熱帯魚を飼う(111)
■ '02/08/10
サンプ槽を掃除して150リットルほど交換、少し足りなかったので再度150リットル程の海水を作ってこれに加えた。
前回の海水交換はいつ頃だっただろうか…吸着剤だけは2〜3週間ごとに交換しているのだが、換水はあまりやっていない。
久々に測定した水質は以下の通りである。
Mg=1170ppm(SALIFERT)
Ca= 370ppm(SALIFERT)
Sr= 16ppm(SALIFERT)
PO4=0.05ppm(SeaChem)
I = 0.00ppm(SeaChem)
KH = 7 (TETRA)
pH = 8.3 (HORIBA)
ここの所添加剤は全部試薬で行っている。
Mgが低いのはその為で、酸化マグネシウムと硫酸マグネシウムではなかなか上がらない。
いや、硫酸マグネシウムをどんどん入れれば上がると思うのだがSが増えすぎてしまう。
ヨウ素はヨウ化カリウムを使用しているが、これも上がらない。
もっと濃度を高める必要がありそうだ。
pHは数日するともっと上がってくるだろう。
海水交換直後は7.8あたりまで低下し、それが回復に向かっている所。
海水交換前は8.4〜8.5程度になっていた。
その為もあろう、KHとCaが低めである。
水槽関連部品で可動部を有するものと言えばポンプである。
ウチにも多数のポンプがあるが、その中で故障知らずなのがEHEIM製だ。
これは型番によらず丈夫で、なんのトラブルもなく動き続けている。
最初は水草水槽で使用され、今は海水に浸かってのべ3年半、良く動いているものだ。
揚水や水流用としてはイワキのポンプを使っているが、こちらもトラブル無く動いている。
だが小型のパワーヘッド或いはパワーヘッド的な構造のポンプはいくつかが壊れた。
部品の破損等はないが回転しなくなるもの、インペラが割れたもの、マグネットやシャフトが割れたりヒビが入ったものなど様々だが、同じ構造に見えるEHEIMが大丈夫なのに比べると納得がいかない。
プロテインスキマーのポンプも回転しなくなった。
マグネットが悪いのかモータ本体かは不明だったが、H&Sのポンプをそのまま流用して今はちゃんと動作している。
その後もう一台の(スキマーはポンプ2台仕様)ポンプも回転しなくなったが、これもH&S用補修部品を取って交換した。
以前は120V/60Hz仕様だったモータが今は100V/50Hz仕様となり、水位をかなり落とさないとオーバスキミングになってしまう。
クーラはその後トラブル無く動作している。
連日の茹だるような暑さにも負けず、水温25℃が維持出来ているのは床下に置いた扇風機の影響が大きいかも。
去年まで使用していた扇風機が壊れたのをきっかけに、より大型(でも安かった)のそれでクーラの排気を追い出しているのだ。
ミドリイシ、元気に育っているものは育っているし、その一方で白化しているものもある。
変な形で紫、ポリプが小さい緑のミドリイシも白化している部分がある。
これは2年ほど前に買ったものだったろうか。
すっかりライブロックと一体化して成長を続けていたのだが、下部が白化し始めている。
但し急激なものではなくて、ここ半年くらいの出来事だろうか。
水質には異常がないので、もしかすると照明が関係しているのかも知れない。
ソフトコーラル類は至って元気であり、勝手に増えて水槽内を埋め尽くそうとしている。
ガラス面にも平気で付着するし、ライブロックは言うに及ばず白化したミドリイシにも(そこだけに)付着し生長する。