熱帯魚を飼う(122)
■ '03/12/23
8ヶ月ぶりの更新である。
今年は未だポンプなどの大掃除をしていない。
静圧の高いポンプは細かな砂などの詰まりで吐出量が低下しやすいので年に一度位は分解掃除をしたいものである。
サンゴ類は殆ど増やしていない。
例の全滅事件以来、余りサンゴを入れる気がしなくなってしまった。
実際の所水槽が既に安定したのかどうかよく分からないと言った恐怖感があったのも事実である。
今は決してそんな事はないのだが、なんとなくガランとした感じの水槽のままなのだ。
ライブロックは先日入れ替えを行った。
シアノバクテリア発生でレッドスライムリムーバを入れたのだが、そのころからどうも石灰藻が無くなってきたような気がするのだ。
ハゼは自殺率が高くて、現在は水槽に入っていない。
その為底砂が汚れて困ってしまう。
今までに何度も入れたのだが、朝になると床にそのひからびた姿をさらしているという有様なのだ。
コバルトやキイロハギやマンダリンは元気にしていて、ここの所全く餌をやっていないのだが、痩せた風ではない。
キイロハギは水槽に付いたコケなどを突っついているし、コバルトもおそらく"何か"を食べて生きているのだろう。
餌を与えなくなった事でリン酸値は低下し、コケの付着が減った。
それでも週に1回か2回はガラス面の掃除をしなければいけないが、毎日餌を与えていた頃には毎日でもガラス面の掃除をしたい位だったので大きな違いである。
ちなみにリン酸吸着剤は現在使用しておらず、カルクワッサも使っていない。
添加剤はマグネシウムとストロンチウムのみ微量ポンプで添加し、カルシウムはリアクタ任せだ。
微量ポンプの残りのチャネルでは補正用の炭酸ナトリウムとビタミン類を添加している。