熱帯魚を飼う(103)
■ '01/4/8
一ヶ月もこれを書いていなかった。
水槽が安定している為もあり、相変わらず忙しくて何も出来ないと言う事もある。
ドジングポンプもイオン計も入手したが、それを活かしていないのが気にはなっている。
何もしていない割には水質は良好だ。
水質測定を行った。
Mg=1380ppm(SALIFERT)
Ca= 428ppm(SALIFERT)
Sr= 10ppm(SALIFERT)
PO4=0.01ppm(SeaChem)
PO4<0.03ppm(Dupla)
I =0.010ppm(SeaChem)
Fe < 0.1ppm(Seachem)
NO3< 0.1ppm(TETRA)
NO2< 0.1ppm(TETRA)
KH = 8 (TETRA)
pH = 8.0 (HORIBA)
リアクタの動作時間延長によりKHが上がった。
Caはさほど上がっていない。
KHが上がったのでCaが下がったのかも。
(沈殿した)ヨウ素レベルが全く上がらないのは気になる所なのだが、今以上に添加量を増やして良いものか否かも迷っている。
水槽は落ち着いている。
シアノバクテリアはすっかり姿を消した。
ミドリイシの成長が著しく、スギノキの一部は水面から出そうな勢いだ。
その反面、いくつか色の落ちたものがある。
(たぶん)ショウガ珊瑚がその一つで、元々は薄いピンクだったものの色が徐々に濃くなり、今は茶色っぽくなってしまった。
明らかに光が強すぎたようだ。
他にも薄ピンク系のミドリイシが茶色になった。
これらは光の弱い所に移動して様子を見ている。
色の薄い珊瑚に関して、それが本来の色なのか、光量不足で色が抜けているだけなのかを判断する事は難しい。
ピンク系でも元々がピンクなら高光量下でもそれが維持できる。
青系に関しても、高光量下で真っ青になるもの、紫になっていくものなど様々である。
比較的色が安定しているのは黄色から黄緑っぽいものか。
今日はサンプ槽の掃除はせず、150リットルほどの水を入れながらオーバフロー排水した。
特に海水交換の必要性を感じていたわけではないが、床下の扇風機(クーラの廃熱逃がし用)のスイッチを入れたついでに換水した次第。
クーラは日中を中心に稼働している。
今のところはLX-110だけで水温維持は出来ているが、果たして真夏になったらどうなるのだろうか。
最近夜間になるとカニを見かけるようになった。
それも結構大型のヤツ。
ミドリイシにくっついてくる小型のツルッとしたものとは違い、ハサミも大きい。
普段はライブロックの陰に身を潜めているが、夜間になるとミドリイシにちょっかいを出している。
■ '01/4/13
通販でミドリイシ購入。
水槽がミドリイシでいっぱいになってしまった。
仕方なくライブロック一個を取りだして、その場所にもミドリイシを置く。
色の維持のための照明具合などを考えると、好きな場所に置くわけにも行かずに苦労してしまう。
そもそも過密すぎるというウワサも..スギノキ類は成長著しく、枝打ちしないと水面から出てしまいそうだ。
実はこの手の枝状のものを水平に置いているものがあったのだが、裏面に光が当たらず調子が悪い。
コイツらもちゃんと立ててレイアウトし直した。
照明に近すぎて色落ちしたと思われるものを日陰に持っていったり、逆に青系のものを光に近づけたり、この辺りも難しい所である。
一点、スーパークールに近い位置で茶色くなってしまったものをアストロビーム直下に置いてみた。
果たして色は変わるだろうか。