水槽レポート(145)
■ '04/7/21
20日は記録的猛暑、東京の最高気温が39.5℃にまで上がった。
翌21日にも38.1℃まで上がり、この日の方が横浜の気温は高かった。
この辺りの外気温度がどの程度まで上がっていたのか分からないが、おそらくは35℃〜36℃だろうか。
気象発表の横浜の最高気温は36.5℃で、今年一番の暑さだった。
記録に残っている最高気温は37℃なので、あと0.5℃でタイ記録だった訳だ。
ちなみに床下の温度は33℃を超えていた。
この状態でクーラの稼働時間は2時間を超える程度にまでなっていた。
ちなみに室内冷房をしていない状態の時で、である。
連続稼働時間2時間超えというのは、殆ど回りっぱなしという感じである。
確かに非稼働時間は20分ほどはある訳だが、温度データを見てみると0.1℃下がるのに20分もかかっている場合がある。
もちろん0.1℃下げるのに20分だから、1℃下げるのに200分かかるという計算ではないのだが。
ま、この猛暑の中でも何とか水温を維持出来たという事でヨシとしようか。
■ '04/7/22
今日は涼しかった。
とは言っても32℃程度はあったのではないかな。
これでも涼しく感じるほどに、週頭は熱かったのである。
光量が原因なのか何なのかよく分からないまま白化したミドリイシが数個。
ここの所余り水槽を見ていなかったので気づくのが遅れた。
と言うか、気づいたのはガラス面のコケがやけに増えたなという所からだったのが悲しい。
リン酸濃度が上がっているのかも知れないが、仕事が忙しいせいもあって疲れ気味。
結局測定しなければと思いながらもそのままになってしまっている。
調子の良い時もあれば悪い時もあるさ。
まさにそんな感じなのであります。
明日にでも水質測定をしなければとは思っているのだが、結果が悪かったらどうしようか。
リン酸なら吸着剤交換でしのぐしかない。
何も悪い所がなかったら放っておくしかない。
■ '04/7/23
水質測定を行った。
pH 8.13
KH 9.5
Ca 368
Mg 1170
Sr 16
PO <0.01
Si 0.5
Fe 0.0
NO3 0.0
特に悪い所はないが、SiO2が上がってきているのが気になる所だ。
吸着剤が意外に早く寿命を迎えるようである。
リン酸値は実に低い値で、試薬は反応しないに等しい。
ここの所では最も低い値と言えるかも知れない。
しかし、しかし、白化するサンゴが居る。
一方でポリプを沢山出して元気なサンゴが居る。
一体何が違うというのだろうか。
白化したものは光の強い場所に置いたピンク系と光の弱い場所に置いた緑のテーブル状のもの。
白化は非常にゆっくりなので、急性の病気でない事は確かだ。
単に水槽に合わなかった、水槽環境やこの水槽を照らしている光にマッチしなかったと片づけてしまうのは簡単すぎる気がするのだが、だがしかし白化を止める事は出来なかったのも又事実なのである。
再来週はメタハラ照度テストを忘れないようにしないと…