水槽レポート(144)
■ '04/7/10
明らかに光量によると思われる白化も発見してしまった。
上の方に置いていたピンクのもの。
先端だけが白化していて、奥の方にあったから気づかなかったのだが、これが結構進行していた。
少し前に下の方に移動したピンクというか、どちらかというと茶色の薄い色みたいな感じのサンゴも元気がないなぁ。一旦調子を崩すと弱いからなぁ。と言う訳で(って事でもないのだけれど)吸着剤を交換し、150リットルほどの換水も行った。
換水すればいくらか水温が下がるのだが、ここまで暑いとそれも余り無いようだ。
水道水自体の温度が余り低くないのだろう。
そうそう、ISMATECからメールが来ていた。
結局の所「工場でチェックするから送り返せ」という内容だった。
仕方ない、送り返すか。
■ '04/7/11
今週は梅雨明け宣言が出るかも知れない。
今日は夕方近くに雷雨があったが、それから又晴れたので大いに蒸し暑い一日だった。
休日は家に誰かが居る状態が長く続くので、当然部屋を冷房するから水槽用クーラの負荷は多少軽くなる。
と言っても水温以下に室温が冷えるという事はあり得ない訳だが。
と言っているうちに7月も終わり、梅雨らしい梅雨の無かった今年の夏はどうなるのだろうか。
季節が前倒しで進んでいるとすると、秋の訪れも早いのかも知れない。
水槽用クーラが稼働しなくて済むようになると思ったら、すぐにヒータの季節がやってくる。
■ '04/7/13
関東地方は梅雨明け。
横浜地方の最高気温は、ほぼ35℃だったらしい。
この気温でもクーラ稼働時間90分以内、非稼働時間30分と言った所だ。
床下温度は21時を過ぎても30℃以下にはならない。
今年の梅雨は雨が少なく、やたら暑かった。
クーラをKDA-500にしたから良かったようなものの、従来通りの構成だったらメタハラ点灯時間を夜間にシフトするとか、或いは消灯しておく以外に方法がなかったかも知れない。
■ '04/7/14
新潟方面は大雨だったようで、当該地域にお住まいの方はさぞ大変だっただろう。
おそらく今頃は片づけなどで大変だと思う。
床上浸水ともなればオーバフロー水槽のサンプ漕が水につかってしまう事も充分考えられるし、そもそも停電が続くのだから生体は全滅だろう。
お見舞い申し上げます。
水槽の方は特に変わった事もなく、照明点灯時間を少し短めにセットしたのと、ミドリイシの置き場所を多少変えた程度で落ち着いている。
ISMATECは(送料に目をつぶって)送り返して修理して貰う事にした。
i80C51が手に入れば取り替えてみたかったのだが、残念ながら日本で普通には入手が出来ないようである。
新しい方のISMATECのCPUと入れ替えるとか、基板ごと入れ替えてみるなどすれば原因箇所は絞り込めると思うのだが、色々忙しかったりですっかり気力を無くしている。
光が原因と思われる白化、これは今まで経験した事がないだけに厄介な問題だ。
急に暗い所に移すのも、或いはその逆も宜しくないとの事。
今までより総ワット数が2倍にもなったのだから考えねばいけないという事か。
強目の光を好むもの、強力な光を好むもの、強烈な光が必要なもの、生体を研究しなくてはいけないかな。
トラブルがないと余り開けなくなる水槽台と床下なのだが、ふと見ると添加剤の分量が余り減っていないものがある。
ボトルを見るとストロンチウムだ。
そう言えばSr濃度が上がっていなかったよなぁ。これは典型的なホース詰まりの症状なのだ。
ペットボトルに入れられた添加剤はドージングポンプで圧送されてサンプ漕内に入るのだが、このチューブの先端で添加剤が固まってしまって、丁度栓をしたようになってしまう。
Mgなどだと炭酸マグネシウムになって固まるのかな。
ストロンチウムは何とくっついて固まるのだろう。
これが頻繁に起こるのなら対策を考えるのだが、半年に1回位掃除をしてやれば固まらないものだから忘れてしまう。
■ '04/7/16
ピンク系ミドリイシ、やっぱり光が強すぎた感じ。
誰だよ、恐れないで光を当てろなんて言ったのは。
え?ものには限度があるって?まぁその通りなんだけどね。
この白に近い、薄い薄いピンクで先だけがちょっと薄紫になっている綺麗なヤツ、気が付けば先端の方が禿げちゃってるよ。
ピンクはこれ以上入れずに、ブルー系を増やしてやる!と、今は思うのだけれど、ピンクの綺麗なヤツを見ると欲しくなってしまう。
そうそう、ピンク→オレンジと変化していったヤツはオレンジ→薄茶色へとゆっくり又変わり始めている。
これが置いてある場所は光が弱いと言う事はないはず。
明るすぎても茶色になるのかな。
メタハラ点灯時間を変更してみた。
今までは
こうなっていたものを、
こんな風にしてみた。
スーパークール(SC)の点灯開始時間を遅くしたのである。