熱帯魚を飼う(109)
■ '02/04/26
水質測定を行った。
Mg=1350ppm(SALIFERT)
Ca= 464ppm(SALIFERT)
Sr= 22ppm(SALIFERT)
PO4=0.05ppm(SeaChem)
PO4<0.03ppm(Dupla)
I =0.005ppm(SeaChem)
Fe < 0.1ppm(Seachem)
NO3< 0.1ppm(TETRA)
NO2< 0.1ppm(TETRA)
KH = 5 (TETRA)
pH = 8.3 (HORIBA)
久しぶりの水質測定だが、特に変わった様子は…おっ、KHが低いじゃないか。
と言うわけで少しだけバッファを入れてみた。
添加剤系をKENTから試薬混合の自作品に変えた割には水質が安定している。
現在の所カルクワッサ添加は中止しているのだが、リン酸低減のためには再開した方が良いかも。
ミドリイシの状態は極めて良好である。
いくつかのミドリイシはライブロックにくっついてしまって、ライブロックがミドリイシになっている(笑)
蒸発水補給系のフィルタ類の交換時期なので、これを注文した。
1μmのセディメント、カーボン、ROも年に一度の交換だ。
ROはまだ使えそうな気もするのだが、いっぺんに交換しないと忘れてしまいそう。
イオン交換樹脂も久々の交換である。
これはなくても良いかな、とも思うのだがどうなのだろうか。
RO通過水をイオン交換樹脂に通しているが、それでも寿命は700リットルくらいか。
おそらく水の中の炭酸ガス成分をイオン交換するのが、樹脂の主な仕事になっているだろう。
冬場だと10リットル/日以上の補水をするので月に300リットル、2ヶ月程度で寿命を迎えてしまう計算になる。
ちょっとコストパフォーマンスが悪いかな。
先週だったか、cpfのプランクトンパックを入れた。
年に一度くらいは補充してやりたい感じ。
砂中の微生物が減ってくると、硫酸還元領域が広がるような気がする。
プランクトンパックを入れると、そこを狙ったようにミズタマハゼ君がやってきて砂を掘り返す。
プランクトンはミズタマハゼの腹の中に入ってしまうのだろうか。
底砂というヤツは時を経るとだんだん細かくなっていくのだろうか。
買ってきた砂は0.8mm程の目の細かさだったのだが、今や部分的にはパウダーチックになっている。
pHが低いわけではないので溶けると言うことでも無さそうだが、かといって全く溶けないとも言えないだろう。
残ったメンテナンスとしてはメタハラ球の交換だな。
今年の夏で2年目を迎えるから、そろそろ交換してやらねばならない。
所がこれが結構高いものだからなかなか手が出せない。
コーラルグロゥは安いのだが、青系ミドリイシの事を考えるとアストロビームを選びたくなる。
スーパークールは一度換球したからまだ良いかな。
コイツは色温度低下が激しいような気がする。
交換直後は結構青っぽいのだが、しばらくすると青みが無くなってしまう。
■ '02/04/28
注文していたフィルタ類が来たので交換した。
見た目で変化があるのが1μmのセディメントフィルタ。
右側が新品(白い)左側が1年以上使用したもの。
1μmフィルタだと汚れが解るが、10μmのフィルタだと1年程度では汚れが解らない。
他にROも交換して、この時期は水温が高いから300cc/分以上の水が取れている。
EHEIMの2222流用吸着剤入れの中身も交換した。
リン酸吸着剤を約1リットル、ココナッツカーボンを1リットル使用した。
カーボンを使ってみたのは、今年初めの電気分解事件で銅の残留物が未だあるのではないかと思ったからである。
先日KHが低くてバッファを入れたわけだが、本日の測定ではKH=8.5程度まで上がっていた。
pHが下がった様子はないのでCaが沈殿したと言う事か。
自作添加剤も減ってきているので、そろそろ作らなくては。
Mg補給には酸化マグネシウムと硫酸マグネシウムを使用している。
今のところはこれで濃度が足りているが、塩化マグネシウムほど大量に水に溶けてくれないのが泣き所である。