CANON EOS Kiss Digitalを試す


久々にデジカメを手に入れた。
現在使用しているCollPixは99年の4月に購入したものだから、実に4年半ぶりに新たなデジカメを買った事になる。
つまり、買い換え意欲がわかない位CoolPixに満足していたという事だ。
もっとも最近のモデルに比較すれば画質にしろAFにしろ、前時代的と言わざるを得ない訳だが、ホームページ作成用と割り切れば充分すぎる実力を持っていると言える。
特にマクロ機能と回転式レンズ部は便利で、様々な角度からの写真を簡単に写す事が出来た。
今回購入したのは一眼レフタイプのもの。
これまでは廉価版と言えども、ボディーだけで20万円級だったこのタイプがボディーのみだと10万円を切る位の価格になったEOS Kissである。
確かにCANONの他の一眼レフデジカメが、マグネシウムなどの金属ボディーを纏っているのに対して、Kissはプラスチックだったりと安っぽさは隠せないが、機能的には20万円級のD10と似たり寄ったりなのである。
CANON製を選択したのはレンズが使い回せるからである。


中央のシルバーボディーがKissディジタルで、右側がEOS620、左がEOS55だ。
Kissの仕様はメーカページに譲るとして、大型(APS)CMOS撮像素子を使った600万画素のデジカメである。
大型撮像素子と言っても35mmフィルムよりは小さく、従ってレンズの焦点距離は1.6倍換算になる。
購入に当たって、レンズ付きにしようかボディーのみにしようか迷ったのだが別売では買えない専用レンズ付きを購入した。

このレンズ、性能はどうだか解らないがUSMで静かで軽い。
デジカメレポートというとこれまでは他のデジカメの絵と比較してきたのだが、今回は銀塩と比較してみようかと思っている。
この辺りは追ってレポートする予定だが、室内で猫を撮った絵でも見て頂こうか。

こちらは撮影サイズそのまま(4Mバイト)液晶モニタにはこんな表示も選択出来る。

室内撮影でISO相当感度が上がっているので、(原寸で見れば解るとおり)ノイズが見えている。
ストロボを炊く訳だから、ISO100以下まで落としても良かったのかも知れない。