熱帯魚を飼う(121)
■ '03/04/12
昨年末以来の更新になるが、つまりは何事もなく順調だと言うことである。
漏水の箇所は結局不明だったが、床下の配管を整理したり掃除をしたりと一応手は入れた。
水流用ポンプもインペラを外して掃除をした。
このポンプは高静圧タイプなので、インペラは普通のパワーヘッドなどのような羽根車型ではない。
その為に底砂などが吸い込まれると、このインペラの隙間に入ってしまって水量が落ちてしまうのだ。
水槽設置後初めてのポンプ掃除と言うか、インペラに挟まった砂を除去して見た目の水量は倍以上になっただろうか。
今月末か来月にはROのメンブレンなど、年に一度の交換作業をしなくては。
最近は換水時にRO水を使っていない(DI水で行っている)ので、メンブレンの寿命は長くなっているのかも知れない。
でも交換直後は水量がグッと増えるんだけど。
添加剤系は全て試薬によるものに変更してある。
マグネシウムは硫酸マグネシウムと塩化マグネシウムで、ストロンチウムは塩化ストロンチウムで、ヨウ素はヨウ化カリウムで、塩化物補償は炭酸ナトリウムでそれぞれ行っている。
水槽の調子が崩れた時に、緑だったアワサンゴが褐色になっていたのだが、最近はそれも又徐々に蛍光色を取り戻している。
魚はコバルトとキイロハギ、マンダリンと言った感じでハゼは飛び降り自殺してしまった。
ハゼがいない今の状態でも底砂はそこそこキレイに保たれている。
ヤドカリがどうやって増えるのか良く知らないが、先日は底砂の上に小さなヤドカリが何匹かいた。
小さなヤドカリなど入れた事がないので、勝手に増えたのではないかと想像するわけである。
貝は底砂の中に混じっているので、その中から自分の図体にマッチしたヤツを選んで入ればいい。
増えるものがあれば減るものもあると言う事で、たまにヤドカリが喧嘩?している。
殻の取り合いなのかどうか解らないのだが、中身だけになったヤドカリが無惨な姿で死んでいるのも見かける。
そうそう、シッタカもヤドカリの攻撃にあって中身は食われ殻は取られてしまうようである。
換水は1〜2ヶ月ごとに150リットルという所。
換水してもしなくても余り変わらない様子なのだが、サンプ槽の底に溜まった泥土を排出するという作業ついでに換水している。