ドコモの料金プラン(8/17)
◆ ドコモの料金プランが変わっている。従来の準定額プランは廃止されて段階制1本になった。ただし従来型ケータイの頃の段階制とは異なり上限が設定されている。
◆ 私は現在2GBの準定額プランで、これを月額2,900円で使っていたが600円の割引か或いは720ドコモポイントの加算かが選べたのでポイント加算にした。なので実質2,780円/2GBという事になる。ポイントで貰うと毎月の支払額は増えるが、そのポイントで端末を買うなどする事を考えるとポイントで貰った方が得だ。
◆ 段階制定額になると1GBまでが2,900円(現金割引適用後は2,700円/ポイント割引適用後は実質2,660円)、3GBまでが4,000円(同、3,400円/3,280円)だ。
現在の使い方では月間1GBで足りる事が多いがオーバすることもある。ただし2GBを超える事はない。
◆ 2GBのプランは既に加入が出来ないので新料金プランに切り替えたら元には戻せない。新料金プランで1GB以下の月が多ければ月額260円だけ価格が下がる。逆に2GBを超える月が多ければ月額500円の負担増になる。
◆ 段階制のステップを細かく刻まないのが何とも使いにくい所だ。この辺りも競争が起きれば改善されていくかも知れない。Wi-FiやMVNOを使わない人は、そもそも月間2GBや3GBでは足りないと思うので影響を受ける利用者数は少ないという事か。
◆ 通話に関しては、電話のつながりにくいサポートセンターにかけると待ち時間が20分とか30分になる。更に電話を回されたりすると1時間くらいの通話時間は普通の事なのでライトプランでは割高だ。この辺りは使い方なので何とも言えないのだが今のプランのままもう少し様子を見ても良いかなとも思う。
◆ 2年プランをそのまま更新すると3千ドコモポイントが貰えるらしい。これは申請が必要な無料サービスという事で、申請しないと貰えない。取る時は問答無用で取るくせに貰おうと思うとウルトラ面倒な申請が待っているという、日本国の年金システムを参考にしたような不親切である。
◆ auもドコモ同様に段階制準定額プランになっている。料金は微妙に違うがパケット使用料が細分化されているので年間平均支払額としては少なく出来る可能性がある。ソフトバンクは上限が3GBまでに制限されていてauよりも少し高い。しかし50GBで6千円のプランがあるので、矛盾を避けるという意味では仕方が無い。
ドコモとauの場合は20GBで月額6千円になる。
◆ 大容量という点ではソフトバンクが50GBで6千円、ドコモは100GBで2.5万円である。この点からするとソフトバンクの50GBプランの安さが分かる。ソフトバンクは加入者減少が深刻だ。稼ぎ頭のYMを加えても関東以外はほぼ純減である。こうなるとネットワークにも余剰帯域が生まれるので空きがあるのならば、安価にしてでも使って貰った方が良い。
◆ しかしソフトバンクの50GBプランが功を奏すればauやドコモは黙ってはいない。もはやソフトバンクに以前の勢いはなく、追従されれば追いつかれるのを待たなければならないのが現状だからだ。
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