水槽レポート(159)
■ '05/12/17
久しぶりのレポートとなる。
春先にコケというか藻というか、そんなものが発生して調子を崩していた。
それをそのまま放置して夏頃にはリセットしようかと考えていたのだ。
レイアウトも変えてライブロックも変えて、ついでに底砂も変えようと思っていた。
だが放置していると徐々に調子は上向いてきて、確かにヌルッとした感じのコケは付くのだが、絶不調と言えるほどの不調さではなくなってきた。
さていつリセットしようか、このまま行こうかと考えているうちに冬になってしまった。
成長しているサンゴは成長しているし、スターポリプなんてライブロック全体を覆い尽くすかのような繁殖ぶりである。
ただし新たな生体は入れていないので絶対量は少ない。
ガラス面の掃除を1〜2週間に1度するくらいで、換水も気が向けば1〜2ヶ月ごとに、気が向かないと半年も放りっぱなしみたいな感じだった。
これで調子が悪くなったらリセット、みたいな気で。
スキマーの掃除は月に一度程度行う。
で、気づいたのだが2つあるモータの1台が回っていない。
このH&Sタイプのモータは寿命が短いのが欠点で、その為に予備のモータやロータは用意してある。
ロータを変えると動き出しはしたが、それが直った状態なのか抵抗が軽くなって起動しただけなのかはよく解らない。
いずれにしても再度交換するのは手間なのでモータごと変えてしまった。
それにしても2年程度で交換時期が来るのはちょっと…交換と言えばメタハラも交換時期なのだが変えていない。
どうせリセットするし、リセットして生体が増えた頃に取り替えようなどと考えているからだ。
照度は新品時の半分以下、たぶん1/3位まで下がっているのではないかな。
これでは無駄に電気を食っているだけなのだが、生体数も少ないし、気にしないことにしよう。
自動給水装置もうまく動いているし、添加量こそかなり絞っているがドジングポンプもメンテナンスすることなく動作している。
魚には餌は与えていないが、コケを食ったりしながらみんな元気にしている。
こうなってくると、余り手をかけない方が良いのかなと思う。
確かに生体を追加したりするとレイアウトをいじったりして手を水槽に突っ込む回数も増えるので、おそらく水槽にとっては良いことではないのだろう。
安定した状態でそれを崩さないように放っておくのが一番なのかな。
大型水槽を維持している某氏はガラス面のコケすら取らないと言う。
水槽は上から覗くもの、みたいな感じだ。
氏の場合は水槽部屋があるから良いが、ウチの場合は居間に置いてあるのでコケ掃除くらいはしないと何とも。
そうそう、水槽背面のコケというか石灰藻等も目立つ。
水槽背面は石膏の義岩などで作り込んでしまった方が良いな。
とは言ってもウチの水槽は奥行きが45cmしか無いので難しい。
180cm幅だと90cm奥行きの水槽が一般的?かも知れず、この大きさがあると岩組も自由度があって良いだろう。
ただでさえ水の屈折で奥行きは詰まって見えるので、設置場所が許すのなら奥行き寸法を取りましょうって事だ。
VC