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過去の雑記置き場


気温の差(9/1)
掃除機のヘッド(9/2)
VWもEVシフト(9/3)
日産ノート(9/4)
Xperia(9/5)
GoogleSearChConsole(9/6)
TV受像機能(9/7)
全て保存されている(9/8)
15代目クラウン(9/9)
ホームページの寿命(9/10)
ロボット掃除機比較(9/11)
Gmail(9/12)
スズメバチ(9/13)
エアコン(9/14)
エアコン(2)(9/15)
カビ対策(9/16)
検索順位(9/17)
28GHz帯(9/18)
伊豆箱根鉄道(9/19)
QRコード決済(9/20)
姿を消したセーブオン(9/21)
不便なこと(9/22)
高級車になれなかった(9/23)
楽天ペイ(9/24)
過給器付きエンジン(9/25)
WXR-1900は不安定(9/26)
地名と知名度(9/27)
楽天モバイル(9/28)
新型ジムニー(9/29)
ポンコツナノイー(9/30)


ポンコツナノイー(9/30)
◆ Panasonicのナノイー発生ユニットがどうしようも無いくらいポンコツだという話はblogにも書いた。
ナノイー発生ユニットはシャープのプラズマクラスタの改良版であるとPanasonicは主張する。

◆ ナノイー発生ユニットは放電用の電極を冷却する事によって結露水を作り、その水滴から放電させるというものだ。プラズマクラスタは金属針から放電させるので金属針の摩耗があるが、Panasonic方式であれば水滴から放電させるので電極摩耗はないという。

◆ さらに、プラズマクラスタが空気中の水分を利用するのに対してナノイーは水滴そのものを使ってOHラジカルを発生させると謳う。なるほど、だったら後発のナノイーの方が優れているなと思うのだが実はポンコツなのだ。

◆ ウチにあるナノイー発生器のF-GME15は結露水による高圧リークのためか度々動作を停止する。内部を分解してみると結露水による錆が見られた。
もう一台のF-VXF35はエラーも出ずに動作していると思っていたら、そもそもエラー表示機能がないだけだった。エラーの表示を無くせばクレームも来なくなる、そもそもナノイーが出ているか否かなど誰にも分からないという訳だ。

◆ F-VXF35のナノイーユニットは酷いものだった。結露水によってペルチェ端子が水没したようで、ペルチェ駆動電圧による電気分解が起こって端子などが溶けていた。結露水が溜まる側に端子を配置するなど、非常識的設計が招いたものだ。

◆ いずれにしても電気部分に水を生成するという、いかにも故障の元になりそうな機器を安易に作ってしまったPanasonicがヘッポコなのだ。この手の技術開発は研究所で行われるが、研究所は製品化設計をする訳ではない。こうやるとこうなるよと理屈を組み立てるだけだ。

◆ 研究所の考え出したものが製品に出来そうだ、売れそうだとなると製品の技術部にそれが渡される。そこでは部材コストから組み立て性、サービスや交換の手間、加振装置や環境試験装置でテストされた上で世に出てくる事になる。

◆ ユニット内で水を生成するのならばその水が腐食を生まないかとか、出来すぎた水がこぼれて漏電が起きる危険性がないのか、結露水が出来た状態で機器をひっくり返しても安全かなどが検討されるはずなのだが、少なくともナノイーユニットはこの辺りが全くなされていない。

◆ 言われたとおりに作りましたよ、機能的問題はないですよ、腐食?聞いてませんね、やれと言われたとおりに設計しただけですから。という感じの設計者がいる事自体信じられないが、しかしこれが現状なのだ。

◆ 水が出来なければ金属から放電するし、水が出来ても放電針の上に水滴が出来なければ意味がない。空気中の様々な成分が金属針に付着すると表面張力が失われて水滴にならないかも知れない。ペルチェは金属針の周辺も冷却するので水滴がどんどん出来る。逆に冬場など乾燥した時期では結露温度が低くなるので水滴が出来ない可能性もある。


新型ジムニー(9/29)
◆ 新型ジムニーが発売され、インプレッション記事も増えたし書籍も発売された。一般ウケするクルマではないだけにマニア向け?の記事などが多く掲載される。

◆ かなりの数の予約も入ったという事なので初期販売台数は増える。
定常的に売れていく車ではないが、好きな人はいち早く予約するという事なのだ。そして今後は法人の代替需要などが加わってくるはずだ。

◆ モデルサイクルの長いクルマだけにモデルチェンジのインパクトも強かったと言える。外観は角張った2世代前に戻った感じである。Gクラスを意識しすぎだとの声もあるが個人的には悪くないと思う。

◆ エンジンは現用のものに変更されたが出力も燃費も大きな違いはない。サスペンションなども同一、ラダーフレームには補強が入れられた形に変更されている。

◆ ESCは装備義務づけがあったわけだがジムニーに相応しい装備だ。空転輪にブレーキをかける事で非空転輪にトルクを与える。ただ動画を見ると綿密制御という感じではなく、ONかOFFかと言ったら言い過ぎだがそんな感じに見える。

◆ SLやCLSにもESCは付いているが片輪を雪や氷に乗せても、そこに乗ったタイヤがスリップしている事さえ分からない。ブレーキ制御は微妙に行われて非空転輪と同じ速度でタイヤが回る仕掛けだ。

◆ 軽自動車という事でコスト制限も厳しかったと思うしABSのポンプ容量だとかブレーキそのもののキャパシティ、さらにはリアブレーキがLTドラムである点も制御を難しくしている。通常後輪ならば2Lで良いはずだが、LTになっている所はジムニーだからか。

◆ ESCはLSD装着車と見た目は変わらないが、通常時にESCは動作しないので走行安定性は失われにくい。LSDにもいくつかの方式があるのだがタイトコーナリング中などに突然ロックされると操縦性が変わって驚く。

◆ 燃費はWLTCモードで13.2km/l(4AT)なので従来型(JC08モードで13.6km/l)余り変わっていない。
5MTの方はギア比などが見直されたがATは副変速機やデフの減速比も含めて全て同一である。

◆ エンジンはVVTが付いて圧縮比も従来の8.6から9.1変更されたロングストローク版だ。出力特性に大きな変化は無いが最大トルクはわずかに低下した。車重は40kgも重くなった。安全装備やラダーフレームの強化などもあったと思うがMT版でも1tを超えた。

◆ 車重はホンダFitと同じくらいで、エンジン出力は半分くらいなのでキビキビ走れるという感じではないが、そもそも動力性能を競うクルマでもない。ちなみに新車価格もFitと同じくらいだ。
エンジンの単体質量は新型で軽くなったようだが、ラダーフレームの補強は重量増に、ステアリングダンパーやそれに伴う電動パワーステアリングモータの大型化、数々の予防安全装備も重量を増した。


楽天モバイル(9/28)
◆ 今頃はMNOとしての楽天モバイルのネットワークや基地局整備が急ピッチで進められている頃だったのだが、実際には余り進んでいないようだ。
ソフトバンク同様にMNOを安易に見ていたためで、楽天には何も決める事が出来なかった。

◆ そこでインドの通信事業者の上級副社長であったタレック・アミン氏をCTOに迎えた。自力で何も出来ない以上、人材を買ってくるしかないと判断したわけだ。これによって機器ベンダーの選定なども大きく進む事になる。

◆ 楽天モバイルの場合は全く新規に事業を開始するので、現時点での技術のみを考えれば良い。これが例えばドコモの場合は新技術の導入と共に既存技術との融合も気にしなければいけない。

◆ 移動体通信基地局の仮想化技術が謳われるが、今ひとつ分かりにくい。どこを仮想化するのかみたいな話にもなる。ざっくり言えばシステムの多くを仮想化して集約することと、従来はハードウエアの個別機器で実現していた機能をソフトウエアで実現することなどを言う。

◆ これによって各基地局は(極端に言えば)無線フロントエンドだけみたいな構成になる。一昔前から使われている光張り出し局の拡張版的な感じだ。
制御部分を集約する事によって管理コストの低減と信頼性の向上が可能になる。

◆ こうしたメリットも大きいのだが既存設備とどう共存させていくかが難しい。おそらくは5GのRNの一部から仮想化していくと思うのだが、楽天モバイルの場合は全くの新規なのでスタート時点から仮想化前提の設計が可能になる。

◆ 仮想化によって設備投資額の縮小も可能になり、なので楽天モバイルは設備投資額を当初の予定よりも減額したと言われるがこれは正しいのだろうか。むしろコアネットワークのコストダウン分を基地局建設に充てるべきだ。

◆ 設備投資額を変更しないまま当初予定の基地局数を1.5倍にする、みたいな考え方でスタートの遅れを取り戻す事は出来なかったのか。何事にも歯切れの悪い三木谷さんの事なので、こうした時の判断が出来ない。周りの人間に、どうしたらいい?ねえねえ、どうしようかと言っている間にも時間が進んでしまう。

◆ これが孫さんだとトップダウンでどんどん決めてしまう。ある時にはそれを決めた翌日には方針転換をして部下を困らせるというか、いつもの事だと言われる。ソフトバンクは孫さんがいなければ何も動かない。楽天は三木谷さんがいなくても何も変わらない。

◆ どちらが企業らしいかと言えば楽天、ソフトバンクは超大型個人事業みたいなものである。それが出来るのも孫さんが類い希な才能を持っているからで、なのでソフトバンク心配論のトップが後継者選びとなる。

◆ 来年の秋にはスタートを切る予定のMNO楽天モバイルは、果たして何を売りにするのだろうか。仮想化技術で下がったコストをパケット単価として還元してくるのだろうか。


地名と知名度(9/27)
◆ 横浜に住んでいる人は神奈川県に住んでいると言わずに横浜に住んでいるという、と言われる。名古屋も同様で愛知県ではなく名古屋、仙台も宮城県ではなく仙台である。

◆ そんな宮城県に住む人が言っていたが、知名度的に仙台の方が分かりやすいので宮城県民の多くは(仙台市以外に住んでいたとしても)仙台だというのだとか。横浜にしても、茅ヶ崎だとか相模原に住んでいる人も横浜住まいだと言うらしい。

◆ 東京ディズニーランドも東京にあるわけではなく千葉県だ。つまりあれは地名+ディズニーランドなのではなく東京ディズニーランドという名称なのだ。

◆ 気象比較で良く書く東京都八王子市は東京都ではあるが山梨県だと言われる。山一つ超えれば山梨県なのと都心部とは違った気候や文化や風景があるからである。

◆ 静岡県民、静岡で人口の多い静岡市から見ると東端に当たる伊豆半島は静岡ではなく神奈川みたいなものだと言われる。箱根まで行けば神奈川なので、確かに静岡中心部から相当距離のあるエリアに違いは無い。

◆ 例えば横浜にしても横浜駅周辺は横浜なのだが、北の方に行くと横浜と言うより相模原なんじゃないの、みたいに言われる。上に書いた山梨県八王子市だと言われるのも同様である。

◆ 神奈川県だと横浜市、川崎市があるが川崎は横浜市川崎区?みたいに聞かれる事があった。同じように熱海と小田原も殆ど一緒みたいに扱われるが、小田原市は神奈川県で熱海市は静岡県だ。

◆ そのエリアに住んでいるなどすれば地名も分かるが、そうでなければ場所すらも分からない。関東以北に住む人は関東や東北各県の位置は把握していると思うが関西以南はよく分からないという人が多い。大分県と佐賀県の位置関係を明確に説明できる東京人がどれだけいる事か。

◆ 反対に関西人に山形県の場所はと聞いても???かも知れない。県名ですらそんな感じなので市区町村など聞いた事もないとなる。横浜市も、横浜市という名称は分かっても泉区がどこかなどと言われたって分からないだろうし、千葉市は分かっても緑区がどこかなど調べなければ分からない。

◆ この場所を説明するのに修善寺の名称を使う事が多いのだが、修善寺の名称は分かってもその場所がどこにあるのか知らない人が多い。伊東も知名度はあるが名前だけ。ならば熱海と言った方が通じる。しかし熱海までは30分くらいかかる距離で、ここからだと熱海も箱根も所要時間は変わらない。

◆ むしろ伊豆半島の付け根に近い真ん中辺の山の中と言った方が漠然と位置が分かるか。伊豆と言うと海岸沿いをイメージする人が多いと思うので、駿河湾からも相模湾からも離れた真ん中辺りの山の中なのである。
ここからは海は見えないのだが、伊豆スカイラインを箱根側に走って行くと相模湾も駿河湾も見渡せる場所があるし、富士山も見える。


WXR-1900は不安定(9/26)
◆ blogにも書いたがWXR-1900HDP2に続きWXR-1900DHP3も不安定だった。最初はWXR-1900DHP2を使っていたのだが度々ハングアップするなどした。当時はV6+対応ルータが少数であり、その一つがWXR-1900DHP2だったのだ。

◆ バッファロー側でもV6+に関しては情報も経験も少ない状態だったと考えられる。バッファロー側と何度かやりとりをするも解決に至らず、そのまま季節は冬に向かうことになる。冬場になり室温が下がると心なしか安定する。ハングアップや回線断が起きなくなった事をバッファローに報告、保証も切れる翌年の夏が不安である旨を添えた。

◆ バッファローからはWXR-1900DHP3への交換をすると返事があり、以降はWXR-1900DHP3を使っていた。これは安定して動作しているように思えたのだが夏場になると回線断や再起動、ハングアップが何度か起きるようになった。なお巷にはWXR-1901DHP3が出ていて、さらなる改善版?かと思われる。

◆ いずれにしてもWXR-1900DHP2/DHP3と駄目なわけだし、同様の不安定さに苦しむ方も多い。私がV6+を使い始めた頃に比較すると利用者数は相当増えていて、それに伴いバッファロールータの不安定さに悩んでいる人も多くなったというわけだ。

◆ WXR-1900DHP3を安定させるためにルータ以外の機能を使わないようにするとかDHCPやND Proxyも切った方が良いとかとも言われる。これも負荷を減少させて温度上昇を防げば良いという話なのかなと思ったりもする。

◆ 安定しないルータはゴミでしかない。何かの作業中に突然通信が遮断され、回復までに数十分なんてやってられないのだ。しかも放っておいて回復するわけではなく電源を切ったりしなければいけない。V6+を使わなければ安定に動作するという話もあるのだが私が確認したわけではない。

◆ 2モデルに渡ってまともに動作し続けないバッファロー製にこだわる必要は無い。
今は1年前とは違ってIOデータ製もNEC製もV6+に対応している。NECは、それこそアナログモデムや音響カプラの時代から製品を作っているのと通信事業者に近い位置にいるのでV6+系にも力を発揮するかな?と言うことでNECのAterm PA-WG2600HP3に入れ替えることにした。

◆ PA-WG2600HP3の前モデルにあたるPA-WG2600HP2は熱問題だと思われる不安定さもあったようで、むしろ理論速度の遅いPA-WG1900辺りの方が安定していたのだとか。その事もあってなのかNECとしてはスタイリッシュなボディだったPA-WG2600HP2は、従来路線の無骨な箱のPA-WG2600HP3へと姿を変えたのである。

◆ PA-WG2600HP3より実績のあるPA-WG1200HP3やPA-WG1900HP3を使う事も考えた。
PA-WG2600HP3は7月発売の新製品でレポートなども少ないからだが、じゃあ人柱になってやるか的な思いもあった。
今後不安定な状況が起きればblogででも逐次レポートしていく予定だ。ま、そんな事が起きずに安定して動作してくれるのが一番だし、Windowsじゃないんだから安定に動くのが当たり前なんだけど。


過給器付きエンジン(9/25)
◆ 一時期の日本車ターボブームは凄いものがあった。三菱だったか、全ての車に過給器を付けると言った。ちなみに全ての車を前輪駆動にすると言ったのはトヨタだったが実現しなかった。
FF化はアメリカでは大型車も前輪駆動にする場合があったのを受けて、ではないかと思う。

◆ そのターボブームも燃費と排ガスの問題で消えていく事になる。
日本のターボ車のほぼ全てが過給時の冷却のためにガソリンの気化熱を使うという乱暴な方法だった。

◆ 排ガステストは無過給時に行われる事を逆手に取り、過給時にはCO/HCをまき散らすセッティングだった。当時欧州車などでもターボ付きの車があり、過給時にも理論空燃比で運転している事に日本のエンジニアは「日本車のエンジンサイズでは無理」と言った。

◆ 日本でブームの去った後も欧米では過給器付きエンジンの開発が続き、本来の意味での低燃費エンジンが出来上がる。ガソリンエンジンの損失の中で大きな比率となるポンピング損失をマイナスに出来る過給器付きエンジンは、更にベースエンジンの排気量を小さくする事で低負荷域の燃費も改善できる。

◆ BENZの直列6気筒は3リッターまで排気量を小さくして2つのターボチャージャと(車種によっては)電動スーパーチャージャを付けて400馬力前後を絞り出す。BENZはハイブリッドは名乗っていなかったように思うのだが、エンジンとトランスミッションの間に48V系で動作する16kWのモータ・ゼネレータを装備している。

◆ シボレー・カマロと言えばアメリカンV8エンジンのドロドロという排気音が想像されるのだが、今や4気筒の2リッターエンジンに過給器を付けて275馬力を絞り出すのだ。これによって実用燃費は10km/l前後になるのだから昔のアメ車とは違う。

◆ 日本車でターボ付きと言えば軽自動車がメインだが、スイフトだったかな、1.4リッターエンジンにターボを付けて140馬力を謳う。モード燃費16km/l前後は、過給器付きエンジンとしては立派な値だ。もっともターボ付きの場合は実用燃費がどのくらいなのかも気になるけれど。

◆ 以前に乗っていたC180は1.5リッターか1.6リッターにスーパーチャージャを付けたものだった。過給器付きでトルクも太く乗りやすかったし燃費も悪くはなかった。

◆ こうした過給器付きの車は圧縮比も高く設定されているので非過給領域でもスカスカという事もない。しかもレギュラーガソリンが使えるとあってランニングコストも抑えられている。

◆ ダウンサイジングが叫ばれたのはずいぶん前になるが、今になってそれが現実的になってきたとも言える。
ガソリンエンジンがこうした手法で効率改善を行う一方で、ハイブリッドやピュアEVも今後どんどん増えてくるはずだ。


楽天ペイ(9/24)
◆ 楽天ペイがスタートして2年近く経っているそうだ。楽天はこの楽天ペイと楽天Edyおよび楽天スマートペイを統合するのだとか。
楽天ペイの認知度が0.5、楽天Edyが0.8、楽天スマートペイが0.3だとすると統合後のスコアは0.12(乗算しただけ)だったりして。

◆ 何度も書いているように楽天はやることが遅いのでソフトバンクにはなれない。他の企業などが力を入れはじめたところでスタートするものだから追いつくことが出来ない。じゃあ買収してしまおうとEdyを買った所で所詮はジャンクなのである。

◆ 楽天カードを持っている人の殆どが楽天アプリをインストールしていて、この楽天アプリがあると楽天ペイに対応が出来るとか何とか。

◆ 楽天のID発行数は9千万だそうだ。実際に使われているのがその半分としても結構な数である。楽天カードの取扱額は5兆円だとされたのだが、昨年は3兆円だった。本当だとすればものすごい成長率ではないか。前々年度からの成長率は21%もの高成長率だったとされる。では3兆円から5兆円のマジックは一体何なんだろう。

◆ と思ったら別のデータもあった。楽天のページにあるのだが「楽天カード、2017年度通期カードショッピング取扱高6兆円を達成」だそうだ。と言うことは6兆円から5兆円に減ったと言うこと?この6兆円の数字は2018年の1月に出されていて、5兆円の数字もほぼ同じ時期に出て来ている。

◆ 2020年までに楽天ペイはメジャーになるのだそうだ。おそらくは楽天カードのばらまきキャンペーンのごとく、様々な作戦で利用者を集めるだろう。
一方のLINE Payにしても利用者増大のためのばらまき作戦をやっていた。
このばらまき額が大きければ良いのだが、中途半端なので今ひとつ乗れない、みたいな。

◆ 楽天ペイは2016年にスタートしたと思っていたのだが、成長率カーブのスタートは2013年になっている。楽天が言うには「楽天ペイは爆発的な成長を続け、ご利用店舗数ナンバーワンに」となる。ナンバーワンになりたいのか、なる予定なのか、なれなかったのかは書かれていない。

◆ この資料と同じ時期の資料には、2012年にカード決済を開始したとある。アプリ決済は2016年と書かれているので楽天ペイは2016年だ。するとこの成長率のカーブはカード決済も含めたものと言うことになる。カード決済も含めて楽天は楽天ペイと呼んでいるのだ。

◆ ローソンやファミリーマート、セブンイレブンが2017年〜2018年にPOSの入れ替えを行い、それに合わせて楽天ペイへの対応を進めると書かれていた。
2018年も中盤の今、コンビニでの対応を見てみると… ん? え? 何? ゼロなの?対応コンビニゼロ!ファミレスも対応店舗ゼロである。

◆ ちなみにPOSの入れ替えは7〜8年ごとなので2017年〜2018年の時期を逃すと2025年まで待たなければならないとなっている。だから2020年に合わせるためには2017年〜2018年が重要だと言っていたのに逃してるじゃん。


高級車になれなかった(9/23)
◆ 日経系の記事だったと思うのだが、アルファードだかベルファイアだかは月間千台も売れているのにマイナー感が漂うみたいな書き方だった。

◆ 一時期は高級車路線を前面に押し出したCMも行っていた。高級車はセダンのみにあらずという事だったのだが成功とは言えなかった。

◆ ワンボックスカーは押し出しの強さが必要だ。いかに下品にするか、後ろからその下品な車が迫ってきて前の車が道を譲らなければデザインの失敗だとまで言われる。

◆ 何故こうした流れかと言えば、ワンボックスカーを好む層がそれを好むからだ。スタイリッシュで上品なワンボックスが売れないことはホンダが証明した。

◆ では、そんなイメージのワンボックスカーに"高級"の意味はあるのかと言えば否である。いくらトヨタが高級ですよと言った所で"だから何?"なのである。
むしろレクサスに似せたフロントグリルを付けた方が余程ウケが良い。

◆ 昔々の話だが暴走族御用達の車があったそうだ。中古価格も安く暴走族ではごく一般的な車両だったのだとか。これをメーカは嫌ったというか嫌うだろうな、イメージダウンになるから。そこでこの車のCMなどを少なくして存在自体をマイナーにしようとした。

◆ ワンボックスカーにしても、特段宣伝をしなくても買う層は買ってくれるし買わない人に押しつけても買わない。車のイメージが出来上がっている以上、それを変えようとするのは難しい。
だったらそれでいいやでもないとは思うが、とりあえず売れているからそっとしておこうというのが現状なのか。

◆ ワンボックスブームが去った後はブームだから乗る層は離れて好きだから乗る層が市場を支える。SUVにしても同じで、SUVブームが去った後はそれを必要とする人が健全に?市場を支えた。

◆ この辺りではワンボックスカーは余り見かけない。田舎なので車は一家に一台ではなく一人一台以上の所有率になる。するとに荷物や人をたくさん積める事がメリットでもなくなる。軽自動車で用が足りない時には普通車を出せば良いくらいなもので、一台の車で全てをまかなう必要が無い。

◆ と言ってもその普通車を出す用事は余りなくて、スーパーなどに行っても殆どが軽自動車なのだ。でも田舎の家の広い庭には登録車が止まっていたりSUVが置いてあったり米車のピックアップトラックがあったりする。

◆ まさか農作物を運ぶのにシボレーのピックアップトラックを出すかぁ?みたいな。おそらく農作物は軽トラックで運んで、シボレーのでかいトラックは遊び用に使うのだろう。


不便なこと(9/22)
◆ 引っ越してきて二回目の秋になる。
去年の今頃は木を切ったり北側の庭を整備したり、バルコニーを直したりしていた。庭いじりにしても家いじりにしてもホームセンターに行けば大抵の道具は揃うので不便はない。
横浜では余りお目にかからない芝刈り機やエンジン式のポンプなども普通に売られている。

◆ 農薬の類いも鍵付きのケースに入れられているし、米を入れる袋だとか温室用のビニールシート、猪や鹿を防止する柵や網なども売られている。
都市部のホームセンターよりも規模の大きなところが多いのは、農業用の機器などを扱う分だけ品数が多いからだ。

◆ 一方で自動車用品コーナーは狭い。少し離れた所にオートバックスはあるがそこも余り大きな店ではない。田舎ほど自動車需要は多いと思うのだが、カー用品店というかカー用品そのものが売れる環境ではないようだ。

◆ ワックスなども余り種類がないので私は通販で買っている。意外に安いのがヨドバシカメラで、ワックスやコーティング剤は納期は掛かるが価格は安い。カーディーラーはトヨタ・日産・マツダ・スズキ・ダイハツ店はあるので、おそらく全メーカあると思う。MNOはドコモ・au・ソフトバンク各ショップがある。

◆ スーパーも安い所を見つけたというかまさに灯台もと暗しだった。山を下りて県道に出る、その手前にスーパーがある。駐車場が狭い為もあるが駐車場待ちの列が出来ていることがある。春先から秋口まではスカイウエイブで買い物に出かけるので不便はないが、冬場は待たされることがある。

◆ 衣料品関係は不便である。ユニクロとしまむら、ショッピングセンター内の衣料品店くらいしかない。ユニクロやしまむらはどこの店も同じようなものを扱っているが、ショッピングセンターの中の中高生向けみたいな店の品揃えがいかにも田舎くさくて笑える。

◆ というか、田舎だからそんな服を着るのが普通なのだ。チバラギ仕様の車がチバラギに溶け込むように、何となく垢抜けないスタイルなんだなぁ。
だから、そんな人が都市部に行くと東京は凄いみたいになるのかも知れない。

◆ 洋服や靴などは都市部に出て行って買い物した方が良い。好きなブランドが決まっているのならば通販で事足りるが、見て触って買いたいというのならば横浜や東京に出る必要がある。静岡市も開けているようだが移動時間的に見れば東京に出た方が良い。

◆ その他に不便なことは無い。そう言えば都市銀行がないが、今は銀行に行く用事も無いのでこれも問題にならない。弁当屋がないなぁ、ほっともっととかは見かけないけれどスーパーで弁当類を売っていてコンビニよりも安い。

◆ 横浜は100円ショップが少なかったがここには何件もある。ダイソーやレモン、セリアなど。地価が安いから売価は同じでも利益を上げやすいとも言える。


姿を消したセーブオン(9/21)
◆ 群馬県民以外にはなじみが薄いがセーブオンという名前のコンビニエンスストアチェーンがあった。
一時期は群馬県内を中心に600店舗を突破する勢いだった。

◆ コンビニは便利だが高いという概念を覆すべく、スーパーマーケットに対抗できるほどの価格での販売を行ってきた。しかし店舗面積が狭い事でスーパーと同価格を維持するのは難しかったのではないかと想像できる。

◆ もちろんレジに行列が出来るほどの人が入ってくれば別だがそうはいかない。ピークの2014年から店舗数は減少に転じ、昨年にはローソンへの身売りが決まった。
そして先月末までに159店舗全店が閉店となったわけだ。

◆ 低価格誘導は消費者にとって喜ばしい事ではあるが、それによって来客数が極端に増えるわけでは無いと言うことも実証された。逆に言えばコンビニ価格という、他店舗よりも割高な価格を納得して客はコンビニに足を運ぶわけだ。

◆ そこには様々な理由があると思う。
家や会社の近く或いは通勤・通学の途中にあって便利だからだとか、営業時間が長いとか、レジ待ちが少ないとか、必ずレジ袋をくれるとか。

◆ そうした部分がスーパーにはないところであり、顧客はその部分にエクストラチャージを払う。顧客が安さを求めていないかと言えば決してそうではないのだが、安さを求めるならばより品揃えの多いスーパーに行くとなる。

◆ コンビニでも価格競争はあるが、決して極端な価格にはならない。
むしろキャンペーン的なおにぎり100円みたいな事が多く行われている。全体的に価格を下げるという、消費者に伝えにくい戦略よりもキャンペーンでドカンとやった方が宣伝効果が大きいのだ。

◆ おにぎりの利潤を小さくして売ったとしても、それによる販売量の増加でコンビニは損はしない。もしも損が出るとすればそれは取引業者に押しつけられることになっている。来月キャンペーンをやる、普段の3倍は売れるから卸値は半額にしてくれ、みたいな。

◆ もっともキャンペーンが終わると売れ行きは普段以下になる。おにぎりが安いからと食いすぎた人たちが一時的におにぎりから離れるからだ。勿論コンビニはそれでも損はしない。おにぎりに変わって他の商品が売れてくれるからである。

◆ この近く、と言っても山を下りなければいけないが、ローソンとセブンイレブンとミニストップ?があったかな。他にはスーパーとドラッグストア、ホームセンターがある。過疎のエリアにもかかわらずコンビニがあるのは、県道12号線を通る車の数がそこそこあるからだ。

◆ 海沿いの混雑を避けた観光客の車がそこそこ通るし、春から秋口まではバイクも多い。そうした人たちがコンビニに立ち寄ってお金を落としていく。勿論地元の人もコンビニを使うが、割合としては他府県ナンバーの車の方が多い。


QRコード決済(9/20)
◆ QRコード決済が中国では流行っているという。キャッシュレス化のメリットは以前にも触れたことがあるが、現金という管理の面倒なものを廃することで店舗運営コストを下げようと言うことだ。

◆ QR決済とは店舗側が示したQRコードを顧客のスマートフォンで読み込んで決済するコード支払いと、その逆に顧客が示したQRコードを店舗側で読み込んで決済する読み取り支払いがある。

◆ コード支払いはようするにQRコードでクレジットカード番号を提示していると考えれば良い。コードが一定であれば画面でなく物理媒体に印字されたQRコードでも良いがセキュリティのためにタイムスタンプくらい入っているのかな。

◆ いちいちQRコードを読むなんて面倒な話なのだが、NFCの普及に乏しい国ではこれが主流なのだから仕方が無い。QRコード方式の場合はスマートフォンで決済が可能なので機器導入コストが安い。これも中国で普及した理由だ。

◆ キャッシュレス化普及率が6割に達する国もあるとの事だが日本では2割に満たない。現金主義がもてはやされる日本でQRコード決済は普及するのだろうか。Felicaによる決済は非常に簡単だが、決済手段としては中々浸透しない。

◆ LINE Payは決済手数料が高いことが普及を妨げていると言い、これを0%(条件あり、通常は3%以上)とした。決済手数料で稼げなくても振込手数料で稼ぐ手がある。ちなみに楽天の出品者は、ロイヤリティ、決済手数料を取られた上に振込手数料も取られるというトリプルパンチで苦しめられている。しかしLINE Payはこの手数料も安価に抑える。

◆ ではどこからゲインを得るのかとなるが、当面は個人情報をアテにするようだ。つまり店舗に個人情報を売る(楽天の場合はメールアドレスを売る)事に課金する。店舗のLINEアカウントに友達登録させるといくらかかる、みたいな感じだ。

◆ ちなみに楽天の出店者はEdy決済を禁止できない。Edy決済を一度でも使われると数百円の手数料を楽天に取られるので安価なものが1つだけEdy決済で売れると大赤字になる。

◆ 政府は2025年を目標にキャッシュレス普及率を世界最高水準にまで引き上げたいとしている。これを受けてゆうちょまでもがQR決済に乗り出す。
様々な決済事業者が参入する中で店舗側が何を選ぶかは普及率と手数料が決め手となり得る。

◆ 例え手数料が安くてもマイナーな事業者のサービスでは意味が無い。
画面表示方式は屋外では使いにくい。
マクドナルドのdカード読み込みやホームセンターカインズの会員コードはバーコードで出来ている。これは屋内レジでは普通に読めるが屋外ではまず読み込めず、店員が数字をレジに入力するという手間が発生している。バーコード方式は設備コストは安く出来るが使う方は何かと面倒なのだ。


伊豆箱根鉄道(9/19)
◆ 今年の夏はさほど多湿ではなかっ三島から修善寺までの約20kmの単線を走るのが伊豆箱根鉄道である。JRからの乗り入れで踊り子号も走っている。

◆ ここを走る電車は様々な車両があるのだが、西武線のお下がり電車もよく見かける。私は現西東京市で生まれ、家は西武柳沢駅近辺だったので西武線は懐かしい。と言っても当時は今の近代的西武線ではなくもっと古風な車両だった。

◆ 何で西武線の電車なのかなと思ったら伊豆箱根鉄道は西武グループだった。調べてみると2005年に西武鉄道の連結子会社化されている。

◆ 西武線から伊豆まで電車を運ぶのも結構大変だろうなぁ。各線乗り入れているからどこかで線路はつながっているのだろうが、都会の電車は線路が空く時間が殆ど無い。
商用運転終了後も保線やら何やらで線路が使われている。

◆ 伊豆箱根鉄道はだいたい3両編成で運行している。昼間は学生が、朝晩は通勤・通学の人たちが利用する。単線なのだが神奈川県内を走る相模線より待ち合わせ時間が少ない。相模線と違ってドアは自動で開閉する。

◆ 20km弱の区間を約30分かけて走るが、並行する道路は日中混雑することが多いので車での移動より早いことが多い。昔は他から乗り入れている路線があったらしいのだが送電電圧の1.5kV化で乗り入れが不可能になったのだとか。

◆ 子供の頃の記憶なので間違っているかも知れないが北陸鉄道浅野川線(石川県金沢⇔内灘海岸)は送電電圧が低く、加速の際に大きく電圧がドロップして車内照明が暗くなっていたっけ。

◆ 電車から手を伸ばすと家の壁に届きそうな、家と家との隙間に線路があるみたいな区間があったように記憶している。調べてみると1996年に送電電圧を600Vから1.5kVに上げたようだ。

◆ 伊豆箱根鉄道の線路とほぼ並行している道路がある。この道路は何度か線路を渡るのだが、一度踏みきりで引っかかると毎回踏切で待たされる。
電車の通過を魔って踏切が開き車が通過するが、電車は駅に止まるので車が先行する。車が踏切にさしかかろうとした頃に又電車が来るので踏み切り待になる。

◆ 夕方近くだと電車の本数もそれなりに増えるので踏切待ちの確率も上がる。
と言っても1時間に5本くらい(両方向だとその2倍)くらいなものである。

◆ 伊豆各地の温泉地に人が多かった頃は電車でやってくる人も多かったとは思うのだが、今は廃れている。修善寺の駅は綺麗になっているが人が少ない。熱海など海岸沿いには少し人が戻ったみたいな話もあるのだが修善寺は極めて地味である。まあ、観光地ではないので干物でも何でも普通の価格で買える。熱海や伊東だと観光地価格になってしまうので結構高額なのだ。


28GHz帯(9/18)
◆ 5Gによる移動体通信で28GHz帯が使われる。アンテナは5dBiの単体ゲインのものを8×8で並べてビームフォーミングを行う。アンテナの総合ゲインの最大値は23dBiになる。

◆ 等価等方輻射電力は25dBm/MHzなので意外に大きな電力だ。
帯域幅は最大で2GHzだったかな。28GHz帯では移動機側もフェーズアレイを使う事が出来る。

◆ 5GではNRとして新しい周波数帯の割り当てが行われるが、既存の4Gのバンドも使われて移行が行われる。ドコモは来年の夏モデルか冬モデルで5G対応を謳うスマートフォンを出してくるのではないだろうか。

◆ 5Gといっても幅が広いのでどの部分が5Gに準拠しているのかはよく分からなかったりする。
まあドコモが自慢げに語ればそうなのだろうが、単に5Gだ5Gだと言うだけのソフトバンクスタイルになってしまうと何だかなぁなのである。

◆ 3.7GHz帯、4.5GHz帯に関しては基本的には現在と同様の使い方になる。スモールセル局に関しては空中線電力を下げる。LTE-Aの20dBm/MHzから5dBm/MHzへと大幅にダウンするのだが、アンテナゲインが大きくなるので等価等方輻射電力は25dBm/MHzとLTE-Aと変わらなくなる。

◆ 4GHz帯だとまだアンテナが大きいのでスモールセル基地局のサイズがアンテナの分大きくなる。
帯域幅はLTE-Aの160MHz幅から最大600MHz幅へと広げられる。

◆ 大きな数字の大好きな孫さんが携帯電話事業に飽きてしまったので、余り意味の無い数字競争は落ち着いたと言える。そのソフトバンクは1.5GHz帯をW-CDMAからLTEへと転換中だと思うのだが、そんな事をしているうちに世界は5Gになっている。

◆ お荷物だったスプリントも他社に押しつけてしまったし、これでかなり身軽になれたはずだ。そうそう、現在のソフトバンクはYMに支えられているといっても良いくらいで、ソフトバンクショップでYMを扱う所が増えている。

◆ ソフトバンクのみでは余りに暇すぎるという郊外の店舗もYMを扱えばそれなりに客が入るのだとか。
YMはYM専門のショップもあるので実質的にはかなりの店舗数になると思う。

◆ 2020年以降にはドコモやKDDIが声高に5Gをアナウンスするはずだ。
果たしてソフトバンクはどう出るのか。孫さんは、最初に手を付けるとカネがかかる、後からやればローコストで実現出来ると言ってLTE化も遅らせた。

◆ 900MHz帯の使い方は苦しい所だったと思う。本来であればLTEでスタートさせたかったはずなのだが3G移動機の圏外対策を急ぐ必要もあった。で、結局はLTE化に後れを取った。


検索順位(9/17)
◆ サイト全体のSSL化とスマートフォン対応などで設定などを変更した。各ページに関してはViewPort設定などを行うようにしたのでファイルそのものをいじった。SSLは301転送、つまり恒久的にSSLを使いますよ、こちらがメインですよとブラウザに教えている。

◆ こうした変更によってGoogleはF&Fのページの多くが新たなコンテンツだと認識したのではないかと思う。トップページも、従来はトップページの他にblogとかが独立して表示されていたが今はそれも無い。
これはスマートフォン用のトップページを主としてindexしているのではないかと思う。

◆ これによって検索順位は落ちたのだがアクセス数には余り大きな違いは無い。多くの人がブックマークを頼りに訪れてきてくれるからだ。

◆ Google検索のためのページを作るというのは商業サイトの場合は重要だ。同じものを売っている店が多々ある中で検索順位を多少でも上げたいと思うからだ。しかし専門的なコンテンツなどはその限りではない。だが専門用語で検索をしたとしてもGoogleが気に入らない、つまりスマートフォン用のページがないサイトなどの順位は落とされるので中々出てこない。

◆ そもそもPCから検索しているのに何故スマートフォン用のページの有無が関係するのか全く意味不明だ。スマートフォンで検索した時に重みが付くのは分かるが、そもそもPCで検索しているのだ。そのうちAndroidでは正常に表示されてiPhoneでは上手く表示されないページの評価が上がる、なんて制御もGoogleの勝手なのである。

◆ しかし検索する側が求めているのはそんな小細工ではない。自分の知りたいことが書かれているページであれば、それがスマートフォンで見られるか否かなど全く関係ない。

◆ 言うなれば包装紙やラッピングは無関係で、中身にのみ興味がある。
しかしGoogleは綺麗な包装紙を使い、ピンク色のリボンをかけた品物は検索上位です、リボンがなければ制限付き、包装していなければ順位を落としますよと言う。

◆ 結局商用サイトは包装紙とリボンにこだわり、ともすれば中身が疎かになる。使う側はどの情報がどこにあるのかを早く見つけたい。

◆ 問い合わせのメールアドレスや電話番号が知りたくて問い合わせの項をクリックする。すると良くある質問や質問の検索窓が現れる。そうじゃない、質問がしたいのだからと、その他の問い合わせの項をクリックすると最初に戻る。

◆ 結局ループになるだけで問い合わせが出来ない。仕方が無いので"○○電気 問い合わせ"みたいに検索すると○○電気ではない質問サイトか何かが出て来たりして用が足りる。
LINKがループしているかなど簡単にチェック出来るのだから、包装紙やリボンにこだわるよりもそういう所が先だろうと言いたい。まあ言った所で何も変わらないんだけど。


カビ対策(9/16)
◆ 今年の夏はさほど多湿ではなかったのと昨年夏からの対策によってカビにお目にかかることは少なかった。とは言っても山の中なので湿度が高めのこともあり、横浜よりはカビを見ることも多い。

◆ 昨年驚いたのは屋外に設置してある木製の郵便ポストにカビが生えたことだ。横浜ではまず考えられない事だが、昨年は高湿の日が続いた為もあったのだろう。その時に使ったのがかび止めLで、抜群の効果を発揮する。

◆ 他にも何種類かのカビ防止剤みたいなものを使ったが、かび止めLが最も効果が高かった。郵便ポスト以外だと靴箱の革靴にカビが生える。カビ止めLは皮革製品には使ってはいけないようなので、皮革専用のカビ防止剤を使ってみたが効果は薄かった。

◆ 下駄箱は消臭目的でナノイー発生器を入れていた。これの消臭効果はかなり高くカビ防止にも効果があったかも知れないのだが、ポンコツF-GME15は度々エラーで停止した。

◆ そこでF-GME15をプラズマクラスタ発生器のIG-B100に換えたのだが、明確に除臭能力が落ちた。なのでそれのカバーとカビ殺菌も期待してオゾン発生器を入れた。最初は乾電池式のものを使ったが、後に商用電源式にした。

◆ これで靴箱の革臭さみたいな(いわゆるビジネスシューズではなくバックスキン的な柔らかな革靴は革臭い)ものは消えて、F-GME15と同程度の消臭力となった。カビは完全に防げていない(靴箱に入れっぱなしの革靴などに少し付く)が許容範囲となった。

◆ クローゼットは昨年は除湿機が大活躍だったのだが、今年は殆ど稼働していない。防蟻剤の臭いを除去するのに富士通製の脱臭器を使っていて、内部の臭いはほぼ無くなった。しかし皮革製品に付いた臭いは中々取れない。石油系溶剤の臭いは強烈である。たまに業務用のオゾン発生器も稼働させている。カビの発生は確認できていない。

◆ ナノイーの消臭力は認めるのだが初期型のF-GME15やF-GME03はポンコツだ。このサイズのものは今市販されていないのが残念である。能書きによればOHラジカルがカビ胞子を破壊するとある。まあ有効量のOHラジカルが本当に生成されているのなら効果はあるだろうが、実は無声放電で発生するオゾンが主なような気もする。

◆ オゾンは効果が高いが高濃度で使い続けるとゴム類やポリウレタンなどを酸化させてしまうので注意が必要だ。わずかに臭いがする程度であれば問題は無いが、業務用のものなどの連続使用はデメリットが目立つ。

◆ 横浜では浴室のカビなどは見られたが、ここは広い窓があるためか浴室にカビの発生は全く見られない。マンションなどでは浴室やキッチンなどに業務用のオゾン発生器を置く例もあり、カビやゴキブリから解放されるなど共謳われる。
しかし高濃度オゾン発生器の連続使用は害がある。


エアコン(2)(9/15)
◆ これまでに様々なメーカのエアコンを使ってきた。一番台数の多かったのは富士通(ゼネラル)製で、価格が安かったからだ。最も安い時には6畳用が2万円台で買えた。
良く覚えていないがインバータタイプでは無かったかも知れない。

◆ 三菱重工や三菱電機製も使った。除湿モードの時に冷房と暖房を切り替えて室温低下を防ぐ仕組みが付いていたのだが、切り替えに時間がかかるのか余り快適ではなかった。

◆ 日立製も使ったことがある。これはインバータタイプだったのだが数々使ったエアコンで唯一故障したものである。基板交換か何かで修理を行い、リモコンも一度買い直している。なので私の中では日立製はまり印象が良くない。

◆ Panasonic製も何台か使っているし現在も使っている。価格が安い(こればかり)割には良く出来ていると思うが作りは安っぽい。作りが安っぽいので室外機が軽くて良いと言えばそうなるが、無理な力を加えると板金がへこんだりする。

◆ この家に付いていたエアコンは東芝製だ。2Fのものは4kWなのでパワーが足りない。リモコンも故障したようで社外品を使っている。
昨年の夏は涼しかったのでエアコンの出番が余りなかったが、今年の7月には稼働率が高かった。これは来年辺りには買い換えたいなと思っている。

◆ 1Fに付いていたものは2.2kWでインバータタイプでは無いものだった。部屋が8畳ほどなのでパワー不足ではあるが冷えないと言うほどでもない。ただインバータタイプではないので温度と湿度変化が大きく快適ではなかった。

◆ 昼間などはコンプレッサが動いている時間が長いので湿度が下がるのだが、夜間は外も涼しくなるので除湿モードにしても余り湿度が下がらなかった。設定温度を22℃位にしておくと良いのだが、コンプレッサが回ると寒くなる。

◆ これがインバータタイプに交換した後は設定温度24℃〜25℃位でも湿度が十分下がってくれるので快適だ。夜間は除湿運転にしている事も多いが、インバータタイプで制御が上手く出来ていると除湿運転でも冷房運転でも余り差がない感じがする。

◆ 制御に関しては昨日も書いたが年々工夫が凝らされていく。東芝製と入れ替えたPanasonic製はかなり快適度は上がったがファンの音が少しうるさい。コンプレッサと共にファンの回転数も可変するのだが、エバポレータの温度を下げすぎないためか、自動モードにしておくとそこそこ風量が上がることがある。

◆ 高機能モデルだと自動清掃タイプが流行だそうだ。フィルタをクリーニングしてゴミを外に自動排出するのだとか。横浜の家ではPanasonicの酸素エアコンなるもの(現在その機能付きのものは無い)を使っていた。高分子膜を使って酸素濃度を上げる仕組みだそうだが、現時点で製品が無いと言うことは効果が無かったことになる。


エアコン(9/14)
◆ 寝室のエアコンを取り替えた話はblogに書いた。ハードウエア的な進化というか変更は冷媒と効率だ。
ただ効率は以前のように各社のばらつきはなくなっている。おおむね2.8kW以下のものに関してはどれも殆ど変わらない。

◆ 制御に関しては工夫がなされている。これは以前からなのだが、各社共にいったんエバポレーターで凝集させた水を再び室内に放散させないかに注力する。

◆ これはコンプレッサ制御技術やコンプレッサの容量可変範囲にもよる。外気温度が高い時にはエアコン稼働率が高まるので問題は無い。
外気温或いは室内温度が下がってくると室温を一定にキープするためにコンプレッサの能力を落とし始める。

◆ コンプレッサの能力を落とすのでエバポレータの温度は徐々に上昇して結露温度以上になり、凝集した水滴が再び蒸発して湿度を上げてしまう。湿度が上がると蒸し暑く感じて不快感が高まる。

◆ 快適性と省エネは相反するものだが、こうしたパーシャル運転時の省エネ性能は評価されない。なのでコンプレッサ稼働率を下げた時にエバポレータの温度が上がりすぎないように、風量を小さくしたりする。

◆ 極端な話、風量ゼロで運転していれば室内温度の降下率は低く、コンプレッサを動かしていればエバポレータからの再蒸発も防げる。
しかしこれは電力は食っているが冷房には寄与しない運転になる。

◆ 少し前のエアコンではドライキープなどと称してコンプレッサ停止時には送風も停止するタイプもあった。しかし完全に送風を停止してしまうと室内の温度分布に偏りが出来るので快適性が低下する。

◆ 送風量をゼロにせずに、それに見合ったエバポレータ温度をキープするのが今風の制御と言えるだろう。省エネの観点からすればフルパワー運転と完全停止を繰り返すのが一番なので、電気代を気にする向きは手動で制御するのが一番だ。

◆ 室温が上がって来た場合はまずコンプレッサの能力を上げてエバポレータを十分に冷やした上で送風を開始する。コンプレッサの能力可変と共に風量制御も綿密化してきている。

◆ MEMS湿度センサなどが安価になった今、低価格帯のエアコンにも湿度センサの搭載が可能になる。湿度センサがあれば結露温度が推定できるので制御に活かすことが出来る。

◆ エアコンも他の機器同様でセンサ技術による制御の高度化がある。メーカによってはリモコンにも温湿度センサを仕掛けたりする。
無駄は多いが快適性が高まるのはエアミックス方式だ。冷房機はある程度のパワーで冷房運転を行い、室温が下がりすぎた場合は暖房機からの暖気をミックスして制御を行う。熱願が豊富な内燃機関搭載自動車の多くは能力可変コンプレッサとエアミックス方式で室温を制御している。


スズメバチ(9/13)
◆ blogには書いたが軒下にスズメバチが巣を作った。昨年は少し離れた空き家に巣が作られていたようで、駆除業者が出動して撤去していた。その時の女王バチが生き残っていたのか否かは知るすべもないが、いずれにしても蜂の巣が出来た。

◆ 推定直径20cmほどの蜂の巣の周りには数匹の蜂が飛んでいる。最初に病害虫薬を噴霧したが効き目はなかった。薬剤には昆虫類への影響を最小限に…的なことが書かれていた。

◆ 次にはスプレー式の殺虫剤を使った。公称12mの飛距離を誇るというものだが、効果が認められるのは3m位かな。これでも十分なので800ml 1本を46秒間かけて噴霧した。翌日見ると蜂はかなり減っていた。

◆ 蜂が減ったので蜂の巣を突いて落とすのだが、並の接着剤以上の強力粘着で中々外れない。結局は巣の上部から割れるように落下した。
中には未だ蜂がいたので殺虫剤を噴霧した。落ちた巣にはたくさんの幼虫がうごめいていた。

◆ 成虫の多くは薬剤噴霧にめげず飛んでいった。モロに薬剤を浴びた蜂はやがて死んでしまうだろう。
では薬剤を浴びなかった蜂はどうなるのか。

◆ 成蜂は昆虫などを捕獲して巣に運ぶが、それは自分たちの食事ではない。昆虫などを丸めて作った肉団子を幼虫に与える。すると幼虫は分泌物を出すので、成虫はそれを食べて生きながらえる。

◆ 働かざる者食うべからずを嫌がおうにも実践できる仕組みがそこに出来上がっている。分泌物を余り出さない幼虫は、容赦なく巣の外に捨てられてしまう。

◆ 巣を破壊しその残骸の巣に残り捨てられた幼虫は肉団子を貰えないので死んでしまう。では成虫はどうなるのか。幼虫からの分泌物がなくなるので空腹に苛まれ、やがて餓死する説がある。しかし生きながらえるのだという話も。

◆ 巣を作るのは女王バチであり働き蜂は巣は作らない。越冬できるのも女王バチのみであり、働き蜂は死んでしまう。ちなみに働き蜂はメスであり雄の蜂は蜂の巣の中で繁殖行動のみを行う。

◆ 巣が破壊されたはぐれスズメバチは一体どうするのか。背に腹は代えられないと、スズメバチ界の掟を破って巣を作り、自らが女王バチのポジションに君臨するのか。
いや、そうだという説もあるのだ。

◆ 種の存続のための緊急避難である。
緊急避難なのだから同種から責められても言い訳が出来る。かどうかは知らないのだが、新たな巣を作り始める説もある。

◆ ここにいた蜂たちの末路は知る術もない。ただ蜂の巣を撤去したあと数日間は付近を飛び回っている蜂がいた。飛び回るためには相当エネルギを使うと思うので、空腹は辛いのではないだろうか。他の巣に、知らん顔して入り込むなんて蜂はいないのかな。


Gmail(9/12)
◆ Gmailはラベル方式なので(メールクライアントアプリにもよるが)使いにくい面がある。私はPCでPOP受信しているのでメーラで振り分けしているがスマートフォンで見た場合は目的のメールを見つけ出すのが面倒だ。

◆ そこでメールアカウントを増やすことになる。通販関係はここで、銀行はこのアカウントで、どうでも良いものはこちらみたいな。アカウントは覚えやすく入力しやすいものが良い訳で、数字羅列のものを多く使っている。今は取得が不可能だが、全て数字のアカウントもある。

◆ 最近では電話番号のアカウントも使っている。と言っても全て数字では作れないので090は0Q0に、080は0B0に書き換えている。電話番号フルだと11桁にもなってしまうので頭から6桁目まで(6桁が最低必要)とか最後の6桁(一部数字はアルファベットで)を使うとかもする。

◆ Gmailは利用者数が多いので好きなアカウントが取れないとお嘆きの方も多いとは思うが、アカウントなど所詮記号みたいなものだと思えば何でも良い。英単語などの方が他人に説明する時に話が早いとは言っても、相手がその英単語を知らなければ1文字ずつ言う以外にはない。

◆ 一文字ずつ言うとするとTとDとかIとYなどは間違いやすい。だったら数字列の方が説明しやすい。アルファベットのaの後は全部数字で112233ですよ、みたいな。112233の1をlにしてll2233でも良いし、11zz33でも。数字列そのものが覚えにくくても桁数が短ければメリットになる。

◆ 従来はF&Fのメールを使っていたのだが、それらも徐々にGmailに移行している。ただし全てを移行すると言うことでもなく、F&Fドメインのまま残してあるものもある。

◆ 様々なサイトへの登録などでメールアドレスは使うわけで、その数も相当多くなる。どのサイトにどのメールアドレスを登録してパスワードは何だっけみたいな事はパスワードマネージャに記憶させる。もはや自分で覚えておけるような数ではない。

◆ パスワードにしても使い回しをしなくなった頃から覚えるには限界がある。10個くらいであれば覚えておけるが、それをどのサイトで使ったかの関連付けまでは覚えられない。
よく使うサイトの場合は良いのだが、半年後にアクセスしたらパスワードが分からないみたいな事はよく起きる。

◆ 何年前に登録したのか忘れてしまったがTrendMatchという広告配信企業があった。これがサービスを終了すると言うことでメールが来た。ここの広告をセットしていて、その収益が212円以上あったのだそうだ。
収益を確認しようとメールに書かれているサイトにアクセスしてみたが、既に存在していなかった…仕方が無いので来たメールに返信はしたがお金は貰えるのだろうか。

◆ という感じで登録したことすら忘れているものもある。たまたまこれは登録した時のメールアカウントが残っていたから良いが、そうでなければ連絡も付かない。


ロボット掃除機比較(9/11)
◆ ルンバも清掃能力のテストは7月22日頃の記事に書いた。結論から言えばAC100Vで動作するフィルタパック式掃除機に対抗できるものではなかった。フィルタパック式掃除機で掃除をすれば細かな綿埃は明らかに減少するが、ルンバだと数回掃除をさせても綿埃が残ったからだ。

◆ ただしロボット掃除機は放置するだけで仕事をしてくれる。掃除に時間もかかるし音もうるさいのだが手間はかからない。ダストボックスが小さく集塵力も弱いし、掃除をさせる度に掃除機自体を清掃しなければならない手間はかかる。

◆ 東芝のトルネオロボは充電ステーションにロボット掃除機を掃除するための掃除機が付いている。なのでいちいちゴミを捨てる事なく1ヶ月は稼働するという。

◆ しかしルンバを見る限り、いや、ルンバだけが悪いのかも知れないがゴミをかき集めるブラシなどに綿埃が絡みついてしまい集塵能力が低下する。

◆ ロボット掃除機の比較サイトは数々あれど、殆どはカタログデータの比較であり実際に掃除をさせてみた例は少ない。そして実際に掃除をさせてみた例でもテスト環境として狭い囲いの中でのテストになってしまう。

◆ テストの結果を見ると確かに差はあるのだが大きな差ではないことが分かる。いくつかのテスト記事などを見ても、絶対的性能差でトップに君臨するみたいなものは無い。

◆ こうなると清掃性能ではなくランニングコストや掃除機自体の掃除のしやすさで差別化するくらいだ。そして重要なもう一つのポイントは本体価格である。

◆ ロボット掃除機はバッテリで動作する訳だが、これは1年程度で劣化する。特に消費電力の大きなモデル(連続稼働時間が短い機種)はバッテリに過酷だ。だいたいのモデルが70分〜120分くらいの連続動作時間になっているがダイソンの巨大なものは45分だ。

◆ バッテリ価格だが、純正品はかなり高額だ。有名モデルだとサードパーティのバッテリがあり純正品の半額以下で買うことが出来る。多くのロボット掃除機はLi-ionバッテリだがNi-MHのものもある。Ni-MHはコストは安いが連続動作時間やバッテリ自体の寿命が短い。

◆ いまやロボット掃除機も5千円以下で買える。レンタル品もあるが割高だ。ロボット掃除機は小型品の方が良いと思う。大きなものだと狭い場所に入っていけないし、高さがあるとソファーなどの下に潜れない。

◆ ルンバでもそうだが毛足の長い絨毯の上は走行できない。電線などが床にあれば絡まってしまう。少なくともルンバは10円玉程度の重さのものは吸い込むことが出来ない。1円玉であれば、もしかしたらブラシで描きいれて掃除をしてくれるかも知れない。

◆ 絨毯やラグが敷いてある場合は走行用タイヤのグリップ力と直径を見た方が良い。毛足の長い銃誕生の走行性能ではAnkerが優れている。掃除に時間はかかるが音も小さくダストボックスの掃除もしやすい。


ホームページの寿命(9/10)
◆ F&Fからリンクさせて頂いているページなどで既に消滅してしまったものもある。プロバイダなどが変わってURLが変わったものもある。ホームページを閉鎖し、その後Blogになり、いまはTwitterだけという方もいる。

◆ プロバイダなどは契約するとホームページスペースが付いてくるのが普通だったのだが、需要が少なくなった事などを理由にそれを廃止した所も多い。ISPは残っていてもホームページサーバがなくなった所、ISPの統廃合などによって名称やドメイン名が変わった所などなど様々だ。

◆ 一方で無料のホームページスペースにも変化はある。こちらも廃止された所もあるし、未だに当時のままの所もある。無料のホームページスペースを使っている方は無料なので、自分で消さない限りはずっと残っている。
そんな事情があるのかも知れないが無料のホームページスペースを使っている方の残存率が高いような気がする。

◆ 独自ドメインの場合はサーバが変わろうが何をしようが同じ名前でアクセスが出来る。サーバがKDDIだろうがGMOだろうがIPアドレスは変わってもFQDNが変わるわけではない。
ただしドメインの維持管理手数料が必要だしサーバのレンタル料も必要だ。なので、そのコストを考えると閉鎖した方が良いのかと思う人がいても不思議ではない。

◆ 以前にも書いたが広告掲載している所で広告料収入がサーバ費用などの支出とバランスしていれば(コスト面で)閉鎖の理由はなくなる。広告収入がサーバ管理費用を上回るケースはそうそうないとは思うが、そうして商業的に成功すれば記事を書くためにお金を使う事も可能だ。

◆ もっとも普通の個人のホームページは趣味な訳だから商業的に成功しようがしまいがネタ作りや趣味のためにお金を使う事になる。最初はそれでいいのだ。しかし長くは続かない場合が多い。情熱は冷めるからである。ところが商業的に成功すると情熱ではなく金銭欲になる。情熱は冷めるが欲望は冷めない。

◆ しかし仕事が忙しくなったりすると、わずかな収入よりも寝る時間が欲しくなる。金銭欲より睡眠欲だ。こうなると記事の更新が遅れ始める。
一度書かなくなると、次に書くきっかけがつかめなくなる。

◆ F&Fは毎日良く書きますねと言われるが、書かなくなったらそれでおしまいなのだ。又書こうとか、暇が出来たら書こうなどと言っていると1年も2年もの間隙はすぐに出来てしまう。人間なんてそんなものなのだ。

◆ 去年から伊豆に来たので何かと新鮮味がある。何しろ道ばたに鹿がいるのだ。都会では考えられないでしょう。タヌキだっているし、そのタヌキにパンを投げれば咥えて持って行く。なのでリフォームなども含めて色々ネタが出来ている。


15代目クラウン(9/9)
◆ 街中でも見かけるようになった15代目クラウンは6月に発表されたそうだ。試乗記には「ニュルブルクリンクで鍛えた」ハンドリングだと書かれている。開発車インタビューでは「Eクラスも5シリーズもステアリングを切っていくとバネ上が動くが、クラウンが安定している」と言っている。ステアリングを切った時に目線を動かす必要のない車なのだそうだ。

◆ 国産車とドイツ車で最も異なるのは舵角と挙動だ。国産車の多く、それはジムニーも同じだが、ステアリングを切るとまずロールから始まる。ステアリングを右にさっと切れば左がさっと下がる。実際にはサスペンションを縮ませる力が働いている訳で、ステアリング機構とサスペンションが連結されているわけではない。だが感覚としてサスペンションが動くのが先みたいに感じるのだ。

◆ そしてこうした特性が日本人に好まれ、だから日本車は皆こうした味付けになっている。15代目クラウンはそうではないというのか?いくつかの試乗記を見るとエディタの苦労がうかがえる。

◆ ある人はサスペンションはシッカリしているけれどちゃんとロールしますよと書いた。ある人はドアハンドルの形状に文字数をさいてみた。ある人は4AT+ハイブリッドで10段疑似シフトだと書いた。そしてある人はニュルブリクリンクで鍛え上げられたサスペンションだとだけ書いた。

◆ クラウンを買う人の平均年齢は70代か80代か、或いはもっと高いかも知れない。カローラユーザの平均年齢が70代だというのだから。
そんな老人専用車をニュルに持って行ってどうなるというのか。

◆ クラウンに求められるのは安泰な乗り心地、それはビシッと決まったステアリングフィールではなくラフに扱っても姿勢変化を最小にするようなものだ。ソアラに実装したものの最初で最後になってしまったアクティブサスペンションなどでも使いようがある。

◆ 安全性能も重要だ。トヨタは安全第二の精神なので難しい所だとは思うが、信号無視の防止や逆走防止などを誤発進抑制などと組み合わせた安全システムにカネをかけても良い。クラウンのチーフデザイナーは50歳代らしいが、クラウンの主要層が何を求めるのかが分かっていない。

◆ ショーファードリブンが多いとすればフロントシートの前後長を3cm長くする方が、ニュルを走らせるより有り難い。バックレストの通気性と通風性を向上させた方が有り難い。これは日産フーガには搭載されているのでクラウンにも装備されたかも。

◆ 3.5リッターハイブリッドが売れ筋になるのかなと思う。燃費は市街地で12.7km/lと悪くはない。高速道路では17.7km/lも走る。(WLTC)2.5リッター4気筒のハイブリッド車は市街地以外で20km/l台をマークするが、需要はどうなのだろうか。
同じ4気筒ならば2リッターターボ版の方が面白そうだが燃費は悪い。


全て保存されている(9/8)
◆ Googleに蓄積されている個人データをダウンロードしてみた事があるだろうか。Androidスマートフォンの各情報、ダウンロードしたアプリや位置情報、Googleで何を検索したかから静止画や動画まで、そっくりGoogleが握っている。

◆ これらデータを持って行かれないようにする事は一部のデータでは可能だが、拒否できないものもある。
写真や動画はGoogle側が持っているものがホンモノであり、端末にはそのコピーがあるという考え方だ。従ってGoogleに持って行かれたものを消すと、そのコピーである端末のデータも全部消える。

◆ これを防ぐには端末のデータをバックアップしておくしかない。こうした面倒さを経てからGoogleの写真を消したとしても、何かの拍子で再びGooglePhotoがイネーブルになれば端末内の写真は又持って行かれてしまう。

◆ 端末で消したからと言って安心してはいけない。端末はあくまでもバックアップデータなのだから、それを消したとしてもホンモノであるGooglePhotoには残り続ける。

◆ GoogleDriveを使っている方も多いかと思うが、これを一時的に使って後で消した場合にそのデータはどうなるのか。果たして消えるのか残るのか。企業によってはGoogleDriveの利用を禁止している所もある。一時的に使うつもりが恒久的にその情報が蓄積されるかも知れないからだ。

◆ Androidスマートフォンの各情報はGoogleに強制送信されてそれを止める事は出来ない。いつどんなバージョンのAndroidスマートフォンを使ったかなどなどの情報は全て握られている。これらは数日ごとにGoogleに自動的に送信される。どんなデータを握られているのかはこちらにある。データを持って行って欲しくなければファイアウォールアプリでブロックするしかない。

◆ 私はブロックをした事がないので何とも言えないが、もしかするとそのIPアドレスをブロックすると他に不具合が起きるかも知れない。Googleだってブロックされる事くらい予想しているだろう。

◆ 政治家なんて考えの浅い人間が多いわけで、そんな政治家のデータをダウンロードしたら面白い事間違い無しだ。セキュリティも甘いだろうからパスワードの突破くらいでアクセスできるかも知れない。不正に他人のデータを見るのは法に反するが、刺し違える覚悟で実行する人間が出現しないとも限らない。

◆ 私はGooglePhotoは使わないように設定に注意しているが、それでも8個のファイルが収集されていた。Chromeも出来るだけ使わないようにしているが、これは仕方ない部分もある。
皆様も一度自分のデータをダウンロードしてみては如何だろうか。Android端末情報など、自分が知らない事までGoogleが知っている事がよく分かる。


TV受像機能(9/7)
◆ スマートフォンに搭載されている機能で最も使われていないのがTV受像機能ではないだろうか。
少し前であればスポーツの中継などを観るという需要が存在していたのだが、それも今はIP放送で事足りる。

◆ 一部のスマートフォンではTVやラジオ機能を使う時にはイヤフォンや外付けアンテナを付けなければいけないのも需要を遠ざける。イヤフォンならまだしもそれに接続するアダプタと称される短い線を使えと言われると面倒だ。

◆ 今後もスマートフォンにTV受像機能が搭載されるのか。ドコモはスマートフォンや携帯電話に搭載されたTV受像機能もNHKの受信料徴収対象だとの判決を受け、考慮を要すると言っている。

◆ TVを持たない若者も増えている中でスマートフォンの所有で(TV受像機能を使うかどうかによらず)2,520円(2ヶ月分)の負担を生み出すとすれば問題だ。

◆ MNOからMVNOへの流れがある移動体通信業界で2,520円は小さな金額ではない。自宅にTV受像機があり受信料を払っている場合はセカンド受像機として課金は免れるがそうでない場合は負担増になる。

◆ そもそもスマートフォンはTV受像機ではない。TV受像機以外の機器で付帯的にTV受像が可能なものにあっては受信料の対象ではないとなっている。しかし判決は、スマートフォンはTVを観るための機械であると認定した。

◆ 個人的にはTV受像機能は要らない。今まで使ったドコモ販売のスマートフォンにはもれなくTV受信機能が付いていたが、それを積極的に使ったのは数回しかない。

◆ N-07DはTV受信用のアンテナ内蔵だったので比較的気軽に使う事が出来たが、Xperiaはアンテナ線を付ける必要があったので一度も使った事がない。

◆ TV機能を使うためにはアプリを常駐させなければならないので、メモリの少なかったN-07DはTV機能を使わない時にはアプリも強制停止させていた。

◆ ドコモ的にはNOTTVをもっと上手く使えば良かったのだと思う。
末期には既存放送局が番組の提供などを行ったが、既存民放のサイマルを流せば良かったのではないのか。NHK以外は全部観られるようにする。

◆ まあドコモにはそんな事は出来ないだろうな、10年前のソフトバンクになら出来たかも知れないけど。

◆ サッカー中継で久しぶりにTV受像機の売り上げが伸びたのだとか。
大画面や高精細画面でサッカーを見ようとだいたい需要が膨らんだのだそうだ。つまり、観る番組があればTV受像機は売れる。観る番組がない、観なくても済んでしまう番組しかないからTVが売れない。


GoogleSearChConsole(9/6)
◆ 7月にSSL化やスマートフォン対応ページなどいじくり回した時に、エラーページの表示設定を変えたりした。他にも.htaccessでリダイレクトを設定したり、現在は使われていない掲示板の後片付けなども行った。

◆ これらはいわばデバッグ状態であるのでエラーページなどの表示を抑制したりとやっていたのだ。ちなみにIE11はいったん301リダイレクトのページを表示すると、それをブラウザが記憶するというお節介仕様なのでサーバ側でリダイレクトを解除してもブラウザには伝わらない。ブラウザは常にリダイレクト先を閲覧しようとする。

◆ 最初はこれが分からず、リダイレクト効きっぱなしおかしいと悩んが他のブラウザではちゃんと見えているので良いかなと。そんな感じで何度もデバッグモードにしていた。連続的には数日の話だが、何日か休んで又数日とか。

◆ ら、Googleからメールが来た。エラーがたくさん出ているとか、リダイレクト先が見つからないだとか。確かにデバッグ中にクロールされたらそんな感じになるだろう。クロールの停止を宣言しておけば良かったのか。

◆ エラーが山のように検出されていたので、それを解決済みにしてGoogleに報告する。そのついでと言ってはアレなのだが、タイトル重複なども見直す事にした。タイトルの重複もGoogleからは注意が来る。検索の都合上タイトルはユニークなものであるべきなのだ。

◆ そんなこと言われてもね、こっちはGoogle登場以前からやってるんだよと言った所で神を自負するGoogleには通じない。長いものに巻かれなくてはいけないのが世の常なのである。

◆ タイトル直しだって結構面倒で、unix上で日本語エディタを動かすのもアレだったのでローカルでいじってアップロードし直した。何しろファイル数が多いのでこれも結構大変だ。
ついでにMETAタグも直そうかなと思ったが、それは良いだろうとみなかった事にする。

◆ blogの方はMETAタグなども自動的に入るようになっているので気にする必要はないが、旧HTMLというかCMSとは切り離された部分は自分で書かなければいけない。HTMLエディタ名などNetscaleNavigatorGoldなんて入っていたり、時にホームページビルダーの初期の頃のバージョン名が入っていたりする。

◆ 20年以上前から運用しているのだからそんなものなのである。当時は通信速度だって遅かったわけで、たぶん9.6kbpsの時代が長かったはずだ。
96Mbpsでも9.6Mbpsでもない、9.6kbpsだったのである。

◆ だから画像ファイルも小さくしなければならなかったし、余計な装飾も出来るだけカットするようにした。
そんな時代を知らない人からはつまらないページだ、もっと見やすくしろと言われる。


Xperia(9/5)
◆ 今ひとつ収益につながらないSONYのスマートフォン事業はどこに向いているのか。2018年夏モデルはデザインテイストを変えて登場した。Xperiaらしくなくなったなど賛否両論なのだが、その賛否両論が炎上レベルにならないのがiPhoneとの違いだ。

◆ いくらシェアが減ったとは言ってもiPhoneのデザインに賛否両論が起きれば大きな話題になる。
Xperiaは重くもなった。どうやったらあんなに重く出来るのかと思うほど重い。中華モバイルバッテリのように無駄に"重り"でも入れているのか。

◆ SONYは以前から独りよがりである。それは成功した商品では魅力となるが、下火になった商品では邪魔でしかない。以前から書いているように無駄なSONYアプリはGoogleとは全く関係なくアップデートされる。事業者アプリのような位置づけで消す事も止める事も出来ないアプリなのだ。

◆ Zenfone4のインスタグラムやFacebookアプリは消す事は出来ないが無効化は出来る。使うのはあくまでも利用者であるというASUSと、俺たちが作ったものだから使い方も俺たちの指示に従えというSONYの違いである。

◆ Xperiaは夏の新作と冬のマイナーチェンジという感じだ。これは夏過ぎに新しいSoCが出てくる関係で仕方が無い。だとするとXperiaの冬モデルは現行モデルの延長上にある。

◆ 聞いた所によればドコモではXZ2よりもXZ1が売れていたとか。XZ1が安く売られていた可能性もあるが、何が何でも新型をと言う流れではなくなったわけだ。それともXZ2を買いに行った人が実物を見て買うのをやめたとか。

◆ いずれにしてもデザインの失敗や超弩級の質量が嫌気されているのにSONYが気づければ冬モデルでは何らかの手を打ってくるだろう。
俺たちの作ったものが最高に決まっているだろ、文句を言わずに買えコノヤロウと従来のSONYスタイルを変えないのであればそのままだ。

◆ 独りよがりだから他社の動向を見ようとしない。自分たちは追われている立場だ、ライバルは自分自身だみたいな考えがある。ドコモですら今や昔とは違ってきている。
国際協調というものを認識した上で、何かを提案する時にはカネも一緒に積みますよ、みたいな。

◆ 実際問題として世界的に見れば日本の移動体通信ネットワークは最先端ではない。遅れているとも言えないが常に最新のサービスを提供すると言うほど新しくもないのだ。研究開発とそれを実際の商用レベルで実装するのは違う。ドコモは多くの研究開発費を使っているが動きが遅いのだ。

◆ SONYも長らくドコモに"飼われて"いたわけなので国際よりも国産みたいな部分があるのかも知れない。
しかしマーケットは世界になるのだからグローバルな視点で物事は見ていくべきだ。


日産ノート(9/4)
◆ 日産ノートを買ったという人間がいる。以前はトヨタアクアに乗っていた。ノートというとe-Powerがありアクアから乗り換えたと聞くとそれを想像するが違った。

◆ 彼はコンベンショナルエンジンのノート、しかもマニュアルトランスミッションの車を買ったという。そうか、ノートにはMTの設定があったのかと思ったくらいだ。

◆ しかし何故ノートで、何故MTなのか。彼曰くアクアほどつまらない車はない、燃費が良いと言っても自動車としての魅力がない、だから面白い車に乗りたくなった。

◆ MTが面白いというのだから今時の人間ではないと思われそうだ。
で、ノートのMTはどうなのかと聞くと軽くキビキビ走る、面白い、アクアとは全く違うと喜んでいる。

◆ 燃費は長距離だと同じくらい、街中を走るだけならアクアの方が良いという。ただ車両価格の差を考えるとノートの方が得だとも言っている。

◆ 私のイメージとして日産車は出来が悪い。トヨタ車は、少なくとも見える所は良く出来ている。安い素材を安っぽく見せない技はトップレベルだ。だからアクアからノートに乗り換えると安っぽさが目立つのかなと思った。

◆ しかし彼はそんな事はないという。
アクアは価格に比較して全体的に安っぽい。ノートも安っぽいけれど無理矢理感がないから普通に見えると説明するが私には今ひとつそこが分からない。

◆ ハンドリングなどは絶対的動力性能がどうのと言う事ではなく、間違いなくノートが楽しく、アクセルを踏めばパワーが出てハンド類を回せば回っていく感じが良いと、何か当たり前に事に感動している。

◆ マニュアルミッションが街乗りで面倒ではないかという点に関しては、マニュアル車に乗っていた時代もあったので特に何と言う事はないそうだ。クラッチにしろシフトにしろ軽いから疲れる感じはしないそうだ。

◆ 日産だとノートとマーチにMTの設定があるのかな。どちらもエンジンなどは同じでデザインや細部が違うくらい?もしかしたら同じシャーシを使っているとか?
◆ いずれにしても小型車にMT設定がある事に驚いた。どんな需要があるのだろう。彼のようなケースは希ではないかと思う。確か海外メーカの小型MT車を日本に入れてくれないかみたいな話があって、しかし代理店は需要が見込めないからと導入を拒否したみたいな。

◆ ノートを調べてみるとNISMOバージョンにMT設定があり、それっぽいと言うか何というかな外観になっている。NISMO仕様と言う事でマフラーの出口が100φだったり、サスペンション系に手が加えられていたりする。


VWもEVシフト(9/3)
◆ 未だに話題にされるVWの排ガス不正事件、モードテストを用のソフトを組み込んでテスト時だけ排ガスを規制に合わせて浄化する仕組みだ。

◆ この手の細工は日本車の方が得意である。モードテストである事を判断するとモードテストのパターンから減速時にエンジン停止まで行くのか否かなどを判断する。エンジンが停止するならば燃料カットのままにする。シフトコントロールによる燃料カット時間の引き延ばしなども特別に行われる。

◆ サムスンがベンチマークテスト特化プログラムを組み込んだり、ソフトバンクや楽天モバイルが速度テストサイトだけスロットリングしないとかもある。

◆ しかしVWの排ガス問題は大きく取り上げられ、ディーゼル市場を縮小させるとまで言われた。トヨタ以上の車両生産台数を誇るVWが世界に与えた影響は計り知れない。

◆ VWは生き残りをかけてEVに力を入れる。EV開発への投資額は5年計画で4.5兆円だという。EV開発を進めるフォードでも1.2兆円なのだからVWの意気込みが分かる。

◆ と言うのもVWは内燃機関車に力を入れていてEV分野では出遅れていた。既にテスラは年間10万台のEV車を売り、トヨタは2030年に100万台を売ると豪語する。
と言っても10年以上先の話などどうなるか分からない。トヨタの中長期計画は途中で見直される事が多いからだ。

◆ VWのEVは2020年に登場するとされる。21世紀のビートルを名乗り、年間30万台以上を売りたいようだ。2025年には50車種を市場投入して販売規模を300万台に引き上げる。

◆ 日本で不正を行う企業というと三菱自動車が思い浮かぶ。三菱はEV開発も早かった訳だが今ひとつ地味な印象だ。しかし、いずれにしてもEVシフトは避けられずEV車のコスト競争や性能競争の時代になる。

◆ 欧米あるいは中国でのEVシフトが鮮明になる中、かつては米国市場をも脅かした日本車はどうなるのだろうか。2世代目まで続いたのは日産リーフだが売れ行きは余り芳しくない。

◆ トヨタはハイブリッド車から離れられない。EVでもFCVでもなくハイブリッド車こそが最も合理的で効率が高いと豪語した手前、ハイブリッド車から離れにくいのは想像に難くない。
FCV開発は再スタートしたのだが、世の中としてはピュアEVが先行している。

◆ 日の丸リムジンではテスラSを導入している。車両価格は高いものの稼働率が上がると電気代の安さでガソリン車と比較すると年間100万円近く得になるのだとか。利用者からすると価格メリットがある。ハイヤーの利用料金は排気量で決まるそうだが、テスラSは排気量がゼロなので最低価格帯が適用され、これはクラウンを走らせるよりも安い。


掃除機のヘッド(9/2)
◆ 回転ブラシの付いて掃除機のヘッドは重要な部品だ。以前にも書いたがダイソンのDC-35はロクな吸引力ではない。隙間ノズル状態では10円玉も吸い上げられない。

◆ しかし回転ブラシ付きのヘッドを使えば掃除機として役に立つレベルになる。回転ブラシが埃をかき出すので、弱い吸引力でもそれを吸い込む事が出来る。

◆ 同じ事がRoombaにも言える。
Roombaも吸引力はかなり弱いのだが、回転ブラシがゴミをゴミため部分に描きいれるように働く。Roombaには大きく分けて2種類の回転ヘッド部分がある(モデルによって異なる)が、回転ヘッドを変えただけで集塵能力が1.5倍になったとか。

◆ ダイソンにしてもRoombaにしても回転ブラシがなければ殆ど役に立たない。回転ブラシでかき上げる事の出来ないセラミックボール(猫トイレ用で凄く軽い)は吸い込む事が出来ない。

◆ DC-35は頑張ればセラミックボールを吸う事が出来るが、通常の掃除機のように一気に吸い込むなんて技は出来ない。ちなみに普通の紙パック式掃除機ならば一気に吸い込んでしまえる。

◆ 車に猫を乗せて運んだ時にこの猫トイレ用セラミックボールが車内に落ちた。これをDC-35で掃除したのだが苦労した。床に落ちているものは何とか吸い込めるのだが、フラットではない部分の角に落ちたものが吸い込めない。

◆ こうしたものは細い棒でフラットな所まで出してから吸い込む必要があった。それでも掃除機がないよりは掃除が楽だったので使う価値のない掃除機だとは言わないが吸引力の弱さはかなりのものだ。

◆ 砂くらいならば吸い込めるが小砂利は駄目、ただし回転ブラシヘッドを使えば砂利程度は吸い込める。ただし回転ブラシヘッドが余りコンパクトではないので車内の清掃には向かない。

◆ サイクロンユニットと吸引モータの間にはフィルタが付いている。ここには細かな埃がたまるのだが、掃除の度に掃除する必要は無い。この点だけでも楽は楽だが、ではこのフィルタが汚れないのかと言えばそうではない。

◆ このフィルタには細かい土埃のようなものがたまる。水洗いが可能なので清潔感は保つ事が出来るが乾きにくいのが難点だ。
掃除機使用10回に1回くらいは手で叩いたりして汚れを落とし、30回に1回くらいは水で洗う感じだろうか。

◆ この30回ごとのタイミングでサイクロンユニットも掃除がしたくなる。サイクロンユニットは水洗い禁止だが水が入って壊れる部分はない。ただし水が抜けにくい。

◆ 私はエアで吹いてしまうが、水洗のように綺麗にはならない。
それでも細かい埃などをたくさん吹き飛ばす事が出来る。サイクロン掃除機の内部はものすごく汚いし、だから悪臭もする。


気温の差(9/1)
◆ 今年の冬は寒かった。冬が寒いと夏が暑いなどと言われるが、今年はその通りだったと言える。冬の気温に関しては何度か書いているが、東京都八王子市よりも数度気温は高い。

◆ 八王子市は東京都の最高気温や最低気温が記録される事が多く、雪が降ればメディアの中継車が八王子駅前に駆けつける。八王子に雪が降ったではなく東京都に雪が降ったと。

◆ 地図で見れば分かるとおり八王子よりも東京都青梅市の方が北にある。しかし最高気温も最低気温も青梅市よりも八王子市の方が記録が出やすいようだ。青梅市は山の方と言ってはアレだが山間の町という感じだ。八王子は平地というか盆地というか、そういう感じの場所だ。

◆ 八王子市から少し西に行くと山梨県になる。青梅市は少し北に行くと埼玉県になる。奥多摩町は東京都の南北方向のほぼ中央、八王子や青梅市よりも北西にあるが町の規模が小さいのと本当の山の中なので余り話題に上らない。

◆ その八王子市よりも夏場の気温は4〜7℃低く、冬場の気温は3〜5℃高い。と書くと穏やかな気候に感じるかも知れないが、八王子が過酷なのだ。伊豆半島でも標高の低い所は温暖な気候だが山の方はそうでもない。

◆ 海沿いであればフェニックスも巨大化するしバナナの木だって育つが山間部では無理だ。伊豆市は山に囲まれた町なので沿岸部よりも厳しい暑さと寒さではないかと思う。ここはその、伊豆市を囲む山の上なので涼しいけど。

◆ 春先にホームセンターではイチゴの苗などが売られ始める。そのイチゴの苗を買ってきてみたのだがここでは時期が早すぎ、外気温が低いので育たない。この場所でイチゴが育つ季節には既にホームセンターでは苗は売られていない。

◆ 昨年の夏は晴れる日が少なかった。雨が多かったわけではないが夏らしくなく、だからなのか紅葉が綺麗ではなかった。今年の夏が気温の高いまま推移し、秋口から気温が順調に下がれば綺麗な紅葉に期待が出来る。

◆ 紅葉というとモミジなのだが、家の北側のモミジの木は害虫に食われてしまって無残な姿だ。昨年は虫は付かなかったので、これも気温の差だろうか。昨年植えたモミジの苗は順調に育っているが未だ小さい。

◆ 紅葉が綺麗だと言われるニシキギもまだまだ小さい。ナナカマドは昨年はだいぶ切ってしまったので余り実はならなかった。今年は葉も増えてきたので実は付きそうなのだが、これは鳥にどんどん食われてしまう。

◆ 昨年切り倒した木は地表から数十cm上で切っている。芽が出やすいようにと思ったわけで、その切り株からたくさんの新芽が出て来た。これも余り巨大化しないうちに切らないといけないんだろうな。
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