのだが、通信速度が上がらないので地図を表示するのも時間がかかる。
というか、道志ではブラウザがタイムアウトした。

◆ Mapfanは地図データをmicroSDに格納する事が出来るし、最近のモデルであれば内蔵ストレージ容量にも余裕があるだろう。使う事があるのか無いのかは分からないのだが、山などに出掛ける機会のある人はオフライン地図をインストールしておいて損はない。

◆ インストール後は機内モードなどに切り替えて一通り地図が使える事を確認すべきだ。一部アプリなどは広告表示や認証のために通信路が確保されていないと起動しないものもある。

◆ オフライン地図の無料版は地図の更新が行われないものが多い。Mapfanの月額課金版は有料だから更新される。なので余り古いオフライン地図では精度に欠ける事になるのだが、それでも開発の激しいエリア以外であれば5年位は使えると思う。


実店舗(12/2)
◆ 実店舗を持つMVNO事業者が増えてきている。専門ショップではなくてもヨドバシカメラ内のMVNOコーナには各MVNO事業者の販売員が居て契約などが行える。FREETELやmineo、YMなどもこのコーナで契約を取っている。YMもソフトバンクショップ内よりもMVNOの仲間に入った方が契約率が高いらしい。
現在のソフトバンクの純増を支えているのもYMなのだ。

◆ コスト削減などもありネット販売がメインとなっていたのだが、MVNO事業者の利用層が拡大するに従って実店舗を欲する声が多くなった。
ネット販売ではよく分からない、対面販売で説明を聞きたいなど。

◆ 店舗を構えればコストは大きくなるのだが、それ以上の販売数が見込めるならばと言う事になる。実店舗が多いのは楽天モバイルではないかと思うのだが、キャンペーンなどもあってか加入者数を大きく増やしている。

◆ 現在楽天モバイルは2回目の契約となっているが、それによってZenfone2を安価に入手出来た。Zenfone2はZenfone2Laserよりも高速なCPUが使われているのだが、ゲームなどをしない限りさほど違いを感じるものではない。FHD解像度だからと言うわけでもないだろうが画面は綺麗に感じる。

◆ 楽天モバイルはデータ容量制限無しの200kbps制限プランだ。平日の昼間や夕方などは200kbpsの速度さえ出ない事がある。月間データ量の決まったプランは速度が出るわけだが価格も高い。なので今のところは200kbps契約で良いかなと思っている。

◆ 楽天モバイルはクレジットカード、デビッドカードに続いて口座振替も可能にした。その理由として口座振替を希望する利用者が多いからだという。
利用者層が広がり、中高年層もMVNOを使い始めるとカード決済に不安を抱く人も少なくはないのだろう。

◆ 実店舗を構え増やしていく計画のFREETELも口座振替対応を検討しているという。
FREETELはかえホーダイの迷走で、何となくイメージが悪くなった感は否めない。MVNO各社の料金がほぼ横並びとなった今、サービスやサポートでの優位性がアピール出来なければ生き残れないという感じだ。

◆ 度々話に出しているマメ男君の元彼女?はディスニーケータイ(ドコモ)を使っている。MVNOに行きたい気持ちはあるがディズニーコンテンツが使えなくなるのではないかと言っていた。ディズニー好きには大きな問題なのだろう。

◆ 端末にしても同様でドコモを離れればディズニー仕様のスマートフォンは定価で買わなければならなくなる。私はディズニーには興味がないので感覚が分からないのだが、そうした一定数の層がディズニーコンテンツなどを支えているわけだ。

◆ MVNO事業者でもコラボモデルなどを作る事は勿論可能なのだが、失敗すると損失が大きくなる。大きな冒険をするMVNO事業者が現れるのかどうかも興味ある所だ。日本通信のように老舗的な存在でも新たな展開を模索していかないと落ちぶれてしまう。MVNO事業者間の競争はMNOよりずっと激しいのである。


エリア(12/1)
◆ Blogの方でも書いていたが、ヤビツ峠北側の状況を調べたわけだ。他の多くの場所はソフトバンクよりもドコモの方がエリアが広いのだが、この部分は明確にソフトバンクのエリアマップの方が色の面積が多い。

◆ 実際に現地で試してみると、ドコモはエリアマップ上は圏外であっても使える場所があった。ソフトバンクはマップ上はエリア内でも使えない場所があった。どちらが使える場所が多かったかと言えばソフトバンクである。

◆ では何故ソフトバンクのエリアに関する不満が多いのか。エリアマップ上で色が塗られていればそこで携帯電話が使えると期待する。しかし実際に使えないと期待を裏切られる事になり評価が下がる。

◆ auはヤビツ峠北側は殆どエリア化されていないし実際にも使えない。しかし世間の評判は悪くはない。auを使うのならソフトバンクの方が良いよと言っても、少なくともこのエリアでは間違いはない。

◆ ソフトバンクはエリアが駄目だと言う過去の状況が今に伝えられているという、これはFOMA移行時代がそうであったドコモと同じと言えばそうなる。
それが中々払拭出来ないのもドコモと同様なのだが、エリアマップの誇大さも嫌気される要因ではないのか。

◆ もう一つは未だに残る3Gエリア問題だ。
ドコモは殆どのエリアがLTE化されているしヤビツ峠付近でも150Mbpsエリアになっている。対するソフトバンクは3Gエリアであり、勿論圏外よりは3Gでも接続出来た方が良いに決まっているのだが、通信速度は非実用的に遅い。

◆ ドコモの3Gエリアは"H表示になるがソフトバンクの場合は3Gになる。まさかHSDPAではないなんて事は無いと思うのだがどうだろうか。ソフトバンクの3Gエリアは、全ての場所で同様とは言えないのだが5kbps〜20kbps位しか出ず、ドコモスピードテストアプリでは計測すら出来ない。

◆ スカイウエイブで出掛ける場所に秩父から群馬方向があるのだが、中津川に向かう道などもソフトバンクはエリア外でドコモはそこそこ使える。これはマップ上でもそうなっているので特に検証する事もない。ヤビツ峠の北側はソフトバンクのエリアが勝る数少ない場所なのだ。

◆ 改めて感じるのだがauのエリアは狭い。特に山間部などはソフトバンクよりも狭い。
auのエリアマップはだいたい正確で、ドコモのように過小でもないしソフトバンクのように誇大でもない。

◆ auのエリアで優れているのは関西以南だ。
セルラーグループの方がIDOグループより頑張っていたと言う事かも知れない。乗鞍岳周辺はドコモは圏外、auとソフトバンクはエリア化されている。乗鞍岳の南東側はauが、北側はソフトバンクのエリアが広い。

◆ この辺りも調べてみたい気がするのだが、この時期乗鞍周辺はもう雪かも知れないのとマイカー規制区間なので車やバイクが乗り入れる事が出来ない。まあ、往復2,500円を払ってバスで行って戻って来ても良いのだが、何か面白くない。
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