錆び(12/20)
◆ ジムニーは年式からすると非常に錆が少ない。新車を買って2年もすると錆が目立ち始めるなんて話もあるくらい、特に北国では厳しい評価の車だ。
◆ この車は静岡県で乗られていたものなので雪に遭遇する機会は少なかったと思うし、おそらくは雨の当たらない場所に駐車場があったと思われるので条件は良かったに違いない。
◆ ただスペアタイヤを付けてある金具だとかワイパーアーム、錆は見えないが多少さび色になっているという意味ではフレームのエッジ部分などに錆の徴候はあった。
◆ CLSはどうだろうと以前に観察したことがある。が、見える範囲でさび色になっている部分はなかった。雪の降る国で生まれた車だから錆対策は良く出来ているのかも知れない。これがBENZではなくポルシェでもVWでも同じだろう。
◆ ポルシェかぁ、ポルシェも良いな。近代ポルシェは乗った事がないのだが、少し手を入れた空冷時代のポルシェは中々味のあるものだった。ただ、通常状態でも少ない前輪荷重がガソリンが半分以下になると更に減少し、高速安定性が怪しくなってきた。
◆ ミッドシップでもそうなのだがポルシェで後輪が派手に滑ったら祈るしかない。もっとも、後輪加重が大きくタイヤの単位面積当たりの加重も十分な極太タイヤのグリップを奪い取るのは容易ではない。
◆ ポルシェはフェラーリよりもずっと乗用車である。タイトな感じが好きという人もいるだろうが、しかし窮屈感はある。この辺りも近代ポルシェはずいぶん変わってきたと思う。
快適性や、ESPなどによる安定性などで誰にでも乗れる車になった。
◆ 996からが水冷エンジンなので空冷の911はずいぶん昔の存在だ。排気量が余り大きくないエンジンなので出力もそれなり、ターボ車を除いてはウルトラハイパフォーマンスという訳でもない。トラクションを活かした 0−100km/h加速タイムもギリギリ3秒台と言った所だ。
◆ ちなみにジムニーは18秒台、プリウスが11秒台でアルトターボと同じくらい、N-ONEは10秒台、アコードハイブリッドが7秒台、CLSは6秒台、インプレッサWRXが5秒台、スカイライン350が4秒台である。
◆ 10秒を切れれば不通に加速するという感じ、7秒くらいだと首都高速への合流も不安はない。
10秒よりも遅い車だと前方と同じくらい後方にも注意を払わないと渋滞の元になる可能性がある。
◆ ジムニーに乗っている時に後方から接近する車両があれば、さっさと道を譲る事にしている。
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