N-06Aの画質
ケータイカメラの画質に関しては過去にも検証してきた。
過去記事をご覧になって居ない方は、初期の頃の携帯電話内蔵カメラがいかに酷い画質だったかをご覧頂きたい。
N504iS
N505iS
N-01A
今回は前回に続きN-06A(公称810万画素)とPanasonicのDMC-FX9(公称600万画素)の比較だ。
既に手持ちのコンパクトデジカメの画素数を超えたわけで、大伸ばししなければ紙焼きにも耐える画質が得られている。
まずは曇天下の屋外から。
(クリックで無加工画像)【N-06A】
【FX-9】
色合いは違うがどちらが良いのか分からない。
そこでほぼ中央の部分を拡大してみた。
【N-06A】
【FX-9】
解像度は810万画素に対して600万画素なのだが、無修正時のファイルサイズは双方共に殆ど変わらない。
つまりN-06Aは圧縮率が高いわけなのと、上の画像比較は本当は同じサイズに(N-06Aを)縮小しないといけないのだが、いずれにしても細部の分解能は劣っていると言える。
一応サイズを縮小してみたが、やはり細部がつぶれていることに代わりはないし、圧縮ノイズのようなぶちぶちが目立つ。
コンパクトデジカメも最近の高画素モデルならば更に写りは良くなっているものと思う。
従って携帯電話内蔵カメラは何年か前のコンパクトデジカメに近いレベルと言ったところだろうか。