熱帯魚を飼う(100)
■ '01/2/12
今日は久々にスキマーのお掃除。
カルシウムレベルが下がってきているので、以前ほどエア吸入口にカルシウムが付着することはなくなったが、それでも2〜3週間ごとに掃除した方が良い感じだ。
今回はスキマーをサンプ槽から出してケースその他も掃除した。
ついでにサンプ槽に溜まったゴミを吸い出して排水。
これによって100リットル程度は水を抜いたかな。
この分プラスαで、いつもの通り200リットル弱の換水。
照明器具のガラス掃除もした。
アストロビームライトは通風口からホコリが侵入し、ガラス内面に埃が付着してしまう。
で、ガラスを外してピカピカにした。
水流強化実験の為にパワーヘッドを臨時装着。
余り強力なものではないので効果のほどは???である。
海外通販で購入した工業用ドジングポンプは本日向こうを発送だそうだ。
今週末か来週には届くに違いない。
他にも購入したものがある。
堀場のイオンメータだ。
現在使用しているものは複合電極しか使用できず、これで測れるものは(水槽に関係あるものでは)カルシウム、塩化物だけで複合電極は価格も高い。
そこで塩化物、ナトリウム、ヨウ素電極と共に新たなイオンメータも入手することにした。
これで添加剤に塩化物が混じっているかどうかも判断できるだろう。
イオン電極を使用するためには校正液を作らなくてはいけない。
これが意外に面倒で、ミリグラム単位で試薬重量を計らなければいけない。
何しろ基準液の精度が悪いと何を計っているのか解らなくなってしまう。
この試薬重量測定用に1mg分解能(本当は100μgのものが欲しかった)の電子秤も買った。
問題はこれらを触る時間があるかと言うこと。
最近ますます忙しくなり、水槽の世話も日記も疎かになっている。
が、生体の方は至って順調でシアノバクテリアもさほど気にならなくなってきた。
メタハラ球をコーラルグロゥにしたからの変化だが、青っぽかったスギノキミドリイシが緑っぽく変色してきた。
と言っても元々すごい青だったわけではないので気にしていないと言うか、でもちょっと気になる。
アストロビーム下に置いた方は青さが増して先の方が紫?っぽくなり始めた。
これは前回と同じ。
紫になりすぎるようなら光の弱い水槽底部に移動させた方が良いのかも知れない。
スーパークール直下で茶色→緑→先ピンクに色を変えたミドリイシだが、光が強すぎたのか一部の色が抜けたようになってきた。
ので、これは少し位置を変更している。
■ '01/2/13
本日ドジングポンプが届いた。
意外に早かった。
モータと制御器の入った箱と、写真下側の赤い物の付いたホースクリップ。
ホース交換はワンタッチで非常に簡単である。
ポンプを止める必要もない。
これは4連のアタッチメントが付いているので、4種類の添加剤を同時添加できる。
ローラは8個である。
ローラが多い方が流量誤差やチューブ寿命の点で有利らしい。
コントロール部分は直接流量設定や、間欠動作(連続動作でも流量が多すぎる場合に使用)など、様々な設定が可能だ。
動作音は非常に静かで、現在使用しているホビー用の比ではない。
パネルからの制御の他、RS-232Cによる外部制御も可能で、8台まで連結できる。
流量はチューブ内径とローラ回転数で可変する。
最も内径の細いチューブを使用した場合は、連続動作時でも毎分50マイクロリットルまで流量を落とせる。
ちなみに最大は27ml/分だ。
チューブの太さによって最大流量は決定され、ポンプ回転数を連続可変する事によって目的流量を得る仕組みだ。
ホビー用ポンプがモータ回転数制御ををオープンループとしているのに対し、これは回転数を規定しているのでキャリブレートが不要(キャリブレートすることも出来る)。
チューブ交換後もそのままの設定で誤差が出ないのは非常に便利である。